
枯れた椿
中央大学第二演劇研究会
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2026/01/16 (金) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

KNOCK UP
2025年度 一般社団法人 神奈川県演劇連盟合同公演
神奈川県立青少年センター・紅葉坂ホール(神奈川県)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
神奈川県演劇連盟に加盟する役者が出演し、同じく加盟する作家のホンを、加盟する演出家が演出するというある意味お祭り的な企画公演。 80分。神奈川県立青少年センター・紅葉坂ホールでの千穐楽を拝見しました。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2026/01/post-41b15f.html

口いっぱいの鳥たち
理性的な変人たち
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2026/01/15 (木) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
キャリル・チャーチルという英国女性の書き手を知ったのは、書物の中で著名劇作家の一人として紹介していた事からであったので、過去の人という認識だったのだが、実は息長く第一線の人であるらしい。昨年漸くその上演を初めて観て、その挑戦的な筆致と筆力を知るに至り、この度は注目の女性ユニットによる舞台という事で楽しみに待った一人である。
もう終わってしまうが、お勧めの舞台。
とは言え、晦渋なテキストである事、そのため、少々狭い客席が苦痛となる時間はあるかも知れない事を、お断りする(休憩はあるので大丈夫・・つってももう公演は終わるけれど)。
難解ではあるが、舞踊をバリエーション豊かに組み込んだり、演出の妙で刺激的な時間となる。以前観たシヅマの「最後の炎」が同程度に厳しいテキストながら演出の妙で最後まで観られた感じに近い。折り重なる言葉が最後には深く心に沈潜して小さく発火する。
トークによれば本作はキャリル氏が別のもう一人の脚本家と振付家、そして俳優たちとのワークショップによって作り上げた舞台で、「その時その場所その俳優たち」との作業によって成立した上演であったらしく、書籍化もされていない(恐らく上演記録だけはあった)作品を翻訳作業から立ち上げようとした企画であった模様。
ここに書いてしまえば、英語版台本の翻訳監修として松岡和子氏に相談した所、以前とある学生二人がキャリル・チャーチル研究の一環として本作を翻訳したものを送って来ていたとの事。これを底本に借用し、難解な本作の台詞の背景や文脈解釈を試み(出演もした岩﨑MARK雄大氏も当初から関わった一人という)、複数のキャリル研究者たちにも質問を投げ、舞台化を模索し、伊藤キム氏の振付の力も借りて上演に辿り着いたという苦労話が、若い研究者である金田迪子氏をゲストに展開。真摯な研究姿勢が窺えるような語り共々興味深く聞いた。
ウエストエンドスタジオも久々確か3度目の訪問で、地下の立方体に近い四角い箱のコンクリの土間へ、幅広めの階段で下り、二面、四段の客席の一角に収まる。ひしめいている。そして開演。豚に恋をするビジネスマンの話、アル中治療中の娘と母のくだり、性的異形の身体を持つ男(女)の二度と訪れない只一つの恋の告白・・また本作がモチーフとしているらしいギリシャ悲劇「バッコスの信女たち」の断片など象徴的な場面たちも織り込まれていたようである。ワークショップから立ち上げた複数の筋から成る作品でも、高度なテキスト構成及び演出手法で一演劇作品に昇華され、東京藝術大学出の変人たちの立ち姿を面白く見る事ができた。

リアル、ちょっとムズい。
友池創作プロジェクト
駅前劇場(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
悩める大人の会話劇?
アクションで魅せるエンタメ?
現実と仮想世界が交差する新感覚演劇!と
うたう通りでエンターテイメント昇華
されてました
いつも通りに開演15分前くらいから
主宰が前説で盛り上げて
前説時は撮影Okに
口コミネタバレもどんどんしちゃて
構わないと熱量多めに語ってて
本編も楽しめた105分の作品
最前列のみ指定席

平坦を登ってる
九蓮サイダー
OFF OFFシアター(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
よくある日常の逡巡をここまで昇華させて笑わせてくれるとは思っていませんでした。題名は観劇後に「なるほどね」と思うはず。次の公演が楽しみです。

OIL
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

ダブリンの鐘つきカビ人間
総合学園ヒューマンアカデミー大阪心斎橋校 パフォーミングアーツカレッジ
近鉄アート館(大阪府)
2026/01/17 (土) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

平坦を登ってる
九蓮サイダー
OFF OFFシアター(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2人ユニットの片割れ安齋女史は今回不在と思いきや、開幕したらそこに立っていた(氏名の表記が変ったのでてっきり)。気を良くして観劇。面白い。地球が終る日、であるらしい。ナンセンス系に寄ったお芝居だが、展開の妙優先で人物造形が蔑ろになりがちなパターンには陥らず、人物らの内面、背景が気持ちよく形象されつつ最後へ向かう。
人が願望を抱き、絶望し、ささやかな希望さえ踏み潰される者の視線は「世の中」へと向かい、ある者は自暴自棄、自死あるいは犯罪へと向かわざるを得なくなる構図があるとして、ある人物が破滅を志向する「正当な理由」があるなら、「地球を終わらせるか否か」の選択を穏やかに迫られた時「終了」を選ぶ事もあり得るかも知れない、と考える自分がいる。社会の存続という公的な使命と、破滅志向を持つ個人を対置した時、どう見たって後者は「そんなの個人の問題じゃん」となる。自分もその思考パターンを持つ一人である。だが、いかなる個人も社会の成員である、と考えた時に、「それは貴方の問題でしょ」という殺し文句を印籠の如く差し出してしまって良いのか、と考えたい自分もいる。ギリギリまで刀を抜かない解決法を見つけられないものか・・と。このこだわりこそ「逃げない」行き方ではないのか・・と。
そこをストレートに突いた劇(自分にとっては)であった。

リアル、ちょっとムズい。
友池創作プロジェクト
駅前劇場(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。
説明にあるように現実と虚構が交差し 混沌とした世界に迷い込むような錯覚劇。しかし虚実の区別は役者の演技は勿論、衣裳等メリハリをつけ 分かり易い観(魅)せるエンタメ作品になっている。
ヒロイン美月が 現実では仕事も続かず家に引きこもる日々、そのワケ(原因)が肝。それが大人の会話というか人間関係の悩みの背景として描かれており、少し切ない。劇中の台詞にも何回か出てくる「なんとなく」といった曖昧さ、気軽に繋がれるようになった現代、それでも信じられないことが多い。いや気軽だからこそ危ない といった描き方でもある。
何でも明確な境界(線)を引き スピード感を求める、そこに現代社会の息苦しさが浮き彫りになる。それでも人は もがきながら生きている。美月が 拠り所としたのが仮想世界、そのアクションシーンが見所の1つ。
人と少し違っているだけで仲間外れ 疎外感を感じてしまう、それがエア縄跳びの光景。理解されづらい人たちを描いており、情況・状況は違っても 自分と重ね合わせてしまい考えさせられた。ちなみに舞台美術はシンプルだが、RPG世界+自縄自縛を思わせるようなもので興味深い。
(上演時間1時間45分 休憩なし)追記予定

OIL
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
19世紀末、英国南西部コーンウォール州。かつて銅と錫の鉱山で栄えたが銅の暴落と共に衰退。英国で最も貧しい州とも言われる。延々と続く荒野と岩場の崖、荒涼たる景観。
下手前で電子ピアノを弾く後藤浩明氏。効果音から劇伴までリアルタイムで奏でる。ウォーターフォンから多種多彩な楽器を用意。湯たんぽのような地雷のような謎の楽器もある。ツルハシを振るう音、ドアの開閉音、テーブルを叩く音まで。
今作の面白い演出は殆どの小道具をマイムで表現。食べ物、飲み物、バケツ、皿、グラス、酒瓶···。マイムに音を被せる効果でメタ的な虚構の層が何層も重ねられる。
第一場
1889年、コーンウォール州の農場に暮らす一家。余りの寒波で桶の水が凍ってしまい羊が飲めない。氷を砕いてやらなくちゃ。痺れて指の感覚がなくなる。くたくたのメイ(森尾舞さん)、愛する夫ジョス(猪熊恒和氏)。朝から晩まで引っ切り無しに続く労働。厳しい義母(岡本舞さん)。いやらしい目で自分を眺める義理の弟(林田一高〈かずたか〉氏)。弟の女房(高木愛香さん)は流産した。凍傷を負った三男(武山尚史氏)とその妻(山下智代さん)。酷い臭いのする傷んだ鶏肉を調理。そこに夜遅く訪ねて来る一人の紳士(円城寺あやさん)。アメリカの石油会社が石油の備蓄倉庫としてここの農場を買いたいと。これからの時代は石油である。持参したオイルランプで室内を照らしてみせる。石油を使った灯りの余りにも明るいこと、そして何よりも温かいこと。メイは部屋を照らすその光に神の福音に似た衝撃を覚える。だがジョスは紳士を追い返す。「ここは一族の土地だ。売る気はない」。メイの妙な様子に何かを感じ取る義母。「出て行くんなら扉を閉めてお行き」の名台詞。妊娠中のメイは目映い光の温かさに道を指し示される。身籠った赤ん坊は私自身。産まれた時に私のもう一つの新しい人生が始まる。それはきっとここではない。基調は灰色。
オイルランプを知るのが遅すぎる気もするが。(日本ですら1877年には普及)。
完璧な第一場。ここだけでも傑作。森尾舞さんはほぼ出ずっぱり。客前で着替え、髪型を変える。口を右にひん曲げる癖。
娘エイミー役柴田美波さんは若い頃の指原莉乃っぽい。この母娘の愛憎漫才のようにも受け取れる。
今年も森尾舞さんを見逃せない。

口いっぱいの鳥たち
理性的な変人たち
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2026/01/15 (木) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「なにかを抱えたものたちの葛藤」
イギリスの劇作家キャリル・チャーチルとデイヴィッド・ランが1981年に発表した舞踊を伴った芝居の日本初演である。

リアル、ちょっとムズい。
友池創作プロジェクト
駅前劇場(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
主人公と自分を重ねる人も多いんじゃないかと思います。笑える場面も考えさせられる場面もあり、とても面白い作品でした。
殺陣も迫力があって見応えがありました。

狩場の悲劇
ニ兎社
所沢市民文化センターMUSE マーキーホール(中ホール)(埼玉県)
2026/01/17 (土) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/01/17 (土) 13:00
少し遠い席でしたが、楽しめました。
舞台美術を活かしながらの場面転換が面白かった。

平坦を登ってる
九蓮サイダー
OFF OFFシアター(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
人生が楽しくてしょうがないと思える人がどれだけいるんだろうとしみじみと考えてしまった。
教祖の息子と教団の女性の会話がツボり何度も笑ってしまった。
見終わった後、このタイトルがピッタリとはまって気持ち良い感じでした。

平坦を登ってる
九蓮サイダー
OFF OFFシアター(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/01/17 (土) 12:00
「平坦」は結構辛い。山あり谷ありより辛いかもしれない。
頑張る理由を見失って、現実に押しつぶされながら暗澹とした気分で歩く。
何がすごいって「平坦を登ってる」というこのタイトルが、まんず秀逸だわ。

リアル、ちょっとムズい。
友池創作プロジェクト
駅前劇場(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです!
現実とゲームの世界が交錯した、楽しくも考えさせられる内容でした。
役者さん達は、クセ強めの登場人物達を好演していて、アクションも良かったです。
楽しくて、あっという間の時間でした。

平坦を登ってる
九蓮サイダー
OFF OFFシアター(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観劇後、タイトルが秀逸だなぁ…と納得。日常の中の非日常。どの人物にもどこかしら共感出来る。現代の時事も取り入れつつ、面白い作品に仕上がっていた。脚本の面白さと、演じる役者が皆個性あり実力ありで、見応えがあった。もう一度観たい!と思った久々の作品。

スタンダード・ショート・ロングドロップ
spacenoid
すみだパークシアター倉(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/19 (月)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2026/01/16 (金) 19:00
価格7,000円
約2時間の二人芝居。重たい内容ながら相当な引力でラストまで引っ張られる。
いつの時代も理不尽さに抗うことは容易なことではない

ナベ・ストーリー2026
Project To Do
シアター風姿花伝(東京都)
2026/01/14 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2026/01/14 (水) 19:00
価格4,000円
キムチ鍋チーム観劇
全体として小ネタ満載。後半のアーク絡み以降が勢いがあって良い。皆、楽しそう

ウチの師匠がつまらない
劇団バルスキッチン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2026/01/16 (金) ~ 2026/01/25 (日)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★
お話としてすごくインパクトがあったり感動したりはないのですが役者としての能力が高い方がそろっていて、会話のテンポも良く、照明や舞台装置も丁寧でストレスを感じない公演でした(結構大事)