満足度★★★★★
手放しのHAPPYではないけど、何故か、観終って、少し、ふわわとした感情が残るホン。
河西裕介さんのホンのイメージがキリキリと心が締め付けられる様な痛点があるのだが、今作は少し違った。
人間が持つ「記憶」というワードで4組の物語が進む。
忘れたい・忘れたくない・忘れなくてはいけない・忘れていいよ・・。
私個人はもしも、自身に耐えられない悲しい出来事が起こったら、記憶を消してしまいたいと思う。
悲しい記憶を持ちながら強く、生きる事が出来ないと思うから。
でも、辛くてもヒトはその記憶を持ち続けなくてはいけないのかも。
忘れちゃうと、その人の心から消えちゃうのは一番、悲しい事だけど、私は、ズルいかもしれないけど自分が辛かったら、忘れちゃいたい。
でも、今作は「忘れない」「忘れられない」ヒトだった。
2018/04/28 21:09
2018/03/24 23:36
表記のご指摘ありがとうございました。
修正致しました。