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「遠くの空はカナダへ、近くの海は瀬戸内海」 「黄緑の境界線」

「遠くの空はカナダへ、近くの海は瀬戸内海」 「黄緑の境界線」

しみくれ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

「遠くの空はカナダへ、近くの海は瀬戸内海」観劇
タブーをテーマというコトでしたが、感覚としては「依存」の印象を強く受けました。純粋にタブーと言えるのはひとつだけだったかな⁉︎と

ネタバレBOX

バッドエンドじゃない選択肢はなかったのかな〜
もうひとつの作品に答があったのか気になりました。
ベッドトークバトル プレミアム

ベッドトークバトル プレミアム

ショーGEKI

小劇場B1(東京都)

2018/12/07 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/12/12 (水) 13:30

Cチーム昼の回を見ました。昼間っからまったくも〜な短編5作品で、笑いの絶えない2時間でした。夜見たら印象が違うかも。

ネタバレBOX

青森(?)と九州(?)の女の子のお国言葉のワイ談がいちばんカワイかったです。
ボードゲームと種の起源

ボードゲームと種の起源

The end of company ジエン社

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

その恋、覚え無し

その恋、覚え無し

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2018/11/27 (火) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

11月30日夜、すみだパークスタジオ倉で上演された劇団桟敷童子『その恋、覚え無し』を観た。これは、知人の役者・もりちえが出演した関係からである。この劇団は自分のお気に入りの劇団の一つ。毎回最後に見せる大がかりな舞台転換が一つのウリにもなっていて、今回も最後にどのようなセットが現れるのか期待しての観劇であった。


舞台は九州のとある山村。その村では、年々かに一度訪れる盲目の祈祷師の一団をもてなし、祈祷をしてもらって神隠しをはじめとする災難を避けることを常としていて、今年もその村に4人の盲目祈祷師達がやってきた。物語は、彼女たちが村に滞在していた間に起こる、複数の事件が交錯してあらわとなる祈祷師たちと村人達の間に芽生えた恋。そして悲しい結末。祈祷師達の頭であるタケは老齢で村に到着してすぐに病に倒れ、医者の勧めもあって村に定住することになる。祈祷師達の二人目のコマメは4人の中で一番若いが、病のタケに代わって村のために祈祷を行う。彼女は村人の1人に好意をもっていたが、今は相手に婚約者がいることを知らされる。そんな折、村の娘が行方不明となり、コマメは自分の祈祷が不十分だったからと自分を責め、最後に1人山の中で自らの命を絶つ。3人目の祈祷師・ウタは盲目になったきっかけとなった銃の暴発事故を起こしたかつての連れ合いが今はこの村にいて、ハルという女性に銃を教え、ハルはイノシシ猟の中心的存在となっていた。一番新入りの祈祷師・カイ口が悪く粗暴なところもあるが、村人と良い仲になっていく。しかし、祈祷師達は定住は出来ない存在で、一定の期間村に滞在した後、祈祷師を辞めて定住するタケ、村人達には神隠しにあったことにしたコマメを除く2人に、水車の事故で盲目になったハルを加えた3人のグループとなって紅葉が美しい村から旅立っていくのであった。

舞台に作られたセットは、祈祷師達の寝起きする小屋が上手に、その世話人の詰め所が下手に、そしてそのセットと客席の間に池という手の込んだもの。嵐の場面では池に向かって水が振る注ぎ、最後のシーンではセットが左右に移動して舞台後方全体に美しい紅葉が現れ、観る者は息をのむ。
役者では相変わらず女優達が素晴らしい演技を魅せてくれた。特にコマメ役の大手忍、カイ役の板垣桃子、ハル役の松本紀保は熱演であった。男優ではハルに銃を教えた不知火役・深津能暁が、難しい役を上手くこなしていたのが印象的だった。

劇中歌も印象的(作曲・もりちえ)。上演時間は約2時間。笑いあり涙ありの演技と素晴らしいセットは今年観た舞台ではトップクラス。来年は3作品を上演予定だそうだ。この劇団は、今後も観続ける事になるだろう。

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

太古の時代から明治維新の頃まで、親兄弟、友とも刃を交わさなければいけない理由を常々感じながら、今回も観させてもらいました。義経の前半期、主に青年になるまでの人間模様を核として時代の流れを中心に描かれた舞台、見応えありました!後半部分はちょっと性急に時が過ぎた感じもありますが、次の公演でその辺が絡んでくるからなのかな?と...

女中たち

女中たち

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2018/12/09 (日) ~ 2018/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/12/11 (火) 19:00

座席1階A列9番

「女中たち」言いえて妙な題名だと思う。
フランス語に「女召使」「お手伝い」「家政婦」などと言う表現の区別があるのかは知らないが(ソランジュはたびたび自身のことを「召使」と呼んでいるので、その程度の違いはあるのかも)、これはやはり「女中」でなければいけない。

冒頭の、横柄な奥様と卑屈な女中のやりとり、すでに散々書かれているが、これは女中姉妹のソランジュとカリーナとのごっこ遊び。連綿と続く日常のうさばらし風景と言えばそれまでだが、観客はこの場面を通して、ジャン・ジュネにより1つの世界観の中に放り込まれることになる。
それは、粗野で野蛮で下卑た世界。言葉は暴力を持ち、行為は隠蔽と加害に満ちている世界。

女中衣裳に着替えるカリーナは、普段の荒い言葉使いに戻り、ソランジュは妹を馬鹿にした表現をまき散らす。
舞台中央に彼女たちは設けられた回転式のオブジェは、彼女たちが鏡像で一体であることを常に表象し、お互いの言葉と行為が、相手と自らを傷つけながら癒し合うという、対照関係を見せる。

まだ3日目、中嶋朋子さんと那須佐代子さんのコラボは、ますますよくなるだろう。コトウロレナさんも、もっとこなれてくるでしょうし。(ただ、シースルーのノースリーブワンピース、とても似合っているのだけれど、役柄からすると少し違和感があるなあ。もう少しシックな装いの方が女中たちとのバランスもよいかと。)
そこで、評価は現時点でのもので。

ネタバレBOX

女中たちは、旦那様の犯罪を密告し、刑務所に入れるが、保釈によって出てくると、次はその露見をとめるため奥様の殺害を図る。奥様の殺害は、冒頭ごっこ遊びのラストで常に設けられていた設定で、予見されていたのだが、これはごっこ遊び同様に未遂に終わるわけだ。

ソランジェは、金を盗んで逃げようと提案するが、カリーナはそれを拒否する。
なぜならば「私たちに行くところはないのよ」

これが「女中たち」というタイトルに込められた全て。
旦那様を嵌めるのも、奥様を殺そうとするのも、憎悪の蓄積の結果ではなく、彼女たちが「女中」であることの必然的な顛末。嫉妬も卑屈も裏切りも彼女らが「女中」になった時に宿命づけられたものだったことを、ラストのソランジェとカトリーナの会話が醸し出す。カトリーナの死の後、自らの半身を失ったソランジェはどうして生きていくのか。

そもそも、姉妹などはいなくて、1人の女中が内なる2人の自分のうち、1人を殺す物語だったのかもしれない。

先般観た「スカイライト」でも、そうだったけれど、風姿花伝プロでデュースをしていた中嶋しゅうさん、影響力の大きさを今回の舞台でも感じたと共に、あちらこちらで漏れ聞こえる女性の賛美。もてた人だったんだなあ、とただ感嘆。
魔女の夜

魔女の夜

劇団キタラヅカ

本所松坂亭(東京都)

2018/12/08 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

初演に続いて2度目の観劇。やはりブラッシュアップ感ありますね。ラストのダンスは迫力十分。今回は観客も多くて安心しました。

いっぱいいっぱい讃歌

いっぱいいっぱい讃歌

無隣館若手自主企画 vol.25 木村和博企画

アトリエ春風舎(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

駄々洩れする心の声が聞こえてくるのは楽しいですね。

ネタバレBOX

父親の葬式代どころか、その日の生活費もない兄弟らがコンビニから寸借する不条理劇。

コーラを飲むと心の声のようなげっぷの神様みたいなのが出てくるシーンが、登場人物4人で3回でとどまったところは良かったです。
CURTAIN CALL

CURTAIN CALL

劇団亜劇

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/18 (火)公演終了

満足度★★★★

劇団初見。「あるふぁの日」観劇しました。あの世とこの世の間での、女優さん2人の切ないファンタジー会話劇。シンプルだけど、凝ったカンジがいいですね。1曲だけの生演奏はちょともったいないな。

「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに。」

「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに。」

劇想からまわりえっちゃん

小劇場 楽園(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/12/07 (金) 19:00

価格3,000円

【からまわりブルー 妄動】
妖精たちが主体でファンタジックなレッドに対してこちらは生身の人間が中心の文字通りの人間ドラマ。
「王道はそんなに良いことか?」という王道レッドへの「返歌」的なものも含むほろ苦さと「この人がああなるのか(例:段ボール製の肩アーマーを着けた少年がレッドの「あの人」)」な楽しさが共存。
また半紙(?)に単語を書いたものを貼りまくった美術や単語が書いてあるばかりではなく後から文字を貼り付けたりもできる衣装などの「文字情報」も面白い。

王道レッドとの関係性(内容や尺)に少し前の「尊厳の仕草は弔いの朝に」の前半と後半に近いモノも感じたので、15周年か20周年に本作の「レッド+ブルー通し上演」もあるのではないか?(ちょっぴり期待)

へたくそな字たち

へたくそな字たち

TOKYOハンバーグ

座・高円寺1(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/12 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/12/10 (月) 19:00

 劇団は初見だが、再々演だそうで、劇団として自信のある作品らしい。夜間中学を舞台にした作品だが、真摯に夜間中学を取り上げていて、いかにもなエピソードの連続だが、役者陣の好演もあり、飽きることなく観ることができた2時間だった。手紙を出す、という宿題を出された生徒(と言っても成人ばかり)達が戸惑う様子や、丁寧なセリフの吟味など、誠実に芝居作りに向かっているのが分かる。

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

その時代を生きた男達の、熱い思いや葛藤や切なさ・・色々感じられる舞台で観応えがありました。前半は、時代背景説明故の会話(?)が、少し多めに感じましたが、役者さん達の熱演、ドラマチックなストーリーに、どんどん惹き込まれました。友情や親子関係を描いた熱い舞台で面白かったです。

スナップ・アウェイ

スナップ・アウェイ

ZERO BEAT.

テアトルBONBON(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

全体的にはコメディーテイストでありながら、ちょっと切ない家族愛あり、(本当の?)オカルト要素もあり、シリアスなサスペンス的な部分もある、見どころがてんこ盛りのエンターテインメントでした。
出演者の方々の演技も素晴らしかったですが(特に女性キャストのキャラの立ち方が強烈過ぎてびっくり)、とにかくストーリーと脚本が素晴らしい。今年のゴシップ的な話題も随所に取り入れつつ、全ての出来事が伏線となり、ラストに全て回収されてすっきり。
大笑いしてハラハラして大感動、ラストはちょぴり涙で希望!。個人的にはZERO BEAT.の公演の中でも一番好きな舞台になりました。
少し残念だったのは、カーテンコールのあと感動で観客の拍手がなりやまなかったのですが、ダブルカーテンコールがなかったこと。最後にもう一度キャストに出てきていただければ、大いにわいたのではと思いますが、いろんなキャストの方にお見送りをして頂けて、本当にいい1日の締めくくりでした。
間違いなく今年見た舞台の中で(さらに言えばこれまで見た舞台の中でも)ベスト3に入る印象深い一本です。純粋に心から楽しめる舞台です。

「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」

「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

「熱海殺人事件」観劇。
オーソドックスなバージョンの熱海、4人が紡ぐ物語が丁寧にかつ体当たりで演出されていた印象。
役者の熱演もあり、非常におもしろかったです!

埋める女

埋める女

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2018/12/06 (木) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルと内容がごっちゃになり易い劇団の一つ(TRASHMASTERSも然り)。
理由はたぶんチラシが出た段階で内容に関するヒントが殆どない。劇場でいきなり、バーンと見せられる所為だ。
今回も城山羊の会の芝居であったが、そのテイストを演出面にて改めて確認した。場面の変わり目の暗転、どこかから聞こえる奇妙な(どうやら生物が発する)声。濡れ場を作るのは相変わらずだが、今回は話にまとまりがあるせいか不自然さを感じさせず、「筋の通った話」だというだけで良心的な印象を抱かせるのは、「無駄に背徳」でないから、という事だろうか。
今回はユタカという名の中年男(トラックの運ちゃん)が主人公、客に向かって身の上話をするように芝居が始まる。この「観客」の使い方が絶妙で笑ってしまうが、笑いが起きるというのも、「まあ俺の話を聞いてくれ」式の分かりやすい構造が、ズレを作り易いからだろう。舞台はどこかのちょっとした高台にある空き地のよう。話じたいは取り立てて紹介する程のものはないが、居そうな人間のやりそうな言動が満載で、それが溜飲を下げる。
スズナリは「奥」や「裏」があるように感じさせる劇場で、今回の美術でも実在感と奥行が芝居を助けていた。

エダニク

エダニク

ハイリンド

シアター711(東京都)

2018/12/07 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

男三人の暑苦しいハイテンション会話劇が素晴らしい。
ドハマリのキャスティングでそれぞれの背景が浮かび上がる。
ほろにがラストがなかなか素敵で、女じゃこうはいかない。

ネタバレBOX

舞台は食肉センターの一室。
休憩室でもあるこの部屋で、沢村(伊原農)と玄田(有馬自由)が話していると
そこへ一人の青年が入って来る。
伊舞(比佐一平)という、ニートだったが最近就職したこの青年は
実は食肉センターの大手取引先会社の跡取りだった。
立場がくるくる入れ替わり、強気になったり下手に出たり、
恫喝まがいになったり懇願したり、3人の男たちは
次第に自分をさらけ出してぶつかり合う。
利害の絡む、守るべきものを持つ男たちの闘いの結末は・・・?

ドンピシャのキャスティングに惹かれて怒涛の台詞について行く感じが心地よい。
それぞれが守りたいものに固執するあまり、矛盾に気づかない様が面白い。
そこを相手が容赦なく突いてくると、敵意をむき出しにして突っかかって行くところが
男のストレートで可愛いところ。
女ではこうはいかないし、女なら別の描き方をするだろう。
男3人の芝居の面白さを堪能した。

差別の歴史を持つ職業にありながら
絶対的な技術と自信を持って臨む彼らの複雑な誇りが謙虚で清々しい。
そこへ「命の重み」を持ち込んで「残酷だとは思わないのか」となじる若造が
次第に尊敬の念を抱き始める、に違いないと思わせるラストが秀逸。
このあたりの素直さもまた男芝居のたまらなく面白いところ。

熱量の大きいこの芝居も折り返し地点にさしかかった7公演目。
台詞もノッて来て、とてもリズムが良かったと思う。
残念ながら私はiakuの舞台を観ていないが
どんな役者、どんな演出にも染まり得る素晴らしい脚本だ。
逆に言えば、「やってみたい」と思わせる台詞満載の本。
ハイリンド、ぜひまた観たい劇団が増えた。
笑顔の砦

笑顔の砦

庭劇団ペニノ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

漁師 二人の弟分 隣に越して来た 介護の親子 不機嫌な娘。娘の気持ち 心の変化。漁師の1人の寂しさ 床下の猫 映画マカロニウエスタン 繰り返す毎日 老いていく 変わる。最高にリアルなセットで芝居に現実感が出る。 身につまされた。

ネタバレBOX

漁師 二人の弟分 隣に越して来た 介護の親子 娘に手伝いを頼んでいる、不機嫌な娘。
漁師の弟分の年長が親の病気で辞めて帰る。 舞台は長屋の二部屋。家族 娘の気持ち 心の変化。漁師の1人の寂しさ 隣の家族と漁師 床下の猫 映画マカロニウエスタン 繰り返す毎日 老いていく 変わる。最高にリアルなセットで芝居に現実感が出る。 身につまされた。
「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに。」

「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに。」

劇想からまわりえっちゃん

小劇場 楽園(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/12/07 (金) 14:00

価格3,000円

【からまわりレッド 王道】
人間界で暗躍(?)する妖精たちに彼らを元の世界に帰そう(と言うより強制送還?しよう)とする組織の手が迫り……なファンタジー。
前説で青沼主宰が「王道あるあるです」と口にした通り「そうそう、こういう時はそうだよね♪」「やっぱりソレかい!(笑)」とどこかで見たような「お約束」的展開満載。(展開に限らず一部衣装も「ベタ」)
しかしそれらは具体的な何かに似ているのではなく「概念的な(?)いつか見たアレ」なのではないか?先人の創作物の安易な模倣ではなく一度自分のものとして消化・吸収してから新たな表現として創り出している(=ある意味「温故知新」)のではないか?……なんてことを考えた。

「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」

「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

【熱海-】鑑賞。
まずは、チラシに載っていない潮みかさんがどう絡んで来るのか、期待して熱海を先に観に行きました。
やっぱりこの人の存在感は凄い。
また、もう一つの目玉である演出家-これまでに何度観たか覚えていない位に俳優・大江裕斗さんを観ましたが今回は演出ということで・・。
こちらも色々と楽しめました。

エダニク

エダニク

ハイリンド

シアター711(東京都)

2018/12/07 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

先週見た三鷹の星のホールが見事だったので、同じ作者の舞台を追っかけ気分で見にいった。期待にたがわず。いやぁ、旨い作者は何でも書けるんだ。
こちらは三鷹の「逢いにいくの、雨だけど」とはがらりと変わって、喜劇調。松竹新喜劇の座付も勤まりそうな笑いのシチュエーションに、台詞の運びも「超」うまい三人芝居である。この戯曲は09年に自分の劇団でやった作品の再演と言うが、まったく古びていない。食肉処理場と言うなにかと難しい舞台を使いながら、笑いの中に、今も続く(これからも続きそうな) 社会問題から哲学的問題まで、現代社会の課題を生活者の目で巧みの潜らせている。関東の小劇場のように、声高に主張したり、これ見よがしに斜に構えたりするところもない。観客が芝居を見るたのしみを心得た心憎い大人の作りなのである。
登場人物は三人でその居場所も狭いものだが、その生活の場から笑わせながら大きなテーマにに広がっていく。類型的な人物設定ではあるが、キャステキングがうまくハマって、扉座の有馬自由など、久しぶりに生き生きしている。初めて見る比佐一平も、現代青年のガラを抜けた演技をする。この二人が芝居の進行とともに、観客の期待を裏切りながら変わっていくところが面白い。最後の四分の一ほどは少しドタバタになりすぎたかとも思うが、上滑りはしていない。90分。
この作者、私は今年3本目、どの作品もそれぞれによかった。いまは百人級の小屋だが、来年は、たちまち売れて200人級の小屋を席巻しそうだ。さて、そこから次が難しい。多くの期待を背負った関西の人たちがここで失速している。しかし、この作者は、戯曲の木目が細かいから折れないとも思う。年末の来年への愉しみが増えた。


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