演劇

The end of company ジエン社 第13-1回公演

ボードゲームと種の起源

デザイン:岡崎龍夫

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演劇

The end of company ジエン社 第13-1回公演

ボードゲームと種の起源

実演鑑賞

The end of company ジエン社

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日) 公演終了

上演時間: 約1時間0分(休憩なし)を予定

公式サイト: http://elegirl.net/jiensha/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
ボードゲームも妊娠も
実際に会って、しないと、
できない。

*

 ボードゲームを作ることは、「法」を作る行為と似ている。
 デジタルゲームのプログラミングと異なり、アナログゲームのルールの裁定は人が担う。だから、ゲームのルールは絶対なものに成りえない。ゲームのルールは――法は...

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公演詳細

期間 2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)
劇場 3331 Arts Chiyoda
出演 高橋ルネ、寺内淳志、名古屋愛(無隣館)、沈ゆうこ(日本のラジオ)
脚本 山本健介
演出 山本健介
料金(1枚あたり) 500円 ~ 3,200円
【発売日】2018/11/03
前売り 2700円 当日 3200円
22歳以下割り 2200円(要身分証)
18歳以下割り 500円(要身分証)
公式/劇場サイト

http://elegirl.net/jiensha/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 12月11日(火) 19:30☆
12月12日(水) 19:30☆
12月13日(木) 14:30/19:30☆
12月14日(金) 19:30★
12月15日(土) 14:00/19:30★
12月16日(日) 14:00/18:00
説明 ボードゲームも妊娠も
実際に会って、しないと、
できない。

*

 ボードゲームを作ることは、「法」を作る行為と似ている。
 デジタルゲームのプログラミングと異なり、アナログゲームのルールの裁定は人が担う。だから、ゲームのルールは絶対なものに成りえない。ゲームのルールは――法は、人が運用することが前提でないといけない。だから、その法は運用しやすいものでないといけない。しかも、法を犯しても罰を与える力がない以上、法に従う事が魅力的なものとならなければならない。思わず従ってみたくなるような法。自分を縛ってみたくなるような法とは、どういった法なのか。

 ボードゲーム作家という、親や地元の友達に説明しにくい仕事をしている僕は、一人で黙々と新しい「法」を作るため、ただ部屋に居た。『螺旋城』と名付けようとしているボードゲームの基本的な法は「盤面の側面を一周する」「お互いに相手の次に進もうとしている数を読み合い、的中したら相手の前進を阻止できる」「相手より先に目的のマス目に入るか、相手を殺すことに成功したものが勝利」といったものだ。

「殺すの?」
「うん。相手と同じマスに入ったら、先に居た相手は死ぬ」。

 彼女にそういうと、彼女は長い髪をだらりとたらしながら起き上がる。

「バックギャモンとまわり将棋をベースに、運要素の少ないゲームにしたくて」
「あなたはツキがないものね」
「妖怪イチ足りない、に取りつかれているから」

 ダイスを使うゲームは苦手だ。
 ダイスを使うなら、究極すべてのゲームはくじ引きでよくなってしまうんじゃないか、と思う。

「重いゲームはもう作らないの?」

 重いゲームとは、ルールと準備が複雑で、プレイ時間が長くかかるものを指す。

「やってくれる人が少ないから」

 彼女は重いゲームに付き合ってくれる数少ない僕のゲーム仲間だ。

「あなたの作るゲームは、説明されるとすごく複雑に見えるけど、やってみるとびっくりするくらい優しくて、だけど意地悪。相手を妨害する手段や、ルールを知ってない人を陥れるハメ技ばかり」

 重くなった彼女の体を、彼女は自分ひとりで支えて、どこかへ行こうとする。体は、運要素はなるべく少なくあるべきだ、と思う。そうでなければ、あまりに不条理で、不公平なのではないか。
 その一方で、運要素が少なくなればなるほど、ゲームに参加できる間口は狭くなる。妊娠という事実は、運に左右されるものであっていいのか。重い体を女性だけに支えさせていいのか。補助要素を考慮すべきではないのか。法は、その律を犯した時、責任の取り方として罰以外の何かはないのか。僕は罰せられるべきものなのか。どうして彼女は、このゲームを降りないのか。ゲームは誰でも参加できるものでないといけないんじゃないか。彼女は誰とでも寝る女じゃないのか。

 それとも、あらゆるものをゲーム、と考えてしまう僕のアナログは、すでに何かに縛られていて、次の一手、運以外で勝利条件にたどり着くには、法を曲げるしかないんじゃないか。
その他注意事項 ★アフターボドゲ会・開催
 14日、15日の19時半の公演の後、アフターボードゲーム会を開催します。劇中に出てくる当社オリジナルボードゲームを希望する観客の皆さんとプレイしながら、歓談します。(約40分)
 キャスト・主宰とゲームをだらだらしながら、感想をお聞きしたいです。

☆観劇後解説・開催
11日、12日、13日の19時半の公演の後、劇後解説(アフタートーク)を開催します。(約20分)
*11日19:30の回は渡辺範明さん(ドロセッルマイヤーズ代表)
*12日19:30の回は佐々木敦さん(批評家)
*13日19:30の回は徳永京子さん(演劇ジャーナリスト)
スタッフ 音楽 しずくだうみ
音響プラン 田中亮大(Paddy Field)
照明プラン みなみあかり(ACoRD)
舞台監督 吉成生子
演出助手 藍澤和輝
写真 刑部準也
Web 岡崎龍夫
チラシデザイン 岡崎龍夫
制作 安井和恵 
制作補佐 加藤じゅんこ
制作協力 かまどキッチン
総務 吉田麻美
協力 ECHOES

[情報提供] 2018/10/11 14:51 by 本介さん

[最終更新] 2018/12/04 00:49 by 加藤じゅんこ

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チケット取扱い

この公演に携わっているメンバー8

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演出助手 ドラマターグ

「ボードゲームと種の起源」に携わっているメンバーです。

名古屋 愛

名古屋 愛(0)

役者・俳優

初、ジエン社です。よろしくお願いします。

yasu

yasu(0)

制作

「ボードゲームと種の起源」の制作メンバーです。

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