最新の観てきた!クチコミ一覧

40541-40560件 / 190460件中
さようなら

さようなら

オパンポン創造社

HEP HALL(大阪府)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

現状は過不足なし、しかし、潜在意識には変化したい自分が居る。
でも、生活のリズムのは壊されたくない。
過去の自分にさようならできるのか?
うんうんと共感しました。
自分の生き方は自分が決める。
ありがとう♪♪♪

薄布

薄布

天ノ川最前線

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

若者達の群像劇。
若い頃に抱える、もやもやした気持ちや葛藤は分かるような気がしましたが、 登場人物の台詞は、観る年代によって感じ方が違うと思いました。演技・演出は「・・?」という印象でした。

南吉野村の春

南吉野村の春

劇団昴

Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)

2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑えて泣ける作品でした。
もう一度見たい!

『のぞまれずさずかれずあるもの』  東京2012/宮城1973

『のぞまれずさずかれずあるもの』 東京2012/宮城1973

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

人間の命を問うドラマが増えた。どう生きるかではなくて、生まれる、と言う事はどういう事か。ごく、最近見ただけでも、「まほろば」「R.U.R」。
この舞台の素材は年長者にはおなじみながら、このところ忘れられかけている菊田医師赤ちゃんあっせん事件である。この事件が年長者の記憶に残っているのは、菊田医師の明確な医学的、倫理的主張と、社会的な環境と事態への対応のずれが、大きくジャーナリスティックな問題になったからだ。今は、こういう「ずれ」は医学倫理だけでなく、さまざまな分野に一層広がって頻繁に起こっているから、改めて問う意味はある。ことに、少子化も話題になり「生むこと」への関心が高まっている昨今ではなおさらだ。
舞台は、菊田事件をなぞる形で進行する。事件当時は多分生まれてもいなかった作者が書いた歴史ものらしく、慎重で総括的である。だが、テレビの再現歴史ものではなく、小劇場の演劇として見るなら、今少し登場人物を整理すれば、もっと問題の核心に迫れたのではないだろうか。例えば、場面を菊田医院に絞って、医師と養子を引きうける看護婦のドラマにするとか。宗教をめぐる夫婦のドラマをもう一つの柱にするとか。
説明的で類型的なエピソードやセリフが多すぎるのも芝居としては興を削ぐ。例えば最初の新聞記者のやり取りなど字幕で年号を出せば済むと思う。その分、菊田医師と彼の周囲を分厚く出来たのに、と残念だ。
若い俳優たちもこの台詞やエピソードをこなすだけの経験がないので、こうなるのはやむを得ないが、役が身につかずリアリティが薄い。
しかし、この若い劇団にとってはいま世間に関心をもたれるテーマに取り組むのは、勝手な自分の居場所探しを騒々しく見せて自己満足するよりは、はるかに意味があることだと思う。満席だったのを励みに次作を期待したい。

今、何時?

今、何時?

スナック来夢来人

北池袋 新生館シアター(東京都)

2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

今まで一人何役かやってる舞台は観たことありますが、一役を三人でとチラシに書いてあったので、どー言うことかと思ったら、なるほど、とても斬新で楽しめました!

楽しいダンス、可愛い女の子たち、ママ。

千秋楽まで怪我なく頑張ってください(*´ω`*)

孤独な夜空の 愛の死神

孤独な夜空の 愛の死神

劇団ダンディライオン

シアターシャイン(東京都)

2019/04/13 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

2列目のさほど端でもない席だったが、この角度で袖に裏方さんの手や足などが(終盤には顔も)度々見えるのはなんとも残念。全体的に転換がもたついてるなあという印象で、これなら箱馬だけでやった方がすっきりするのではと思ってしまったくらい。カエカはとてもキレイで、劇中歌も味があったが。

喫茶ティファニー

喫茶ティファニー

ホエイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

イライラは嫌だけど好物です。

ネタバレBOX

ゲーム喫茶のなれの果て、奥の部屋にある違法賭博ゲーム機で生計を成している在日韓国人一族の、こんな生活から抜け出そうにもやはり違法なことでしかやる方法がない、やるせない日々を描いた話。

デート商法ではイライラさせられました。

母国語の話せない在留者の子孫たちは日本で生きていくしかないとしたら、我々もそれを理解しておくことが必要だと思います。

最後のアイヌは蛇足と感じました。
チョコレートケイキ

チョコレートケイキ

春匠

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

セリフや音楽・効果音を排除した作品だからこそ、音に引き込まれました。靴音、息づかい……。こちらの感覚まで研ぎ澄まされるような、緊張感あふれる舞台でした。

ネタバレBOX

せっかくなら、賛美歌や終盤のセリフも無いほうが良かったと思うけどなぁ。
検事と犯人のフィクション術

検事と犯人のフィクション術

東京パイクリート

Geki地下Liberty(東京都)

2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

脚本がとても面白く、役者さんも芸達者な方ばかりでした。
場面転換も、とても工夫されておりました。
ただ、何故か観劇した回は笑いもあまり起きず、テンポが合わなかったのか、2時間が長く感じてしまいました。
観劇後に改めて、ストーリーを思い出しても非常に良くできた物語だったと再認識するのですが・・・。

薄布

薄布

天ノ川最前線

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

全体として面白く観ることは出来ました。でも,他の方も書いているとおりのことを自分も感じました。まだまだ若い,今後に期待します。

チョコレートケイキ

チョコレートケイキ

春匠

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

無言劇なるものを初めて観ました。確かに迫真の演技で伝わってくるのですが,やはりどうして無言劇にしなければならないのかと思ってしまいました。言葉があった方がしっかりと伝わり心にも刻まれるのではないかと思います。前半の部分では少し落ちてしまいました。

ピール・スロウリー(アンド・シー)

ピール・スロウリー(アンド・シー)

サムゴーギャットモンテイプ

スタジオ空洞(東京都)

2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/04/12 (金) 14:00

価格2,100円

楽日2ステージを残すのみとなった現時点では遅きに失した感があるがまず最初に……
時事ネタがあるので今が旬と言うか、このままの形での再演はないであろうから、観ようか迷っている方は是非とも!(似た事例はまたあるかもだけれど(毒))

では本編。
一言で言えば「ゲス&クズ見本市(爆)」。
若手実業家がクルーズ船の1フロアを借りきって開いたパーティーでの人間模様、成功者(成金?)あるあるで既視感のあるキャラたちが既視感のある行動をとる「王道」で、各演者の成りきり具合と全ては語らぬ切り方が見もの。
その王道ぶり(笑)では題材こそ違うが劇団鋼鉄村松「息つぎがうまくできない。」と相通ずるものがあり、いずれも「この団体・作家・演者がそういうのを演るのか」的な意外性(?)があり、その上で上々の出来具合なのがイイ。(あ、笑いもふんだんにあるというのも共通項か)

そう言えばサムゴーのソリッド公演って、第一弾のゾンビ的な騒動が起きている東京から少し離れた山村(?)の話も第二弾の日本家屋を舞台にしたホラーも今回の成功者パーティーも皆いくつもの「お約束(あるあるネタ)」に則っているのね。
第四弾のネタは何だろう?(早くも期待)

ネタバレBOX

演技エリアである1室からハケた後の行動を観客の想像に委ねることが何度かあり、特に「クスリ」が致死量入ったシャンパンを誰が飲むかジラした後に「あの人」が……ながらそのままハケるというのがなんともカッコイイ。
薄布

薄布

天ノ川最前線

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度

内容うんぬん以前に、二ヶ所で同時に喋って台詞が被ってなんだかわからないシーン! 背中を見せての演技⁉︎ しかも、正面を向いている役者を隠す立ち位置にいたっては意味がわからない。演劇の基本から乖離している演出は、斬新かも。

ハイライト

ハイライト

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/04/03 (水) ~ 2019/04/08 (月)公演終了

満足度★★★

なんともシュールな話し。昭和が懐かしくなる音楽のチョイスはよかった。

血と骨

血と骨

トム・プロジェクト

ザ・ポケット(東京都)

2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

初日を拝見。客席に多くの演劇人が見られた。劇評家の姿もあって注目度が窺えたが、確かに話題になって良いタイトルである。
もっとも私は在日の世界を日本人が象る事の困難、況んやこの作品をと見切っていて、観るつもりはなかったのだが直前に「凄い事になってるかも」と期待の虫が這い出てきた。最近注目していた演出家というのも大きな要因となり、観劇。
構造はシンプルで、在日一世のある男の一代記として描かれ悪い感触はなかった。私は映画版がいまいちだった口で、映画より今回の舞台が良かった。父子の対決図を軸に据えたことで世代の継承の視点からこの異形の男の存在を捉え得た、というのが理由だろうか。
ただし「俊平」その人の存在を本質から形象し切れていないとの感想は映画に同じ。想像の中でしか作れない人物なのか・・判らないが、乱暴な言動の背後に流れている何か、核を掴むことは確かに大抵ではないとは思う。
舞台は暗転を多用した点描スタイルのニュアンスもあり、暗転になると人と物の出入りの際、芝居でなく作業員のようになるのが、私としては気に食わず、照明が落ちても役の気持ちでいて良いように思った。「割切り型」と「粘着型」とあるとするとこの芝居は「割切り型」(最近見たのでは「はだしのゲン」が典型)の構成と言えるか。
俊平の妻・英姫役は立派な関西弁でパキパキと喋り、韓国訛りとして「ツ」を「チュ」に変える配慮をやっていたが単純変換で機械的。この違和感というのは、関西弁の使い手として人選されたとすれば、韓国訛りなど入れず流暢に関西弁を喋ればよく、韓国訛りを入れるならむしろ関西弁はうまくなくて全然よい。最初に出てくる「あてつけ」を「あてちゅけ」と読ませた変換は、「あッてちゅッけ」(小さい<ッ>は短く跳ねる)もしくは「あでちゅッけ」と行きたかった。台詞には無かったかも知れないが「ざ」は「じゃ」になる。こだわるなら粘っこくこだわってほしく、こだわらない(割切り型)なら、むしろ韓国訛りが要らない。日本で育って自然な日本語が話せる設定でも他郷人らしさ=どこか遠慮がちである等=があればいい(それが出来ないから言葉で対処しようとしたと言われれば黙るしかないが)。
今回どういう事情か知らないがアンケートを取っておらず、ビッグな芸能人でもあるまいし、様々な疑念が湧く。出来についても批評を臆するような出来でなく。憶測を逞しくすれば、コールの際にスター然と佇んでいたあの役者の要求か、などイメージ的には最悪である。そもそもアンケートを取らない事の意味のほうが不明で、私には論外。舞台が思いの外良かったから非常に惜しい思いを抱えて劇場を後にした。

ネタバレBOX

少し考えたが、今回出演予定だったみょんふぁが体調不良で降板、クレームはなかろうが「彼女のチャーミングな立ち姿だと随分違ったかも、、」等の一言くらいはもらったかも知れない。役者への配慮。だがもしそうならこの措置は妥当と言えるか。私はその想定自体が許せん、となる。役者交替で舞台の質が変わるような作品だと自認している事が論外だ。
またこうも考えた。今や紙に感想を書く人など僅か。それにアンケートを請う謙虚さでお茶を濁してる印象を持たれたくない。舞台に自信があるからこそアンケートを乞わない態度が正しい在り方である・・。
いやいや。作品は一つでも観客の受け止め方は様々であり、それを「知りたくない」という姿勢が演劇をやる者としてどうなのかという話。違和感は拭えない。
検事と犯人のフィクション術

検事と犯人のフィクション術

東京パイクリート

Geki地下Liberty(東京都)

2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

この公演の魅力は場面転換をスピーディに行い、物語をテンポ良く観せる。そして壁に飾ってある額縁内にピストブラムのような絵文字・記号があり、それが物語の場所や情景を暗示している。その額縁の変化(場所の移動や有・無)によってシーンのセットが変わるという関連付けが巧み。
基本的にコメディであるからテンポは重要で、この良さによって観客の集中力を引き付ける。もちろん物語の内容も面白い。
(上演時間2時間) 2019.4.28追記

ネタバレBOX

舞台美術は、中央に出入口、左右の壁に小さな飾り額縁が掛けられ、その中にピストグラムのような絵記号。例えばタクシーの絵や検察官の徽章などである。冒頭、中央には変形の箱馬が積み重ねられている。場面転換ごとにそれを移動し、タクシーの中、スナックや接見室を作り出す。またこの会場の出入口の上部に別スペースを作り、場所や時間という空間の広がりを作り出す。全体的に状況設定の演出が巧みで、その結果良いテンポを生み、芝居を心地よく観せる。

梗概…実演販売員・猪戸 佐平次は、流れ者であるが出会う人間とすぐ仲良くなり北国・四色郡に居着いてしまった。ある日、佐平次は「銃刀法違反」で警察に捕らわれる。彼の部屋から拳銃が見つかったが、まったく身に覚えがない。四色郡で親しくなった人たちが佐平次の無実を証明しようと奮闘する?他方、佐平次を担当することになった検事・小田桐 啓も不自然に逮捕された佐平次を救おうか救うまいか、良識と組織の板挟みに遭って...という展開である。

公演の魅力は、何といっても登場人物のユニークなキャラクターとテンポの良さが観る人を飽きさせないところ。情景や状況は箱馬のようなセットの移動等で分かり易いし、人物造形は身近にいる人をデフォルメして、あぁそんな人いるなと納得させる。物語は謎の解明に近づいたり足踏みしたりするが、徐々に事件の核心に迫る。しかし逮捕された佐平次は拘置所内にいるから、その進捗がもどかしく接見時における説明と哀願に終始する。その心情は泣くではなく何故か笑ってしまう、という喜劇の醍醐味を感じる。何故か佐平次が外部の人と繋がっているように思える。それはピストグラムのような絵記号が場面構成の手助けを行い、今の場所と次の場所をしっかり繋ぎ、そこに居るのが当たり前という雰囲気を作るという見事な演出である。

警察内の悪事と隠蔽、それを検察上層部も見て見ぬふり、それどころか庇おうとするような動きをする。権力側と小市民といった対立構図、圧倒的に不利な状況下で何とか事件解明に尽くす人々、その荒唐無稽とも思えるような姿や行動に清々しさを覚える。また検察内部における良識派検事も覚醒していく過程が痛快である。弱気を助け強気を挫く、という物凄く分かり易い物語であるが、十分楽しめた。
次回公演を楽しみにしております。
喫茶ティファニー

喫茶ティファニー

ホエイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★

■約100分■
あたりさわりのないタイトルと可愛いチラシは目くらまし。アフタートークの初回ゲストのプロフィールから、じつはそういう話なのだろうと察しはついたが…

ネタバレBOX

在日コリアン三世が経営する喫茶店を舞台に、日本で暮らすコリアンの生きづらさが描かれる。こう言ってはなんだが、そうした苦労話は昔からたびたび耳にしてきた類のもので、よっぽど表現をひねらなければ客は食いつかない。また、事情が変わった部分もあるだろうに、それらは反映されず、昔聞かされた通りの話が舞台上で繰り返されて、前のめりになれなかった。
さらに、かなり尺を取っているネットワーキングビジネスのくだり。ダラダラと長いばかりで劇の本筋ともあまりクロスせず、なぜああも時間を割くのか理解に苦しんだ。
チョコレートケイキ

チョコレートケイキ

春匠

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

無言劇は、これまで観るのを避けてきた形式の一つでしたが、単純にセリフ・音楽がなくても成立するシチュエーションで作られる舞台だとばかり思っていたので、今回の設定だと、言葉を発する場面が出てきたのに、そこは無言(というかエア?)だったりすることに何だか違和感が。かと思えば既に他の方が書かれているようにセリフが出てきたり。ただ、逆にこちらの方は、自分には声が聞こえてきて当然のシーンに思えたので(比較的聞こえやすい席だったためかもしれませんが)、それほど違和感はなし。要は「究極のノンバーバル演劇」などといった惹句なしに、見せてもらった方がありがたかったなあと。

『妥協点P』『みんなのへや・改』

『妥協点P』『みんなのへや・改』

しむじゃっく

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2019/04/09 (火) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/04/13 (土)

『妥協点P』を13日ソワレ(70分)で拝見。


ネタバレBOX

とあるクラスの文化祭の出し物は演劇。だが、その台本がロミ&ジュリを教師と生徒に置き換えたものだったことから、山縣先生(田中綸さん)は台本の書き直しを生徒の宮武(チカナガチサトさん)に求めたのだが…

中盤までは、台本を巡る先生たちのやりとりが宮武の再提出した台本に加筆され、その台本を巡る先生たちのやりとりがまたリライトされた台本に…が繰り返されるループ状態。
でっ、その間じゅう、(脚本上では、前半は登場しないはずの)宮武を、セリフのないまま、舞台上で妖精?あるいは小悪魔?のように「遊ばせる」ことで、一人の少女に翻弄されるオトナ(教師)たちという構図が浮かび上がります。
ちょっと大げさですが、この演出(千頭和直輝さん)には痺れました(←演出意図と異なるトンデモ解釈でしたらゴメンナサイ!)。

さて、教師たちのドタバタぶりに散々ぱら笑わせてもらいながらも、実は途中から「どういう結末で、この芝居を着地させるんだろう?」と心配してもいたんですが…そう来るんかぁ!というエンディングに半端なしに充足感を覚えました。
恐らく、今年中に自分が観た演劇のベストテンには必ずランクインされるだろう、素晴らしい観劇体験をさせてもらいました。感謝!

【配役】
山縣先生:田中綸さん
(ほぼ出ずっぱりのでハイテンション演技。千穐楽まで頑張られてください!)
三好先生:杏奈さん
(舞台を観る度に巧く・強くなっている役者さん。次の6月末の舞台も愉しみ)
熊楠先生:稲波聖大さん
(役柄への説得感があり、熊楠先生が登場すると舞台が落ち着く)
結城先生:木村優希さん
(『春は馬車に乗って』の前妻役とは別人みたいなコミカルな演技。さすが役者さんやなぁ)
宮武:チカナガチサトさん
(前半での拗ねたような・悪戯っぽい表情の少女が、最後には、妥協しかかった山縣先生に議論の昇華を求めるセリフの主へと、鮮やかに変身!)
かえるバード

かえるバード

玉田企画

小劇場B1(東京都)

2019/04/04 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

■約115分■
分かっちゃいるのにしくじってばかりの人間たちを、最大級の愛おしさを込めて描いた傑作。玉田企画らしからぬ、笑いのないガチ修羅場も描かれて、表現のステージをワンランクもツーランクも上げた印象。オハコの“旅の夜”を封印してのこの出来映えには恐れ入った。
これは掛け値なしの岸田戯曲賞モノ。ノミネートすらされなかったら、岸田賞なんてなくしちゃっていい。

このページのQRコードです。

拡大