
両頬ペチンペチン謝肉祭
鼻雑技団
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★
地蔵中毒だけとかにこにこちゃんだけの時よりポップでコントチックだった
お笑い芸人のライブ的テイストも混じってたけど、最終的に頭がおかしくて笑い疲れた
地蔵中毒メソッドの部分は鉄板だし、ゲームパートの馬鹿な物語性は秀逸だった。終わり方も最高

背に描いたシアワセ
やみ・あがりシアター
APOCシアター(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/10/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
いやぁこれは凄い良かった、お芝居の嘘に心地よく騙された
今年観た戯曲の中では一番良い本かも、リピートできないのを悔やむ
伏線や情報の出し方やコントロールが素晴らしいし、見えているフォーマットで面白く笑わせているのがまた凄い

桜の園=Everyone is a child
都市雄classicS
新宿眼科画廊(東京都)
2018/10/21 (日) ~ 2018/10/31 (水)公演終了
満足度★★★★
べろガンの時と同じようにどこか居心地の悪い意地悪さが感じられてなんか嬉しかった
まんま桜の園なんだけど、楽譜で言うと音符や音楽記号によって作られるものを楽しむんじゃなくて五線譜の面白さを楽しむ感じ
クラブのパーティーのような舞踏会のシーンが好きだった
作者と自分とで多分笑えるポイントが全然違うんだけど
自分の持ってる感情とか琴線とのズレを認識できるのが面白くて
桜の園という物語がある分、自由度が高くて、どのおもちゃが好きかという嗜好の違いのようで
周辺視を使いまくって全部一緒に重ねて楽しむ感じだった

るさあるかゔぉじゃのおい
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★
トワイライトゾーンから始まるまさに現実と別世界の境目の物語
いやぁこういうの凄い好みで笑いどころも多くて面白かった
おどろおどろしい雰囲気なんだけど新井舞衣さんのキャラが
一発で笑っても良い雰囲気に持っていって素晴らしかった

こどものうた
第27班
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/10/26 (金) ~ 2018/11/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
Aグループ
「こどものうた」
物語ってのは決して留まってなくて、一昔前にどこかの物語で散々語られたテーマは
子供を産んでこうやって新しいテーマとしてまた物語を紡いでいくわけで
世代が下って、時々戻って、でも結局語る愛の温かさは変わらない
そうこれが第27班の物語
「30歳の制服デート」
横手慎太郎ファン垂涎の作品
正直舞台上の世界では、自分の性別とか役者の性別とか関係なく
キュンとしたり萌えたりするもので
破壊力の高い横手さんに何度も殺されそうになった
てか作品自体当然めちゃめちゃ良いし、なにこれ、好き
Cグループ
「平成舞姫 2018ver.」
今の時代の踊り子はYouTuber
舞姫はベースではなくて投影されたテクスチャ
わざと芯から外された柔らかい音が響くような展開で
中村つぐみさんの色の無い艶やかさが舞台上に映えていた
堕落だけが恋によって残されるただ一つの痕跡
「川原君で学ぶInstagram入門」
クズで学ぶシリーズ。説明台詞と薀蓄でまぶした実用的要素もクズフィルターを通すと台無しに
このシリーズでのもりみさきさん凄い好き
なんか人形が無くても本人自身がそういうキャラにも見えてくるし毒舌が似合う
新太さんの芸達者っぷりも最高だった
Dグループ「マリー・アントワネット」
ゾクゾクするほど最悪な樹七菜さんが最高な作品
歴史というフォームに乗ったうえでのある意味シチュエーションコメディであり、構図で笑わせる繊細な力技
大人になってしまって何もかもわかってしまう自分が嫌になる物語
Eグループ「I'm syrup」
ユウヤは性格が破綻してるクズで全然心が共有できないんだけど
そのコーティングを剥がした真芯にある部分は自分も持ってるもので
男こそ色んな好きを持ってるわけで
好きを忘れない為に曲げないために色々ごちゃごちゃ身体にまとっちゃうんだよなと
Fグループ「あの空に恋とかしながら6分間」
あぁこれはやられた、、、完全に泣いたし風景が心に飛び込んできた
なんか頭の中には、さよならポニーテールが流れながらずっと雲も流れてた
殻を剥いた自分がなんなのかわからなくて頭がスクランブルエッグだし
軽く重く好きだ

さよならノーチラス号
空想実現集団TOY'sBOX
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/10/17 (水) ~ 2018/10/22 (月)公演終了
満足度★★
数人以外の役者の演技がだいぶ厳しかった
基礎の部分が成り立っていない所が悪く目立ってて、物語としては面白かっただけに残念
もしダブルキャストにしてることで質が低下してるならシングルで質を高めたほうが良いのでは

大脱走~きゃっちゃ、いんざ、らい~
雨の一座
スタジオ空洞(東京都)
2018/10/19 (金) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
面倒くさくて、鬱陶しくて、ややこしい、それなのに笑える
懐かしいくらいのスタイルなのに、逆に今他になくて面白い
夢を見させられたと言うか、狐につままれたような劇後感

古書パラレル浪漫譚
はらぺこペンギン!
神保町花月(東京都)
2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
パラドックス物で凄い好みだったし、良質なミステリー小説を読んだかのような劇後感
ヒナコがいることによる物語の深まりが良い
ギャグパートのいくつかが観客側の欲求とズレがあったり、ご都合主義的部分もあるけど、それを覆い隠す物語の面白さだった

みんなのへや・改
アガリスクエンターテイメント
CHARA DE asagaya(東京都)
2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
物語とか装置とかひたすら省略して
そして怒濤のその場しのぎ、という感じにシチュエーションコメディの型として笑える部分をひたすら紡いでる展開
「七人の語らい」の双子であって鏡である作品
物語なんて無いのに物語っぽく見せるシーンで逆に笑ってしまう
当て書きじゃないのに、役者さんのキャラに合わせて書いたかのようなハマりっぷり

暴走桜
革命アイドル暴走ちゃん
しもきた空間リバティ(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
しもきた空間リバティぐらいの狭さの場所で暴走ちゃん見るのは初めてだったけど、いつもと変わらずガンガンでガーガーしててギャーッてワーがギューンってしてた
考えさせない!感じさせる!空間
暴走ちゃんを見る毎回、もっと自分は楽しめるのではと考えてしまう
演者側のパフォーマンスには何の不満も無くて
客席も含めての作品において、あの綺麗な空間に自分という異物がただ置かれてしまってる気がして
ノリ方とかもっと作品と一つになりたいなと考える

セイラム
sortie
新宿眼科画廊(東京都)
2018/10/12 (金) ~ 2018/10/16 (火)公演終了
満足度★★★★
小説と混じり合う舞台
場所や登場人物も虚実混じり合った舞台
架空の虚構に足元がぐらつく
舞台の嘘の奥深くに物語が続いてく
物語は頭の中で作られていく
だから思ってしまった、このセイラムという話は僕が作ったんだと
そしてこう書いている自分もいつか知っている自分なんだと

はしらない
劇団スポーツ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
小ネタ小ボケお約束お約束破り満載でどの場面も楽しい
系統でいうとゴジゲンに近い風味
スキあらばボケて埋めてくる感じが凄い好きだった
徹底的にふざけて、衝動でぐるぐるして、自意識に操られて格好つけて失敗して
この作品はいつかの昔の若い日のそのもの

月極セイラ ゴールデン★ベスト
Dr.MaDBOY
スタジオ空洞(東京都)
2018/10/03 (水) ~ 2018/10/08 (月)公演終了
満足度★★★
設定的にキサラギを想起させるが、ホラーや80年台アイドル歌謡などが入り混じって不思議な劇後感
アイドルってのは女の子の一生を表しているんだと思うし
そういった意味でも色々な月極セイラが視覚的にもわかりやすく変わって見えるのは良い趣向

プラスチック・ピノキオ/モンストロ・メモリ
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/10/06 (土) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
プラスチック・ピノキオ
たすいちの作品にはいつも「大切な人との記憶」というのが根底にあって
薄れていったり忘れようとしたり思い出そうとしたり固執したり
自分を世界に認識させ、世界を自分が認識する為の記憶
そんな媒体に色々なキャラをぶち込んで火を付けて
向き合い方を探る物語
モンストロ・メモリ
情報を得られる速度とかテンポとか、どこまでも考えていられそうなテーマとか凄い好みで
細かい設定や各キャラの配置とか90分という時間に狭い舞台で本当に上手くまとまっている作品

秋の超収穫祭
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/10/01 (月) ~ 2018/10/02 (火)公演終了
満足度★★★★★
ミニコントレックス的雰囲気の3団体によるオムニバス公演
日曜日よりの使者は去年1度観ていてその時とキャストも同じだったんだけど
ほとんど内容忘れていたので最初「ん?なんか観たことあるな」って感じで
カモメとかレーズンチョコとか色々キーワードを見るたびに思い出していって
と、なんか完全に作品内容とシンクロしてしまった
「いまこそわかれめ」は目崎さん×ばぶさんバージョンを以前見ていて
今回は塩原さん×大和田さんという組み合わせ
オチまで全部わかっているからこそ途中の言葉一つ一つが凄い胸に来て完全に泣いてしまった
笑えて胸に来て物語があって、これは本当に凄い良い作品

やっぱり!おれたちにあすはないっすネ
なかないで、毒きのこちゃん
ザ・スズナリ(東京都)
2018/10/01 (月) ~ 2018/10/02 (火)公演終了
満足度★★★★
劇場中そこかしこで起こっている事を観客自ら移動したり、しなかったりして楽しむザッピング上演
達者な役者さんたちがやる茶番の面白さ。とにかくバカバカしさであふれてる空間
大きく分けて「劇団&スタッフ」「愛のホテル」「地下の住人」の縦軸があって
劇団とスタッフと愛のホテルはそれぞれ入り混じるので
誰か一人に付いていくことで色々情報が入るけど
地下の住人はほぼ独立していて、もうちょっと絡みがあったらもっと楽しいのにと思った

光より前に〜夜明けの走者たち〜
ゴーチ・ブラザーズ
ABCホール (大阪府)
2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★
めちゃくちゃ泣きました。
宮崎秋人さん演じる円谷の葛藤や苦しみに共感してしまい、彼の辛さが伝わって泣いてしまわずにはいられませんでした。
簡素な舞台装置かと思いきや、場面場面で様々な表現に変わり、演出もすごい!と思えるような舞台でした。

評決-The Verdict-
劇団昴
あうるすぽっと(東京都)
2018/11/29 (木) ~ 2018/12/11 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/11/29 (木) 19:00
座席1階
迫真の裁判劇だった。それだけに、休憩を含めて2時間半は少し辛い感じも。
医療過誤で植物状態になった娘と母が、病院を訴える。病院はボストンでも有数の規模で、医師たちは最善を尽くしたと反証する。裁判官も露骨に病院寄りの訴訟指揮で、資金力もない原告弁護士は窮地に追い込まれる。だが、あきらめることのない弁護士は、形成逆転につながる重要な証人を得る。
劇団の総力をあげたという熱演が続き、さすがだと感服する。だが今日は初日のためか、舞台回しにぎこちなさも見られた。
評決というタイトルだが、評決を下す陪審員席が最後まで空席だったのは気になる。原告と被告の対決に絞るなら、舞台装置に陪審員席はない方が良いのでは。
久しぶりの昴の舞台、堪能しました。

笑顔の砦
庭劇団ペニノ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

人造カノジョ~あるいは近未来のフランケンシュタイン~
劇団鋼鉄村松
萬劇場(東京都)
2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった。最後のオチは見事!
今回は「恋愛シュミレーションゲーム」を通してA Iの近未来を見せてくれたが、違ったネタで造って近未来のAIに対する恐怖をアピールするのもアリかな?と。