最新の観てきた!クチコミ一覧

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空飛ぶコーポレーション

空飛ぶコーポレーション

チャピロック

BASEMENT MONSTAR王子(東京都)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/23 (火)公演終了

満足度★★★★

初めての劇団さんとの出会いに期待と不安を抱きながら観せていただきました。2時間15分少し長めのお芝居でした。途中集中力が切れた部分もありましたがとても楽しめました。

喫茶ティファニー

喫茶ティファニー

ホエイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

アゴラ劇場の壁際一杯に作られた古びた喫茶店内。下手手前にゲーム付のテーブルが置いてある。冒頭森谷ふみがお客に対してセットの事、程なく登場する幾人かを紹介するという「親切な」導入以後は、ホエイには珍しく「逸脱」「ぶっ飛び」のない地に足のついた現代設定のストレートプレイであった。
アウトロー世界の入口として機能する喫茶店には、そうした者たちが滞留し、通過する。場の設定が見えると作者の狙いも頷け、際どい問題に突っ込んだ芝居の輪郭が浮かび上って見えてきた。
青年団系が多いとはいえ多様な存在があって「あうん」で成立していないのが良い。

ネタバレBOX

この芝居は制度的に生み出されているアウトロー(従って合法世界の住人にも無縁ではない)の話である。
ただリアルを追求すれば、中心人物である在日の青年のあり方などいささか違和感はある。

経済的事情で(植民地由来でなく)渡日する外国人がある種の孤立の状況を嘗めている事は想定でき、外国人コミュニティのある部分がアウトロー化すれば、そこでの階層形成もあるに違いない。映画が好んで描きたがる世界だが、様々な矛盾を孕んでいるが故だろう。ただアウトローが世間的常識や法に頼らず自立心を発揮する気概の方が絵になるが、この芝居ではその主張を体現する存在をささやかに残しながらも矛盾の提示に重心がある。

余談ではあるが・・朝鮮籍の朝鮮人は今は在日の中でも少数派というが、同じ法の埒外でも日本社会でそれなりの地位を確保するための長い運動があり、民族的紐帯も形成されているので、法的処遇の厳しさを見ずそこだけ見れば、羨ましいと感じる温かい関係がある。コミュニティを構成する国籍状況も多様と聞く。ここ10年、朝鮮学校が高校無償化措置ばかりか補助金からも見放され、教師はほぼボランティア状態で後続のために身を削っているのだとか。だがそれを支えようとするコミュニティは温かい。
このコミュニティがまず土台としてあり、そこからはみ出した存在なら「なぜそうなったのか」が、青年の固有のあり方となってくる。
在日の女性の方も、名前を隠すか否かなど十代に悩み尽くしているはずで、結婚相手になろうかという男性に出自を隠す事にはリスクの方に自覚的なのが普通だろうと考える。元々本名を名乗っていた彼女が仮に在日コミュニティから抜け出したくなったのは何故だろうと思うが、そうだとして国籍問題を解消して日本人のいいとこの男と付き合う順序は難しいから、結婚によって無理なく帰化するために相手を選ぶだろう、その場合の相手は彼女の出自にむしろ同情的な人間であるはずだ。

ただ、男女二人の「らしからぬ」人物設定にも、出自を忘れる日常にあって「ある局面でその事が桎梏になる」という制度差別の本質はみえる。ほぼ日本人の感覚を持ち、就職難の現実も日本人同様に味わう彼らが、見えない差異を突き付けられる。

ちなみに「朝鮮籍」とは日本国憲法成立の前日、それまで日本国籍者であった朝鮮半島出身者を「外国人」に括る法律が出来、憲法の「法の下の平等」の対象から排除する事ができた訳だが、その時彼らに当てがわれた国籍が「朝鮮籍」であって、実在する国に帰属する国籍とは異なる。
つまり朝鮮籍は北朝鮮に帰属している訳ではなく「韓国籍をとる」という選択をしなかった朝鮮人たちが持っている籍、という事になる。日本の朝鮮半島植民地化がなければ彼らは元々存在しない。国や制度に翻弄された彼らが少なくとも、喜々としてある国籍を選ぶ、などという事はなかったに違いない。
時は流れ、情勢も変わり、便利だから韓国籍をとる、結婚したら日本国籍になる、というケースが増え、韓国籍・朝鮮籍ともに年々減っている。
一方アイヌ人には国籍そのものがない。ただ民族的自覚を持つ人間によって、受け継がれていく。そういう存在を包摂する日本でありたいが、なぜ「差異」に人は足を掬われてしまうのだろう。
さようなら

さようなら

オパンポン創造社

HEP HALL(大阪府)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです。舞台だけどまるで一本の映画を観てるかのような感覚でした。

たった6人の登場人物。彼ら(彼女達)が抱えるそれぞれの弱さ、セコさ、ずるさや諦めを滲ませた言葉・仕草、泥臭い本音が、自分や周りと重なるところもあり、グサグサ心を刺してしんどかったところもありましたが、なんだか愛おしく感じられました。
彼女は、彼はあの後どうしてるんだろう…とふと考えてしまうぐらい、彼女たちの、彼らの姿が心に残りました。

息の詰まるような閉塞感と淀んだ空気のなか、欲望に忠実すぎるチェンに(若干狂気を感じつつも)癒されたり、それぞれの会話のやり取りや間の取り方に思わず笑ったり、逆にグゥッと胸がしめつけられたり。
生々しすぎる感情の爆発が心を揺さぶって、最後のオチに笑って、観終わった後、ほっと安堵したような、寂しいような、どこか憧憬に似た不思議な余韻が残りました。

舞台上に置いてあるのはほんの6脚のイスだけなのに、色んな場面や光景が繰り広げられてたのも凄かったです…!

注意書きの多い料理店

注意書きの多い料理店

TOMOIKEプロデュース

ブディストホール(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

コメディとして楽しめはしたが・・・
も~ちょいリアリティを加味するべきだったよねぇ~
とか思えた約2時間弱の作品

中心となる骨部分は出来が良いとは思えたが
肉付けが下手だったなぁ~と思えたデス
(再演というのに期待感もあったぶん ね)

開演15分前にトモイケ氏が口上開始
撮影もOKのトーク~♪

ネタバレBOX

高級ツナ缶を使ったハンバーグをメインにしていた「レストラン風野」
ツナの中に入ってる繊維質をミミズだとしてクレームをつけ
ブログで紹介→炎上→閉店へと追い込まれて数年後
再起をかけた店は個人でなく大手の飲食チェーン
そのオープンの前日からの話
女優の卵だった幽霊とか いろいとテイストは含めていたが
よしもと新喜劇にも行かない中途半端な感じが
何とも残念でしたねー
決められたメニューに思い入れのある
チーズハンバーグを出そうとか
幽霊さんが出てきて成仏が~とか
いろいろ詰め込んでいるも
あまし上手には纏められていなかった感ありましたな

インチキ霊媒師がお払いの清め塩をまいて
幽霊を退散させようとして店中を塩だらけにするんだが
先に席を外した客のスープに塩が入って・・・・って
普通に見れば店内どころかテーブル上も塩がってなるはずが
そこをスルーしてってのもね~と思ったっす
(コメディなんだから・・・と お約束を黙認っすか)
さようなら

さようなら

オパンポン創造社

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

 淡路島にある小さな町工場を舞台に巻き起こる,変わり映えのしない日常脱出を求める若者たちと工場社長、スナックのママを巻き込んだ極めて個性の強い、大阪らしいキャラが目一杯詰まった東京便。初日配信!! ,

ネタバレBOX



 舞台美術は極めてシンプル。奥に平台を置いて横一杯に広がる踊り場とし、その中央に壱段設けて階段としている。その手前下手には、背凭れを後ろにした椅子2脚、上手には奥に3脚、少し離れた手前に真ん中を抜いて2脚の椅子が置かれている。無論、これらは、適宜配置変えされ得る。だが、他に用いられる家具は無い。小道具を用いて微妙な心理描写などを表現するシーンもあって、中々芸が細かいことに感心、全体的にスピーディーに展開するが、余りスピーディーになり過ぎてスベルのを懸念して間の取り方に工夫を見せるなど演出もしっかりしており、役者陣の芸質の高さと真摯に役作りに励んでいることが良く分かる好演、熱演だ。
基本的にこのレイアウトは、役者の力勝負。キャラ設定は如何にも大阪らしい強烈なキャラばかりであるから各演者の振幅の幅も強度もスピードも並ではない。だからこれだけでは、芝居自体の強度のせいで芝居が瓦解しかねないのだが、そのテンションの高さを引き絞るような、海に囲まれた淡路の大地の閉塞感そのものを表現する柴田役の科白と物語のメインストリームの流れが対峙拮抗して光を発している。舞台挨拶時の役者陣の様子は、デリケートでありつつ、根の真面目そうな同時に爆発力を秘めた頗る好ましいものであったが、中で柴田役を演じた役者さんの自由で広がりを持つ印象が、今作で扇の要となって総ての役者さんのキャラをその見事なキャスティングと共に活かしている印象を受けた。
『のぞまれずさずかれずあるもの』  東京2012/宮城1973

『のぞまれずさずかれずあるもの』 東京2012/宮城1973

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度

芝居がヒドイ!
誰一人感情移入できない!
特に産婦人科医の院長の方は、台詞もしどろもどろのカミカミ、挙げ句の果てにはカンペを読みながら芝居をしてた。
この状態で、客からお金を取るということ自体、客をなめてる。
金返せといいたい!

奇跡の人

奇跡の人

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/04/13 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

やはり感動しました。

ネタバレBOX

2009年のシアターコクーン、鈴木杏さんがアニー・サリヴァン、高畑充希さんがヘレン・ケラーを演じていたとき以来の『奇跡の人』でした。

ヘレン・ケラーを演じ、その後アニー・サリヴァンを演じるというのは女優としてとても誇らしいことだと思います。

高畑充希さんの身のこなしはスピード感もあって素敵でした。ただ、ヘレンが大柄なせいか、高畑さんが小柄なせいか、体格のバランスがとれていないようには感じました。

2009年のときは本物の犬が登場して驚きましたが、今回は人がダイナミックに操る形のぬいぐるみでした。本物以上に生き生きとした自然な動きで、じゃれるシーンがあることを考えるとこちらの方が良かったと思います。

こんな小さな子役がいるのかと驚くくらいの小さな子役が登場しました。これまで見た中で一番小さな子役でしたが、それでいて台詞はきっちりしていて素晴らしかったです。

物には全て名前があることを理解させることの難しさ。ヘレンは病気になる前の赤ちゃんのときに、水のことをウォーウォーと発しており、物と名前の関係をある程度理解していたことがこの奇跡に繋がったのではないかと痛感しました。
みなとみらい

みなとみらい

虹の素

STスポット(神奈川県)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

大好きな劇団さんの舞台、初日に観に行きました!!

明るく可愛らしいみなとみらいの2人、懐かしい平成の曲たち、明るく爽やかなだけではない過去と現在、そして未来を優しく鋭く描かれていて本当に素敵な舞台でした。

役者さんはセリフがない時も、舞台上にいないときですらしっかりと生きていて、彼女たちも自分と同じ時代を生きてきたんだと感じました。

この一年、1つの時代が終わるとわかりながら過ごした私たちが今観ることに意味がある舞台だと思います。

まだ観てない方は是非観に行って欲しいです。

ネタバレBOX

あのセリフたちをそのまま作者の言いたいことだと思うのなら残念だなと思いました。

そのまま受け取るのも良いけれど、彼らの言葉はその言葉以上の思いと言葉にできない声があると思います。

彼らは私たちです。耳を澄まして、心で感じて、観ることができたらより素敵な舞台だとわかるでしょう。
SAKURA no SONO

SAKURA no SONO

平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

古典作品「桜の園」を踏み台に、華麗にジャンプの抱腹絶倒コメディー。
踏み台が「桜の園」である必要があるのか?(というのは途中までの疑問)・・・いや確かに味付の一部として活かされておりました・・・配役はこれでいいのかなぁ
結論的には「桜の園」を知らなくっても全く問題なしです(笑)

それにしても劇団バックステージものは劇団さんにとって、よほど扱いやすいのでしょうか、これまでの作品を振り返っても当たり作品しか観たことがない。
たとえ似た感じのシチュエーションがあったとしても、それぞれの劇団カラーが実に良く出ているから新鮮で面白い。
平泳ぎ本店さんの本作は、劇団あるあるの枠をピョ~ンと飛び越えておりました(笑)
そして困れば困るほど面白い。

同年代の役者さんのみならず、仕事や何かに頑張っている人には突き刺さる“笑い”がここにはきっとあるはず。

ネタバレBOX

「桜の園」公演を終えた後、急に現実の素に戻った感じの一連がとても良い。
このシーンが有るか無いかで、観劇後の印象がまた大きく変わったと思う。
(改めて思いっきり拍手はしたかったけれど)
脚光を浴びない女

脚光を浴びない女

プレオム劇

ザ・スズナリ(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★

中堅からベテランの女優さんを中心とする手慣れたお笑い団地物語 with ライブ

築50年4階建てエレベータなしの市営団地の3階に住み、近所のスーパーでバイトをする石川さんは近くの工場に勤める旦那さんとアメフト部の息子との3人暮らし。そこで巻き起こる「団地あるある」のてんこ盛りのお話。団地の建て替え、田舎の母親の上京、個性的すぎる団地の住人とか。

まとまったお金が入った石川さんは昔芸能活動で持っていただけのギターを実際に演奏したくなりエレキギターとアンプをアマゾンから買う。問題山積の中、ギターを買って練習するところは強引であるが、その後の曲作りと演奏がだんだん様になって行くところを演技だと感じさせないのはさすがだ。

全体として既視感あるあるで斬新なところはないが、進行のテンポが良く次々に起こる出来事にうまく乗せられて、気が付けばフィナーレのライブ演奏に手拍子までしていた。

注意書きの多い料理店

注意書きの多い料理店

TOMOIKEプロデュース

ブディストホール(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

注意書きが多かった料理店でした。

ネタバレBOX

幽霊が見える人と見えない人がいて、その幽霊がどんな関係があって、絡んでいくの・・・とだんだんと想像と興味が膨らんでいきながら、一方で、ドタバタとしたコメディ要素の満載な勢いのある内容でした。話全体の強弱のようなものを感じ、疲れることなく方の力を抜いてみることができました。
さようならファーストエイジ

さようならファーストエイジ

Sky Theater PROJECT

Gallery&Café FIND(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

初回拝見しました。久しぶりに朗読劇を見させていただきましたが、とても圧巻の演技でした。とくに主役の女性の演技はとても感情が入っていて、よかったと思います。カフェの雰囲気もよかったです。普通にお茶しに行きたいと思ってしましまいました。
お芝居の内容は考えさせられる内容でしたね。一体どっちが幸せなのか。。。 意味を持って生きることが大事なんでしょうかね。 いい作品でした。次回も期待しています。

 「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

マチルダアパルトマン

すむぞう外苑前スタジオ(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ばいびー を観劇しました。 さすがにと思いましたが、何となく見ているとそんな娘もいるような気がしてくるから不思議ですね。
役者の皆さんも大変よかったと思います。 限られた空間でうまく表現されていたと思います。 旗揚げとは思えないいい感じでしたよ。次回も期待していますね

世界の底にて君を待つ。

世界の底にて君を待つ。

ぱすてるからっと

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/17 (水) 18:30

座席A列13番

マイユニの無邪気さ、可愛さが際立っていましたが、正直難解でした。
1回では?が多かったので、2度3度観てみたいと思います。

鬼 -贋大江山奇憚

鬼 -贋大江山奇憚

Unit NA's

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

人と鬼、色々な解釈でたくさんの舞台を見てきました。今回はより悲しいストーリーで、でも明るいキャラとダンスと素晴らしい殺陣シーンに支えられてエンタメとして楽しめたと思います。強いて挙げればここぞと言う山場が多すぎてちょっとだけ疲れちゃった事と、クーラーがガンガンに効きすぎて強風がダイレクトにあたり舞台に集中できなかったことが残念。隣の女性も震えながら体をさすって温めながらの観劇。明日から行かれる方は膝掛けか何かをご用意されればお芝居に集中できますよ!

表が裏

表が裏

縁ろず屋

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

役者たちが出番が来て「表舞台」へ向かうために、「舞台裏」へ下がって行く。
開演前から終演後までの本来ならば裏である楽屋の物語。
楽屋内のモニターを合図に役者たちが出て行く。出番を終え役者たちが入ってくる。それがテンポの良さを生み出している。
表と裏がひっくり返って物語が始まり、そしてまた終わる。
金曜と、土曜の昼公演後にはトークショウがあるとのこと。役者の方の素顔が見たい方は狙い目?
時間に余裕のある方は早めに会場へ向かうと開演までの時間も楽しめると思います。

プロパガンダ・コクピット

プロパガンダ・コクピット

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/04/18 (木) 18:30

座席1階H列6番

この作品は、平和や自由、本当の幸せとは、真実とはについて考えさせられました。

ネタバレBOX

東と西に分断された世界の中間地点に位置するプロパガンダ・コックピットが舞台で、トリオと先輩、準主役のユズが中心に、この演劇は展開する。
注意書きの多い料理店

注意書きの多い料理店

TOMOIKEプロデュース

ブディストホール(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

ドタバタコメディでしたがそれなりに楽しめました。ラストシーンは泣かされました。
受付の対応がスムーズにいかずイラつきました。

花園 HANAZONO

花園 HANAZONO

舞台芸術集団 地下空港

座・高円寺1(東京都)

2019/04/13 (土) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/18 (木)

観てきました☆ とっても芸術性の高さを感じる素敵なお芝居でした!

ネタバレBOX

田代絵麻さんと野田考之輔さんは やっぱり素晴らしい役者さんですね! 今回、田代さんがソロで歌う場面が多くて良かったです♪
ただ、会場時に役者が舞台上でウォーミングアップしてるのをみせるのは 好きになれません。。
新・正午浅草

新・正午浅草

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/04/17 (水) 18:30

座席1階11列20番

まず、私事で申し訳ない。

私の実家は墨田区の東向島、東武線の東向島駅でここは昔「玉ノ井」駅と言った。
私の実家は蕎麦屋をやっており、父は永井荷風を何度か見かけたそうである。
私の幼少時以降、昔の赤線風情はかけらもないが、「抜けられます」にあるような迷路のような道筋にその名残はある。実家の蕎麦屋には、荷風好きの人が散策がてら寄ることがあり、昔のその辺りのことを尋ねることもあったらしい。

ちなみに、父親や祖父母は東京大空襲経験者だ。

そして、浅草は小学校まで、中学~高校は銀座が私の遊び場所だった。遊興(映画や食事、買い物、果ては飲酒=時効ね)に出かけるとすればこの辺り。実家の菩提寺は浅草にある。

市川菅野に住んでいたことがある。今も近くに住んでいて、本八幡にはよく足を運ぶ。大黒屋は閉店してしまいましたね。京成線は東武線と並ぶ、私の重要な足だった。

さて、こんな私だから、舞台に出てくる土地や名称、その1つ1つが郷愁を強く誘う。何か舞台上を生きている実感がある。もちろん生まれたときには、荷風は故人だったが、荷風の歩いた道は、私の歩いた道でもあるはずなのである。

そして舞台。昭和31年を基軸に、明治32年の青年期に始まる父との確執(といっても、何ともほんわりとした相互に交わされる意地と愛惜なのだが)、昭和11年の玉ノ井通い、翌年の戦時突入への冷めた嘲笑、そして昭和34年の最晩年の「正午浅草」から「正午大黒屋」※そして孤独死へと、「断腸亭日乗」を辿りながら話は展開する。

※荷風は「家」ではなく「屋」と書いている。

荷風役は、御年は荷風の寿命をしのぐ85歳の水谷貞雄。
さすがに、20歳の役には無理があったけれど、初老の荷風と晩年の荷風を鮮やかに演じ分ける。昭和11年の玉ノ井で老いを感じさせながらも、女に好かれる色丈夫を演じ、昭和12年では背筋をピンとさせ矍鑠たる姿で銀座を闊歩する。一方、昭和31年以降は、世をすねるでもなく飄々と生きる軽妙な老人像を、老いも楽しむ風情で演じ切る。
台詞の最後に「・・・ぜ」とつける粋。
水谷貞雄は、故宇野重吉に役には形から入れと教えられたそうだ。だから特に歴史上の人物を演じる時には、最初の登場からその人物に見えることを絶対命題にしているとのこと。
その点では、冒頭、市川を歩く荷風はまさに荷風であり、そこに水谷貞雄はいない。

父の死後、20年毎に夢に現れる父親との会話は、皮肉や嫌味でお互いへの面当てをしながらも、双方ののんびりとしたやりとりが見ていて楽しい。

玉ノ井でのたった3ヵ月のおゆきとの逢瀬。土砂降りの雨の中で会った彼女を、小説のネタにして、惚れられるとともに去っていく。元妾のおうたに、おゆきとの関係を尋ねられた際の荷風の回答が良い。この場面に限らず、「断腸亭日乗」を芯にしたこの舞台は、終始、荷風という人物をつまびらかにすることに専心しており、変に物語風にまとめようとしないことがすがすがしい。特に事件が起きるわけではないのだから。

タイトルに「新」とつくのは、作・演出の吉永仁郎が過去に荷風を題材にした一人芝居を「正午浅草」と題して作ったことから来ているらしい。ただ、改作といわけではないようだが。

荷風の菊池寛嫌いが、なぜかとても痛快で心地よい。
そして、森鴎外に対する強い思慕も、そこはかとない荷風の純情さを感じさせる。

ネタバレBOX

1つ心配だったのが、終演後、あれほど劇中矍鑠としていた水谷さんが、かなり疲れて見えたこと。舞台で段差を降りる時、左右から他の役者さんに支えられ、上手に下がるときにもやや前かがみで白石珠江さんに支えられていた。肩で息をしていたようだけれど、まずは千秋楽まで頑張ってください。成功祈念しております。

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