
desnudo Vol.16「牛女」
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
MUSICASA(東京都)
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/01 (金)公演終了

ストアハウスコレクション・タイ週間Vol.3
ストアハウス
上野ストアハウス(東京都)
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/03 (日)公演終了

トゥーランドット ~廃墟に眠る少年の夢~
少年社中
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2019/01/24 (木) ~ 2019/01/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇団っていいなあ…!と始まってすぐに思い、溢れる力強さと温かさに感極まりました。
いつも驚きますが、社中さんの舞台って客演もすっかり劇団の一員になっているんですよね。
そして、音楽や照明や衣装など、舞台は様々な要素で成り立つ総合芸術だということを改めて気付かされます。
本当に演劇で世界が変わりそうな予感がした…
いや、そんなことは…と頭の片隅で思う自分もいますが、とにかく「信じたい」と思わせてくれる。
劇団20周年記念の最後の作品に相応しい仕掛けもあり、また演劇好きには笑えるところもあり、
しかし全くいままで演劇に触れて来なかった人にもこれを見て欲しい!と思える作品でした。

カルパノーラマ
Yプロジェクト×Zero Project×E-Stage Topia
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2019/01/23 (水) ~ 2019/01/27 (日)公演終了
満足度★★★
人見の「理性」と「感情」が会話する冒頭はワクワクしたし、オープニングはスタイリッシュな深夜アニメを連想させました。
その後もこの2人の会話のシーンは面白かった。土屋シオンくん、CCC以来に見ましたが魅力的な役者ですね。
パノラマ島にやってくる乱歩の様々な作品の登場人物のうちだと、
特に「椅子になりたい男と、鏡フェチの女」「顔がただれた男と、夢遊病の女」の2組が好きでした。
また、明智探偵は登場するたび安心感がありました。テンポが整う感じ。
ただ、全体を通して挟まれるギャグで客席がイマイチ温まらなかったのが残念。
人を笑わせることは泣かせるより難しい…
千代子が愛おしいという感情を、パノラマ島を完成させるという理性が押し切ってしまった人見は
せっかくパノラマ島を作ったのに、いちばん「いいこと」を選べずに終わってしまった人だと思うと空しい。
大勢の人に囲まれながらも、ずっとひとりで走っていた印象。
「居場所」というのは特別な他人との関係で生まれるものだと思いました。

暗くなるまで待って
日本テレビ
サンシャイン劇場(東京都)
2019/01/25 (金) ~ 2019/02/03 (日)公演終了
満足度★★
「罠」「検事側の証人」と並んで「ミステリ劇」の代表作と言われている戯曲。あとは、「スルース」とか「デストラップ」とか。いかにもウエストエンドで役者を変えてはかかりそうな著名ミステリ作家の筆になる作品たちだが、この作者ノットは「ダイヤルMを回せ」とこの作品だけが著名。ほかには一作しかない。それで十分の資産家だったようだ。
原戯曲はサスペンスとしてよく出来ていて、日本でも何度も上演されていてる。主人公が交通事故で視力を失った視覚障碍者(凰稀かなめ)の若妻。見えないと言う事以外は一般人の女性が、たまたま自宅に持ち込まれることになった麻薬犯罪のブツを狙う犯罪者たち(加藤和樹、高橋、猪塚)と対決することになる。主人公が見えないと言う事や、事件が起きるのが一般家庭であること、主人公の夫が写真家で自宅に現像室がある、などの条件を生かして、ドアがドンドンとノックされるたびに、主人公に何か起きるのでは、とサスペンスが高まっていく。
今回の美術はかつてパルコ劇場での上演の朝倉摂の美術を踏襲して、中央に階段があってそこが出入りになっている。半地下の部屋は、作品が書かれた1966年当時の市民生活を良く写しているのだろう。介助のために訪れる上の階の少女(黒澤美澪奈)とはつながるパイプ管をたたいて連絡するとか、現像室の作業中には赤ランプがつくとか、冷蔵庫は別電源になっているとか、細かく一般人の生活を生かしている。五十年前の話だから、電話が固定しかないとか、麻薬運搬の手法が牧歌的なところは致し方がない。それを認めてもうまく出来ている戯曲なのだ。
ところが、俳優たちがそろって大振りで、サスペンスが生きない。細かいリアクションが出来ないし、セリフ術が拙い。今はマイクがあるのだから、小声の会話も成立するのにその技巧がない。悪役三人組が平板で面白くない。加藤はみえをはりすぎ(2・5ディメンション出身らしい)、高橋、松田は力不足。主役の凰稀かなめ、目が見えなくとも凛と立つ役なのだが、芝居が細い。対決する主役同士がこういう調子だからハラハラしない。
少女(黒澤美澪奈)は脇のいい役どころなのだが、どういう位置なのか、芝居が定まらない。芝居を見ていると、外を見るときにブラインドを下げて下を見る。おや?、ここは2階か三階か、と感じる。そういう小さな違和感が随所にあって、行き届かないから芝居がますますつまらなくなる。そこは演出が決めてやらなければいけないだろう。
戯曲は、ミステリ劇の商業演劇ながら、突然交通事故で失明した若い女性の自立物語でもあり、何かというとすぐバッシングの対象となる今のご時世でも障碍者を主役にしたいい芝居だ。もっとうまくやれなかったものかと残念だ。
それにしても、これが8,800円は、どう贔屓目に見ても高すぎる。

暗くなるまで待って
日本テレビ
サンシャイン劇場(東京都)
2019/01/25 (金) ~ 2019/02/03 (日)公演終了
満足度★★
「罠」「検事側の証人」と並んで「ミステリ劇」の代表作と言われている戯曲。あとは、「スルース」とか「デストラップ」とか。いかにもウエストエンドで役者を変えてはかかりそうな著名ミステリ作家の筆になる作品たちだが、この作者ノットは「ダイヤルMを回せ」とこの作品だけが著名。ほかには一作しかない。それで十分の資産家だったようだ。
原戯曲はサスペンスとしてよく出来ていて、日本でも何度も上演されていてる。主人公が交通事故で視力を失った視覚障碍者(凰稀かなめ)の若妻。見えないと言う事以外は一般人の女性が、たまたま自宅に持ち込まれることになった麻薬犯罪のブツを狙う犯罪者たち(加藤和樹、高橋、猪塚)と対決することになる。主人公が見えないと言う事や、事件が起きるのが一般家庭であること、主人公の夫が写真家で自宅に現像室がある、などの条件を生かして、ドアがドンドンとノックされるたびに、主人公に何か起きるのでは、とサスペンスが高まっていく。
今回の美術はかつてパルコ劇場での上演の朝倉摂の美術を踏襲して、中央に階段があってそこが出入りになっている。半地下の部屋は、作品が書かれた1966年当時の市民生活を良く写しているのだろう。介助のために訪れる上の階の少女(黒澤美澪奈)とはつながるパイプ管をたたいて連絡するとか、現像室の作業中には赤ランプがつくとか、冷蔵庫は別電源になっているとか、細かく一般人の生活を生かしている。五十年前の話だから、電話が固定しかないとか、麻薬運搬の手法が牧歌的なところは致し方がない。それを認めてもうまく出来ている戯曲なのだ。
ところが、俳優たちがそろって大振りで、サスペンスが生きない。細かいリアクションが出来ないし、セリフ術が拙い。今はマイクがあるのだから、小声の会話も成立するのにその技巧がない。悪役三人組が平板で面白くない。加藤はみえをはりすぎ(2・5ディメンション出身らしい)、高橋、松田は力不足。主役の凰稀かなめ、目が見えなくとも凛と立つ役なのだが、芝居が細い。対決する主役同士がこういう調子だからハラハラしない。
少女(黒澤美澪奈)はいい脇役なのだが、どういう位置なのか、芝居が定まらない。芝居を見ていると、外を見るときにブラインドを下げて下を見る。おや?、ここは2階か三階か、と感じる。そういう小さな違和感が随所にあって、行き届かないから芝居がますますつまらなくなる。そこは演出が決めてやらなければいけないだろう。
戯曲は、ミステリ劇の商業演劇ながら、突然交通事故で失明した若い女性の自立物語でもあり、何かというとすぐバッシングの対象となる今のご時世でも障碍者を主役にしたいい芝居だ。もっとうまくやれなかったものかと残念だ。
それにしても、これが8,800円は、どう贔屓目に見ても高すぎる。

desnudo Vol.16「牛女」
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
MUSICASA(東京都)
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/01 (金)公演終了

迷路みたい
青色遊船まもなく出航
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/01/31 (木) ~ 2019/02/03 (日)公演終了
満足度★★★★
哲学的には未だ未完成というかトバ口に立ったという所だが、一所懸命創っていること、この時代のからくりを未だ充分に見切れないまま悩む多くの人々の視座に寄り添うように自らも格闘している点、裏方スタッフも一丸となって感じの良い空間を作り上げている点など好感を持った。旗揚げ公演ということだが、今後も頑張って欲しい。(後記追送)

ひみつ
Theater Project Koa
HEP HALL(大阪府)
2019/02/03 (日) ~ 2019/02/03 (日)公演終了

わが家の最終的解決(再演)
アガリスクエンターテイメント
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2019/01/25 (金) ~ 2019/01/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
喜劇ですが、どの登場人物も個性的で魅力があり、人間ドラマの方にも引き込まれました。150分ですが、あっという間でした。戦争と虐殺の吹き荒れる中でも必死に愛する人を守り、生き抜こうという人たちの話です。

ストアハウスコレクション・タイ週間Vol.3
ストアハウス
上野ストアハウス(東京都)
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/03 (日)公演終了
満足度★★★
B-Floor Theatre(タイ国)もストアハウスカンパニー(日本)も、数人の男女がほとんど言葉を発せず、力強く動き回る舞台。ダンスと言えないこともないが、強靱な身体を使ったパフォーマンス。やはり1つの演劇なのでしょうか。チラシにもう少し詳しく説明が必要。少なくとも演技のテーマや意図を書いてあれば、もっと楽しく観ることが出来きます。2本で2時間半に及ぶ舞台。観客が手探りで観るにはちょっと長いと感じました。

夜曲
アカズノマ
新宿村LIVE(東京都)
2019/01/31 (木) ~ 2019/02/03 (日)公演終了
満足度★★★
横内謙介による1986年の戯曲。何度も上演されている。2017年12月には音楽劇としても上演された。
1986年というと新聞勧誘員がいろいろ問題を起こしていたころで、ほとんどヤクザの副業とみなされていた。どうしてそれが主人公なのか?そして放火魔であるという。全くわからない。まあ放火についてはいろいろと事情があるのかなあと想像されて若干免罪されるのだが。新聞勧誘員という設定はどこで必要なのか結局分からず。
そんなことで悩みながら観ていたのだが、皆さん若いのとファンタジーものなので学園祭のように感じてしまって物語に入り込めない。面白さを感じたのは半分も過ぎてからである。「正義を守る者は他の誰よりも血にまみれている」というセリフもあって嬉しくなるが、声を気張ってもやっぱり説得力は感じない。もっとも終わってみると何となく全部があるべきところに収まって余韻に浸ることができた。

desnudo Vol.16「牛女」
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
MUSICASA(東京都)
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/01 (金)公演終了
満足度★★★★★
母の情念を切なく訴えかけるこの物語は読書という形でも伝わってくるわけですが、生々しくも美しい肉体に物語が宿り表現される迫力といったら
農作に勤しむ村民達の生命力・・・牧歌的でありながらもヒシヒシ伝わってくる労働者の高揚感
子猿のようにじゃれてまとわりつく息子を大きなガニ股で軽々とあやしつつ、彼を育て守るため力仕事も厭わないパワフルで温厚な母の表情・・・ずっとそのままでいて欲しいと願わずにはおられない蜜月のとき
母親の病魔にも気付かず甘えてくる息子をしっかりおんぶしながら、滲み出る苦悶の表情・・・例え死んでも息子を守り抜こうとする決意の表情
原作から想像した今回の舞台化は、どちらかというと「静」のイメージだったのですが、移りゆくシーンのひとつひとつは、時には切なく優しく、時には心撃ち抜くド迫力でもって実に表情豊か、最初から最後まで心揺さぶられっぱなしで圧倒されっぱなし。
思い返せばただただア然と見入っていた時、演者さんと一瞬目が合い「呆けた顔を見られてしまったなー」と(笑)
鍛え抜かれたドラマチックな動き、その動きで舞い上がる風、繊細な腕の表現力、ダイレクトに身体に響いてくるステップ。
あり得ない程間近でフラメンコを鑑賞したのは初めてでしたが、心から素晴らしいと思いました。
もちろん生演奏。尺八が和の差し色になっており、絶妙なパルマ(フラメンコの手拍子)奏者、語り部の染み入るような声、成長した息子の心情を歌詞にのせた歌唱、全てが融合して完成された本作はフラメンコを超えた極上のエンターテインメントといっても過言ではありません。

どうぶつ会議
こまつ座
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2019/01/24 (木) ~ 2019/02/03 (日)公演終了
満足度★
鑑賞日2019/01/31 (木) 14:00
コテコテの衣装が動物たちの個性を消してしまっている。舞台装置も衣装も、もっとシンプルな方が観客の想像力が広がると思います(それは、相手が子どもでも同じ)。何か象徴的なものがあればそれでいい。
井上ひさしさんの言葉はもっと深いものではなかったか。台詞がなんだか薄っぺらく感じるのは私だけだろうか。
そして、みんなで歌を唄うのは必要?何か洗脳されているような気持ち悪さを感じるのは私だけ?
演出の方は、子ども対象のお芝居というものを、勘違いしているのではないだろうか。
こまつ座のお芝居は好きで何度も観ているし、子どものためのお芝居にも関わっていただけに、とてもがっかりした舞台でした。

HAJIME
ヒューマン・マーケット
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/03 (日)公演終了

わが家の最終的解決(再演)
アガリスクエンターテイメント
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2019/01/25 (金) ~ 2019/01/29 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/01/26 (土) 18:00
座席1階H列
とても面白かった。
今まで観た中で一番完成度が高い作品だと思います。
題材が題材なので相当慎重に作っているように見えました。
そのためかいつもと比べると笑いは若干控えめだったかな。
耐久実験とするなら日本人に抵抗が少ないナチスではなくて
在日問題とか慰安婦とかもっと際どいネタで観てみたい。

『本当は知らない。 』ソロ・グループ2本立て公演
lal banshees
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/03 (日)公演終了

プライムナンバーセブン
teamDugØut
d-倉庫(東京都)
2019/01/23 (水) ~ 2019/01/27 (日)公演終了

わが家の最終的解決(再演)
アガリスクエンターテイメント
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2019/01/25 (金) ~ 2019/01/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/01/29 (火) 17:00
初演版も再演版も、ストーリーの主軸は変わらないが演出などで、異なる点はわりとあったように思う。今回の再演版も良かった。
エヴァさん役の方は演技力が上がっていたように思った。

デリバリースーサイド2
a-fiction
ワーサルシアター(東京都)
2019/01/29 (火) ~ 2019/02/03 (日)公演終了