
空飛ぶコーポレーション
チャピロック
BASEMENT MONSTAR王子(東京都)
2019/04/19 (金) ~ 2019/04/23 (火)公演終了
満足度★★★★
初めての劇団さんとの出会いに期待と不安を抱きながら観せていただきました。2時間15分少し長めのお芝居でした。途中集中力が切れた部分もありましたがとても楽しめました。

喫茶ティファニー
ホエイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★
アゴラ劇場の壁際一杯に作られた古びた喫茶店内。下手手前にゲーム付のテーブルが置いてある。冒頭森谷ふみがお客に対してセットの事、程なく登場する幾人かを紹介するという「親切な」導入以後は、ホエイには珍しく「逸脱」「ぶっ飛び」のない地に足のついた現代設定のストレートプレイであった。
アウトロー世界の入口として機能する喫茶店には、そうした者たちが滞留し、通過する。場の設定が見えると作者の狙いも頷け、際どい問題に突っ込んだ芝居の輪郭が浮かび上って見えてきた。
青年団系が多いとはいえ多様な存在があって「あうん」で成立していないのが良い。

さようなら
オパンポン創造社
HEP HALL(大阪府)
2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです。舞台だけどまるで一本の映画を観てるかのような感覚でした。
たった6人の登場人物。彼ら(彼女達)が抱えるそれぞれの弱さ、セコさ、ずるさや諦めを滲ませた言葉・仕草、泥臭い本音が、自分や周りと重なるところもあり、グサグサ心を刺してしんどかったところもありましたが、なんだか愛おしく感じられました。
彼女は、彼はあの後どうしてるんだろう…とふと考えてしまうぐらい、彼女たちの、彼らの姿が心に残りました。
息の詰まるような閉塞感と淀んだ空気のなか、欲望に忠実すぎるチェンに(若干狂気を感じつつも)癒されたり、それぞれの会話のやり取りや間の取り方に思わず笑ったり、逆にグゥッと胸がしめつけられたり。
生々しすぎる感情の爆発が心を揺さぶって、最後のオチに笑って、観終わった後、ほっと安堵したような、寂しいような、どこか憧憬に似た不思議な余韻が残りました。
舞台上に置いてあるのはほんの6脚のイスだけなのに、色んな場面や光景が繰り広げられてたのも凄かったです…!

注意書きの多い料理店
TOMOIKEプロデュース
ブディストホール(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★
コメディとして楽しめはしたが・・・
も~ちょいリアリティを加味するべきだったよねぇ~
とか思えた約2時間弱の作品
中心となる骨部分は出来が良いとは思えたが
肉付けが下手だったなぁ~と思えたデス
(再演というのに期待感もあったぶん ね)
開演15分前にトモイケ氏が口上開始
撮影もOKのトーク~♪

さようなら
オパンポン創造社
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
淡路島にある小さな町工場を舞台に巻き起こる,変わり映えのしない日常脱出を求める若者たちと工場社長、スナックのママを巻き込んだ極めて個性の強い、大阪らしいキャラが目一杯詰まった東京便。初日配信!! ,

『のぞまれずさずかれずあるもの』 東京2012/宮城1973
TOKYOハンバーグ
サンモールスタジオ(東京都)
2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★
芝居がヒドイ!
誰一人感情移入できない!
特に産婦人科医の院長の方は、台詞もしどろもどろのカミカミ、挙げ句の果てにはカンペを読みながら芝居をしてた。
この状態で、客からお金を取るということ自体、客をなめてる。
金返せといいたい!

奇跡の人
ホリプロ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/04/13 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

みなとみらい
虹の素
STスポット(神奈川県)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/24 (水)公演終了
満足度★★★★★
大好きな劇団さんの舞台、初日に観に行きました!!
明るく可愛らしいみなとみらいの2人、懐かしい平成の曲たち、明るく爽やかなだけではない過去と現在、そして未来を優しく鋭く描かれていて本当に素敵な舞台でした。
役者さんはセリフがない時も、舞台上にいないときですらしっかりと生きていて、彼女たちも自分と同じ時代を生きてきたんだと感じました。
この一年、1つの時代が終わるとわかりながら過ごした私たちが今観ることに意味がある舞台だと思います。
まだ観てない方は是非観に行って欲しいです。

SAKURA no SONO
平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.
OFF・OFFシアター(東京都)
2019/04/18 (木) ~ 2019/04/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
古典作品「桜の園」を踏み台に、華麗にジャンプの抱腹絶倒コメディー。
踏み台が「桜の園」である必要があるのか?(というのは途中までの疑問)・・・いや確かに味付の一部として活かされておりました・・・配役はこれでいいのかなぁ
結論的には「桜の園」を知らなくっても全く問題なしです(笑)
それにしても劇団バックステージものは劇団さんにとって、よほど扱いやすいのでしょうか、これまでの作品を振り返っても当たり作品しか観たことがない。
たとえ似た感じのシチュエーションがあったとしても、それぞれの劇団カラーが実に良く出ているから新鮮で面白い。
平泳ぎ本店さんの本作は、劇団あるあるの枠をピョ~ンと飛び越えておりました(笑)
そして困れば困るほど面白い。
同年代の役者さんのみならず、仕事や何かに頑張っている人には突き刺さる“笑い”がここにはきっとあるはず。

脚光を浴びない女
プレオム劇
ザ・スズナリ(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/24 (水)公演終了
満足度★★★★
中堅からベテランの女優さんを中心とする手慣れたお笑い団地物語 with ライブ
築50年4階建てエレベータなしの市営団地の3階に住み、近所のスーパーでバイトをする石川さんは近くの工場に勤める旦那さんとアメフト部の息子との3人暮らし。そこで巻き起こる「団地あるある」のてんこ盛りのお話。団地の建て替え、田舎の母親の上京、個性的すぎる団地の住人とか。
まとまったお金が入った石川さんは昔芸能活動で持っていただけのギターを実際に演奏したくなりエレキギターとアンプをアマゾンから買う。問題山積の中、ギターを買って練習するところは強引であるが、その後の曲作りと演奏がだんだん様になって行くところを演技だと感じさせないのはさすがだ。
全体として既視感あるあるで斬新なところはないが、進行のテンポが良く次々に起こる出来事にうまく乗せられて、気が付けばフィナーレのライブ演奏に手拍子までしていた。

注意書きの多い料理店
TOMOIKEプロデュース
ブディストホール(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

さようならファーストエイジ
Sky Theater PROJECT
Gallery&Café FIND(東京都)
2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
初回拝見しました。久しぶりに朗読劇を見させていただきましたが、とても圧巻の演技でした。とくに主役の女性の演技はとても感情が入っていて、よかったと思います。カフェの雰囲気もよかったです。普通にお茶しに行きたいと思ってしましまいました。
お芝居の内容は考えさせられる内容でしたね。一体どっちが幸せなのか。。。 意味を持って生きることが大事なんでしょうかね。 いい作品でした。次回も期待しています。

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」
マチルダアパルトマン
すむぞう外苑前スタジオ(東京都)
2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
ばいびー を観劇しました。 さすがにと思いましたが、何となく見ているとそんな娘もいるような気がしてくるから不思議ですね。
役者の皆さんも大変よかったと思います。 限られた空間でうまく表現されていたと思います。 旗揚げとは思えないいい感じでしたよ。次回も期待していますね

世界の底にて君を待つ。
ぱすてるからっと
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/17 (水) 18:30
座席A列13番
マイユニの無邪気さ、可愛さが際立っていましたが、正直難解でした。
1回では?が多かったので、2度3度観てみたいと思います。

鬼 -贋大江山奇憚
Unit NA's
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★
人と鬼、色々な解釈でたくさんの舞台を見てきました。今回はより悲しいストーリーで、でも明るいキャラとダンスと素晴らしい殺陣シーンに支えられてエンタメとして楽しめたと思います。強いて挙げればここぞと言う山場が多すぎてちょっとだけ疲れちゃった事と、クーラーがガンガンに効きすぎて強風がダイレクトにあたり舞台に集中できなかったことが残念。隣の女性も震えながら体をさすって温めながらの観劇。明日から行かれる方は膝掛けか何かをご用意されればお芝居に集中できますよ!

表が裏
縁ろず屋
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★
役者たちが出番が来て「表舞台」へ向かうために、「舞台裏」へ下がって行く。
開演前から終演後までの本来ならば裏である楽屋の物語。
楽屋内のモニターを合図に役者たちが出て行く。出番を終え役者たちが入ってくる。それがテンポの良さを生み出している。
表と裏がひっくり返って物語が始まり、そしてまた終わる。
金曜と、土曜の昼公演後にはトークショウがあるとのこと。役者の方の素顔が見たい方は狙い目?
時間に余裕のある方は早めに会場へ向かうと開演までの時間も楽しめると思います。

プロパガンダ・コクピット
ミュージカル座
光が丘IMAホール(東京都)
2019/04/18 (木) ~ 2019/04/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/04/18 (木) 18:30
座席1階H列6番
この作品は、平和や自由、本当の幸せとは、真実とはについて考えさせられました。

注意書きの多い料理店
TOMOIKEプロデュース
ブディストホール(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★
ドタバタコメディでしたがそれなりに楽しめました。ラストシーンは泣かされました。
受付の対応がスムーズにいかずイラつきました。

花園 HANAZONO
舞台芸術集団 地下空港
座・高円寺1(東京都)
2019/04/13 (土) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

新・正午浅草
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/04/17 (水) 18:30
座席1階11列20番
まず、私事で申し訳ない。
私の実家は墨田区の東向島、東武線の東向島駅でここは昔「玉ノ井」駅と言った。
私の実家は蕎麦屋をやっており、父は永井荷風を何度か見かけたそうである。
私の幼少時以降、昔の赤線風情はかけらもないが、「抜けられます」にあるような迷路のような道筋にその名残はある。実家の蕎麦屋には、荷風好きの人が散策がてら寄ることがあり、昔のその辺りのことを尋ねることもあったらしい。
ちなみに、父親や祖父母は東京大空襲経験者だ。
そして、浅草は小学校まで、中学~高校は銀座が私の遊び場所だった。遊興(映画や食事、買い物、果ては飲酒=時効ね)に出かけるとすればこの辺り。実家の菩提寺は浅草にある。
市川菅野に住んでいたことがある。今も近くに住んでいて、本八幡にはよく足を運ぶ。大黒屋は閉店してしまいましたね。京成線は東武線と並ぶ、私の重要な足だった。
さて、こんな私だから、舞台に出てくる土地や名称、その1つ1つが郷愁を強く誘う。何か舞台上を生きている実感がある。もちろん生まれたときには、荷風は故人だったが、荷風の歩いた道は、私の歩いた道でもあるはずなのである。
そして舞台。昭和31年を基軸に、明治32年の青年期に始まる父との確執(といっても、何ともほんわりとした相互に交わされる意地と愛惜なのだが)、昭和11年の玉ノ井通い、翌年の戦時突入への冷めた嘲笑、そして昭和34年の最晩年の「正午浅草」から「正午大黒屋」※そして孤独死へと、「断腸亭日乗」を辿りながら話は展開する。
※荷風は「家」ではなく「屋」と書いている。
荷風役は、御年は荷風の寿命をしのぐ85歳の水谷貞雄。
さすがに、20歳の役には無理があったけれど、初老の荷風と晩年の荷風を鮮やかに演じ分ける。昭和11年の玉ノ井で老いを感じさせながらも、女に好かれる色丈夫を演じ、昭和12年では背筋をピンとさせ矍鑠たる姿で銀座を闊歩する。一方、昭和31年以降は、世をすねるでもなく飄々と生きる軽妙な老人像を、老いも楽しむ風情で演じ切る。
台詞の最後に「・・・ぜ」とつける粋。
水谷貞雄は、故宇野重吉に役には形から入れと教えられたそうだ。だから特に歴史上の人物を演じる時には、最初の登場からその人物に見えることを絶対命題にしているとのこと。
その点では、冒頭、市川を歩く荷風はまさに荷風であり、そこに水谷貞雄はいない。
父の死後、20年毎に夢に現れる父親との会話は、皮肉や嫌味でお互いへの面当てをしながらも、双方ののんびりとしたやりとりが見ていて楽しい。
玉ノ井でのたった3ヵ月のおゆきとの逢瀬。土砂降りの雨の中で会った彼女を、小説のネタにして、惚れられるとともに去っていく。元妾のおうたに、おゆきとの関係を尋ねられた際の荷風の回答が良い。この場面に限らず、「断腸亭日乗」を芯にしたこの舞台は、終始、荷風という人物をつまびらかにすることに専心しており、変に物語風にまとめようとしないことがすがすがしい。特に事件が起きるわけではないのだから。
タイトルに「新」とつくのは、作・演出の吉永仁郎が過去に荷風を題材にした一人芝居を「正午浅草」と題して作ったことから来ているらしい。ただ、改作といわけではないようだが。
荷風の菊池寛嫌いが、なぜかとても痛快で心地よい。
そして、森鴎外に対する強い思慕も、そこはかとない荷風の純情さを感じさせる。