
虚構の恋愛論(2018)
アムリタ
北千住BUoY(東京都)
2018/09/15 (土) ~ 2018/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/09/16 (日) 19:00
価格3,000円
恋って何?な疑問を持ち始めた小6女子の姿を中心に、ありがちでベタな恋のスケッチなども挟みつつ「恋とはどういうものかしら?」を表現しようとしたエッセイ演劇。
コドモの頃に似たような経験があるため小学生パートが懐かしく身近に感じた。また、完全暗転を活用してセミの幼虫時代を描いたのも巧い。
あと、L字型客席について、どのあたりがどうオススメかの図解を藤原さんがTwitterにアップして下さったのはありがたく、位置選択に大変役立った。

明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )
演劇企画イロトリドリノハナ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
21日の昼の回を拝見しました。日常の描写がとても丁寧に、リアリティをもって描かれているからこそ、「普通のこと」が普通でなくなっていく恐ろしさに、ぞくりとしました。
個人的には、おじさん夫婦が大好きです!祝言のシーンの、助産婦さんの挨拶もすごくリアルで正直で、思わず「そうだよね…!」と笑ってしまいました。お父さんとお母さんが、理不尽な状況の中で精一杯娘を想う気持ちに、涙がこみあげました。
観ている私達は、8月9日に何が起こるか知っているけれど、あの日を生きていた人達はそんなことは知らなくて、それでも一人一人、自分の立場で精一杯考えて、懸命に生きていたのだと思うと、自然と涙が溢れました。
もし自分が、あの場にいたら何ができただろうか、きっとなにもできなかっただろう、それでも…という風に、色んなことを考える切っ掛けを頂きました。
舞台の上で生きていた彼らの8月8日は、一体なんだったのか、という問いに、安易になにかの「答え」を押し付けるのではなく、観ている人たち一人一人に答えを委ねてくるお芝居だったと思います。
彼らの8月8日を無駄にしたくない、今を精一杯考えて、生きていきたいと、強く感じました。
丁寧で誠実な、よいお芝居を見せて下さってありがとうございます。

ブギーな月夜 2018
東京カンカンブラザーズ
テアトルBONBON(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

ロックでもない人生〜ライブバージョン〜
制作「山口ちはる」プロデュース
下北沢近松(東京都)
2018/09/21 (金) ~ 2018/09/23 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/09/21 (金)
21日19時開演回(80分)を拝見。
終始、パロディ仕立てのコメディーながらも、ちゃっかりエンディングでビターテイストを利かせるあたりは心憎い。
それにしても、(演劇の)小屋でなく(ライブハウスの)箱で観る・聴く演劇もいいもんだなと思った。

二階から目薬
劇団東京ドラマハウス
シアター風姿花伝(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/21 (金) 19:00
座席1階
脚本、ストーリーがおもしろい。
エンディングに向かってスピードアップされ、引きつけられる。
そして、それを、役者さんたちが個性的に演じている。

「雪虫」
道産子男闘呼倶楽部
浅草九劇(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/21 (金) 19:00
仕事を定時で終え、小降りの中、急ぎ浅草へ。金曜の夜をサクッと楽しませていただきました。頭から仕事を抜いてもらった感じですね。気負わず、楽に観ることをお勧めします!なかなか力の入った舞台でしたよ。

明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )
演劇企画イロトリドリノハナ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
この劇団の公演を拝見しました。原作ものという方もあり、少し構えて拝見しましたが、良い意味で裏切られました。
たまたま今年はそうなのかもしれませんが、数ヶ月前の愛媛の密柑山や広島も。二月前の大阪北部も数週間前の阪南も北海道も。突然、理不尽に奪い取られる明日を体験した我々にとって、差異はともあれ、理不尽さを痛いほど実感させられました。
それはともあれ、あの鯛とオムレツと酒。美味そうでした。
故に飲んでます。

マトモなオトナでした
劇団KEYBOARD
小劇場 楽園(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/23 (日)公演終了

明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )
演劇企画イロトリドリノハナ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★
とても重いテーマを扱っています。でもそれほど深刻にならず結婚式や出産といったことも盛り込み話が進みます。深刻にならない分,心に響くものも少なかったのかもしれません,。ゲートルの巻き方いかにも雑で残念でした。

明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )
演劇企画イロトリドリノハナ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

四天王~エレメンタルフィクサー~
X-QUEST
シアターサンモール(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/20 (木) 19:00
いつも以上に一杯詰まっていて、後半は観るところが多すぎて困るほど。X-QUESTらしさが目一杯詰まったエンターテイメントでした!

四天王~エレメンタルフィクサー~
X-QUEST
シアターサンモール(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/09/20 (木) 19:00
いつも通りのダンス&アクションなのだが、物語にも凝ってる気がした。孫悟空、アラジン、ピーター・パン、桃太郎という小説の登場人物のその後が語られるが、それは改竄されたものだった、というネット社会を巧く利用した展開は、4人(グループ)の特性を活かして、物語を動かす原動力になっている。ダンス&アクションのクオリティもいつも通り高く、楽しめる2時間だった。

その子17歳
少女東京奇襲
高田馬場ラビネスト(東京都)
2018/01/18 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/01/20 (土) 14:00
当作品こりっちに登録されていなかったので「年間アワードの順位どうしよう」と思っていたら、9ヵ月の歳月をかけてメールが飛んできましたよ。最初は「再演か?」と期待したけどそうではありませんでした。
そう、再演を期待したほどこれはイイ作品でした。
30歳以上の女性が観るとかなり高確率で泣けます。私は観劇で泣いたことはこれまで1度もなかったけど、これは泣けました。作品にではなくてあまりにも周りが泣きすぎて「もらい泣き」。
作品の感想ですが、「とにかく小口ふみかさんがヤバかった」。彼女の出演作は「グリーン・マーダー・ケース(Mo’xtra produce)」からだけど、そのときはまだ慣れていない客演さんのイメージ。その次に観た「三英花 煙夕空(あやめ十八番)」ではあの金子侑加さんと並んで見劣りしない演技に惚れてしまいました。
そしてその次に観たのが今作。手が震えるぐらいまでに感情を込めた台詞には観客誰もが目も心も奪われたのではないでしょうか。
「もういい大人なのでリアル寄りの女子高生は劇団員がキツいから(笑)」と演出の花岡美月さん。
きっとこの役者じゃないと成り立たないのでしょう。演出の調整もかなり繊細だと伺えました。この規模の劇場で公演された作品としては今年No.1です(9月現在)。

ロックでもない人生〜ライブバージョン〜
制作「山口ちはる」プロデュース
下北沢近松(東京都)
2018/09/21 (金) ~ 2018/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★
小林光ver.を観劇。キャストは多くが学生さんって感じで、夏休みをかけた一大作品ってかんじでした。小林光さんの、何だか指導教官っぽいスタンスもだんだんわかってきた感じ。小林光の世界もわかってきた気がします。学生さんの個性を出すという方針で、いろいろご工夫があったことが、後からわかってきます。それと、歌はかなり練習されている??宝塚ファンの人とか、ミュージカル志向の人がいただけではなく、ホントに歌が良くまとまっていました(こう見えても当方、音楽だけは生涯オール5なので)。間違いないです!

ステイ・ヤングとか言われても
GORE GORE GIRLS
シアター711(東京都)
2018/09/11 (火) ~ 2018/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
もうこれだから、やめられない!とても楽しめました。演劇って、大声で走り回らなくては、と思って作っている人が多い気がします。これは演劇科とか正統派であればあるほどそんな印象で作っている感じ。いや、当団体が正統派でないわけではなく、とにかくジタバタせずに笑わせる感じが好き!!! 『川柳=あるある』の図式もときどき演劇で出てきますが、これは本格的でした!出来たらDVDをご案内頂きたいレベルですね。渋い仕事のBGB(back ground video)に使いたいです。いやホント!

ウルトラコブラ
実弾生活
駅前劇場(東京都)
2018/09/06 (木) ~ 2018/09/10 (月)公演終了
満足度★★★★
このオムニバスで笑わす系の作品がなかなか難しい!小山さんが久しぶりと思っていってみたが、案外な印象でした。工夫はいろいろされていると思いましたけど...

「Dの再審」
かはづ書屋
小劇場 楽園(東京都)
2018/09/04 (火) ~ 2018/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても楽しめました。キャストも素晴らしいのですが、その上の柳井脚本。まさかダブルコールが来るとは思っていなかった!みたいなリアクションがまた良かったです。

セックス ドラッグ 花嫁修行
美貴ヲの劇
新宿眼科画廊(東京都)
2018/09/07 (金) ~ 2018/09/10 (月)公演終了

翼をください、を歌いたくなった日
ジ~パンズ
シアター711(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
中に入ると大好きなフリートウッズが流れていて、開演までの間(トイレに行ったりしたから全部じゃないですが)、50年代半ばから'63年ぐらいまでの曲だったかな、たまに渋めの曲も入ったりして、舞台のセットがなかなかいいなあとか思いつつ、外が雨だったことも忘れるひと時でした。
舞台の内容は、このBGMの雰囲気とはちょっとずれますが、いかにもありそうな職場の男女関係をいい感じで(こじらせつつ)見せてくれて楽しかった。時間は約80分。

かのような私
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2018/09/07 (金) ~ 2018/09/21 (金)公演終了
満足度★★★★
八十年にわたる日本戦後史のドラマである。東条が絞首刑となった日に生まれた男の生涯が6場で描かれる。休憩あっての2時間半。
ほぼ全場、空気に覚えのある事件を取り扱っていて(未来の一場も何やらお見通しになった感じであった(笑))、こちらも歳をとったとつくずく思う。東条処刑から始まるから当然これは戦後民主主義で日本の一家がどうなったかと言う話だ。自由、平等のシンボルが次第に影が薄くなって、天皇制に象徴される日本の世間に呑みこまれていく、と言うのはよくある話で新鮮味はないが、さすがこの作者だけあって、また、文学座の役者だけあって、破たんもなく面白く見られた。効果音が各時代の飛行機の音、と言うのは新趣向で、こういう細かいところはさすが大劇団と思う。
だが、全体としては、この作者で文学座がやるなら、「女の一生」の男版、戦後版みたいなものでなく、「治天の君」とは言わないが、日本の戦後と言うなら、せめて、「60Sエレジー」くらいには素材もテーマも絞ってくれないと観客は満足しない。文学座がこの作者と組む機会もそう多くはないだろう。日本の新劇のメンツにかけて、もう少しどんな芝居が今の新劇にもとめられているか、考えてほしいところだ。劇団にも鋭い有能な製作者が必要だ。