
乱反射パレード
ソラニエ
d-倉庫(東京都)
2019/07/11 (木) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/12 (金) 19:00
価格3,200円
観終わってあれこれ考えを巡らすのが楽しいタイプの舞台。
セリフであからさまなテーマをあまり語らない、おしゃれさ。
二回目観たら見方が変わる系。
人物写真を得意としていたカメラマン・深津司郎(アンディ本山)を中心とした、
世界と自分と人とを考えるお話。
人の気持ちは究極的には理解出来ない。
だったら、といくのか、それでも、となるのか。
全体に女神転生味、マトリックス味、インセプション味が混在する世界観。
おもしろい。

軌道上のボクたち
法政大学Ⅰ部演劇研究会
法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎地下1階多目的室2番(東京都)
2019/07/13 (土) ~ 2019/07/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
現代日本を生きる若者の真っ当な認識と、その真っ当さを抱えて覚悟する姿に、人生を遥かに長く生きてきた自分は痛みを伴う申し訳なさと無念を感じる。(追記後送)

かぐや姫と菊五郎
骸骨ストリッパー
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2019/07/11 (木) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
『かぐや姫』の物語にオリジナル登場人物が加わり、日本昔ばなしがアクションシーンたっぷりのTheエンターテイメント作品に大変身。
衣装のクオリティーが高く、着物&ミニスカ&網タイツ、どうやったらひとつにできるの?的奇抜な衣装が超カッコイイ。
その他にも随所で盛り上げてくる音響、眩くもドッ派手な攻めの照明、小演劇の域を超えたゴージャス感が様々な演出によって醸し出されていました。
役者さん達もそれらに応えるべく若さ炸裂で頑張っておられましたが、これだけバックグラウンドが強力であれば本来の演技に加えてオーラというか「強烈な個性」の欲求度もグッと上がってくると感じてしまったのも確か。
個人的には盗賊団の紅一点クジャナ役の方は目力も強く、惹きつけられる存在感でした。
あと、豪快な衣装チェンジの盗賊団お頭・・・なんで盗賊団ばっか(笑)
良い土壌の中、役者さん達には今後も各々の輝きに磨きをかけての活躍に期待します。
ここまでエンターテイメントへのこだわりがビシバシ感じられる公演なのに歌が生歌でなかったのにはどこか違和感が。
星は、それでもクオリティーの高かった総合的な完成度に

Alcestis −a strange episode アルケスティス異聞
清流劇場
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2019/07/11 (木) ~ 2019/07/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/13 (土) 19:00
価格4,300円
面白かったですが、手放しに面白かったと言えないのが、この劇団のスタイルというべきものか。ラストに異聞の部分を付け足した感が結構余計なものに感じた。こんなラストを見たかったわけではなかったのに。
でも、役者が良くて、舞台に対する集中力が続いたのも総て役者のおかげだと思った。
舞台美術が気に入らなくて、能の舞台をイメージしたものだろうか、美術の色が奇抜で鬱陶しく感じた。わざわざ一心寺シアターで立てるような美術ではないと感じた。能楽堂かなんかでやった方が雰囲気が出て良かったのでは?
でも、悪い舞台ではないから小劇場ファンは一度は観ていて損はないと思います。

ビビを見た!
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2019/07/04 (木) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
私は昔からの大海先生ファンだったので、今回の舞台化に大きな期待と共に一抹の不安があった。
「内容的に松井さんよりロロ三浦さんのほうが合ってるんじゃ?」とか「巨大なワカオをどう表現するの?」とか「ビビ役の女優さん、相当魅力ないとキツくない?」とか思ってたのだが、ほぼ杞憂だった。むしろ「松井さんで良かった。ありがとう!」と言いたい。当日のパンフレットにも「子供の頃から大好きだった」という松井さんの言葉が書かれていて、作品に対する敬意と愛情を感じた。特急コガラシ号や巨大なワカオ、街が破壊されるシーンなどがうまく表現されていて、観客の想像力を信じて作られていたのが嬉しい。
ホタル役の岡山天音さん、透明感のある佇まいと無垢な声色がとても合っていて感心。師岡さんの存在も作品に膨らみや可笑しみを与えていた。ビビ役の石橋さんも確かに奮闘されてはいたけど、ここだけは少々残念な気持ちに。
石橋さん演じるビビは「ワガママな女の子」から跳躍が足りないような気がした。なんたって「空を飛べて巨大なワカオを従えホタルが最後に見た『世界でいちばんきれいなもの』」なのだから。もっともっと魅力的でいて欲しかった。

乱反射パレード
ソラニエ
d-倉庫(東京都)
2019/07/11 (木) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/12 (金) 14:00
価格3,200円
「自分だけの世界が見える」器具を装着して共通認識などが希薄になってゆく人々……それはまるで近い将来の日本の状況のよう(ってか、スマホ依存の現状の隠喩と思えなくもない)で暗澹たる気分に。
さらに金属質な装置と下からあおるカラフルな照明が非現実的でありつつ無機質・冷徹な印象でコワさ・不安感を盛り上げる。これ、「個の時代」への警鐘ではないか?

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2019/07/05 (金) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★
今までの壱劇屋さんのwordless殺陣芝居とは違い、脳みそフル回転させて観る感じではなく、目の前で起きることにひたすら身を委ねて楽しめる作品になっていました。
今までで一番気楽に楽しめる竹村さん作品だったと思います。
110分があっという間に過ぎる興奮の連続は超エンタメで楽しかったです。
そんな中でも竹村さんらしい愛や心の闇、人の想いがしっかりと詰まっていて。どのキャラクターも愛おしくなりました。

DOGS,UNDER THE ROSE!
メガネニカナウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/07/09 (火) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

『その森の奥』『カガクするココロ』『北限の猿』
青年団国際演劇交流プロジェクト
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/07/05 (金) ~ 2019/07/28 (日)公演終了
満足度★★★
■『その森の奥』鑑賞/約95分■
『カガクするココロ』からさほど進展してない印象。インターナショナルな座組は壮観だったが。

サラバサヨナラヨカナーン
waqu:iraz
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2019/07/12 (金) ~ 2019/07/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
ちょっぴり切なくて、それでいてとても華やかにショーアップされた好編。
女性に寄り添った繊細な戯曲『IN HER TWENTIES (もしくはIN HER THIRTIES)』をもっと躍動感たっぷりに軽やかに逞しくして、それを12人の人生ヴァージョンに置き換えたような佳作。
本来都心に足を運ばなくては観られぬ優れた舞台を横浜の地で観られたこの幸運を素直に喜びたい。

口火きる、パトス
コロブチカ
live space anima【2020年4月をもって閉店】(東京都)
2019/07/13 (土) ~ 2019/07/18 (木)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/07/13 (土) 18:00
やっぱり、コロさんの演技は素晴らしい熱演だった。
開演した途端に、いつものコロさんと違う人が降りてきて、面白かった。
劇中の端々の所作も、何かそんな人が居そうな感じで面白かった。

アシュラ
平熱43度
ワーサルシアター(東京都)
2019/07/03 (水) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

チック
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2019/07/13 (土) ~ 2019/07/28 (日)公演終了

サラバサヨナラヨカナーン
waqu:iraz
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2019/07/12 (金) ~ 2019/07/14 (日)公演終了
鑑賞日2019/07/12 (金) 19:30
価格2,800円
19:30の回(曇)
以前は館内で2階へ上がりましたが今回は外階段で。
18:35受付時間少し前、2階ロビーへ案内され待機。
18:45受付
電子チケットの場合は開場時に提示(画面or印刷)
取り置きの場合はまず代金清算
19:00開場。
3面の客席(ハの字)
12脚の椅子があるだけの黒い舞台。
19:25前説、記録用録画あり。
19:31開演~21:03終演。
waqu:iraz05とあるので5つ目(単独公演のみカウント?)、
「短篇集:ノスタルジア」@APOCが2014/7なので5年、前作からは1年経ちました。
12人の人生、個性、互いの比較、運不運、たった一つの路、
振り返ればいくつかの分かれ道があったような気がします。
1つ歩むごとに歩幅は小さくなり、まわりの景色は昨日も今日も変わることがなくなる。
虹のようにカラフルな衣装、12色のクレヨンが描く自分史画。
自分用のトレーで何を食べれば自信がでてくるのか。
太陽のようにギラギラはしていないが月のように受け投げ返す12人。
お名前で検索(観た公演、但し過去公演は除く)してみると
植浦菜保子さん。
「ジャーニー」2017/2、※演出助手の山道弥栄さんは藝大(三味線)の山道さんかな?
「メゾン」2015/10、「RUR」2012/12。
近藤陽子さん。
「ロボットとわたし」2019/3、「果ての踊り子」2017/12
関森絵美さん。
「男子校にはいじめが少ない?」2016/11、「奇跡の年 ANNUS MIRABILIS」2015/1
武井希未さん。
「星の音色が聴こえますか」2014/9
土屋咲登子さん。
「ひなあられ」2016/9、「楽屋」2014/5、「グッドモーニング・ブルーバード!」2011/6
中谷弥生さん。
「男子校にはいじめが少ない?」2016/11、「ゾーヤ・ペーリツのアパート」2016/7、
「衝突と分裂、あるいは融合」2014/10、「森の別の場所」2013/11
中野志保実さん。
たくさんのバストリオ公演、「夏の夜の夢」2017/3
松尾音音さんは初めて。
宮﨑優里さん、竹内真里さんは過去作品で。
小林真梨恵さんも調べてみたら
「漂着種子」2013/2、「Speciality」2013/5

楽屋裏のゴースト
劇団燦の会
フジハラビル(アートギャラリーフジハラ)(大阪府)
2019/07/13 (土) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
初めて観ましたが、会場も内容も良かったです!
色々と考えさせられるきっかけになりました。
ぜひみなさんも足を運んでみて下さい。
ほんと良かった!

キエンノキ
おちないリンゴ
小劇場 楽園(東京都)
2019/07/10 (水) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
ひとつ間違えれば、ただただ鬱陶しい展開になってもおかしくないのに、うまい役者さんばかりで見入ってしまいました。特に目新しい話ではないけど、かといって下世話にもならず、不思議な100分。

命、ギガ長ス
東京成人演劇部
ザ・スズナリ(東京都)
2019/07/04 (木) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
■約100分■
ひっっっっっさしぶりに観た松尾スズキ作演作品。
若手劇団が人の死ばっかりを描くなか、松尾スズキは相変わらず人間のしぶとさを笑い、讃え、寿ぐ。素晴らしい。

ハルのコイン
劇団GIFT
スペース・オルタ(神奈川県)
2019/07/13 (土) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
非常に面白かったです。音楽も良かったし、本当に劇が好きな仲間が集まった劇団なんだなあと感慨深ったです。ありがとうございました。

「滅ぼし系女子が来る」
江古田ぐるぐる
新宿眼科画廊(東京都)
2019/07/12 (金) ~ 2019/07/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
少し癖のある人達が住むとある団地。自治会での集まりが楽し気な雰囲気から不穏な空気が漂ってきて・・・
今回も楽しませてもらいました!広島役の鶴町さんの演技が良かったです。

「滅ぼし系女子が来る」
江古田ぐるぐる
新宿眼科画廊(東京都)
2019/07/12 (金) ~ 2019/07/16 (火)公演終了
満足度★★★★
■約105分■
いかにもショートコント風の始まり方をして、そういうものだと思って観始めたら、まさかの一本モノ、しかも途中から割とガチな人間ドラマになってきて、どう受け止めてよいのか戸惑いながら最後まで鑑賞したけど、女の綾、人間の機微、そこから派生する笑いがめいっぱい詰まっていて、観ている間、心が小さく、時に大きく、波打ちっぱなしでした。
あるポストをめぐる話が、あそこまでふくらむとは……。
全体の印象としては、人間ドラマ色を強めたあひるなんちゃらという印象。
役者陣のうち、私的MVPは鶴町憲さん。役者としての、とりわけコメディアンとしての才を感じた。