
ルドルフハケン室内楽コンサートinTokyo
西谷国登リサイタル
大泉学園ゆめりあホール(東京都)
2018/05/22 (火) ~ 2018/05/22 (火)公演終了
なるほど作曲者のハケンさんの意図ならしかたありませんね。
でも凄い拍手でしたよね。あの三人の演奏なら当然ですね。
ところでハケンさんと西谷さんの足元にあった機材って何でしょう?
エレキギター用のコンパクト・エフェクターみたいな外観でしたが。

はこぶね
劇団おおたけ産業
新宿眼科画廊(東京都)
2018/05/25 (金) ~ 2018/05/30 (水)公演終了
満足度★★★★
このお芝居で描かれた「家内制手工業」的な新興宗教のお話を、たしか筒井康隆の小説で読んだような気がするのだけど、なんてタイトルだったか思い出せない・・。
筒井康隆の小説から毒気を抜き、アットホームにしたような雰囲気。
漂う不穏な気配は日本のラジオっぽさがありつつも、マンガ「働かないふたり」のようなほのぼのした感じもあって、ユニークだった。

はこぶね
劇団おおたけ産業
新宿眼科画廊(東京都)
2018/05/25 (金) ~ 2018/05/30 (水)公演終了
満足度★★★
何気ない集まりが、段々と新興宗教色を帯びてくる。ある出来事によって人々の生身の人間臭さが浮き彫りになってくるブラックユーモア。
(上演時間1時間25分)【Bチーム】

纏者の皿
フロアトポロジー×ヒノカサの虜
ギャラリーLE DECO(東京都)
2018/05/22 (火) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/05/27 (日) 13:00
価格5,500円
それを食べればその人になれるという夭逝したアイドル/女優・杏仁京子の肉にまつわる中編・短編各2本、千穐楽の赤・白通し上演(休憩込み3時間弱)を観劇。
基本設定があまりにもブッ跳んでいるために(笑)具体的なイメージが定まらずあれこれ想像(妄想?)を強いられる上に脳を損傷した患者に身体を失った患者の脳を移植した時のアイデンティティ問題、人魚伝説、ルパンvsクローンなどがアタマの中を駆け巡り、さらに時制が前後するので脳内で時系列的に並べ直したりでアタマの大運動会、みたいな?(笑)
こんな風にあれこれ考えながら観るのもまた楽しい。
最後を飾る短編・白は「愛する人を蘇らせたい」という切ないオンナゴコロがフィーチャーされてイイね、と思ったが、考えてみればそれ、ホラーやモンスター物の定番だったという。(笑)
なお、5月に上演された芝居のうち観た範囲内の2本にアイドルグループの解散ライブ場面が入るという小劇場シンクロニシティあり。
(以下、ネタ集(爆))
【笑ゥせぇるすまんver.】
喪黒福造「貴方、あれほど心臓だけは残しておきなさいと申し上げたのに食べちゃいましたね。それほど好きなら今後は杏仁京子として生きなさい、ドーーーン!」
【「ルパン三世 ルパンVS複製人間」的考察】
オリジナルの杏仁京子の心臓を食べた新・杏仁京子、の心臓を食べた3人目の杏仁京子、の心臓を食べた4人目……と続けているうちに次第に劣化したりしないだろうか?(笑)
【養殖杏仁京子】
なんならチンパンジーとかに心臓を喰わせて作った「養殖杏仁京子」とかも出てくるのではないか?(爆)

うん、さようなら
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2018/05/26 (土) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

シラノ・ド・ベルジュラック
東宝/ホリプロ
日生劇場(東京都)
2018/05/15 (火) ~ 2018/05/30 (水)公演終了
満足度★★★★★
勇猛果敢、権力に媚びず、男気のある吉田シラノ。そして、美しく賢く、大胆で行動的な黒木ロクサーヌ、素直で愛おしくなるくらい可愛げのある大野クリスチャン。三人のバランスがとてもイイ!今まで観たシラノとは一味も二味も違う面白みのある舞台となった。確かに多少無駄かなと思う部分はないでもないが、存分に楽しめる作品であった。

市ヶ尾の坂
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2018/05/17 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
カンゾー先生以来のファンである麻生久美子さん目当ての観劇。一風変わった兄弟と近所の人妻らとの妙な会話劇。なんとなくとっつきにくく、よくわからない所も多いけど、それはそれで楽しめました。

(Let's) Take it easy at home??
猟奇的ピンク
ウイングフィールド(大阪府)
2018/05/26 (土) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
小説を読んでいるようなシクシクとした作品
感情を抑えた演技で音楽も流れる静かな淡々とした展開
劇場が心地よい不思議な空間になっていく…
私の頭の中で分かったような分からないような戸惑いながら観劇だったので
あまり感情移入できないままに終わった印象
なんともつかみどころのない感じのお芝居

その探偵の名、〜エコソン少年の殺人〜
インプロカンパニーPlatform
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/05/19 (土) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
22日~24日で合計4回観てきました。
殺人事件の容疑者が被害者に抱いていた8つの感情的をそれぞれその場でくじ引きし、『被害者の周りで起きたことの再現』シーンを繰り返すごとにそれをヒントとして探偵が推理します。『殺意』の感情を引いた人物がその回の犯人となります。
そして容疑者は7人。もしも誰も殺意を引かなければ、被害者の自殺という結末になります。
4回観て、4回とも結末が違いました。
犯人正解、不正解以外にも結末があります。
それでも自殺回はニアミスしてしまい、観ることは叶いませんでした。また機会があれば是非観たい展開です。
殺意以外の7つの感情もまた強い思いであり、話の展開によっては極悪にも正義漢にもなる被害者やそれを切っ掛けに徐々に顕になっていくそれぞれの思いを推理していくのも楽しかったです。
平日の短編公演のキャラクター、容疑者、探偵、刑事、警視…全ての登場人物が個性的で魅力的でした。以前の公演時は観に行くことができなかったので、今回観られて嬉しいです。次回の本公演も楽しみです!

アメリ
ミュージカル『アメリ』製作委員会2018
天王洲 銀河劇場(東京都)
2018/05/18 (金) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
カーテンコールで我が耳を疑った。
渡辺麻友さん(以下「まゆゆ」)の挨拶に続いて日替わりで話す俳優が言うに事欠いて
「(観客が)静かすぎる。拍手が少ない」
などと暴言を吐いた。折角、満足して帰途に着こうとしてしていた観客に、冷水を浴びせるとは。楽しさを売る職業としては最低の行いだと私は思うのだが、彼には彼の理屈があるのだろう。今後、彼の出る映画や舞台を観なければ良いだけだ。以下、怒りを抑えて振り返ってみる。
「まゆゆ」の歌声は澄んでいて張りがあり、しっかりとした意思が伝わってきた。他の声に埋もれない素晴らしい声質だと思う。大きな課題は、AKB時代には不要だったビブラートである。やはりミュージカルはこれがないと盛り上がらない。
「まゆゆ」以外の皆さんの歌唱力はいろいろだ。ソロはまだしもコーラスになると不揃いさが目立つ。ソロでも「エルトン・ジョン」役の歌は論外のレベルだった。本当は実力派で回りを固めて初ミュージカルの主役を支えるべきなのだが、舞台セットの安っぽさといい、もう少しお金をかけてほしいものだ。
最初に戻ると、拍手が少ないのは、終わったかどうかはっきりしない、歌によっては終わるとすぐセリフが始まるなど演出の問題も大きいと思う。もっとも今回もそれなりに拍手はあったので観客の一人としてはイチャモンを付けられるのは心外なのだが。

翼の卵
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2018/05/29 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/29 (火) 19:00
価格2,800円
桟敷童子お得意の弱者庶民伝にしてある共同体の崩壊劇、そして「純和風悲劇」。
先日観たオフィスパラノイア「幕末異聞 明治悪党奇譚」、昨年観た野生児童「純惑ノ詩」とも歌舞伎を元ネタとするアレンジ物ながらシェイクスピア的な部分とギリシア悲劇的な部分があり、悲劇のルーツはやはりあのあたり?と思ったのに反して本作はそういったものが感じられず、極めて日本的ではないか(後から改めて考えるとギリシア悲劇に通ずるものはあったがさほど強くない)、強いて言えば伝統芸能的な部分もありつつ、自らの弱さに負けた人物によってもたらされる悲劇というのは独特ではないか?と思ったのだった。
そういえばシェイクスピアにしてもギリシア悲劇にしても「運命に操られるように」という要素が色濃いのではないか? それに対して本作はその要素よりも特定の人物によるものが大きいのではないかと。
そして悲劇でありながら終わってみると思ったほど重さが残らないのは元凶である人物が本当にダメ人間で、自分はあそこまでは堕ちないという安心感のようなものがあるからではあるまいか?
そんなこんなでクライマックスの装置の仕掛けも含めて桟敷童子の世界を堪能。
ところで「財布のエピソード」が半端で浮いてはいまいか?そこだけちょっと引っかかった。

あなたの名前を呼んだ日
ふれいやプロジェクト
シアター711(東京都)
2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/05/29 (火) 19:30
価格3,800円
それぞれの主宰が参加している公演で身構えたが、それを裏切るように育児ノイローゼを周りで支えて、乗り越えていく成長物語でした。泣けました。

うん、さようなら
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2018/05/26 (土) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

オー・マイ・リョーマ
演劇集団よろずや
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/05/25 (金) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
いい感じのフライヤーが期待感を高める
その期待に応えるお芝居
キャスティングが良かったですね
特に今回は歴史上の人物なので観る人の思い思いのイメージが広がっている中、
出てくる役者さんが演じるキャラが合っていて違和感なく見る事が出来ました
そんな役者さんが熱く演じる龍馬好きには堪らない脚本!
シチュエーションコメディと説明されているだけあって、展開や台詞などの面白さもあっていっぱい笑わせてもらいました^_^
役者さんもしっかりと演じられてストーリーも分かりやすいので多くの人が楽しめる作品
見終わった人が口々に面白かったって言っているのが聴こえてきました♪

怪談 牡丹燈籠
文学座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2018/05/25 (金) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/28 (月) 18:30
座席1階9列19番
昨夏、オフィスコットーネの「怪談 牡丹燈籠」を観た友人と、今度は文学座が演じるので見比べてみようということで行ってきました。
とはいえ、元ネタは同じ円朝でも、脚本とするとこれは別物の感が強い。文学座の大西本の方がむしろ古典で、コットーネのフジノサツコ本はむしろ新作。しかし、元本の趣は、フジノサツコ本の方が圧倒的に強い。大西本の方が、判りやすい、と言ったらよいかな。
その上で、こちら鵜山仁氏の比較的王道、ある意味淡泊な(直線的な)演出に比して、ひたすら実験的、捻りの効いた森新太郎の演出の対象もあって、これは比べるといった類のものではなことを実感した。
さてこちら。講談調で、有名な幽霊のシーンにスッキリと入っていくので、聞きかじり程度に知っている私などはとても判りやすい。実際、フジノサツコ本の序盤、敵討ちの因縁となる話は、ちょっと取り掛かりにくかった。(でも、ここが終盤の話の展開の肝になるのだけれど)
大西本は、不義を働き逃げ続ける浪人夫婦の悲劇と、金に目がくらんで恩義ある侍を幽霊に取り殺させてしまった夫婦の悲劇。この2人を襲う理不尽なまでの因果応報のラストは、円朝の怪談噺の理不尽さをよく伝えていると思う。
なぜ、人の命を奪うという非道に手を染めながらも、お互いの幸せのためと思い慕った
夫婦2組が、幻覚や保身のためにお互いの命を奪うことになったのか。
まさに怪談。前半、幽霊話の件は、話としては枕だったのですね。
観劇後の切なさ、すっきり感では、文学座の方が勝ったかな。

Q学
田上パル
アトリエ春風舎(東京都)
2018/05/25 (金) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

はこぶね
劇団おおたけ産業
新宿眼科画廊(東京都)
2018/05/25 (金) ~ 2018/05/30 (水)公演終了

市ヶ尾の坂
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2018/05/17 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
冒頭、麻生久美子が語る三連風車のイメージが三兄弟の関係性を予告し、最後のワンシーンが隠ぺいしていた主題を開示する。日常会話、動作の自然さの中に、異形の詩的な言葉が急襲する。松葉杖のエピソード、あざみ野の「ミニーズハウス」、丸い顔の安藤さん(=ぶどう)。義理の息子と母との関係がトラブルの中心として言葉上は進行していくものの、まがまがしいものを抱えているものは明らかに三兄弟の方だ。だからドナルドのバッヂのウソに対する三男の怒りがある。二つの疑似家族の軋みが、懐かしくも痛々しい心のうちを静かに激烈に刺激する。俗と聖、騒と静、強さと弱さの振れ幅を巧みに配置してく岩松戯曲がとにかくすごい。演技は全員堂々としたものだが、浮ついた長男を演じる大森南朋がとてもよかった。

市ヶ尾の坂
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2018/05/17 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/05/26 (土) 19:00
岩松了が竹中直人の会のため1992年に書き下ろした作品を26年ぶりに上演する。何かが起こっているようで、何も起こっていないようで、やはり、何かが起こっていることを感じさせる、そんな芝居だった。竹中が演じた3兄弟の長男に大森南朋を置き、3兄弟が魅かれる人妻に麻生久美子を配したキャスティングが興味深い。2人とも映像系を中心に活動しつつ、時々舞台に上がるというスタンスだが、存在感はしっかり示す。他の役者陣も好演したが、盛り上がる芝居という感じではないので、何か消化不良的感触は残るのが惜しい。時代を感じさせてくれる舞台美術が良い。

吸血姫
劇団唐組
南天満公園(大阪府)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
一度は拝見したい、と思いつつ今まで未見だった劇団唐組さんの30周年記念公演『吸血姫』を拝見。
受付は開演の60分前、開場は開演の30分前でしたが、前の用事が押して開演の35分前に到着でしたが、既に200人超の方が既に並ばれてました。
超、大人気♪
で、結局、劇場となるテントの満員250人の程の方が入場!人気半端なし。
役者の腕ですね。
摩訶不思議な世界に引き込まれ、どっかどっかと、笑ってしまいました。
満席で2時間の雑魚座り、お尻が痛~い!
でも観る価値は十分。