最新の観てきた!クチコミ一覧

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パパは死刑囚

パパは死刑囚

劇団チャリT企画

座・高円寺1(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/10/12 (金) 19:00

座席I列13番

価格3,000円

新婦の父に知らせたくない事実を抱えたまま結婚式当日を迎えた新郎……という、レイ・クーニーなどに代表されるファルスの定番的状況に、被害者遺族の心境、加害者家族への風当たり、死刑執行のあり方など重ためなテーマを組み合わせたアンビバレントな作品。

随所に笑える場面もありつつ(それに加えてプロポーズの場面と終盤のある部分ではホロリともした)、殺人事件や死刑制度などについて考えさせろという、まるで綱渡りのように微妙なバランスを保ち続ける繊細さも持ち合わせていたと言えよう。

しかしできれば「余興」の完成形が観たかったなぁ(笑)

恭しき娼婦2018

恭しき娼婦2018

新宿梁山泊

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

サヘル・ローズは娼婦役なんだけど、上品なイノセンスと、芯のある強さと、媚びない誇りがあって最高だった!サルトルの戯曲なのに、自警団に追われる朝鮮人をかくまう話になっていてびっくり。見事な翻案だった

クロノライセンス(東京公演)

クロノライセンス(東京公演)

劇団1mg

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

台詞量が多いせいなのか死神同士の会話が早口なのがどうにも聞き取りにくかった。ストーリーは面白かったのでそこが残念。スタッフはハキハキとしていて感じが良く俳優は魅力的な人が多いので今後に期待!

BEGINS of Sevengirls

BEGINS of Sevengirls

劇団前方公演墳

「劇」小劇場(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/10/13 (土) 18:00

座席2列中央番

演劇『BEGINS of Sevengirls』を観劇しました。役者さんたちの生の舞台はやはり素晴らしかったです。

劇団前方公演墳旗揚げ20周年記念作品。過去に4度再演され今月から映画も公開されている『セブンガールズ』の前日譚が描かれた新作舞台。

私は、映画『セブンガールズ』を映画館で鑑賞後に、舞台『BEGINS of Sevengirls』劇場で観劇となりました。
劇団前方公演墳さんの作品は今回が初見です。

セブンガールズでは、終戦直後の混乱期にひとつのバラックに身を寄せて共同生活をし助け合いながら生きる女性たちの姿が描かれていました。

BEGINS of Sevengirls は、その前の物語。

戦争により身寄りを失う等の様々な事情により生活に困窮していく人々。そんな人々のそれぞれの生き様が切なく描かれます。

それぞれに生きるすべを模索する縁もなかったであろう人と人との点と点が紡がれ、さらに、新たな点、そして点が、加わり、共同生活を始めるに至るまでを見せてくれました。

そして、あの「星がいっぱいでも」の歌が生まれます。

2時間20分休憩なしの舞台。疲れや中だるみをも感じさせない程にあっという間でした。もっともっと観ていたいという気持ちになっていました。

いくらでも重くも描くことができるであろう題材に、コメディ要素のエッセンスを織り交ぜ、迫力の立ち居回りシーンも絡めて飽きさせず、強く生きようとする女性たちの姿を泥臭くも美しく魅せてくれました。

劇団前方公演墳の皆さん、お見事でした。

愚か者。たがらもの【尻軽娘に愛と無関心のブルースを】

愚か者。たがらもの【尻軽娘に愛と無関心のブルースを】

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2018/10/12 (金) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回初めて拝見。正直なところ、もっとがさつな作りのシリーズなのかなとナメてました。2時間たっぷり中身の詰まった面白さで、探偵2人だけじゃなく、他の登場人物も(ウザい役どころも含め)みな印象的。

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

楽園王

サブテレニアン(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

あの導入部からどうなっていくのだろうと思ったけど、これは確かに『銀河鉄道の夜』。電球と椅子だけのシンプルなセットなのに、なんと豊かな時間だったことか。

ネタバレBOX

新たに作られた現代のお話では恋人役、そして「銀河鉄道」に乗ったカムパネルラとして、2つを結ぶ役どころだった藤田早織さんがとても素敵だった。名前を覚えとこうと思ったら、この名前での活動は本作が最後なんだとか。
となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

派手さはないけど・・・惹きつけられました。そして楽しめました。
特に後半での展開は好きです。

アフターバーン!!

アフターバーン!!

ステージタイガー

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2018/10/12 (金) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/10/13 (土)

いつも通りの胸熱ドラマでしたがいつもは清々しい気持ちになるのが今回はハートフルでいつにも増して感動的!ラストは涙が滲み出るステタイで一番好きな作品になりました♪とにかくアミジロウさん最高でした☆

モノクロ白書

モノクロ白書

放課後ランナー

ウッディシアター中目黒(東京都)

2018/10/11 (木) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/10/13 (土) 14:00

やべ〜、超面白かった〜(*´∇`*)
これ以上の舞台ってある?
シリアスから笑いへの落差凄すぎて、
無防備な心、完全にもってかれた〜

#放課後ランナー
#モノハク
#渡邉千奈津
#若井薫浩

井上四葉さんのウォーク、
見惚れる、美しすぎる、

ダンス元全日本1位!? 、納得

#井上四葉

となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

観劇後、不覚にも、D氏の講ずる「人生を無駄にしない3カ条」・・・を思い出してしまいました。
人間として生きる最大のメリットは、もの・こと・ひとを「忘れること」ができることにあり、だれかに「忘れられること」でもあります。
ただ、本公演は、ストーリーが拡散しすぎてしまった感があり、すこし残念ではありましたが、骨格がしっかりしている脚本なので、きれいにまとまっているなと思いました。
PS.チケプレありがとうございました。1組2名までの招待だったのですが(メールで受信済)、受付で、たしか1名ですが・・・といわれ、すこし不安な気分になりました。

となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

隣のいえの事件というより、誰にでもあり得る心の中のざわつきでしょうか?
題名に惑わされずに観て下さいね。
って作品でした。

ネタバレBOX

隣の事件は直接的には関与していない印象を受けました。
みちるが目にした(ビデオの目ですが)出来事が引き金で話が展開していくなら、もっと違った展開になったのでしょう。
そちらのパターンも観てみたいです。
残された娘の心理とみちるの係わりを色濃く扱ったら、また違う面白さが出るかと思いました。
パパは死刑囚

パパは死刑囚

劇団チャリT企画

座・高円寺1(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

楽しい雰囲気でしたが、設定が重すぎるせいか、笑う気持ちになれませんでした。主人公が、本当の父を思う気持ちが理解出来ず・・私なら、自分の母を死に至らしめた本当の父を恨むと思うし、自分の親は育ての親だけだと感じると思います(あくまでも個人的な感情)
ストーリーが、殺人という罪や、人の命を軽んじているように思いました。
役者さん達の演技は、とても良かったです。
そしてラスト・・ダメでした。

となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

精神的に怖いのかな?と思っていましたが、個人的には、怖くはありませんでした。
誰にでも、大きさの違いはあれど、事件や不幸はあるという事を再認識し、今の自分について考えさせられました。皆、人の不幸と自分の不幸を比べて安心する・・そんな気がした舞台でした。

となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/10/12 (金) 19:30

価格0円

シアター・ノーチラスさんは前作「カッター」に引き続き2度目の観劇になります。

今作品「となりの事件」ですが前作よりもイイ出来上がりと思います。

ハッキリ言いますと地味です。音楽も劇中一切無し、ラストだけ。舞台美術は椅子だけ。でもねとてもキレイな椅子なんです。

台詞は派手じゃありません。でもとても心に響く言葉があります。「そうだよなぁ」と頷くこともあれば「そうかぁ」と気付かされることも。

本がまずいいんでしょうね。そして演者さんもいい芝居を見せてくれました。あの珈琲屋を夢見る旦那さんの含み笑いが絶妙だったなぁ。あの笑いの意味を読み取るのも楽しかったです。

小劇場という身の丈を考えて丁寧に作られたこのような作品が私は好きです。
最後になりましたがチケプレありがとうございました。

想稿 銀河鉄道の夜

想稿 銀河鉄道の夜

ことのはbox

新宿シアターモリエール(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

頑張っているのは理解できたが・・
何というかコナしきってはいないかなぁ と
もっと熟成したらオマケの星をあげられたんだがなぁ・・・
と思えた1時間45分の作品

ネタバレBOX

原作で物悲しく友を見送っていた主人公が
今作では明るく手を振って送り出すのは・・・結構評価が分かれるかなぁ と
まぁ明るい感じのコノ舞台には相応しく思えたし
低年齢層とかには大受けしそうかなぁとも感じました
となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん題材は面白かったがー
何というか予想がついたかなぁと思えた話でした・・・・

ネタバレBOX

隣が不幸に見舞われても
まぁこっちも それなりに不幸とかが転がっているよ・・・という感じかな

ただ 人の傲慢さなどは丁寧に描かれていたデス
For スマイル〜ソコニイルコト〜

For スマイル〜ソコニイルコト〜

プロデュースユニット「ななめ45°」

ルンチェルンバ(大阪府)

2018/09/21 (金) ~ 2018/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

積み上がった家は人生 階下に残る記憶と記録 水の中が記憶の中の様に見える、初めて観たのは、 インディペンデントシアタープロデュース  『INDEPENDENT:12』 また見たいとずっと思って 今回で4回目 観劇後、今回もまた思います。 来年もぜひ観たい 潜ってみたい。 来年、一つ積み重ねたられた芝居を、人生を一つ積み上げて観劇すると、また少し感じ方が変わると思う。

やっぱり素晴らしい作品 今日もレンガを積み重ねる 
また来年 ぜひ観たい 潜って観たい。

ネタバレBOX

海に囲まれた町 上がる水面に逆らい、レンガを積み重ねて上階を作り生きていく
階下は生きた証 1人レンガを積み重ねる
友人と将棋 船 

パイプ 妻からのプレゼントを落としてしまう。
階下へ潜って探しに行く 水に沈んだ階下へ 過去へ 思い出
妻の記憶 闘病 階下へ 過去へ 潜る 
結婚 出産 育児 階下へ 過去へ 潜る

妻のプレゼント パイプ 階下へ 過去へ 潜る
雨 部屋に水 上階を作る。
積み上がった家は人生 階下に残る記憶と記録 水の中が記憶の中の様に見える、初めて観たのは、 インディペンデントシアタープロデュース  『INDEPENDENT:12』 また見たいとずっと思って 今回で4回目 観劇後、今回もまた思います。 来年もぜひ観たい 潜ってみたい。 来年、一つ積み重ねたられた芝居を、人生を一つ積み上げて観劇すると、また少し感じ方が変わると思う。

やっぱり素晴らしい作品 今日もレンガを積み重ねる 
また来年 ぜひ観たい 潜って観たい。
想稿 銀河鉄道の夜

想稿 銀河鉄道の夜

ことのはbox

新宿シアターモリエール(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/10/12 (金)

3日目、昼と夜!観劇してきました!
今日も観劇しにいくけど、あと三回しかないから、どんどん感想書く!

ネタバレBOX

宮沢先生がお話しの中に生きている。
しかも、ジョバンニが銀河鉄道に乗らない、
いや、乗せてもらえない物語。
切符はあるのに、乗せてもらえないなんて。
銀河鉄道は、生と死の世界を行き来する蒸気機関車。
車掌さんは、ジョバンニにいいます。
その切符はずっと先の切符ですと。
ジョバンニが天気輪で銀河ステーションに行けたのはなぜなのか?
カムパネルラが招待したんだと思う。
星座表。それが道しるべとなって。
深まる友達としての絆。ほんとうのことを言えないカムパネルラ。ジョバンニは純粋な思いをカムパネルラに向ける。
勇気をくれる音楽!二人の心が踊る。
涙がでてきましたこのシーン。
そして、クライマックス。
ジョバンニの心がたくさん伝わってくる。
カムパネルラーーー!
叫びは無情にも。涙止まんなくなってきたので
後日につづく!
想稿 銀河鉄道の夜

想稿 銀河鉄道の夜

ことのはbox

新宿シアターモリエール(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

 う~~~~む。少し追記(2018.10.14)

ネタバレBOX

 原作は北村 想、自分は原作を読んでいないので間違いかも知れないが“本当のこと”というフレーズが多すぎる。今作のシチュエイションで言えば、3度までは許される。それ以上はくどくなって逆に本質から遠ざかって仕舞うと見る。脚本に関しては以上だ。
 カンパネルラもジョバンニも女優が演じているのだが、少年を演じているのだから晒しを巻くなどして乳房を隠すべきだろう。賢治作品に関してはそのような配慮が必要だと考える。演出家の感性とは異なるだろうが。上記とも関連して宮澤 賢治作品に対する認識が甘いように思う。
 北村 想の原作を読んでいないので、以下に述べることが当を得ているか否か定かでないのだが、北村が想定したであろうファンタスティックな世界は、定番とはいえ、それなりの水準を感じさせるのに、歌唱シーンが入ることによって百年の恋が一瞬に醒めるような幻滅感に襲われるのが如何にも残念だ。このシーンを活かすならいくらでも方法はある。演出家の決断でこのシーンを削ることがあっても良いし、活かすのであれば、観客に幻滅を齎さないで欲しい。
 もう一つ、言っておきたいのは、噛む役者が多かったことである。この程度の科白量で、これだけ肝心な所で噛みまくるようならキャストを変えるべきだろう。何故なら、本質的な所で本当のこと、と、宗教とは相まみえねばならないテーゼだからである。本当の事を宮澤 賢治が求めた以上、北村を越えて演出家は思いを致さねばならないのは当然のことだし、そのような姿勢で役者陣に接していれば上に挙げたような批判は受けずに済んだであろうから。
 作品をミュージカルというコンセプトに仕上げたいならそうすべきだろうし、そうでないならそのような演出を心掛けるべきであろう。総てが中途半端である。今迄の演劇ジャンルや既成概念を破壊するのが目的であれば、キチンとそのことを形にしなければなるまいが、そういう要素も感じなかったし、強烈な現世否定や幻滅を経験しているという徴も見られない。演出家に自分自身の哲学が欠如していると考えざるを得ない。そのような視座が無いなら演出をすべきではあるまい。
となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

 この劇団の、この視座でしか描けなかった世界。(華5つ☆)

ネタバレBOX

 メーテルリンクの「青い鳥」が冒頭をはじめ随所に挿入されて散文詩のような構成になっているのが興味深い。韻文詩と異なり、散文詩はその形式が比較的自由であるばかりでなく、散文の特徴である客観的事実や事象を描くのに適していることは、母音の矢鱈に多い日本語以外の詩について多少深い勉強をしてきた人間には当然の認識であろう。今作でもこの辺りの文学的事情が上手に用いられている。
というのもシアターノーチラスの作品自体が群像劇を標榜しているということがあり、現代日本を生きる普通の人々の微妙な生活感覚や他人との距離感、個々人のメンタリティー、時に個々人の中にある価値観やメンタリティーの強弱なども描き出して見せてくれるのだが、今作では特にこの辺りのホントに微妙で日本的な躊躇が齎す非行動の意味する所を、他の方法では描くことさえ適わなかった形で形象化してみせた。
 日本人には主体性が無いとか、自分の意見を表明しないとか、何を考えているのか分からないという言葉は良く聞く。喋らなければ或いは自己主張しなければ、存在自体を認められないような社会ではないからだと言えばそうなのだろう。然し、これは日本人の傾向として特にファクトに向き合おうとしない生活態度から来ているような気もするのである。何だかんだ屁理屈をつけては目の前の問題から逃げることばかり考えたがるのが日本人の特質なのかも知れない。早いうちに手を打たないから問題が肥大化して手が付けられなくなるのだが、そのような知恵はファクトと向き合い対決してきてこそ生まれる。最初からそこを無視して逃げてばかりいる人々には手遅れになってからアタフタする他に道が無いということも事実であるから。こんな日本人を彼らはと言えば、憎まれ口も防げようが、敢えて言っておく。日本人の大多数は、見ようともしなければ聞こうともしない。何を? ファクトをだ!
その結果がF1人災であり、加計学園問題であり、カジノ誘致問題であり、憲法9条を護る伊ことを主張しながら、沖縄に犠牲を押し付けることについては同時に問わない姿勢であり、ちょっと古い所では裕仁の戦争責任問題看過問題等である。
 何れにせよ、今作板上には正面奥に背凭れ付きの椅子が7脚置かれているだけであとはフラット。登場人物が必要に応じて椅子を板上に持ち出し、対話相手と適当な位置、距離を取って己の座る場所に椅子を持っていって座る。歩行や座った状態での演技が殆どなので、細かい表情や、決して大げさは無い科白の意味する所、科白と科白の間にある何かを如何に解釈するかが観客の作業である。
様々な襞に覆われ、認識の果てに不可知論に陥りそうな場所で、各々の登場人物が何をどのように考え、或いは感じ、どのように生きているのか? 各々は各々の生を本当に選んでいるのか? 選ばされているのか? そのどちらでも無く単に流されているのか? 流されているのだとすれば、その時彼らを流しているのは、何か? 等々多くの疑問が湧いてはシャボン玉のようにはじける現実のように物語は進んでゆく。或る意味とても恐ろしい物語である。そしてその恐ろしさは、頭の中身が無いムカデが己の進みゆく先を一切顧慮せず、絶滅という淵に只管進みゆくのみであるにも関わらず、己の行為の結果も、己の行動の簡単に予測できるハズの未来も、唯現実に向き合おうとしないことが原因で、必然的に起こる事実から目を背け続けることによって出来したという、自ら責任を負うべき事実を、己に突きつけないということに起因する怖さ、即ち想像力の残酷なまでの欠落を表す現実の怖さが示されている怖さなのである。

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