最新の観てきた!クチコミ一覧

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天正―ときは今 あめが下しる 五月哉―

天正―ときは今 あめが下しる 五月哉―

くっくている

萬劇場(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/07 (木) 19:00

価格3,000円

主役の秀吉役のみならず、役者さんの演技が皆、良かった。ねね役の田代真奈美さんなど、立っているだけでも迫力があるというのは素晴らしい。脚本も良く、楽しめる内容であった。

ネタバレBOX

裏切られるのが光秀、という展開が面白い
翼の卵

翼の卵

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

かれこれ7作以上観ていると思うが、他の方が指摘しているように舞台美術や時代設定、時代のうねりに飲み込まれるようにコミュニティが崩壊していく様等マンネリ化を強く感じる方も多い筈。
しかし、それらを差し引いてもやっぱり凄かった。

幕末疾風伝MIBURO~壬生狼~

幕末疾風伝MIBURO~壬生狼~

TAFプロデュース

かめありリリオホール(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

良い!
去年よりも感動的になった気がしますぞ。
ショー的な楽しさ華やかさも強化、増大されているように感じられたし。

去年はもっと軽い感じがしたんですよねえ。
「観たい」に芝居通の人にはあまり勧めはしないと書いたけど、今年のものを見たら、芝居通の人にも進められます!

ヘンリー四世

ヘンリー四世

シェイクスピアシアター

ザ・ポケット(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鷹野梨恵子さん演じるホットスパーがパワー全開で登場すると、口からはマシンガンのようにセリフを撃ち出し、眼からはレーザービームを発射して、あたりを焼き尽くしてしまった。いやあ、これで最後まで体力が持つのかなあと心配になるくらいだった。フォールスタッフ、ハル王子、ホットスパーの3人の対比を考えると力強い女性がホットスパーを演じるのは断然有りだと納得した。バックに流れる欅坂46「不協和音」もそれを象徴していてどんぴしゃりだった。鷹野さんは二部では娼婦ドルを演じる。こちらは演技の強さはそのままに女の濃密な色気をまき散らしていて、絡まれるフォールスタッフが羨ましくなった。そしてまたウェスモランド役では強さを封印し、落ち着いた演技もしっかり見せてくれる。というわけで一二部通しで観れば3つの味の鷹野さんが楽しめるお得な舞台だ。

図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの

図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/05/15 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

イキウメは今回で8回目。

毎回非常に楽しく観させてもらっている。


今回は短編集ということだったので、また新たな観点から観られるか、とも思ったが、いまひとつ、といったところ。


一つ一つは人間こころを描いているのだけれど、いつものSFらしさや、伏線を見事に回収するようなものは見られなかった。


それぞれの話がつながってはいるものの、それがそこまで効果的でもなかった。

客席に語りかけるというのも、前川さんの演出では珍しいような気もしたが、そこまで効果的ではなかった。

ただ、役者は秀逸だし、空気感を変えるところなどはさすが。

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

演劇企画集団THE・ガジラ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了

満足度★★★

狂気的な様子がよく出ていて、ハラハラしました。人という定義の難しさに改めて向き合うことになる作品でした。
音響にこだわって迫力の演出をされているようで、大音量のため心臓の弱い方は気を付けた方が良いかもしれません。

レイニーレディー

レイニーレディー

ことのはbox

シアター風姿花伝(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/12 (火)公演終了

満足度★★★★

Team箱を観劇しました。加害者・被害者、それぞれの立場がリアルに描かれている気がしました。被害者の酷い言動も、自分が同じ立場になったら理解できる気もしました。意外性もあり(少し無理矢理感はありましたが)考えさせられ楽しめる作品でした。役者さん達は皆好演していて、特に玲子を演じた、神馬ゆかりさんの嫌な女性っぷりに怒りすら覚えました(褒めてます!)面白かったです。

物の所有を学ぶ庭

物の所有を学ぶ庭

The end of company ジエン社

北千住BUoY(東京都)

2018/02/28 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

思考の楽しみとその過程で体感した気持ち悪さが後を引いています。

人間社会を埋め尽くす<概念>を扱う作品は、それほど珍しくはないでしょう。ただ、その多くは、そうしたテーマを取り上げ検証すること自体の新鮮さや性善説的な人間性の肯定に終始していた気がします。この作品が差し出す眺めは、それとは違う刺激に満ちていました。

舞台は近未来。危険な胞子が飛ぶ魔の森の侵食が徐々に進むなか、人間の居住地域との緩衝地帯となる「庭」では、森からさまよい出てきた「妖精さん」への教育が進められています。教えているのは、人間社会の概念、とりわけ「所有」について。記名は所有を表すのか、無記名で置かれているものは誰のものか、そこからどのくらい距離をとると所有権は消滅するのか……次々と提示される疑問は、やがて「物体」だけでなく「身体」にも及び、さらには(人間関係やコミュニティにまつわる)「帰属/アイデンティティ」といった問題にまで広がっていきます。

北から侵食してくる森、死に至る胞子といったイメージは、否が応にも、東北と放射能の問題を思い起こさせます。おそらくはもう、人間の居住地の方が狭まっているというのに、人は妖精さんに教育を施そうとしている。そんな不安定な構造は、この作品を単なる思考の実験、シミュレーションではない、「問い」へと深めてもいました。

同時多発の会話も、(そこにも含意はあるのかもしれませんが)メリハリが効いて聴きやすく、エンターテインメント的。思いのほか間口が広い作品になっていることにも好感を持ちました。

ネタバレBOX

中でも身体の所有をめぐる教師と妖精さんとの対話は、奇妙な間がエロティックでもあり、強く印象に残りました。「妖精さん」のどこか地に足のつかない居住まい(演技)は独特のもので、今思えば、「帰属」の揺らぎを表す演出のひとつであったのかもしれませんね。
鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

ホント面白かったですよ。この発想はどんなところから出てくるんだろう。感心してしまいます。役者さんも凄い。2時間全く飽きることなしです。あおきリの芝居って魅力的だなぁ。これはおススメです。

ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

大笑い顔が素敵でした。

ネタバレBOX

婚活し続ける男女の話。

半人前の忍者が白黒のボーダー柄の装束で、葬儀社の女性からは保護色のようになって目立たないというのが凄い発想でした。

理想のボーダーラインという壁を乗り越えたかに見えた婚活仲間等、それぞれ気の合う男女が一緒になるのかと思いましたが、婚活パーティー主催者の女性を除いて男女比が合わないのがミソでした。楽し哀しき、考え過ぎの婚活スパイラルにハマった男女たちでした。

小麦役の加藤美帆さん、顔を少しゆがめただけで大笑い顔が作れる才能は素晴らしいです!

ところで、この会場は舞台下手にトイレがありますが、暗転時にトイレの明かりが漏れていました。開演前に消灯しておくべきだと思いました。
ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

 やみ・あがり、今回は婚活する忍者を中心に、人生の墓場、結婚への助走を描く。

ネタバレBOX

劇団本公演としては「スピークイージー」が、前作ということになるが、実際には3月に劇小劇場で3月に上演された60分もの「とんぷく虫」が間にある。シナリオ、演出の妙でいえば、やみ・あがりが優勝と思っていたのだが、東北から強力なミサイルが飛んできた。観客の乗せ方、役者の身体能力の高さとそれを利用したある意味バカバカしさ、そして脚本と原作(太宰治「走れメロス」)のマッチングの素晴らしさ等々で水をあけられ残念ながら2位に終わったことを教訓に、今作では知に走る傾向に敢えて歯止めを掛け、役者のキャスティングにも身体強健という要素を入れて選んでいる点、また今作終演部での婚活ベテラン二人の掛け合いで結婚するのに理性が邪魔であること、寧ろ勢いや、何気ないきっかけの方が、遥かに目的を遂げ易いことなどが了解され、これが実践されることになる経緯を描くことで、理に走り、知的比重が高かったこれまでの作品群に対する乗り越えを今作で果たしていると見ることが可能である。評者の指摘を頭の中で理解するのみでなく、すぐさまこのように作品に反映させることのできるフレキシビリティーと頭の柔らかさ、実践への適応力の高さは流石である。
 無論、やみ・あがり独自の発想や展開力が殺されている訳ではない。単に制御され、より高度なレベルで統御されているだけだ。
鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

 今回のあおきりみかんは、初の外部演出に流山児事務所の小林 七緒さんが関わっている。彼女は、作家の持ち味を上手に作品に引き出すと同時に、その鋭さも俎上にキチンと載せる才能のある演出家であるから、長らく中京地区の女王の名を恣にしてきた鹿目 由紀さんと組んだらどんな化学反応を起こすかと愉しみにしていたのだが、流石に才媛お二人。互いの良さを引き出しながら良い舞台に仕上げてくれている。殊に、鹿目さんは、文化庁の派遣でイギリスへ行き、新たな体験をしてきたとあって拝見する側としては、何を彼女がイギリスで獲得して来たのかについて大きな関心を抱いていたのだが、この期待は裏切られなかった。今迄は、社会状況そのものには、余り触れずに様々な喩や象徴、例え噺で作品を成立させてきた彼女が、初めて世界や世界情勢と向き合い、社会生活を営む人間をその社会を構成する掛け替えのない個々人として描いているのだ。社会のディーテイルは、各々の性格として身体化されているので、話の大きなストリームの中で、実に自然に状況を体現してゆくことができており、その上適度な擽りが入るので猶更自然に観客に世の中の不条理を訴え掛けてくるのだ。
 基本的な舞台美術は極めてシンプルで、板の一番奥に平台を置いて10㎝ほど高くし、その中央に高さ2m。巾1mほどの枠を設え、これを中心として手前に来るほど互いの間隔を広く取って,中、手前とシンメトリックに左右1つずつ枠が置かれている。
 場面、場面で必要な場合は、箱馬や、模擬カウンターなどを用いながら、地球と鏡の星、それぞれの運命を掛けた物語が展開してゆく。
 内容については、東京公演の後、九州公演も控えているので、観てのお楽しみということにしておく。更に詳しいことは、全日程終了後に追記するが、今迄とは一風異なったあおきりみかんを楽しむことができる。(華5つ☆)

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

演劇企画集団THE・ガジラ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了

満足度★★★★

とても緊張感がありました。

ネタバレBOX

前半は断片的に感じられた内容が、つながっていって、継続する緊張感とともに、くいいるように観ていました。こころに響いた劇でした。熱のこもった演技が印象的です。
iaku演劇作品集

iaku演劇作品集

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/05/16 (水) ~ 2018/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

『人の気も知らないで』女子グループあるある〜みたいな会話やノリから、話の展開はどんどん裏切られ(いい意味で)
あっという間の時間でした!!!
私は本当に自分の仲間や、大切な人の事を分かっているんだろうか…知っているんだろうか…。人は見た目じゃない。

ダサさ自慢

ダサさ自慢

劇団SURF SHOP

明石スタジオ(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

初日を鑑賞。初日だからなのか、ちぐはぐに感じる箇所が多く、ホンがあるのかないのか、よく分からない仕上がりに見えてしまったけど、女性陣は可愛かったし、後半の展開なんて面白かった。むしろ前半、もっとさくさく進めた方がいいんじゃないの?とすら思ったぐらいで。説明文に「全国の婚活をがんばる人のやる気をなくす!」とあったが、それほどでもないよね(婚活してない立場だけど)。

ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

忍者の婚活を描いた作品であるが、登場人物すべてにスポットを当て、視点を変える見せ方が面白い。繰り返し部分も多くなるが、様々な伏線回収にもつながり、楽しめます。

ネタバレBOX

上手い役者さんが多かっただけに、もっと会話中心でも楽しめる気が致しました。
忍者設定での縛りが強かった為か、今までの作品よりもやや爆発力が少なかったようにも感じました。
寿

寿

やまだのむら

スタジオ空洞(東京都)

2018/06/02 (土) ~ 2018/06/09 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/03 (日) 17:00

Aチーム「サーディン」
中学教師たちと1人の生徒によるドラマはどこか懐かしい感覚もあり、中盤では昨今の実在の事件なども想起してヒヤリとしたりも。
また終盤に思わせ振りな部分が2つあったが本筋とさほど密接ではないような……(読み取れなかっただけか?)
あと、ダンス練習場面の各人の個性の出し方(巧かったり見よう見真似であったり)が秀逸!

ネタバレBOX

思わせぶりなのは
数式「不可能の証明」の解説の後に「最初が間違っていると途中からおかしくなる」
「バイ・バイ・ラブ」に関して「最初の(エヴァリーブラザース)もいいですよ」
山茶花

山茶花

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

出演者のクオリティが高く、完成度の高い作品。
狭いステージを序盤からアクロバットをちりばめたアクションでインパクトを残し、キャラクター達を徐々に鮮明にしつつストーリーを紡いでゆく。
原作ものではない弱みなどもろともせず、素晴らしい作品を見させて頂いた。

私は殺陣が好きなので、終盤のごちゃつきと、バレバレすぎなかぶりに星四つとさせていただきました。
王道の展開を行く、アクションファンタジーで素晴らしかったです。

鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

前作は正直なところ物足りなさがありましたが、これは凄いです。役者さんも素晴らしかったし、初の外部演出を招いてというのも、大成功だったのでは。もしかしたら風刺の部分は好みが分かれるのかもしれないけど、だって事実なんだから仕方ないよね。

初日の今日は満席でしたが、土日はまだ席が残ってるのだとか。ああ、予定が入ってなければもう1回観たかった!

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

演劇企画集団THE・ガジラ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

「人間とは」、それを問うような無限に広がる心の世界観を描く秀作。可視化が難しい、いや出来ない人の心の中を家族や周りの人間関係を通して覗き込むような不思議な感覚。物語は不穏・不安にさせるような雰囲気の中で重厚に展開していく。
ある心理学者は、人は一般的に快を求め不快を避けると思っていたが、それだけではなく不快極まりないと分かっていても、敢えて向かう執拗な傾向が人間にはある”という。自分は不快は好まないが、本公演は別の”深い”を堪能した。
(上演時間2時間15分)

ネタバレBOX

客席はL字型ひな壇で舞台を半囲い。舞台は1798年の北極圏を目指す船内。古いテーブルと古机その上には地球儀が置かれ、壁際には姿見がある。全体的には薄暗く不穏な感じがする。物語は重層化された劇中劇、語りは日記を回想するような展開で、いつの間にか観客(自分)を物語に導き溶け込ませる導入手法は見事であった。

梗概…北極探検隊の隊長・ウォルトンの日記(手記)という形式。ウォルトンは北極点に向かう途中、北極海で衰弱した男性を助ける。彼の名はフランケンシュタインでウォルトンに自らの体験を語り始める。フランケンシュタインは大学の専攻とは別に生命を自在に操ろうという野心の下、”理想の人間”を創ろうとする。それが神に背く行為であると自覚しつつも墓を暴き人間の死体を手に入れ怪物の創造した。しかし創造主たる人間に絶望した怪物は、復讐のためフランケンシュタインの家族等を次々に殺害するが…。そして長い話を語り終えたフランケンシュタインは、ある願いをウォルトンに託し船上で息を引き取る。
ちなみに作者は男装した女性、その性にどう向き合い正直な気持になるのか。現代的にも通じ気になる。

一見、難解で抑圧されたような雰囲気は不快のように思えるが、自分は別の”深い”というか可視化が難しい心の中を覗き込んでみたいという衝動に駆られた。重層した物語の不思議な時空間、そこに在るであろう幻影をどう炙り出すのか。精緻にして魅力的な台詞や幻想的な舞台空間の作りに感心した。
例えば、神を認めないことは不完全な人間、自分の存在-自分を知る者がいなくなった時に、自分をどう証明するのか、という心の咆哮が聞こえるようだ。また夜中の語りという状況下、隠微な雰囲気を漂わせる。その中で蝋燭の火-ランタンは幻想的であり、実に上手い心象形成であった。照明は群衆と個人または対話時における照射を使い分けるなど印象的な観せ方は巧み。闇と寂寥そして残酷な感触をしっかり描く。

公演タイトルは「フランケンシュタイン-現代のプロメテウス」で、人間を創造したという共通点を並列している。その創造の動機や過程が違うことは、現代におけるITに向かう姿勢そのものに投影し警鐘を鳴らしているようだ。
時空間を行ったり来たりさせながら、主人公はフランケンシュタインなのか怪物なのか。つまりどちらの視点から捉えた”心”の中、深淵なのだろうか。自分が観えたのは狂気のような…。それを演じた役者の体現こそが驚喜であった。
次回公演を楽しみにしております。

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