
〇〇Pソファ第2回公演『喜劇 暗がりの代筆屋』
〇〇Pソファ
シアター風姿花伝(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

この星にさよならを
華凛
studio BLANZ(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

盆がえり
演劇集団よろずや
高田馬場ラビネスト(東京都)
2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
2005年と2016年の劇団転換期に上演しており、今回は3都市での公演を実施しているという。再演を繰り返していることから劇団の自信作と思われたが、まさにその通り観応えがあった。舞台は広島県世羅郡であることから、台詞は広島の方言で本当にその場所に居るような感覚になる。第2の故郷が広島県である自分には、懐かしく郷愁を覚えるほど上手な喋りであった。
「盆がえり」…広島公演を皮切りに今の時期(8~9月)に相応しいタイトルと内容は、心に染み入るような物語。3姉妹が抱える問題や確執を、地方(地元)暮らし都会暮らしの悩みに絡め、親戚や幼馴染という身近な人々との関りを交え淡々と描く。同時に祖先の霊を祀るというお盆という風習に絡めたちょっぴり不思議でジ~ンとするような出来事が…。
東京公演が4公演しかないのが残念だ。
(上演時間1時間30分)

ひととせのつづき
劇団ひととせ
ギャラリー喫茶おとくら (〒522-0201滋賀県彦根市高宮町1121)(滋賀県)
2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
初日(9/14)11時公演15時半公演観劇。
古民家で行われる3作品によるオムニバス形式公演。
各作品の持つ雰囲気や魅力を大切に演じられ、照明や音響が作品に溶け込んでいるのが印象的な作品ばかりでした。
会場が結構暑いので暑さ対策はされた方が良いかと思います。

スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~
劇団 現代古典主義
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/14 (土) 14:30
2019.9.14㈯ PM14:30 コフレリオ新宿シアター
夏も背中を見せ、秋めいて涼しい風の吹く土曜日の昼下がり、東新宿から程近いコフレリオ新宿シアターに、劇団現代古典主義 The 4th floor series vol.3『スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~』を観るため足を運んだ。
16世紀にイギリスでトマス・キッドが発表した16世紀末のスペインを舞台に息子を殺害された司法長官ヒエロニモが、法と理性の間で苦しみながらも復讐を果たす物語として描いた「スペインの悲劇」に独自解釈を加え、劇団現代古典主義独自のステージを複数に分割して物語を同時に進行させる“同時進響(しんこう)劇”として3時間かかる舞台を70分に凝縮し、分かりやすく、強く心に響き残り、のっけから観客を物語の中に引き込む舞台として展開する。
この『スペインの悲劇』は、シェイクスピアの『ハムレット』の原案になったと言われ、復讐劇の先駆けとなった舞台で、シェイクスピアが現れるまでは、1587年のイギリス初演以降15年間に渡り上映されたヒット作でありながら、シェイクスピアの人気の影に隠れ、現在では世界でも殆ど上演される事がなくなり、日本でもこの『スペインの悲劇』を上演し観られるのは、私は、劇団現代古典主義しか知らない。
舞台上に舞台装置はほとんど無い。有るのは、舞台と客席の境界線のように置かれた低いフェンスとその上に等間隔で1列に乗せられたロウソク型のライトのみ。
この簡素な舞台で繰り広げられるのは、16世紀スペイン、世界最大の植民地帝国として隆盛を極めた黄金時代スペインが、ポルトガル支配の成功にファンファーレが響く中、華やかな劇中劇で幕が上がる中、一介の司法役人ヒエロニモの息子ホレイショーの遺体が発見され、宮廷に不穏な空気を垂れ込め、息子が殺害された理由すら分からないヒエロニモは、暗闇を手探りするように真相に迫り、息子を殺された事を知り、哀しみと怒りに震えるヒエロニモは、宮廷内にいる筈の殺人者へ復讐心を募らせ、一人スペイン帝国に立ち向かう悲しく痛ましい復讐劇。
明日が千穐楽の舞台、これからご覧になる方もいられると思うので、あまり詳(つまび)らかに書くのは控えるとして、舞台を観た全体の感想と見どころを書くに留めておきます。
全体の感想としては、凄い、素晴らしいの一言に尽きる。
舞台装置もほとんど無く、照明も極限までに絞った、仄暗い中で紡がれて行くのに、登場人物の表情が一層際立ち、その声と動きと相まって、息子を殺されたヒエロニモの絶望と悲しみと憎しみ、国家利益のためには手段を選ばないスペイン王族たちの醜さと非道さとその者達によって引き裂かれたヒエロニモの息子ホレイショーと恋人のインペリアの純愛、ホレイショーを殺されたインペリアのスペイン王族への激しい憎しみとホレイショーへの愛の深さ、息子を殺され絶望と烈しい憎しみの果てに自死を遂げた母ダニエラの胸を裂くような悲しみが、全身に響き、その場に居合わせたかのように迫って来た。
3時間ある舞台を、独自の視点と解釈を加えた上に、70分に凝縮し1つの舞台の上で、複数の場面を同時進行して見せながら、一切破綻なく、尚且つこの話を初めて知り、観る人にも話の筋が分かりやすく、それでいて最初か観客を物語の中に引き込み、一つの完成された舞台として観せる凄みと素晴らしさに溢れた舞台だった。
見どころは、16世紀当時を再現した仮面をつけた劇中劇とフェンシングでの殺陣、そして何より、役者さんの表情と声。
言葉の一つ一つがくっきりとその人物たちの輪郭と表情を感じさせ、尚且つとても聞き取りやすく、感情を声でコントロールしながら、それぞれの人物の心情を現し、だからこそ、思いと感情が込み上げての慟哭や叫びがより際立つ。
フェンシングでの殺陣は、その美しさと激しさと迫力に圧倒される。
仮面をつけた劇中劇は、フェンシングの場面や劇中劇以外の身体の動きの違うことが分かる凄さ。
登場人物たちの命が消えるのに呼応して、フェンスの上のロウソクが消える細かい演出。
観終わって胸に渦巻いたのは、凄いものを観た、凄い、面白い、感動という言葉が不思議な興奮と高揚感を持ってグルグルと駆け巡り続ける感覚。
去年は、父が亡くなり慌ただしくしていて、観ることが叶わなず、ずっと観たいと思っていたこの舞台を観られて心から良かったと思った。
文:麻美 雪

悪魔を汚せ
鵺的(ぬえてき)
サンモールスタジオ(東京都)
2019/09/05 (木) ~ 2019/09/18 (水)公演終了
満足度★★★★
鵺的『悪魔を汚せ【再演】』@サンモールスタジオ
初演を見逃して頂けに再演は大変嬉しく、再演を早々に決めていただいた主宰の高木さんには感謝。
祁答院雄貴さん、秋月三佳さん、福永マリカ さんの三兄妹を全否定出来ない自分が居て、中盤から肯定に振れそうに…“知恵”を持った人間皆に在るモノを高木さんが表にポンと見せてくれたよう。
ラストシーンで否定に戻してくれてヨカッタ感あり。

死と乙女
シス・カンパニー
シアタートラム(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
チリの作家アリエル・ドーフマンによる1991年の戯曲。1990年のピノチェト政権退陣後の民主化の時代を想定しているが独裁政権糾弾劇の色合いは薄い。
ポリーヌを演じる宮沢りえさん、高ぶった精神が細かくピリピリと震えている状態をずっとキープしていた。彼女が断定すればするほど夫(と観客)は当惑の度合いを深める。そうさせてしまう挙動の繊細な表現なのだ。
なお、シューベルトの「死と乙女」を聴き、その物語も予習して行ったが関係性を見出すことはできなかった。単なる小道具と言うと叱られるのか。

この頭の底からこぼれ出るムラサキ
サッピナイ
スタジオ空洞(東京都)
2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★
日常を描きつつ、人間の心の闇を描いた怪しさ感じる舞台でした。主人公に感情移入しつつ・・ラストはエグい(言葉は悪いですが)と思いました。役者さん達の演技は自然で、台詞も日常的なので、主人公の日常を覗き見しているような雰囲気でした。好みは分かれる気はしましたが、私は面白かったです。

わたしは…
ソラミミ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』
DULL-COLORED POP
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/08/08 (木) ~ 2019/08/28 (水)公演終了

暴力先輩
NICE STALKER
ザ・スズナリ(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
なんでこれが暴力先輩?という気になりましたが、意外な展開で面白かったです。パプリカが切ない曲になってしまいました。
アフターイベントも面白かったです。次回はビデオ判定されては?

スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~
劇団 現代古典主義
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
クライマックスのフェンシングの戦いは迫力満点。
日本刀と違い、振りかぶらないので手数が多い。普通の殺陣より2倍から3倍のスピードで剣が交わり、その音がマシンガンのように劇場に響く。
その戦いの二人の演技も見所。
それぞれの思惑と心情を、身体、呼吸、表情、そして沈黙の間で表現している。この沈黙の間を実に有効に使っている。

あつい胸さわぎ
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

死と乙女
シス・カンパニー
シアタートラム(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
ロベルトは本当に独裁政権の協力者として、ポーリーナを強姦し弄んだ男なのか。段田安則はあくまで無実の善人のように見える。しかし、ポーリーナの宮沢りえの確信に満ちた告発は全く揺らがない。しかし、彼女のおもいこみなのか。かんきゃくはこの両者の間で、まずどちらに味方するか試される。
銃を突きつけて、前非を白状するように迫る、緊迫の連続だった。
宮沢りえの過去に囚われた告発が痛々しく、またまっすぐで凛としてカッコいい。いまさらながら、元アイドルとは思えない迫力だった。
「なぜ私のような人間ばかりがいつも犠牲になるの!」「あなたを殺すことで私が何を失うというの!」のセリフは、地獄を見た女性の言葉として、ゾッとした。

谷繁
タテヨコ企画
表現者工房(大阪府)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

わたしは家族
桃園会
ウイングフィールド(大阪府)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/17 (火)公演終了
満足度★★★★
難しい。本当の家族👨👨👦とは何なのか、考えさせられる内容です。価値観が多様化している中で、いろんな家族の形があって良いと思います。

グロトフスキ研究所(テアトル・ザル)来日公演
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
戦慄の舞台!! 必見!!! 残る公演は9月15日14時の回のみ。
華5つ☆ たった1000円で観ることができる名舞台! 余りこんなことは記したくないのだが利賀に参加してもいる団体である。世界で活躍する演劇団体を目の当たりにするチャンス、逃すべきではない。

ALTERNAITプロデュースvol,03「この荒野の物語2019」
ALTERNAIT
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/09/14 (土)
SideBを拝見しました☆ラストへ向けて胸熱アクションと感動的なドラマで魅了してくれる作品でした★それだけに前半から中盤にかけて分かりづらいストーリー展開に付いて行けなかったのが残念でなりません★壮大な世界観すぎて連続ドラマで描いてこそ魅力が伝わるのを1時間40分の映画に無理矢理まとめた為詰め込みすぎて窮屈な作品になってしまったという印象を受けました★SF作品特有の【説明台詞の多さ】も気になってしまいました★期待が大きかっただけに残念な気がします

むむちゃん
U-33project
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/17 (火)公演終了
満足度★★★★
皆さんの劇団は、初めて観劇。テーマとしては暗くなりがちなものですが、主役のむむちゃん ジャムちゃんほかの皆さんのなんだか明るい演技で情緒的な印象的なお芝居でした。 若い皆さんが難しいテーマに向けて千件に取り組んでいるという感じで好感を持ちながら拝見していました。
今後の活躍に期待です。

歩き巫女の花火
劇団ヒラガナ( )
萬劇場(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★
時代劇は比較的好きなので、興味深く拝見しました。内容は血のつながりととかを超えた絆というか愛の物語だったのかなと思います。
役者の皆さんも熱演もあり、2時間もそんなに長さを感じさせることなく拝見できました。
皆さんの劇団は初めてでしたが次回も頑張ってください。また時代物していただけると嬉しいです。