最新の観てきた!クチコミ一覧

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空想科学II

空想科学II

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

基本的に仕事帰りにぐったりした状態で臨むソワレ。初演では置いて行かれてしまい、面白さをあまり感じられなかった。
クチコミを読んで、やや不安が有ったが、予想を飛び越えて楽しかった。
エンターテインメントな仕上がりで、思ったよりも分かり易く笑いが多目。戯曲の強度が増していた。
今後も楽しみな団体。

森から来たカーニバル

森から来たカーニバル

劇壇ガルバ

駅前劇場(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★

言わぬが花・・とも思ったが一言。
山崎氏は演出をしていない。自身は役者としても顔を出していたが、出演を諦めてでも「演出」に、つまり作品にこだわってほしかった。
しかも題材は別役。それも子ども向けの企画に書いたもの。舞台を「成立」させる事の難しさに考えが及ばないとは。何となく狙いは判るが、何となく以上に思考が詰められていない。
劇的瞬間として焦点化する箇所をどこに据えるかで、全く違って来る不条理なお芝居を、それぞれのシーンを単独で成立させようとする事がそもそも違う、策がない。演技はリアリズムで押しきれないと判ってか、その線を狙ってはいないが、非リアリズムにも徹し切れておらず、成立する演技態を見出し得ていない。そのあたり、塩梅をするのはやはり演出だろう。役者頼みスタッフ頼みでは、残念ながら太刀打ちできなかった。
山崎氏があえて自ら座組をまとめて公演を打つ目的も、よく判らない。役者としての障害である老いに備えて何かに挑戦したかったのか知らん。継続的活動として行くのなら、役者的思考を離れて、一度「演劇なんてクソの役にも立たない」境地にまで下り、そこから舞台を立ち上げてほしい。

その恋、覚え無し

その恋、覚え無し

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2018/11/27 (火) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

十年程前に非演劇系の真面目な雑誌が「新進劇作家」を特集し、今考えると親切な事に蓬莱、赤堀、倉持、はせひろいち、そして東も「飾り込んだ美術は一見の価値あり」と劇団ともども紹介されていた。その後の活躍を見ればその特集は有難い手引きで、他の作家・劇団も観てきたが、桟敷童子ほどコンスタントに新作公演を全力投球で打ち続けている「劇団力」のある集団は、演劇界でも珍しいのではないだろうか。
最近は劇作のクオリティを心配した事がない。本人曰く「同じネタの焼き直し」「およそ三つのパターンの使い回し」と謙遜する通り定番なお話ではあるが、いやいや千年一日とは程遠い、何か新たな要素が加わって来ている気がしている。うまく言葉化できないが・・表現的に危うい部分、ビビッドな瞬間が挿入されるのがそれだろうか。一瞬の間合いだったり、表情の変化だったり、台詞を言っていない人物のちょっとした仕草だったり、それが劇団役者の培った強固なアンサンブルに「揺らぎ」「隙間」をもたらし、観客にさり気なく知覚させる。リアリズム(新劇)系からのアプローチではまた別の言い方で捉えられるものかも知れないが、桟敷童子の文脈では新たな要素ではないか、と思ったりしている。(観る側の変化という可能性もあるが・・。)この微妙なニュアンスの伝達が劇作と相伴い、芝居に深みをもたらす、と同時に劇空間と「現在(現実)」とを繋ぐ非常に重要な回路となり、桟敷童子の芝居を単なる「物語世界」の説明・提示にとどまらない演劇的「現象」にしている所以とみた次第。

ネタバレBOX

今作も実に良い。「良い」、という形容で勘弁して頂く。
盲目にもかかわらず楽天性がのぞく女四人衆の出だしも掴みバッチリ、冒険譚の始まりのように童心に火がともる。そして彼女らを迎える村の者らによる警戒しつつの歓待、山の神信仰に結び付いたしきたり。人々の活力が良い。悪人は出てこないが「自然」という大きな壁が立ちはだかっている。そして平地の方から迫ってくる文明のさざ波、時は大正から昭和の変遷期。山神を恐れ暮らす人々の素朴さ。女の豪快さ。男の繊細さ。どれも、良かった。
役者にはそれぞれの適役が振られる。板垣・大手の両頭と客演女優二名の四勇に、鈴木・原口・もり・稲葉がしっかり脇を固め、川原・新井・新人内野も味を出し、客演男優も団員の如し。さて今回は池下無き後の主役級男を若い深津が担い、長身で風格をみせた。役者は育つのだ、と改めて。久々の山本の健在な姿を見るのも嬉しい。
松本紀保は弱点を背負う役を生き生きと演じ、前回より劇団に馴染んだようにも。余談だが石村みかには終演まで気づかず、コールで名を呼ばれてやっと気づいた(目を閉じた盲人の演技だったため)。中盤までは最近入った(少し年齢を重ねた)新人かと思っており、ぐんぐん存在感が滲み出してくるので一人で驚いていた。
へたくそな字たち

へたくそな字たち

TOKYOハンバーグ

座・高円寺1(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/12 (水)公演終了

満足度★★★★

いろいろな理由で義務教育を終える事ができなかった人たちが、それぞれの目的で通う夜間中学校。そこに集う先生と生徒たちの日々は大変ですが、暖かいものがありました。30年前が舞台だそうですが、今もあるのでしょうか。
「話すことでも、書くことでも気持ちが伝えられない時はどうしますか?」という先生の質問にたった一人手を挙げた道郎君でしたが、あの答えには納得できません。

ネタバレBOX

さらに道郎君は52歳とのことでしたが、私には70歳くらいに見えて仕方ありませんでした。30年前の52歳だからとキャストさんの一人から聞きましたが、それなら最初の方で年齢を明かしてくれたらそれなりに納得して見たんでしたのに。
獰猛犬~DO‐MO‐KEN~

獰猛犬~DO‐MO‐KEN~

ICHIGEN

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2018/12/06 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

BARに集う人々。外は嵐で出る事が出来ない・・・  
こんな状況で、何も起こらない訳がない笑
事件、謎、そして愛。次どうなるんだろう?って常に前のめりで見ちゃいました!
ありがとうございました!

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

平家物語を題材にした時代絵巻、もちろん虚実綯い交ぜで構成されているが、今回は物語という流れよりは人物描写に重点を置いたように思えた。情緒的であり泣かせる場面、盛り上げる場面など演出は上手い。しかし、ベタな青春ドラマ…友情と武門・戦の板挟みに苦悩する若者を描いたようにも観え、少し”時代絵巻”という歴史の物語としては弱さを感じる。物語の流れか人物描写か、その観点によって好みが分かれそうな気がする。自分は前者が好み。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

邸内中庭といった舞台、客席寄りが庭で殺陣シーンに配慮した空間がある。冒頭、中庭で遊ぶ子供たちが飛石(石が八つ)を跨ぐようにしているが、何となく義経の八艘飛びを連想させる。
物語は平氏が栄華を極めた時期から後白河から平氏追討院宣が発せられ、壇ノ浦で滅亡するまでを、後世に伝わるエピソード(一ノ谷の戦い 鵯越の逆落とし 、那須与一の扇の的など)も織り込み場面を面白く観(魅)せる工夫をしている。殺陣は斬り合いというには美しすぎるもので、それまでの”心情”表現を損なわないよう配慮したもの。
また、この間に次回公演に繋がる奥州藤原氏と義経の関わりに触れるあたりは巧みだ。

物語は平氏の栄華を極めた場面、貴族との確執を経て後白河の追討院宣後、壇ノ浦で滅亡するまでを描く。しかし物語の中心は、牛若丸(義経の幼名)と呼ばれていた時、平教盛・資盛と友情を育み、知盛との信頼といった心情が厚く熱く描かれている。もちろん平家物語という流れは分かるが、平氏追討院宣が出されたのか、その経緯を切り捨て焦点を絞ったようだ。そのため”時代という社会性“は個々人の関係性に委ねられた形になり、壮大さは感じられない。

一方、時代を乗り越え、現代にも通じる人と人の繋がり、信頼関係にみる心情描写は豊かで、枳殻文様のようなモノクロ照明が舞台板に映え効果的であった。生垣に植える枳殻、源氏・平氏という武門、それが並び立つ(綺麗ごと事過ぎる?)ような武家社会を夢見た平清盛の思いは果たせず…。この心情描写はしんみり泣かせるシーンで、ハンカチを握っている人も多い。

基本的な舞台美術、平安時代後・末期における貴族と武士が登場する混沌とした時代を切り取った公演、それがマンネリ化にならないための工夫が垣間見られた。劇団そして作・演出の灰衣堂女史の試行錯誤がより高みある公演を制作しそうだ。

次回公演を楽しみにしております。
虹の都、銀の靴

虹の都、銀の靴

劇団やぶさか

黄金町 高架下スタジオ Site-D 集会場(神奈川県)

2018/11/30 (金) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/30 (金) 18:30

価格2,800円

オズの魔法使いをベースにしたファンタジー。まずはお馴染みのアイテムに始まり、原典ゆかりの人物が登場して、まさかあの人があの人物だったの!?な展開はさすが(と言うかお手のもの?)。装置も気合いが入っているし。
そう言えばこの会場を入口側を客席、奥を舞台に、という使い方、(3回目の使用にして)初めてでは?

そう言えば「本歌取り」のパターンって、
 1)世界観やアイテム(だけ)を使ったもの
 2)原典を「もしもあそこでこうしていたら」的に改変する平行世界
 3)原典の人物のその後を描いた後日譚
などに分類できるのではないか?などとも考えた。

墨と考えて飛沫

墨と考えて飛沫

埋れ木

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

青春青春していました。

ネタバレBOX

クリスマスを前に、とある賃貸ワンルームマンションのいくつかの部屋の若い住人たちの様子を描いた話。

恥ずかしいくらい青春青春していました。こんな感じは久し振りで、とても新鮮でした。

黒服の男たちがカラスと気付いたときは嬉しかったです。
ら・ら・ら・ららんど

ら・ら・ら・ららんど

株式会社Am-bitioN

新宿村LIVE(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2018/12/06 (木)

新宿村LIVEにてコメディミュージカル『ら・ら・ら・ららんど~天使っぽい君にラブ・ソングを~』を観劇。
何年か前に大ヒットした映画を彷彿とさせるようなインパクトのあるタイトルの作品。今回は再演とのことでしたが、個人的には今回が初見でした。
事故により昏睡状態に陥った少女と、少女に想いを寄せる男の物語。“天使っぽい君にラブ・ソングを”というサブタイトルが示す通り、恋愛をテーマとした作品ではあるものの、単なる恋愛モノではなく、目を覚まさない少女を救うため、少女の精神世界に入って喜怒哀楽の精たち?とコミュニケーションを図りながら恋愛に必要な大切なことを伝えるファンタジーの要素も入った作品であると感じました。独特の発想から生まれる個性豊かな世界は観ていて楽しかったです。喜怒哀楽は恋愛だけでなく、人間らしく生きるためには絶対に必要な感情表現であり、一つでも欠けていると人格形成に何らかの不具合が生じる可能性が高まるというメッセージ性が含まれているような印象も受けた作品でした。また、恋愛は一方通行ではなく、双方の心が開かれた状態ではないと上手く成立しないというメッセージも込められていたように感じます。公演案内に“ミュージカルっぽいコメディ”と書かれていますが、確かにミュージカルナンバーが次々に流れる展開でもなく、コメディを基本とした内容をミュージカル仕立てとしているような作品で、これはこれで良いと思いましたが、ストーリーとは関係のない役者個人の心情をアドリブのような形で度々入れていた点、曲の歌詞にも盛り込まれていた点はマイナスに映りました。また、音響の悪さ?もあり、せっかくのミュージカル曲が聞き取りにくく迫力を欠いていた点、自然な笑いではなく不必要なボケやアドリブにより笑いを強要させているように感じた点も残念に思いました。作品全体の質としては低いと感じざるを得ないものの、アクションシーンはそれなりに見応えがありましたし、ハッピーでスッキリとした気持ちで終われた最後のエンディングシーンも良かったです。

メゾン・ド・ゴッデバ

メゾン・ド・ゴッデバ

あお天井一座

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2018/12/06 (木) ~ 2018/12/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

観劇すればみんなあの家に住みたくなる。
あお天井一座史上希にみるまさかの純粋に感動する作品でした。
楽しかった。

グレイクリスマス

グレイクリスマス

劇団民藝

三越劇場(東京都)

2018/12/07 (金) ~ 2018/12/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/12/07 (金) 18:30

座席1階

この作品は、劇団民藝の魂を受け継ぐ名作だ。タイトルのグレイクリスマスは、白い雪が何もかも隠してしまう美しいホワイトクリスマスでなく、汚いものを隠すものがない雪の降らぬクリスマスという意味。何と示唆に富む一言。この舞台の底流にどっしりと構え、観るものの心に突き刺さる。
民藝の舞台は、前作の「時を接ぐ」に次いで歴史を見つめ直す作品。連続ヒットの仕上がりだ。
二度と戦争はしない。ピープル、国民に主権がある。占領軍民政部が心を砕いた日本国憲法だが、憲法は単なる言葉なのであって魂を吹き込み続けるのはピープル、国民次第なのだ、と。今この名作を再演する意味はここにあるのだろうが、私はこの舞台が描く人間のしたたかさ、あざとさ、悔しさという部分に惹かれた。
屋敷を接収され、生きる能力のない当主。その没落ぶりが面白く描かれる。米将校のホステス役を買って出るお嬢様たちの生命力はなかなかだ。限界を生きる姿は、今の平和に慣れた体にカツを入れる。
秀逸なのは、元男闘呼組の岡本健一だ。伯爵家に巣食ってうまく立ち回る在日朝鮮人の役だが、ナレーションも含めた舞台回しの役割を見事にこなした。
タイトル通り、毎年のクリスマスに舞台設定した脚本は歯切れがいい。「この演目だけは自分がやりたかった」と言ったという丹野郁弓の演出も良かった。

ネタバレBOX

ラストに憲法の条文の一部を朗読する場合がある。このメッセージをどう受け止めるか、この舞台の評価につながるかも。
悪夢のエレベーター

悪夢のエレベーター

peek a boo×渋谷ニコルソンズ

テアトルBONBON(東京都)

2018/12/04 (火) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかく2時間の間に笑いと驚きがてんこ盛り!伏線回収が凄まじく、びっくりしている間にラストに辿り着く。新宿二丁目ver.とタイトルにもある通り、新宿二丁目要素も盛り込まれていてとても面白かった。今まで観た舞台で1番面白かったと声を大にして言いたい。この機会を逃したら勿体無い…!!

「遠くの空はカナダへ、近くの海は瀬戸内海」 「黄緑の境界線」

「遠くの空はカナダへ、近くの海は瀬戸内海」 「黄緑の境界線」

しみくれ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/12/07 (金) 19:00

座席1階

重いストーリー、だが、役者さんの熱演で、ストーリーに引き込まれていく。
エンディングに引き込まれる。

ゼブラ

ゼブラ

ONEOR8

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/12/04 (火) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/12/07 (金)

ゼブラ観てきました。2015年に観てとても良かったのを覚えています。 今回も期待してましたが、ちょっとテンポが悪かったように感じました。 あと、葬儀屋兄弟が 演技過剰で残念でした。

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

「リデンプション」的になるのでは?なんて書いて、申し訳ない。
独立した一本の素晴らしい作品でした。
次回作に期待を持たせるという点ではリデンプション的ではありますが。

今回も清盛が魅力的。

隠れ家の人々

隠れ家の人々

劇団龍門

シアターシャイン(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

早口でトーンが高いので私の耳では聞き取りにくい会話から始まりました。はじめは理解しがたい部分もあったのですがだんだん謎が解け面白さに引き込まれます。こんな世界の話だったのだと理解し主人公のつらい気持ちに涙が出てきました。

君死ニタマフ事ナカレ 零_改

君死ニタマフ事ナカレ 零_改

舞台「君死ニタマフ事ナカレ 零_改」製作委員会

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ここまで壮絶な展開だと、ちょっときついのだが、それでも、どうなっていくのかに引っ張られてしまった。そこにある狂気が禍々しく舞台に浸み込んで感じられる。刹那の悲鳴を上げるもの、自分の想いに囚われもがき苦しむもの、かなりの迫力の演技でした。それゆえか、ラストには憤りを感じてしまった。ただのコロシアイではなく、抱えるものと追い込まれたもの、科学に事故に戦争、スパイスが効きすぎるくらい聞いている舞台でありました。

舞台『DAME×PRINCE』歌劇派ステージダメプリ

舞台『DAME×PRINCE』歌劇派ステージダメプリ

DAME×STAGE製作委員会

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2018/12/01 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★

出演者には悪いが、ストーリーはあってもなくてもいいような・・・つまりはダメプリのダメっぷりが楽しいわけで、観客へのサービスたっぷり、イケメン君たちを楽しむための舞台ですね。これはこれでいいと思います。結構アニメのキャラには近い感じしました。

世界の終わりに君を乞う。

世界の終わりに君を乞う。

エムキチビート

博品館劇場(東京都)

2018/12/01 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

銀河鉄道の夜と不思議の国のアリス、まったく違うストーリーが違和感なく、病んでしまった心の中に存在する。罪の意識と、誰かを想う心が交差する展開。ファンタジックであり、語られない被害者の心の傷が、切ないくらい感じられる作品。じんわりと涙が出たのは演技力、歌唱力の有りのキャストのお陰かもしれない。ここ何年かの間に見事に成長しているキャストが何人かいたように思う。

獰猛犬~DO‐MO‐KEN~

獰猛犬~DO‐MO‐KEN~

ICHIGEN

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2018/12/06 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

幕開けに広がる異様な光景。
なんだ今の!
ラストシーンを冒頭から見せちゃったのか、それとも何かの暗示?

そんな中、物語がスタート。
概ねあらすじ通りというか奇妙な人ばかりが隠れ家のようなBARに集まって(避難して?)きます。
並行して描かれるのは主人公翔太が記憶を失う前のサイドストーリー。
胡散臭い人もどんどん集まって来て何か悪い予感がうっすら漂うもののBARの中は案外ひょうきんで和やか。
偶然つけたラジオニュースを聴くまでは・・・

劇中、何度固唾をのみ、何度足元をすくわれた事か。
裏と表、善と悪、死に急ぐ人、見える人にしか見えない女、眠っているかもしれない死体等々々々
目まぐるしくヤバい要素が積み重なっていく展開に「さぁ一旦ここで整理してみようか」という思いも虚しく容赦なくやってくる修羅場。
ぐわ~ッ!危ないっ殺される!(思わず手にチカラッ)
やがて辿り着くラストはやはりバッドエンドか、それともハッピーエンドなのか?
実際この目で観たエンドですら日によって変わっているのではないかと思ってしまうほどにパラレルワールド感ある世界観。嵐が通り過ぎていったよう。
何だか前に書いた主人公のサイドストーリーさえ過去ではない気がしてきた。
あ~頭がクラクラする(笑)

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