いつもの致死量
こわっぱちゃん家
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
時空や空間を超える演出が素晴らしかったです。それに適応している役者さん達も凄い!
いつもの致死量
こわっぱちゃん家
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
正直、映像慣れした俳優さんの舞台よりも台詞がきちんと耳に届いて好き。
役に入れ込みすぎてて何言ってるかわからないと脚本台無しだなって思うから。
本来なら重たい暗い話になる所がきちんと台詞で「伝える」事で明るい未来が見える作品になってたとおもう。
もう一度観たくなると言うよりは、何度でも違う角度、目線で考えてみたくなるお芝居でした。
それぞれの5年後10年後とかとてつもなく気になってます。
いつもの致死量
こわっぱちゃん家
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★
ダイナミックな演技に迫力を感じました。
金星
gekidanU
アトリエ5-25-6(荒川区南千住5-25-6)(東京都)
2019/04/20 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
平成最後の観劇は家公演。
日常と非日常の境界が取り払われる貴重な体験でした。
以下、ネタバレboxにて。
ネタバレBOX
平成最後の観劇。
きっかけはまたしてもフライヤー。
前日、前々日に、
「いつもの致死量」
「私の娘でいてほしい」
という傑作を観てしまっていたので、申し訳ないけれど、
この2作を超えることはないよなぁと、なんとなく思いつつ劇場へ。
と言ってもこの作品、劇場と言いつつもごく普通の一軒家のリビングで
観劇するというスタイル。
家公演というのは事前に知っていたけれど、ほんとに普通の家。
全員合わせて20名くらいが壁際に分散して座って観る。
当然のことながら席は狭い。
その変わった趣向に期待するというよりは、正直、不安になる。
自分は、例によって一番後ろの端の席を選択したのだけれども、
結果的にその位置からだと、リビング全体が見渡せる。
開演までの時間、リビングの端のキッチンではエプロンをした女性が
卵焼きを作っていた。
あまりにも当たり前のように作っているので、私はてっきり、主催の奥様が
観客用に料理をしているのだと本気で思った。
家公演なるものも何回かやっているようだから、もうすっかり慣れてる
んだろうなぁなんて。
それを横目にしつつ、なんかこれ意味あるのかなぁとちょっと
思い始める。
一軒家で舞台をやるのは確かに面白いけど、なんというか、色物的な
面白さで、ちょっと本筋とは違うよなぁなどと思っているうちに、
開演時間。
なんとさっきまで料理をしていた女性は奥様ではなく役者様だった。
まさかの開演前からすでに本編は始まっていたのだ(卵焼きが食べられなくて残念)。
少しすると、こんにちはという挨拶とともに女性が一人入ってくる。
そのおずおずとした姿勢に、これは本当に本編なんだろうか、それとも
実はこの人はリアル客人なんじゃないだろうかと頭が混乱し始める。
仕掛けとしては、本編の舞台はキッチンも含めたこのリビングであり、
そこに陣取っている我々観客は、演者の視界には存在しない。
舞台と客席を分割しているのではなく、舞台の中に我々が堂々と存在している
格好なのである。
こうして言葉にしてみると、ふーん、そうなんだ的なイメージしか
わかないが、この没入感はとにかく凄まじい。
現実と非現実の境界が非常にあいまいになり、不思議な感覚に襲われる。
もうこの時点で、見事なまでに主宰の術中にがっちりはまった。
失踪した夫を探すために集められた夫とつながりのある人々。
産んだ記憶のない娘を名乗る少女。
見ず知らずの他人同士が、会話を通じて失踪の謎を解きほぐしていくの
だけれど、この会話が秀逸。
没入感が高い故もあるのかもしれないけれど、会話のリアリティが高い。
登場人物の設定もリアルで大袈裟な感じもない。
なんというかフードコートで、隣のテーブルが丸聞こえ状態のような
ある意味自然な感じ。
必要以上に声を張る必要もないから「演劇っぽい話し方」は全くない。
家公演というのは、こういう効果もあるのかと、ちょっと感動。
謎が謎を呼ぶような話の持っていき方もリズム感があり、中だるむような
シーンもなかった。
核心に向かって物語は加速していくが、その加速具合も絶妙であった気が
する。
とにかく演者の皆様が素晴らしかった。
中でも圧巻はダブル美月さんの木村美月さんと森谷美月さん。
対照的な役どころではあるのだけれど、主治医(ミドリ...だったかな)
がキレるシーンは距離感が近いせいもあるんだろうけど、こちらが
震えるような緊張感。
一方で、ガールズバーの店員(スイ...だったかな)が、雨が未来から
やってきたことを確信してからの、雨に対する接し方が慈愛に満ちて
いてグッとくる。
特にメイクするシーンはちょっと込み上げてくるものがありました。
最後は一応はハッピーエンド。
みんなで食事をするシーンは、ふんわりとした優しさに溢れていて
良かったけれど、そこから離れて佇むスイの姿がなんともほろ苦い。
音楽的な演出と相まって、とても印象的なシーンに仕上がっておりました。
さて、今回は勇気を出して、一部の役者様たちにご挨拶を。
小学生みたいな感想しか言えなかったけど、役者様と言葉を交わすというのは
貴重な体験でした。
平成の最後を飾った『金星』。
前日、前々日に観た別の演劇に引けを取らぬ名作でした。
観劇出来て本当に良かった。
役者の皆様方も、引き続き、追いかけていきたいと思わせる
素晴らしい演劇でした。
いつもの致死量
こわっぱちゃん家
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
心の奥底にしまい込んで逃げてきた現実に向き合うきっかけが貰えました!
素晴らしい舞台をありがとうございました((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
Second you sleep
ENG
d-倉庫(東京都)
2019/04/17 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★
奥深いお話だと思う。役者もいいし、舞台も照明も音楽もとてもよかった。
ネタバレBOX
ただ正直あまり入り込めなかった。
まず人ではないカイマの設定がよくわからないまま物語が進んでいく。
官軍賊軍も医師たちのくだりもよいし、何より主人公カルマがピュアでいいのだが、色々多すぎてうまく繋がっていないように思った。余命いくばくもない女の子は二人も要るのか、焦点がぼける。急に悪くなって死ぬのもちょっと唐突。演劇に本当のリアルを求める訳ではないけれど全体で見ると壮大なテーマに追い付けていないように感じた。
また、楽しみ方はそれぞれだけれど、まだ序章のところで周囲で泣き出されると冷める。役者の熱意のおかげで気持ちを取り戻して見るが、ENGさんの作品をしっかり楽しむにはリピーターが少ない時期に行くべきだなと思った。
ノークレーム・ノーリターン
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2019/04/26 (金) ~ 2019/04/30 (火)公演終了
満足度★★★
千秋楽だったのですが、噛んだりつっかえたりの役者さんも多い中、子役のお嬢ちゃんがなかなかの安心感。終盤のバカバカしさは好きですが、これで帳消しにするには、100分は自分には少々長かったかな。
ミラクル祭’19(ミラフェス’19)
新宿シアター・ミラクル
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/04/20 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了
満足度★★★
B ver.を観てきました。
例えるなら「甘酸っぱいオレンジ」と「初めて知ったコーヒーのほろ苦さ」という感じでした。
名前を呼ぶという些細なことも初めは変な緊張感があるもので学生の頃思い出して観てました。面白かったです。
もう1つは、何処かにありそうなそんなストーリーに徐々に引き込まれて行く。観てて例えるならコーヒー、しかも初めて飲んだ時のあの苦味のように思えました。
こんな出会いがあったら忘れられないだろうな…
どちらも楽しかったです。
私の娘でいて欲しい
劇団皇帝ケチャップ
浅草九劇(東京都)
2019/04/27 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
号泣必至の傑作。
ネタバレ満載のためネタバレboxにて。
ネタバレBOX
例によって観劇のきっかけはフライヤー…ではなくて、
確かTwitterだった気がする。
観劇を趣味にしようと思い始めて、Twitterで情報を
集めている時に、たまたま、目に留まり、なんとなく
気になって、そのまま予約した様な記憶がある。
前日に「いつもの致死量」という傑作を観てしまって
いたため、いくら初心者の自分であっても、一時的に
目は肥えてしまっていた気がする。
そんな中での観劇。
とにかく全編通じて、登場人物がしゃべる、しゃべる、
しゃべりまくる。
無音の時間というのは、ほぼ無いに等しく非常に忙しない。
実生活でも基本的に自分よりも高いテンションで畳みかけ
られるのが苦手な体質なので、超序盤での感想は、
「これはちょっと苦手な作品かも…」
というのが正直なところ。
硬軟、織り交ぜてのストーリー展開ではあるけれど、セリフ
回しや雰囲気的に言えば、硬軟のバランスは圧倒的に軟が高い。
ちょっとバランスが悪いなぁなどと思いながら観てはいたが、
話が進むにつれて、面白おかしい展開ではあるけれど、扱っている
内容は決して面白おかしくないことに気づき始める。
両親の離婚と再婚。
そして再婚相手も極めて近しい人物。
節目の誕生日のたびに、ショッキングな事実を明かされる主人公。
これ、こうして文字に起こしてみるとよくわかるように、
題材としては、かなり重い。
普通に扱えば、間違いなく、本編は重苦しい方向にと進んでいく。
それをコメディタッチでありつつも、最終的に優しく、そして
愛にあふれたラストへと持っていくがシリアスになりすぎなくする
ための方程式の解として、この硬軟のバランスを弾き出したのであれば、
これはすごい緻密さだなと思った。今振り返ってみても(二日しか経って
ないけど)、これは本当にすごいと思う。
いつも観劇の時は、わりと後ろの端を選択することが多いのだけれど、
今回は全席指定で、割り当てられた席は、前から2列目の中央付近。
うわー、近いーと思いながら観劇。
目の悪い自分でも、全ての登場人物の表情まで分かる距離感では
あったのだけれども、終盤の誕生日のシーンで皐月が涙ながらに
陽子に心中を吐露するシーンは、まったくもって圧巻。
ポロポロではなく、ボロボロと落ちていく涙が席から見える。
彼女のみならず、周りの人物ももらい泣き。
もうあれで完全にノックアウト。涙腺崩壊。
もともとそんなに強い涙腺ではないけれど、身体が震えるほどに泣いたのは
観劇史上初。自宅だったら声に出して号泣していたと思う。
いやー、参ったな。ちょっと恥ずかしいな。と思う間もなく、自分の
周囲からは啜り泣きの大合唱。
安心して引き続き泣けました。
印象に残っているシーンとしては、もちろん、その部分だけど、
それ以外で言えば、由紀子が皐月に一輪のバラについて諭すシーンと、
陽子と真奈美が子供たちについて語り合うシーン。
数少ない硬軟の硬に当たる部分になるんだろうけど、会話の行間に
それぞれの思いを感じた。
全編を通じてしみじみと泣かせるタイプというよりは、最後に一気に
爆発的に畳みかけてくるタイプの演劇。
なんというか、気持ちよく手玉に取られた感じ。
痛快無比の傑作でありました。
今回も例によって役者さんたちには挨拶することなく(チキンですいません)、
会場を後にしたのだけれど、ちょうど、場内に戻ってくる役者さんたちの
列に遭遇。
すれ違いざまに挨拶と会釈の中間くらいのふわっとした感じで一応、軽く感謝の
言葉だけ伝えさせていただいたが、陽子役の藤原澪さんにこちらの目を見て
ご挨拶していただけたことがとても印象に残ってます。
やっぱり素晴らしい舞台をみせていただいた以上、しっかりとこちらからも
挨拶したいなぁ。
令和の目標にします。
「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」
マチルダアパルトマン
すむぞう外苑前スタジオ(東京都)
2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」両作品観劇。「舞い上がれ、レジャーシート」も面白いが、「ばいびー、23区の恋人」の方がダントツに良い。ただ、「ばいびー、23区の恋人」の方を先に観たので、何故テーブルやベッドにビニールが巻かれているのか不思議だったが、「舞い上がれ、レジャーシート」を観て納得。⭐️の数は間を取って④。
新しい星
甲斐ファクトリー
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
グリーンフェスタ2019参加作品。
物語はSFジャンルに入るのであろうか。しかしその底流に描かれているのは、現代日本のみならず世界で起きている問題を連想させる。物語の展開や状況説明等は、丁寧な台詞運びであまり混乱することなく観ることができる。
(上演時間1時間50分)
ネタバレBOX
セットは、荒廃した雰囲気を漂わすコンクリート壁(照明効果でそう見える?)、中央に出入口があり、上手に机・椅子、パソコンが置かれている。ほぼ素舞台で、空間の広がりを確保しアクションスペースを作っている。
梗概…あるウィルス(体内のミトコンドリア、DNA等が変化し と説明あり)に感染すると高熱を発してほとんど死亡する。原因を探るため世界各国へ出かける研究者。そのうち罹患しても僅かな確率で生存する者がおり、新たに"新人類"として勢力を増してくる。明晰な頭脳を持ち、旧人類をせん滅するような行動をとり、ここに新旧人類の戦いが始まると…。ラスト歪んだ思想のリーダーによる核ミサイルの発射を止められず、原爆投下を思わせる映像が映され…。
公演では新旧人類の戦いとして描いているが、これは今世界のどこかで起きている紛争やテロ行為を連想する。卑近なニュースでは移民等の受け入れによる民族、宗教またはそれら複数が錯綜した問題として考えられる。仮に移民を受け入れた国が、受け入れによって自国の伝統や文化が侵され始めたと…そんな光景を思い浮かべる。政治経済ほか色々な問題を内包し、理屈を言えば人によって主義主張が異なる危な(怖)いテーマを扱っているような気がする。
描くのに気をつかうテーマ、それをウィルス感染、新旧人類といった変化球で観せる巧みさ。ただストーリー性重視のためか、登場人物の心情表現が弱いようだ。
また日本を意識して描いている地名(八ヶ岳など)が聞かれると、近い将来、日本はどのような(外国人受け入れ)政策をするのかを考えてしまう。この公演ではディストピアのような世界観を見せられただけに。
物語として展開しやすいのかもしれないが、単純に新旧人類の対立(戦い)で良かったのか。このテーマだからこそ、その対立の結果(幸・不幸どちらでも)見える世界は?…をもっと鮮明にし(観客に)委ねるようなラストシーンにしても良かったのではないか。
次回公演も楽しみにしております。
演劇♡顧問
神保町花月
神保町花月(東京都)
2019/04/26 (金) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
全国高等学校演劇大会東京地区予選各賞受賞も決まった後の評議員を交えた慰労会会場は、行きつけの飲み屋が舞台だ。
どうして行きつけになったのか? 他店に出禁を食いまくっていたからである。
ネタバレBOX
というのは、メンバーは個性派揃い、侃々諤々の議論は空を切り、風に舞って他の客たちに迷惑を掛けまくってきたのである。基本的に参加者は高校教師と演劇大会評議員という立場だから世間から見ればオカタイヒト達であり、何かと見識だの常識だのと人目が煩い。だが、コンペである以上、受賞校ともなれば、顧問としても鼻が高いし評価も上がる。何よりなんだかんだ言っても皆演劇好きである。その為、主張にも身が入り過ぎて大声で自己主張し合うということにもなる。結果の出禁であるから、ある意味勲章ですらあるのかもしれない。何はともあれ、芸人と役者のコラボというのが面白い。芸達者が多く間の取り方が上手い役者が多いので笑わせてくれるし、本来の役者と芸人の役作りの微妙な差や、吉本でメジャーを目指す芸人と小劇場演劇の役者達のプロ意識の差が現れている点も面白く拝見した。ちょっと誤解を招きそうなのでもう少し詳しく書いておくと、作品で描かれているコンペは、同時に演技している役者・芸人の役作りの差と方法論の差、TVという媒体を意識した役作りとメジャー志向よりも寧ろ演劇というジャンルの魅力に取り憑かれて役者をやり続けている小劇場演劇の役者陣との目指す方向の差のようなものが出ているように思ったのである。
どんな表現にも共通していることではあるのだが、表現する当事者達の意識に“観衆に使い捨てされる”という切迫感がどれほどキリキリと突き刺さっているかという点では、今作のように類似・異種の表現者が同じ舞台で同一作品に参加しているという形は実に刺激的であった。
物語りに描かれる才能評価に対する妬み、嫉みや、発表作品が高校生演ずる演劇として相応しいか否かという世間や「良識」との関係、作品と実生活との関係と作品化することの極めて内的・微妙な位置関係、かつてと今の彼我の差の中で遷移してゆく1行の意味「お前、馬鹿だな」は最後に最高の褒め言葉であると同時に共感の最たるものとなっている点も良い。
吸って吐く
劇団時間制作
萬劇場(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/05/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
いつもの時間制作は、それぞれの役柄に感情移入したりしたけれど、今回は静かに全体に息が吸えなくなっていく。
重厚な役者さんの演技、すごく素敵なセット、そっと心に入り込むような音響。
そして谷さんの脚本演出にいつもやられます。
また観たい。
浪漫活劇譚『艶漢』第三夜
CLIE
シアターサンモール(東京都)
2019/04/20 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽。次回がありそうと思わせるラストだったので期待しています。同じメンバーでお目にかかりたいですし、第四夜の東雲さんにお会いしたいです。
演劇♡顧問
神保町花月
神保町花月(東京都)
2019/04/26 (金) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★
チケプレ当選にて観劇させていただきました♪
冒頭、ハイテンションで山田先生を叱咤、批判する日高先生。
それを対岸の火事のごとく傍観する他の先生方。
しかし、火の粉は予想もつかない形であらぬ方向へ飛び火して行きます。
反転攻勢後の山田先生のキレッぷりが半端なく面白かったです。
しずるさんの演技力の高さも光りました。
平成最後の素敵な公演を観劇させていただき感謝です。
ありがとうございました。m(__)m
死ぬ気はなかった。
新宿公社
小劇場 楽園(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/25 (木) 19:30
価格2,800円
不時着した円盤に搭乗していた異星人を保護し研究している施設の総務課の女性たちを中心にした物語。
番外公演だけに新宿公社らしからぬドタバタ気味のSFコメディがコペルニクス式転回を経て本格SF(星新一や広瀬正の短編に通ずる味わいか?)となりさらに意外なオチがつく異色作であり「へぇ、こういうのもアリなんだ」的な佳作。
ネタバレBOX
後半でいよいよ登場した異星人が地球から来たと明かす「猿の惑星」の逆バージョン的オドロキ、その地球人が「この星では定時に退勤するのか」と驚く現代日本の社蓄社会への皮肉、その地球人が実は食用肉の調査のためにその星に行ったというブラックなオチなども良かった。
forever for ever~太陽とつばさ~
映像・舞台企画集団ハルベリー
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/01/17 (木) ~ 2019/01/21 (月)公演終了
満足度★★★★
グリーンフェスタ2019参加作品。
冒頭から華やかなダンスシーンで観(魅)せ、舞台(キャバレー)とそこで働く娘の華麗で妖艶さを印象付ける。
説明からは、ファンタジーのようなイメージを持っていたが、少し違うような結末か?そのラストへの繋がりが解り難かった。
(上演時間1時間55分)
ネタバレBOX
セットはやや上手にカウンターとボトル棚、下手客席寄りにボックスシートを置き、中央にはパフォーマンススペースを確保する。天井にはシャンデリアを吊るし、蘭花、絵画等を飾り豪華な雰囲気を演出する。また客席の一部にスペースを設え、そこでもポールダンスを披露する。
梗概…時は平成31(2019)年1月。この公演に合わせているような。キャバレー「サンライズ」のオーナー・雄一の余命はあと数カ月。そして栄華を極めたサンライズも斜陽の一途を辿り閉店間際の状態である。そんな時、つばさ(塩月綾香サン)と名乗る女が入店する。彼女は30年前(1989年)にこの店で働いていた女・陽子(2役)と瓜二つであり気になる(好意を寄せていた)。そしてこの女の存在は雄一にしか見えず、つばさは誰かの体に憑依して行動をし言動を発する。
物語はつばさと陽子の関係は?、そして雄一と陽子の出会いと悲恋になった理由が、時代を往還しながらだんだん明らかにされる。陽子は当時妊娠しており、その養育費を稼ぐためにサンライズで働くことにした。となればおのずと つばさ の正体は分かるようだが…。
物語の展開はそれほど難しくはないが、序盤の憑依騒動との関連が解り難い。この物語は最初から夢物語であったのだろうか? 謳い文句に「場沫のキャバレーを舞台に、平成最後の年と最初の年が交錯する…」とあり、一世を風靡したキャバレー「サンライズ」の栄華を背景に、淡い恋心を抱いた30年前を夢みていたのだろうか。この時代往還の関連性をもう少し鮮明にしてほしかった。
演出は、わかばやしめぐみ(おぼんろ)で観(魅)せることには手馴れている。冒頭こそキャバレー=妖艶なダンスシーンという定番であった。もちろん、女優一人ひとりの”華”を引き出し華麗な雰囲気作りが前提の公演だからであろう。そして一転して つばさが入店するシーンではミステリアスな展開を予想させる。その手腕は見事であった。
次回公演をたのしみにしております。
清少納言
千夜一夜座
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/08 (金) ~ 2019/02/11 (月)公演終了
満足度★★★
グリーンフェスタ2019参加作品。
子役が出演していること、その演技から上質な学芸会といった雰囲気。一方で清少納言の「枕草子」に秘められた謎という大人物語という異なった劇風の公演で、感想を書くのが難しい作品である。
ネタバレBOX
セットはシンプル。BASE THERTERという舞台空間にしっかり作り込んでしまうと立ち居振る舞いに支障がありそうで、その意味で本公演は最小必要限に止めたようだ。また平安時代における和装は優雅、華やかさを演出しており楽しめた。
梗概…現代の小学生が「枕草子」に関わるような、一転して時は平安時代中期の宮中へ遡り、清少納言が慕い仕える (中宮)定子と和歌読み競いするシーンへ。この現代と平安時代を交差させ物語は展開するが、この公演で「現代の小学生」「漫画のような家庭」の場面は何を意図したものであろうか。現代と平安時代を特定人物が往還するわけでもなく、単に時代を交差させているだけのように思える。
清少納言が生きた時代、その時に起きた「長徳の変(花山院闘乱事件)」に関わった人物達のこと、当時の状況や心情などを密かに和歌に認めたというもの。そこにはこよなく愛した人を守るために隠された真実を「枕草子」の回想章段に秘めたと解釈している。現代と平安時代の繋がりが分からないが、一種の啓蒙作品であろうか。
演出は舞台中央に一段高くした畳の台座があり宮廷内もしくは貴族の屋敷内を思わせる。現代はもちろん洋服だが、平安時代を演じる役者は当時の衣装。特に女優陣は着物姿でその立ち居振る舞いが良かった。和歌の詠み競いは、知っている歌もあり久しぶりに学生時代に戻ったように思う。当日配付された「清少納言~千年のかくしごと~」で伝えたいこと、それは「ことば」だと書かれている。その意図は、和歌の詠み競いのシーンに昇華させているようだ。
演技は、現代と平安時代を演じた役者の間に演技力の差があり、場面転換というか時代交差のたびに集中力が途切れそうになる。出来れば物語は頻繁に現代・平安時代を交差させず、清少納言が生きた時代を中心に描いても良かった。
次回公演を楽しみにしております。
いつもの致死量
こわっぱちゃん家
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
端的に言うと「愛と優しさにあふれた演劇」でした。
ネタバレ満載なので、ネタバレboxにて。
ネタバレBOX
観劇のきっかけは「降っただけで雨」の演技が印象的だった森谷
菜緒子さんが出演されていたから。
今回でご卒業とのことで寂しくも今後の飛躍を大いに願ったり。
チケットを予約していた時点ではフライヤーは出来ていなかった
気がするけど、タイトルが何といってもキャッチー。
本でも映画でも音楽でもわりとタイトルだけで選んじゃうくらい
タイトルマニアなので、そういう意味でも期待しながら観劇。
場所は以前行ったことのある王子小劇場だったので、なんとなく
場内の雰囲気をイメージしていったのだけれど、入場してまずは
その舞台セットにびっくり。
ありとあらゆるスペースを徹底的に利用し様々なセットが配置。
観劇回数5回程度の初心者だけど、これがすごいことだということは
何となくわかった(笑)。
映像作品であれば、場面の切り替えなんぞひどく容易なんだろうけど、
舞台、しかも、小劇場という限られたスペースでそれを実現するのは
至難だと思う。
だから自分がこれまで見てきた演劇(小劇場以外で観たことないです)
は、セットが一つで、物語はそこを軸に進められていたし、それが当然と
思っていた。
ところが既に目の前には5つのセットが用意。
あぁ、なるほど、こういう見せ方もあるんだとちょっと感動。
小劇場ゆえの制限の中で、どうやって場を演出するかも、小劇場ならではの
面白さなんだろうなと一人で納得。
私は何よりチキンなので最前列で堂々と見るなどということは出来ないタチ。
したがいまして入り口に近い最後列の端を選択。
普通なら結構みづらい席だけど、今回の舞台セットではこれが大当たり。
若干声は聞こえにくいものの(森谷さんの声は大きいのでよく聴こえる)、
あちこちで展開される物語を見るには絶好のポジションだった。
印象的だったのは開演前の来園者の誘導と気遣い。
入り口に近いところにいたので、見るともなしにその様子を見ていたん
だけど、とても親切丁寧、空調の温度まで気にされていて、あぁ、なんか
素敵だなと思った。
開演までの時間って単なる待ち時間かと思いきや、その演劇によって意外に
違うもので、ほんとに単なる待ち時間のものもあれば、退屈させないように
趣向を凝らしていたり、はたまた、実はすでに演劇の一部が始まっていたりも
するんだけど、今回は単なる待ち時間。
一番退屈なパターンであるにもかかわらず、全くそれを感じなかったのは、
場内に満ち満ちた期待のオーラ。
「今回は絶対に面白いに決まってるでしょ」
なんか、そう言っているようなオーラで、すっかり自分もそれに呑まれた感じ。
劇団、あるいは役者さんたちへの信頼に近いものも感じた。
そのワクワク感が退屈を遠ざけてくれた。
あんな経験は初めて。この時点で結構テンション上がる。
さて本編はといえば、アプリゲーム「MCM」とそれに絡んだ様々な人たちの物語。
立場も違えば、思想も違う。
それぞれの思いが複雑にぶつかりあい・・・という感じなんだろうけど、実際のところ、
そこまで激しいぶつかり合いはない。
もっとも激しい自己主張をしてくるのは進藤だが、彼女も決して頑固一辺倒なわけではない。
リアル社会にはもっとタチわるい連中はいくらでもいるし、娘を失った充も、頑なではあっても
決して非理性的な行動には出ない。
晴香や美羽という緩衝材的な存在があるにせよ、登場人物はみな、自身の思いを強く主張しつつも
決してわからずやではなかった。
要はみな大人なのである。
「十人十色」であることを潜在的に理解し、そして人を傷つけることを望まない。
それぞれがみな優しさと愛に満ちている。
登場人物の個性というものをもっとどぎつくしようと思えば、あるいはリアルに
はびこるわからず屋どもを再現しようと思えば、いくらでもできたと思う。
それをやらなかった理由は、それこそ脚本を書いた本人のみぞ知ることだけれど、少なくとも
自分は、明確な個性というものを登場人物に与えつつも、同時に彼らに「他者への愛」を与えた
その設定は非常に心地よく、どこか安心して終始、観ることができた。
書いた人の優しさがにじみ出る、そんな演劇であったと思う。
この演目を端的に表現するなら「愛と優しさにあふれた演劇」だろうか。
「いつもの致死量」という、どこかスリリングで抜群のセンスを内包したタイトルは、
観る前にはある種の痛みを伴う劇であろうという覚悟はしていたが、自分としては
決してそんなことはなく、とにかく優しさに満ちた劇であったと思う。
脚本を書いたトクダ氏の終演後の丁寧な挨拶を聞いて、あぁ、なるほど、この人だからこそ、
こういう劇がかけたんだなと納得。
この方が書く演劇というものをこれから先も、もっともっと見続けて行きたいと思った。
終演後のアンケートで気になる役者さんは?という項目もあったが、これはあまりにも
野暮というものでしょう。
選べませんって。
あなたの描いたキャラクタはみな素晴らしく魅力的で、愛と優しさに満ちている。
どうしても選べというなら全員。
本当にそう思える素晴らしい演劇だった。
演出的なことで言えば、同時多発的に舞台のあちこちで展開する物語の見せ方は
ほんとうにすごいと思った。
何というかちょっとアメコミでよく見かけるコマ割をちょっと連想させた。
印象に残っているシーンはいくつもあるけど、本筋の見せ場としてはやはり
ルイージのくだりだろうか。
本人にしかわからない理由があるからこそ、その人の行動を否定してはならない
ということは、至極当たり前のことではあるけれど、だからこそ、忘れがちで
思い当たる節がある自分としては、ハッとなる瞬間でもあった。
少し外れたところで印象に残っているのは、なんといっても木ノ下と須田の
終盤のやり取り。
木ノ下は間違いなく全編通じて一番の愛され男。
彼らのシーンになると、終盤は場内が一気に和んだ。
素晴らしい演劇でした。
DVD化されるなら観たいし、買うと思うけど、やっぱりこれは
劇場で観たい。
そんな作品でありました。
shadow
遊劇舞台二月病
ウイングフィールド(大阪府)
2019/04/19 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
誘拐殺人を犯したノブコ4の狂気 そこに至るノブコ1 2 3の悲しさから、ずれていくノブコ4 気づくのはノブコ5 殺した子への ざんけ はなく 息子への想いだけ 人生が2度あればと思うのだろうか 息子を見てノブコ2で変わることも出来たはず。 狂ってしまった人生 ノブコ5が息子の為に出来る事はなんなんだろうか。
金の仕送り息子の為に生きる事への執着 この時の、ノブコが普通に見えた。各世代のノブコの心の変化 誰でも狂うのかもしれない。恐怖を感じた。 中村ユリさん演じるノブコ4が次の世代古川智子さん演じるノブコ5を見る目に救いを求めているが過去を見たくないノブコ5 ノブコ4は1~3を暖かい目で見る 狂ってしまった。 ノブコ5に人間味を感じる。 人生の係わるの男の悪い所だけを抱え込んだ生き方、とても悲しく 誰でも狂うのかもしれない狂気 恐怖。
ネタバレBOX
90分 舞台は高給スポーツカーの赤と白のシート 前に傾斜した台 車の床 この傾斜がシート後ろも見えやすく作られている。台は後ろを広げ遠近法で大きく見える、小劇場にそのセットは 劇場をわざと狭く 閉じられた息苦しさ閉塞感まで感じさせる。車の下に道路の矢印マーク。 影を踏まれた女 貧乏 1人 不幸になる 影を恐れ引きこもり ローンで高級車 そろばん弾きました ねがいましては オセキ 影を踏まれたら不幸になる 東京にでる 家族 病気離婚 父が 病気 娘と認知していた コールガールになる 誘拐殺人 私と同じ不幸になるから 死刑確定 偽物 全てが偽物 息子だけが本物 5人で世代を分けて演じる 同時に出てくる 感情が高まる 思考がずれる 1人で どんどんずれる 誘拐殺人 金 私と同じ不幸になるから 絞めた首に花結び 死刑確定後に息子に僅かな仕送り 労役を増やしてと願う。
誘拐殺人を犯したノブコ4の狂気 そこに至るノブコ1 2 3の悲しさから、ずれていくノブコ4 気づくのはノブコ5 殺した子への ざんけ はなく 息子への想いだけ 人生が2度あればと思うのだろうか 息子を見てノブコ2で変わることも出来たはず。 狂ってしまった人生 ノブコ5が息子の為に出来る事はなんなんだろうか。
金の仕送り息子の為に生きる事への執着 この時の、ノブコが普通に見えた。各世代のノブコの心の変化 誰でも狂うのかもしれない。恐怖を感じた。 中村ユリさん演じるノブコ4が次の世代古川智子さん演じるノブコ5を見る目に救いを求めているが過去を見たくないノブコ5 ノブコ4は1~3を暖かい目で見る 狂ってしまった。 ノブコ5に人間味を感じる。 人生の係わるの男の悪い所だけを抱え込んだ生き方、とても悲しく 誰でも狂うのかもしれない狂気 恐怖。