最新の観てきた!クチコミ一覧

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夜の初めの数分間

夜の初めの数分間

劇団牧羊犬

王子小劇場(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/19 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/16 (土) 18:00

初見のユニット。新劇っぽいかと思ったら、ちょっと違ったファンタジー。面白い。127分。
 ひまわり(井上薫)は大人気の女優だったが、妊娠を秘密にするために休暇に入り娘・画子(平体まひろ)を産むが、同じ時期、鏡・レンズ・画像に人が映らなくなる「現象」が起こり始める。人々は自身の状況を見るために、肖像画を書いてくれる人を求め、その達人を「カガミ」と呼ぶようになる。有名なカガミになった画子だが…、の物語。SFチックな設定の下で何か事件の展開を考えるのかと思ったら、ファンタジーとして母娘の物語が展開される。ちょっと予想したものと違った展開だったが、それでも面白く観た。作・演出の渋谷は映像系の人らしいのだが、観るのは初めてで、独特のセリフのセンスが面白いのだが、ちょっと過剰な感じがする。また、登場人物それぞれに振ったエピソードをすべては回収できず、これはどうなったんだろう、と思うところが結構あるあたりが惜しい。
 『東京原子核クラブ』から興味を持って観ていた平体だが、今までのイメージとはちょっと違ったテイストの役をしっかり演じていた。『ホテル・イミグレーション』で観た井上は確かな役者だと改めて思った。

なるべく強く踏みつけて、

なるべく強く踏みつけて、

あんよはじょうず。

新宿村LIVE(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/16 (土) 14:00

今気になっている劇団の新作は、訳が分からないけどワクワクするアングラテイスト作。(2分押し)104分。
 元々がアングラテイストの劇団。筋はあるんだけど追おうとすると頭がおかしくなるくらいの展開が興味深い。耽美的と言おうかヴィジュアルにも拘り、「いびつな愛」を描く。とにかくスゴイ。

トリプルパパパーズ!

トリプルパパパーズ!

はらぺこペンギン!

新宿シアタートップス(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

年に一度しかない公演。
年に一度しか観られない村田康二の演技と絶叫…www
もはや「ゆく年くる年」ですよ。

今回は、
白坂英晃を「武田信玄」と見間違えるほどの猛将揃いの布陣。
将棋でいうたら、キャストは飛車と角行ばっか。
熊野善啓が香車のごとく一手一手指してきますw

とにかく全員、演技が巧い!
キャスティングもミスって無い。
だけど…

他者に影響されない限り、人間って変われないんだなぁー…親にしろ、子にしろ。

とりあえず今は、ここまで。

ねこはしる

ねこはしる

関西芸術座

ドーンセンター・パフォーマンススペース(大阪府)

2023/12/15 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

子猫の成長を通じて生きることと向き合う難しさ、命の大切さについて考えさせられる作品でした。素晴らしかったです!

悪手、喝采

悪手、喝采

21世紀のキリン

SPACE9(大阪府)

2023/12/16 (土) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

関大系
時間は150分と長いものの、内容が素晴らしい❗LGBTや普通の恋愛だけでなく、師弟関係やパッション等々色々なファクターが絡み合い、狂喜な世界を造り上げていて、長くは感じられない
後ろのおっさんの椅子を蹴るや見えるところに足を投げ出す、マスク😷無しでかなりの数の咳をする等々がなければ完璧
次回も楽しみです❕

鴉翼

鴉翼

関西大学劇団万絵巻

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/12/16 (土) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

学生演劇としては素晴らしいでき
殺陣好きにはたまらないし、内容もgood
但し、ランタイムが二時間(受付確認)→150分(前説)→それ以上(実際)というのは…
関大といえば学園座だが、肩を並べるレベル(直近はこちらに軍配)
楽しめます

『メトロノームが叫んでる』

『メトロノームが叫んでる』

ウテン結構

六本木ストライプスペース(東京都)

2023/12/16 (土) ~ 2023/12/21 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/16 (土) 19:05

価格3,500円

初日公演を観てきましたが、とっても良かったです。
今回のだけでも充分に楽しめる内容だったのですが、にみえました2ndシーズンを観続けた人に向けての「X'masプレゼント」的な事があって、「ヘー」とか「あー!」とか思いながら観てました。

ネタバレBOX

始まってすぐの吉成さんのセリフが、伏線になっていたなんてビックリでした。
決められた運命を見に行くという設定も面白かったですね。
自分が居なくなった世界へ行くのは、「絶対に自分で見る事の出来ない世界を見に行く」事で、凄い決心をしたご褒美にみえました。
蒲公英チャン親子もよかったですがマスター夫婦の関係性は憧れちゃいますね。
今回のお芝居は過去の公演と繋がっていて追っかけて観てきた人へのXmasプレゼントのようで嬉しくなっちゃいました。
次の公演の予告もあってもう今から楽しみです。
他人

他人

公益社団法人日本劇団協議会

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2023/12/15 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
現代的なテーマのリアルを コメディータッチで描いた珠玉作。
本作は2022年「日本の劇」戯曲賞最優秀賞(竹田モモコ女史)を受賞している。その上演台本(冊子)を無償で配付しており、上演前に1~2頁読んでみた。会話の中に方言があり、急いで当日パンフを見ると彼女の出身地 高知県土佐清水市の「幡多弁」を使用…とある。この方言が、作品の中で独特の味わいと保守的になりそうなテーマへの緩衝的な役割を果たしているようだ。

登場人物は3人の女性。彼女たちと関わりのある 言わば中心人物は登場しないため、「他人」同士が気まずい雰囲気の中で探り合うような会話をしていく。物語は中心人物が不在の一週間、この限られた時間の中で本音と建前 そして<秘密>を紡ぐが、面白さの中に切なさが滲み出るような味わいがある。

3人の女性は年齢や職業、 住んでいる所も地方と都会で地域での付き合い方も違う。勿論 立場や性格も違うが、女性という共通項で親近感、世代や考え方で違和感を浮き彫りにする。一週間という短い そして奇妙な共同生活の中で それぞれを認め合い将来を話し合うが…。

観客は劇中の設定を知っているが、登場人物はその事実をどのようにして知るのか、そしてどんな態度をとるのかといった関心を惹きつける。慌てふためき、戸惑い 困惑といった可笑しみと人に話せない苦悩、そのコミカルとリアルな姿にテーマの難しさを落とし込む。この3人の女性を原日出子さん、畑中咲菜さん、平松美紅さんが見事なコメディエンヌぶりを発揮して溌溂と演じている。観応え十分、ぜひ劇場で…。
(上演時間1時間35分 途中休憩なし) 追記予定

ガラスの動物園

ガラスの動物園

劇団銅鑼

銅鑼アトリエ(東京都)

2023/12/15 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久しぶりの「ガラスの動物園」(作:テネシー・ウィリアムズ、訳:小田島雄志)、試演会とは思えない充実ぶり。演技は迫真の表現、照明・音響といった舞台技術は効果的で物語をしっかり支えている。

登場人物はウィングフィールド一家の3人と後半に現れる青年の4人。物語は一家の息子トムの回想として語られる。1930年代のアメリカ セントルイス、一家が住むアパートの一室が舞台。公演は、四方囲み舞台で 観る位置(場所)によって印象が異なるかも知れない。ペーパー仕様のテーブルや引出しは勿論、蓄音機や電話をピアノ(or硬鋼?)線で吊るした舞台装置。四隅が出ハケ口になっており、寝室、キッチン、玄関ドアといった別空間に繋がる。舞台と客席の間を路地として見立て、室内という閉塞とは違った広がりを感じさせる。

試演会(新人公演)であるから、観どころは 役者の演技であろうが、各者各様 その役柄を立ち上げていた。勿論 個々人の立ち位置と性格が中心であるが、全体として観ると1930年代のアメリカの状況が垣間見えてくる。すなわち1929年のウォール街大暴落 世界恐慌を受けての不況、その閉塞・貧困に喘いでいる。その様子が家族の暮らしに色濃く反映されているような描き方。

さて、個々人を観てみると、次のような性格等が浮き上がる。それぞれの人生観を丁寧に現わし(演じ)ており、滑舌も良い。
●母アマンダは大橋由華さん。過去の栄光に縛られ、現状に不満を抱いている。子供たちを自分の意に添うよう口うるさく説教する。
●娘 ローラは井上公美子さん。足が不自由でインフェリオリティーコンプレックスを抱き、内向的で引籠り。ガラス細工の動物コレクションを大事にしている。
●語り手で息子トムの中山裕斗さん。靴会社の倉庫で働いており、毎夜映画を観に出かける。惨めな人生から抜け出したいと足掻く若者。詩作が趣味。
●ジム・オコナーに伊藤大輝さん。トムの職場の同僚。トムが自宅へ夕食に招く。ローラがハイスクール時代に淡い恋心を抱いていた。既に婚約者がいる。

卑小だが、気になったのは場転換(薄暗)時のこと。
(上演時間2時間25分 途中休憩10分含む) 

ネタバレBOX

舞台美術は、銅鑼アトリエの奥にテーブル・椅子、入口近くに玄関、そして鏡、電話、蓄音機が吊るされている。天井には裸電球やガラス細工。テーブルの上にはバスケットや紙皿等があり丁寧な作り。アトリエ内(壁)は暗幕で囲い、床は黒っぽく 全体的に薄暗く電球が橙色に灯るだけ。これが休憩後には配色を変化させ…。

先に気になることを記すが、場転換時、さらに薄暗くなるが それでも歩く姿は分かる。そんな中で、すぐ足が不自由なローラが普通に歩いて移動 いや機敏のよう。劇中ではないが、物語が始まると また跛行のような歩き方という違和感。場転換も含め公演全体の統一というか自然感がほしいところ。
以降 追記予定
ジャズ大名【愛知公演中止】

ジャズ大名【愛知公演中止】

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/10 (日) 14:00

少し遠い席だったが、楽しく観劇できました。
ジャズって良いなあと体がリズムを取っている公演。
入手さんのダンスも見れて良かった。

#34「闇の将軍」四部作

#34「闇の将軍」四部作

JACROW

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

やはり狩野和馬氏のこの演技は高く評価せざるを得ない。敬意を表する。
台本もよくできている。緊張を孕みながら多くの登場人物を巻き込んで淡々と進んでいく政治ドラマの作りがすばらしい。長時間観ていてもまったく厭きない。
「家族か敵か使用人・・・」あの人、ほんとにそう思っていそう。

喜劇 二階の女

喜劇 二階の女

劇団NLT

博品館劇場(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

原作は昭和20年に連載された短編小説という事で、ご高齢向けの公演かと思ったらそれは大間違い
隣の若いお客さんも存分に楽しめた様子で、これはもう日本人のDNAが共鳴しているのではないかと、自然に笑いが込みあがってくる上質な舞台
喜劇とは言え太平洋戦争へと向かう時代背景
登場人物達の生活にも影響が、毒がポトリと落とされ広がっていく様な空恐ろしさもあり

いるはずの無い二階の女
ストーリーはとてもシンプルなのだけれど、人間描写の豊かさで約3時間(途中休憩含む)たっぷりと魅了させて頂きました
NLTさんと言えば海外コメディーというイメージがありましたが、今回みたいな心くすぐるユーモアと趣のある日本作品を是非また公演して頂きたい

Much UP

Much UP

劇団1mg

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/12/15 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

1mgにしては珍しく、いたってシンプルな、また身の丈十分な青春の輝き十分な、みんなが一つの方向を見つめているその時を切り取り、人生を感じ始める素晴らしいひと時を舞台に輝かせてくれた。

それぞれ人生を経ても、いつでも人間はその輝ける時に戻る時ができる。いい演劇だったなあ、、。

白夜

白夜

池の下

劇場MOMO(東京都)

2023/12/15 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/16 (土) 14:00

座席1階

寺山修司作品の連続上演を続ける池の下。第20弾の「白夜」は、失踪した妻を探して旅をする夫の物語だ。「不在が存在を超えていく恐怖」がテーマという。

舞台は海辺の旅館。他は満室だというのにそこだけは空いていたという部屋に、男が旅行かばんを持って入ってくる。旅の目的は消えた妻を探すことだ。ただ、実は消えたのは夫の方が先で、妻に何も言わず1年程度家を空けたのだという。近所の人によれば、妻は必死の形相で夫を探していたというから、「なぜだ」という思いを胸に夫がいなくなった妻を探しているというのは何だか変だな、とは感じる。
シンプルな舞台で、物語はハイテンポで進む。「不在の妻」の「存在」をどう描いているかがこの舞台の見どころの一つである。詳しくは見てのお楽しみだが、舞台美術に「存在」を語らせているところもあって興味深い。
結末はあっけないのだが、アングラ劇の印象も強い寺山修司がこんな戯曲を書いていたとは。白夜というタイトルも思わせぶりで、見た後にいろいろ考えてしまう効果を生んでいる。

MUMBLE -モグモグ・モゴモゴ-

MUMBLE -モグモグ・モゴモゴ-

劇団不労社

ロームシアター京都ノースホール(京都府)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/15 (金)

犬の視点、健常者以外の視点で語られる言葉のあれこれ、舞台セット、全ての出演者のレベルの高さは秀逸です。ただ、お芝居終盤、語り部からの村に関する逸話は要らなかったように思ったので星一つ減らしました。

失うものなどなにもない

失うものなどなにもない

good morning N°5

小劇場B1(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

一貫したハチャメチャ具合が面白く楽しませてもらった。中村中さんの歌に引き込まれた。オープニングの仕掛けに驚かされた。
開場時に「あの、舞台がないんですけど…」と話しかけた客に澤田育子さんが「なんでもかんでもすぐに答えを知ろうとするんじゃない。ちゃんと出し物やるから、黙って観とけ!」的な答えをマイクでしたの可笑しかった(客のほうはちょっと気の毒ではあった)
2席だけ設けられた2万円のVIP席、中央最前列を陣取りお酒飲み放題で開場から終演までずっと可愛い劇団員さんが接待してくれるの、興味深かった。ちょいちょい劇団員からイジリが入るのは人によっちゃダルく感じるかもしれないけど、チケット代+1万5千円だと考えれば、なかなか良いシステムだと関心した。

ネタバレBOX

「鼻くそで作った箸置き」のシーン、皆が鼻の穴に指をつっこみ鼻くそを小さな容器に入れる作業を繰り返す動きが汚くて、無いほうがよかった。劇場の壁が飛行機の内側の様にしつらえていて窓も開閉できるようになっていて非常に手が込んでいたが、その割に生かされていなかったのはもったいなかった。
UverEATS「姥喰」

UverEATS「姥喰」

劇団 枕返し

遊空間がざびぃ(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

この劇団さんは、妖怪ものやら、ミステリアスなものなど、ウワー観たい、と思える作品が多い。
今回もどんな物語がワクワク、ドキドキしながら劇場へ向かった。
期待通り、最初のシーンからドキッとした。
全編を通して、次はどうなるか、先が読めない展開で、とてもおもしろかった。

老婆役の役者さんの熱演、素晴らしくて感動でした。
笑わそうとはしていないのに、思わずクスッと笑える。
彼女の演技は必見の価値ありです。
孫役の役者さんも、純粋で可愛くて、2人の会話にほっこりしたり、恐怖を感じたり。

90分で無駄もなく、テンポよく展開され、アッという間の楽しい、不思議な時間でした。
個人的には、とても好きなタイプのお芝居で満足感いっぱいでした。

演劇ドラフトグランプリ2023

演劇ドラフトグランプリ2023

シアターコンプレックス

日本武道館(東京都)

2023/12/05 (火) ~ 2023/12/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/05 (火) 17:00

人気若手俳優勢揃い。スケジュールの調整はさぞかし大変だっただろうなあ。審査員として人気少年漫画雑誌編集長が一堂に会すというのもなかなか稀な機会でした。

#34「闇の将軍」四部作

#34「闇の将軍」四部作

JACROW

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/15 (金) 14:00

第3話『常闇、世を照らす』を見ました。小〜中〜高の頃にリアルタイムで見聞きしたニュースの総復習。少し前にNHKのドキュメンタリー番組の角栄特集を見ていたのが良い予習になりました。あの頃の自民党のタヌキジジイどもが大集合。金丸信が怪しさ120%でいい味出してました。

Strange Island

Strange Island

Nakatsuru Boulevard Tokyo

サンモールスタジオ(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/20 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/15 (金) 14:00

中津留章仁による骨太のお伽話(?)。とても面白い。(4分押し)152分。
 とある島は富裕層(表町)と貧困層(裏町)に分かれているが、表町の人間は何でも許され裏町の人間は…、の物語。リアリティがあるようで、極端なキャラがいっぱい出てくるのでファンタジーなんだなぁと思う。扱っているテーマはハードで、政治や貧困や不平等など骨太の題材だが、笑えるセリフも混じり、2時間半を楽しく観ることができる。性格(性癖)的には最低なホレスが正論を吐いたり、市長の衣装が極端だったりで、楽しめるポイントがいっぱいある。おバカのようでいて実はしたたかなベティを演じた勝平とも子がいい。

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