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からくりサーカス

からくりサーカス

舞台劇「からくりサーカス」製作委員会

新宿FACE(東京都)

2019/10/10 (木) ~ 2019/10/19 (土)公演終了

満足度★★★★

原作ファンは必見。心に残った数々の名シーンを見事に再現。この難解な話を纏め上げた脚本と演出に感服。自分も随分前に全巻読んだだけなので、観ながらいろいろと思い出した。
前作の色っぽい大湖せしるさんも良かったが、今作の花奈澪さん演ずるコロンビーヌは秀逸(平野綾風)。目線や仕草でからくり人形であることを見事に表現。鈴木桃子さん扮するディアマンティーナ(ハーレイ・クイン調)との対決は映画の一場面のよう。原作最大の名場面、井戸の中で赤ん坊を守る為に自らを犠牲にするフランシーヌ人形。大西桃香さんの熱演によって感動のシーンに。コロンビーヌの最後と共に場内かなり落涙。原作の名場面を網羅しようとする努力と熱意が凄い。
加藤鳴海役の滝川広大氏は今回も見事な殺陣。陰の主演とも言えるフェイスレス役村田洋二郎氏はこの舞台の心臓となって、観客を退屈させないようあの手この手で大活躍。皆で歌うラストシーンが完璧な終わらせ方。面白かった。

ネタバレBOX

かなり難易度の高い話なだけに、未読の方には判り辛いだろう。長期連載中に何度も設定を弄くったせいで、御都合主義的な歪さがある。(そこが面白くもある。)
自己中心的で誰にも好かれない男が、初恋の女の心を手にする為、数百年も掛けて散々な悪事を働く。最後は宇宙船にて主人公の男の子と二人きり、教え諭されて自分が悪いことを認める。この余り見ないラストが当時話題になった。
奇妙な旅の旅のしおり、この世の果て

奇妙な旅の旅のしおり、この世の果て

ウテン結構

d-倉庫(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/13 (日)

ある劇団の台本をめぐる話なのですが、まるで万華鏡のように、いつの間にか様相が変わってしまっているのに気付くようなお話でした。

傍観者のはずが劇中の世界に取り込まれ翻弄され劇中におきざれにされたまま幕が降りているそんな劇でした。

組曲虐殺

組曲虐殺

こまつ座 / ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2019/10/06 (日) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/16 (水) 13:00

座席1階

「蟹工船」を書いた小林多喜二の物語。ミュージカル仕立てで、小林を取り巻く人たちが小林の素顔を浮き上がらせる。今回が再再演という。
小林多喜二に井上芳雄、多喜二の姉を高畑淳子、多喜二の恋人を上白石萌音、多喜二の妻を神野三鈴という配役だ。高畑淳子や上白石萌音の歌を初めて聞いたが、澄んだハーモニーで見事だった。井上芳雄は安定感がある。今回特高警察を演じた二人もいい芝居だった。
何より特筆すべきは、舞台奥上方で劇中音楽、効果音を一人で担当したピアニストの小曾根真だ。休憩をはさんで3時間を超える長丁場の演奏はさすがというしかない。迫力があり、小曾根のピアノが生で聞けるだけでもこの舞台はお得であるといっていい。
多喜二のイメージはもっと厳しい性格だと思っていたが、身の回りの世話をするプロレタリアの同士である神野と、かわいい恋人の上白石の二人がその役割を分担するように多喜二を包み込んでいくという筋立てが新鮮に思えた。「笑い」を重視した栗山民也の演出の妙であったと言える。

ついこの間まで朝ドラでおばあちゃん役をやっていた高畑淳子はさすがの貫禄だった。そのおばあちゃん役のイメージが染みついていて多喜二の姉というより母に見えてしまったが、せりふ回しや歌唱に本当に迫力があった。上白石はかなり良かったと思うが、ついていくのがやっとだったのではないか。

Blank Blank Brain

Blank Blank Brain

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/10/12 (土) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

ちょっと頭を使う内容かと思いましたが、わかりやすく構成されていて、面白かったです!
小説に登場しない人物がいい味付けになっていましたね!

花隠想華

花隠想華

ZERO Frontier

萬劇場(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

キレキレのダンスとも楽しめました。

どん底

どん底

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/10/14 (月) 13:00

座席1階A2列6番

 「どん底」を舞台で観るのは初めて。おそらく、40年ほど前に、映画で黒沢明の「どん底」とジャン・ルノワールの「どん底」を観ているのだけれど、あいにく筋立てはよく覚えていない。
いざ劇場に入ると、舞台上には高架橋が。工事中の看板や金網があり、はっきりとこれは高架下だということがわかる。高架橋の中央には梯子が設置してあり、これは何に使うのか(実際、1度だけ使われる)。
 新訳ともなっていたので、観劇前は現代版への翻案なのかと訝しがってみるが、もうこの時点でギブアップ。原作なんてどうだっていいや。

ネタバレBOX

「どん底」は、群像劇ではあるのだが、軸となるのはルカの説く「美しいが嘘かもしれない現実」と、サーチンの説く「醜い現実に投げつけられる理想」との対立だと理解していた。しかし、この舞台ではそうではなかった。ルカが説くのは、安寧と平穏を獲得するための人間の知恵であり、サーチンが説くのは、現実に寄り添いながら人々が共存する理想だ。数強と革命といった対立項は見られない。
 なので、ルカの登場とともに木賃宿を包み込む優しさに偽りはないし、サーチンが掲げて共感を勝ち得る寛容の精神は空しくない。この2役を演じる立川三貴、廣田高志の両氏は、そのキャリアと相まって、深い、真実味のある演技を繰り広げる。あくまで善を求めようとする2つの方向性のコントラストが際立っている。
 確かに、この舞台でも原作にあったであろう、絶望、嫉妬、悪意、憎悪、強欲は登場する。しかし、そこに諦観はない。希望の光はきちんと指している。
そして、けして滅入ることがないのは、この舞台が役者たち(おそらく売れない)の演劇だという設定が大きな救いになっているからだろ。最後の酒盛りは現実と舞台が混沌としていて、むしろ気持ちがよい。

ただし、先述の2人の役者さんと他数人を除くと、どうもセリフ回しが単調になる方が多く(なかには棒読み?という感じの方も)、やや興ざめになる場面が散見されたのも事実。このあたりがとても残念。ぐんと完成度を下げていた。

休憩後の幕開け、立川さんが高架橋の後ろから出てくるときに、ガムを噛んでいる。それをイスに座るときに紙に包んでポケットに入れていたのは、いかにも草芝居です、という雰囲気を醸し出していて洒落ていたなあ。
終夜

終夜

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2019/09/29 (日) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/11 (金) 17:00

座席1階A列11番

17時開演と、やたらと早いなあと思ってHPを覗くと上演時間が4時間30分とある。17時開演でも、終演は21:30。これでは、開演時刻はさもありなんと思っていたら、実際には、休憩25分を含めて3時間50分。観終わっても決して長く感じなかったし、同時に不足感はなかった。見事な刈り込み、演出と役者の力量のなせる業か。

 一夜の兄弟夫婦の会話劇。登場人物は4人、いや語ることはないが母の骨壺も立派な登場人物と言えようか。観客は3時間半に及ぶ、各人の感情の起伏・変化をまざまざと見せつけられるのだが、これが壮大ともいえる愛憎劇(親子、夫婦、兄弟)。登場人物の心は、萎え・疲れ・傷つきながら、また昂ぶり・求め・張り詰める。

 登場人物の演技全てにおいて満足度は高いが、観客から心の平安を奪い、ひたすら揺さぶり続けたのは、シャーロット役の栗田桃子。登場場面で、毎度クラッシャー振りを発揮。何度も拝見している役者さんなのだけれど、蟹江敬三の娘さんというのは知らなかった。血は争えないなあ。

計画その7「絆の果」 計画その8「隕石と熱海」

計画その7「絆の果」 計画その8「隕石と熱海」

劇団Bケイカク

アトリエ第Q藝術(東京都)

2019/10/01 (火) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/05 (土)

5日に14時の「絆の果」、19時半の「隕石と熱海」を続けて観劇。
共にいわゆる「アクションリーディング」で動きを伴うリーディングであったが、病の少女とその家族を描いた「絆の果」は動きが控えめ、アクションスペクタクル(?)な「隕石と熱海」はテキストを手にしているが一般的な芝居に近い動きと内容に合わせて比率を変えて対照的な味わいに仕上げたのが巧み。

ホテル・ミラクル7

ホテル・ミラクル7

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

見えない方の、大事な所は隠してる、見える方は晒しても・・・ 傷つけ合わぬよう 装いを凝らして探る 交わりのテクニック。 見えてしまえば ”別れよう” となるかも、そんな儚い場所。 そのためなんてイヤだけど でもそれがないのもやっぱりイヤ・・・ 玉虫色って一体幾個の色でできているのだろう。

ピースフルタウンへようこそ

ピースフルタウンへようこそ

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

サンシャイン劇場(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/14 (月)

サンシャイン劇場にて劇団スーパー・エキセントリック・シアター『ピースフルタウンへようこそ』を観劇。
以前から気になっていた三宅裕司さん主宰の老舗劇団。所属団員さんが出演されている作品は何本か観たことがありましたが、本公演は今回が初観劇でした。いやー、面白い。“ミュージカル・アクション・コメディー”を売りに活動されている劇団だけあり、非常にエンターテイメント性の高い見応えのある公演であったように感じます。三宅裕司さん、小倉久寛さん、野添義弘さん ・・60代になられた大ベテラン役者さん達の存在感がハンパないです。というか、三宅さんって68歳になられたとは。三宅さんに限らず自分自身を含め皆同じように年齢を重ねていくことは平等なことではありますが、こうして実際の年齢を拝見すると、時の流れを痛感させられます。でも実年齢からは到底想像出来ないくらい皆さんお若くて只々驚き。演者さん達のパワー溢れるステージに圧倒されました。お見事です。
過疎、高齢化が進む町と、品がありどんどんと進化し続けている隣町に住む人々の物語。その両極端を描いた情景がユニークで面白く、そこに登場する人物達もキャラが濃くて面白い。単純で馬鹿げているような会話シーンであっても、決して笑いを強制しているような演じ方ではなく、真面目に演じているのがプラスに働き、思わず笑ってしまう心地の好い空間を生んでいたように感じます。アクションシーンは当然迫力がありましたし、アドリブも多く、まさに“演劇は生モノ“を体感出来た瞬間でもありました。ストーリーの流れを考えると最後にあのような結末が待っているとはちょっと想定外で、単にコミカルなだけでなく実はなかなか深い内容かもしれないと感じました。創立40周年の記念公演。ぜひ50年、60年と長く続いて欲しいなと思います。劇団の歴史を振り返る過去ポスターの展示企画も良かったです。40年も続いている人気劇団のスタートが、個人的に何度も訪れている池袋シアターグリーンだったとは驚きました。今回の公演は池袋凱旋にもなるので、当時を知る方にとっては感慨深いものでもあったのだろうなと思います。大いに楽しませていただきました。カーテンコール3回の余韻も素晴らしかったです。

ゆうめい『姿』

ゆうめい『姿』

ゆうめい

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/06 (日) 14:00

作者の体験を元にしたフィクション。以前の「弟兄」はほぼ事実と聞いて魂消たが、本作はアレよりは創作部分の比率が高そう。
そうして描かれる内容はシビアだが演劇表現の面白さや軽妙なタッチによって演劇に昇華させているのが相変わらず見事。
特に「両親の心が離れてゆくのを止めようとする息子」「競馬場」の見せ方は白眉!
今と昔の似た場面を同時に見せて表見上は近くても当人の心境などが異なる、と表現するのも演劇的で◎。
あと、ダブルコールの時に舞台下手袖にいた音響・照明オペレーターを呼び寄せたのも良かった。ああいう位置関係だからできることではあるが。

ネタバレBOX

正方形の床にフレームで枠を組んだ(ほぼ?)立方体2つを一片だけで繋ぎ一方が180°可動する装置で様々な場を表現するのも面白く、横並び状態から次第に開いて行く(=両親の心の比喩)のを息子が繋ぎとめようとする、というのが巧み。
レネゲイズ

レネゲイズ

Nana Produce

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★

新興宗教が絡むドラマ、特に新興宗教の側から描くことはなかなか難しいのかもしれない。今までにいくつか観たことがあるが、あまりリアリティがなかったり、ストーリーが無理筋であったりで、中途半端になりやすいような気が。
新興宗教団体の実態についての情報や印象が鑑賞の邪魔をしてしまうこともあるし、演劇的なヒューマニズムと宗教の神性とが相容れないからかもしれないし・・・。

Blank Blank Brain

Blank Blank Brain

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/10/12 (土) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった!演者さんも良かったし、台風でいろいろ大変だったのに対応も完璧。良い劇団さんです。

マジョギター 〜焦がす火花と魔女の指〜

マジョギター 〜焦がす火花と魔女の指〜

バカバッドギター

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/12 (土) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

初見で最後なんて残念。とにかく楽しめました。小道具?の使い方が絶妙。深く考えず、ただただ楽しかった。またおまけの公演を期待します。

探偵なのに

探偵なのに

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

23人の登場人物、2hの上演時間の中で「アレ、この人何役だっけ?」と脳内で混乱する事なく、ちゃんと観れた。(それぞれのキャラが立ってた)

ストーリー展開も何転もしたように感じたが、それでも混乱せずに観れた。

のうみん~三人の天草四郎~

のうみん~三人の天草四郎~

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

何度観てもいい舞台!
今回、信綱を囲む農民たちのシーン良かった。彼ら彼女らの一人一人の表情・動きが最高!そこから一気にクライマックスへ!
そしてラストシーンは、時代劇シリーズの中でも出色の出来と思います!
もちろん殺陣とダンスは必見です!
今回のSE凄く良かった!

ジェシカと素敵な大人たち

ジェシカと素敵な大人たち

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2019/10/10 (木) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

ボブ の作品は前回公演からしか観てないけど、面白いね~!
会話による軽やかなコメディ最高!

『Q:A Night At The Kabuki』inspired by A Night At The Opera

『Q:A Night At The Kabuki』inspired by A Night At The Opera

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/10/08 (火) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/15 (火)

とても素晴らしかったと思います☆

ネタバレBOX

まず広瀬すずさん、とても初舞台とは思えない堂々とした姿!声もよく通るし素晴らしい☆ 竹中直人さんはさすがの存在感!圧倒的な目力! そして今回の舞台である意味一番目立ってたのが橋本さとしさん! 重要な役をコミカルに演じていました。  あと、伊勢佳世さんが出てるのを忘れてました。 あの役だったのかな!化粧が濃くて気づかなかったんですが、いい演技をしていました☆
Blank Blank Brain

Blank Blank Brain

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/10/12 (土) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

スナイパーと幽霊になったらしいその被害者の男が異常を来したと思ったら、流行りのVR装置のようなものを付けた女性3人が登場。どうやら彼女たちが倒れてしまった作者の編集者たちのよう。3人が見守る中、それぞれの物語が抽出されていくのですが・・・
実はもっと面白くなるのだろうと思っていたら、そこまでは(どこまでだ!と突っ込まれそうですが・・・)面白くならないままに終わってしまった感がありました。でも人の頭の中を、しかも複数の人が同時に覗くと言う設定は面白いです。
私なら脳内を覗かれるなんて絶対やだわ。

ネタバレBOX

途中で突然出てくる、どの物語にも登場していないはずの女性は作家本人のようですが実際よりもずいぶん若い。先日テレビで見たのですが、女性の自分のイメージは28歳で止まっていると言うのがあって、なんだか納得してしまったのでした。
探偵なのに

探偵なのに

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★

まさに図師劇場。図師ありきの公演

ネタバレBOX

個人的には今一歩感がある。ただ面白かったのは間違いない。ちょっと気になったのはどちらかというと図師なので爆笑という感じではないと思ったのだが、けたたましい笑いが前の方で起き、あれには興ざめした

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