最新の観てきた!クチコミ一覧

36121-36140件 / 190280件中
マルガリータピザ1stCUT

マルガリータピザ1stCUT

マルガリータ企画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/09/19 (木) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

どんなお芝居なのか、予備知識なく観劇しましたが、大笑いの連続でした。
特に1ピース目の「ディッキンソニア」最高!!

あつい胸さわぎ

あつい胸さわぎ

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

4、5回観ただけだが、iakuには体調を整えて行かなくてはと、思っていた。だが2018秋に三鷹「逢いにいくの、雨だけど」は、テーマの切り口が今までと違って、重い内容なのに明るい日が差してくる気持ちになった。脚本、演出、演技のバランスもよくて、ええ芝居を観たなぁと感じた。

だからこその、次回作への期待を、「あつい胸さわぎ」は軽々と乗りこえてくれた。
間がよくて、つい笑ってしまう丁々発止のやり取りで、各々のキャラや関係性が浮き彫りにされ、自然に物語に引き込まれてしまう。
そしてちょいちょい、予想の斜め上をつく展開や台詞に、胸をつかまれ、泣かされ、考えさせられました。

今回の脚本、演出、演技もバランスがよく、やり過ぎ感が無くて、そこがリアルでした。想像の余地があるところも好みでした。

白木の台がランダムに組まれた抽象的な舞台も、余計な情報がない分、台詞や演技で情景が想像できてよかった。
柱の上に渡された赤い糸が、素敵なアクセントになっていた。

ネタバレBOX

ことに、幼なじみの誘いを断り、大人の女性をくどく田中亨と、一回り年下の男性のアプローチに応える橋爪未萌里のやり取りが、絶妙だった!

ベタに演じると安っぽくなるし、主人公をないがしろにする悪役とも受け取られる。なのに、別れまでの一連のやり取りに、人生にはこういう事もあるよねと、納得させてくれた。

橋爪未萌里にはずっと少女のイメージがあったのだが、魅力ある大人の女性の姿に、いい女優さんになったなぁ~と、親戚気分でうれしくなった。

想像の余地を残したラストも、よかった。母娘の気持ちが通ったから、どちらの道を選んでも大丈夫だと感じた。後は観客の一人一人が、自分にとっての結末を選べばよいのでは?

さて、この芝居の後に、パンが食べたくなったのは、私だけではないはず!
駒場東大前駅近くのル・ルソールには、ペカンナッツやピスタチオなどパンがあり、ナッツ好きには特にオススメです!
「ボディガード」来日公演

「ボディガード」来日公演

梅田芸術劇場

東急シアターオーブ(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

時に、なぜか寿命の長い不思議な芝居がある。またかの勧進帳、と言う事だが、勧進帳のようにすぐれた作品でなくとも、観客に馴染む不思議な作品があるのだ。
ロンドンで七年前に初演以来、ウエストエンドで再演も果たし、以来、世界巡演し、今回のロンドン仕立てのツアーは帰国後またロンドンでやるというヒット・ミュージカルだ。
二十五年前のヒット映画(同名)の中の舞台のヒット音楽をいただいているところも珍しい。
最近の流行で、ストーリーと音楽、をもらってきて、あとはミュージカルとして形を作る、と言う事で、「ジュークボックスミュージカル」と言うと解説されている。「ジャージー・ボーイズ」や「Beautiful」とか、例があると言うが、これらは音楽に直接かかわった人たちを素材にしている。この作品はボックスの曲数をもっと広げたと言う事か。
海外からのツアー公演は、気軽に海外まで出かれられない観客にとってはありがたいもので、当たり外れはあるが、おおむねロンドン仕立ては余り、外れがない。
今回のツアーも、ロンドン版の出演者はほとんどいないが、主演の姉妹二人は歌はうまいし、見栄えはするし、舞台での押し出しも大したもので、さすが本場は層が厚い。
しかし、ウエストエンドでも、これだけ他力本願のミュージカルしかヒット作品がないのだろうか。まず、物語だが、元映画の筋だけとっていて、舞台のドラマになっていない。僅かに姉妹の葛藤があるが、それはつけたりの脇筋で、肝心のロマンチック・スリラーとしての枷がユルユルで、緊迫感がないからロマンスの方も盛り上がらない。男役の主役に、カラオケで歌う以外に曲がない、というのも異例だろう。これは本人の責任ではないが、フランス版の主役のフランス人の俳優で、アメリカの話なのに、アメリカ人らしさがない二枚目である。ついでに言えば、生活感を出すつもりの母子家庭のこともの設定も、イラク帰りのストーカーの設定も安易でつまらない。
ダンスナンバーも、一つくらいはオオッツと見せるナンバーがあるものだが、今回おおむねおとなしく納まりがいい。これはラブソング中心の音楽のせいだろうが。
格別のことはない来日公演なのだが、結構客が来ているのは、安心して馴染めるからなのだろう。「レ・ミゼ」や「ミスサイゴン」を作るのは容易ではないことは客も先刻ご承知である。その合間にジュークボックス・ミュージカルとはよく言ったものである。しかし、この素材でももう少し、天下のウエストエンドなら工夫があってもしかるべき、とない物ねだりだしたくなる。流石、ロンドンでもこの作品初演時にオリヴィエ賞に幾部門かはノミネートされたようだが全く受賞はしていない。やっぱり不思議な当たりなのだろう。

ワルツ

ワルツ

新宿公社

テアトルBONBON(東京都)

2019/09/18 (水) ~ 2019/09/22 (日)公演終了

満足度★★★★

みもふたもない率直な感想を述べると
「『これっくらいよく作りこまれてて、これっくらい見ていておもしろい舞台、これっくらいのお値段で見れる』という小劇場の醍醐味を堪能させていただいたぜ」
である

本来、当たり前なのかもしれないけど、セリフ回しがしっかりしていて、役作りをしっかりしている役者さんがそろっていたし、
演出は、話や心象をわかりやすく表現するためになされているし、ある意味王道な芝居とも言えるのかもしれない。
力のある劇団に出会えたのは熱心に勧めてくれた知人のおかげでもある。

ちょっとほめ過ぎかもしれないが、こういう芝居が好きなんだから仕方ない。
話の展開は書かないけど、思うところをネタバレBOXへ

ネタバレBOX

時間がないので箇条書きで

・大人たちのゆがみ(こじれ)具合がリアルだった
・高校生ズが高校生に、教師が教師に、心理療法士が心理療法士に見えた
・高校生とマリンがあんまりこじれてない印象があり、大人との対比で「齢を重ねるということ」についての示唆を感じた(主催が意図したかどうかはわからないけど)
・千歳さん、お休みとってね、と本気で思ってしまった
・高校生ズがさらにもう一発大人を出し抜けたら、半端ないカタルシス感じたと思う
銀河のくそ野郎どもⅢ

銀河のくそ野郎どもⅢ

バカダミアン

冷泉荘(福岡県)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

話しはごっちゃごちゃだったけど、役者さんを観てて飽きなかった。
ケニーさんは初めて観たときからインパクトがあって、ぶれてない。
すごいなと思う。重松さんのきょどってる前説が意外におもしろかった。

スリーウインターズ

スリーウインターズ

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2019/09/03 (火) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつものことながらアトリエ公演は外れがない。。ほとばしるエネルギー、動き続ける時代と歴史。翻弄される人々。流石な舞台運びで3時間があっという間でした。

コンセント/コンバージ

コンセント/コンバージ

(劇)池田商会.

ぽんプラザホール(福岡県)

2019/09/07 (土) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

14年?前から観ている池田商会は、メンバーもかなり残っている。
そんな劇団は他にはない。それでも、新しいメンバーも加わって新鮮だ。
時代劇ではない瀧本作品を十分に楽しんだ。
内容は暗めだったけど、面白かったな~ 松本さん、最高!

足は口ほどにものを言う

足は口ほどにものを言う

劇団HallBrothers

ぽんプラザホール(福岡県)

2019/08/29 (木) ~ 2019/09/02 (月)公演終了

満足度★★★★

安心して観ていられる劇団。
ベテランには同感し、新人にははらはら見守り、
昔の作品を思い出しながらしみじみ。
「饒舌な足裏」のリメイク作品は現代の課題ともマッチして
タイムリーな作品だったと思う。

レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

東宝

博多座(福岡県)

2019/07/29 (月) ~ 2019/08/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

文句なしの充実感。
何度も観て感激は薄れてるのかとおもいきや、キャストの変化もあるし、
毎回、新しい感動をもらえる。だからこんなに長く上演されるのだろうな~

オイル

オイル

演劇ユニット そめごころ

福岡市立中央市民センター(福岡県)

2019/08/14 (水) ~ 2019/08/15 (木)公演終了

満足度★★★★

この時期に上演されることに意味がある。
でも、本当はもっと回数を増やして多くの人にも見てもらいたい。
そう、切実に思う公演だった。

『夜に踊るアネモネ』

『夜に踊るアネモネ』

演劇企画カタアシイッポ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/08/24 (土) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

極度にピュアで、人の望みを全力で叶え、人の幸せを最優先に考える妹と、そんな妹を守ろうとする姉の物語。
…なのにとても異様な物語。
その異様な世界観は若い俳優陣によって作り上げられ、引き込まれ、飲み込まれる公演。
素晴らしい。

海のホタル【遊劇舞台二月病】

海のホタル【遊劇舞台二月病】

遊劇舞台二月病

ウイングフィールド(大阪府)

2019/08/23 (金) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

母親による凄惨な殺人事件を扱いつつ、ねちっこい演技でベタな笑いを誘います。
そして、親子に寄り添いつつ、母と娘の独白をかぶせ、その心情と狂気を浮き彫りに。

没後10年の今年、大竹野さんを偲び多数の演目が今年上演されています。
いつも人間の内面をえぐるような二月病さんですが、大竹野作品で二月病さんの新しい一面を観ることができました。
とても迫力のある公演でした。

〜長屋であそぼ〜

〜長屋であそぼ〜

劇団桜月会

レンタルスペース阿倍野長屋(大阪府)

2019/08/17 (土) ~ 2019/08/19 (月)公演終了

満足度★★★★

やはり阿倍野長屋さんは舞台近っ!

俺ちの地球空洞説×劇団桜月会『長屋であそぼ!』を観劇。

■俺ちの地球空洞説さんの『屋根下の王国』
治外法権の屋根下で起こる母娘と家庭教師と父の物語。
酷い家庭内DVからの逃避。
家庭教師さんと生徒のやり取りがとても楽しく面白かった。

■桜月会さんの『本トのおと』
裏切り,虐めにあった中学生作家の孤独。物語世界への傾注。
不条理で切ない。
若さあふれる公演でした。

銀皮の中のY(M)は、88℃の熱さを知っている。

銀皮の中のY(M)は、88℃の熱さを知っている。

空降る飴玉社

人間座スタジオ(京都府)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

怪我した祖母はメイ子に送り火珈琲を入れさせようとするが…
メゾン綴り屋に集まる人々の等身大の姿を描きつつ、皆の悩みを優しく包み込みます。
描きすぎず描き足らず、とても良かった。
送り火にピッタリの優しい公演でした。

Twitter割 にて観劇。この内容を1000円で観劇できるは、超お得!
絶対見るべし!

会場前では、京都大学珈琲学部さんがコーヒーを販売。
初めのエスプレッソ、飲み方まで教えて頂きました。
送り火珈琲、美味しかったです。
(珈琲の写真撮り忘れた。残念)

そして当日は本当に五山の送り火の日だったんですね。
人生初の送り火を拝見できました。
ラッキー♪

『怪人二十面相』

『怪人二十面相』

サファリ・P

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

初めて THEATRE E9 KYOTO に伺いました。
良い劇場(迷いましたが…)。

影の様に付きまとい、入れ替わる人格。
光に付きまとう影、影でしか認識できない煙。
役者全員で入れ替わり立ち替わりで、1人の男を独特のタッチで表現。

表現・見せ方がとても面白い、美麗だ。
そして60分はあまりに短い!
もっと観たかった。

リーグ・オブ・ユース 〜青年同盟〜

リーグ・オブ・ユース 〜青年同盟〜

雷ストレンジャーズ

シアター711(東京都)

2019/09/15 (日) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

翻訳劇上演のあり方の点で、とても魅力的な個性が当初から感じられる雷ストレンジャーズ。イプセンの比較的マイナー作品でも十分期待して観た。最前列で、お面に書かれた名前(アルファベットだが)もチラチラと見ながら、中盤以降はほぼ人物判別でき、物語を味わえた。
因習のはびこる町に改革の志を持ってやってきた青年の、風見鶏的決断と我欲と無原則(無哲学?)によって敗北を喫する話をみながら、私は町びとの方に肩入れしていた。芝居もそう作られていたと思う。

クワッド・リフト

クワッド・リフト

黄色団

表現者工房(大阪府)

2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

黄色団さんと小骨座さんのキイロイコボネ企画は平日大阪公演だった為、伺えなかったのですが、やっと黄色団さんを拝見できました。

少数精鋭ながら順調に業績を伸ばしていた営業3課だが、他部署からの嫌がらせが…

何、この違和感!
途中からゾクゾクし始めた。
凄い、面白い!
皆さん是非!

愛と哀しみのシャーロック・ホームズ

愛と哀しみのシャーロック・ホームズ

ホリプロ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2019/09/01 (日) ~ 2019/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

三谷幸喜作品を一度は観ておくべしとチケット購入したが、数年前もそう思って観たのを後で思い出した。確かコメディアンの生涯とかで記憶に埋もれていた位で印象もいまいちだったが、比較して今作はなかなかの印象を残した。重大事件に挑んで解決、という筋は「ないらしい」と含み置いたせいか、謎解き要素が複数盛り込まれたのがむしろ加点された感じ。観劇土産になるようなメッセージ性は特段なかったが、戯画化された役たち(演技)であるのに日常の時空に住まう人間の香りが脳裏に残るのは不思議なもので。二、三のアンリアルを除けば、人間を描いた作品であったとの後味である。値段は高いし三谷作品への期待に対してどうであったかはファンには無視できない要素だろうけれど。。
音楽の荻野清子も楽しみの一つ、以前初シアタークリエ観劇となった芝居で十数年振りの荻野ワールドへの期待が、救いようがない舞台(俳優はうまいが本がダメ)もろとも崩れた記憶が生々しいが、コメディ調の三谷作品と相性の良さを見せていた。だが黒テントが松本大洋のフシギ世界を舞台にした音楽劇で自由奔放に煌めいていた荻野清子をもう一度、どこで見られるだろう。

ネタバレBOX

ニール・サイモンは人間の輪郭を浮き彫りにする行動を書き込み、人間の意志を事態(運命)が凌駕する様を描くが、そこに神の配剤を仄めかす劇作の巧みさがある。・・そんな風に言えるとするなら、三谷幸喜は「配剤」が上位にあり人間のリアルが幾許かスルーされる面がある(そうした作品はピン桐で山とある。三谷はうまい書き手である前提での話)。
今作の美味しい場面。最終局面で兄とのカードの勝負がある。同席者全員参加しての「自分のカードを推測するポーカー(自分のカードだけ見えない)」で、シャーロックが兄と自分のカードの大小を推定していく過程などは三谷が得意としていそうで一つの山場だ。ここで発揮されるシャーロックの記憶力は発達障害の人にしばしば見られる驚くべき画像記憶の能力を連想するし、兄の弟に対する保護本能とある種の嫉妬心もひどく納得が行く(言葉で説明されるのが何ともだがミステリーの謎解きとはそういうものか)。兄が嫌悪するシャーロックの探偵業への適性の実証過程にもなるこの場面は、三谷氏の巧さである。
一方兄の退散後、喜劇の中心的役回りに八面六臂であったワトソンと、シャーロックの間で余談的に蒸し返される話題は、シリアス調だが人間ドラマの締めとしてはいまいち、というのが私には人間のアンリアルの方が気になってしまう。

ちなみにカード場面で総出となる出演者は、盟友二人の他、シャーロックの兄、シャーロックに相談に来る能天気な警部、料理が自慢の家政婦ハドソン、医師の夫より人気のある女性医師のワトソン夫人、シャーロックを担ぐため兄が仕組んだ一芝居に協力した売れない大部屋女優(シャーロックに理解を示す)の7人。
警部は冒頭からシャーロックの出したクイズ(これを解いたら相談を受けるとの約束らしい)に翻弄され、答えを言いに何度も部屋を訪れる。
大部屋女優はワトソン共々、兄がシャーロックに餌のようにぶら下げた「事件」の真相解明とともに兄の手下だった事が判明するが、この場所が気に入り出入りするようになる(苦労を知る女にシャーロックの影の方が琴線に触れているらしい様子がじんわりと伝わり、本作の唯一仄かな恋愛の要素である)。
家政婦は兄が所望した「スコーン」を作る最中に起きた小さな事件でスポットを浴びる。
残るは才媛ワトソン夫人が最終場面、「話題」に浮上しワトソン共々スポットを浴びる訳なのだが、、

夫人が去り際に渡した「例の薬」によりワトソンが毒死する寸での所でシャーロックに止められる。ここでシャーロックは僅かなヒントを繋げてストーリーを描く彼一流の推理を開陳するが、このストーリーはワトソンという人物や、シャーロックとの関係をより鮮明にして新たな全体像を提示する、事にはならず、若干の無理が滲む。
最初は兄の依頼で始めたシャーロックと同居を今はむしろ相応しいものと受け入れているワトソン。それは診療所が妻一人で切り盛りでき、彼女のほうが患者を沢山集めている事情もあり、若手の医師見習いの某も順調に育っているとの由。
だがカード勝負のあった最終日、翌日から妻はヨークシャーでの学会ではなく、ベネチアへ行くと(ワトソン不在のタイミングで)周囲に漏らす。これをシャーロックはワトソン夫人の現在の良人、新米医師とのバカンスだとワトソンに断言し、実は君はその事を既に知っていると告げる。
後は推察の通り?であるが、ワトソンの「計画」なるものはシャーロックの口に語らせてもなお杜撰さを隠せないが、「それがワトソンらしい所でもある」と、シャーロックはワトソンと一対一の謎解きの弁の最後に付け加える。最後にというのがミソ。つまりそれを言うまでは「まことしやか」に観客が耳を澄ませて聞き入る想定なのである。だがそのかん観客、否私は、シャーロックはいつ「なあんてね」と言って話を中断するかを待っている。少々居心地の悪い時間である。

私がシャーロックならこの時、ワトソンの「軽卒」や「杜撰」を指弾する前に、その「軽卒」「杜撰」が彼の何を示すものか、を刺すだろう。彼のささやかな復讐は「本気」であったのか、シャーロックに見破られる事を本当は望んでいたのではないか、ワトソンはシャーロックにとって無二の友人であったがワトソンにとってはどうであったのか、そしてそれらの疑問をシャーロックは彼一流の言辞で浮き彫りにさせていくのではないか。
ミステリー調のこの作品「らしさ」を維持するにはあの程度が丁度良い、との判断もあったかも知れないが、ニール・サイモンならその疑問こそ最大の問題にしたのではないか。。
クソ真面目に考えてしまった。
八月のモンスター

八月のモンスター

甲斐ファクトリー

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/09/19 (木) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白い!!
モンスターってなに?と思ってみてたけど、なるほど、そういうことか。。。
モンスターって、みんなにいるのですね。
張り巡らされた伏線が、終盤まとまっていく作劇は見事!気持ちよくすら感じられる。
役者陣も熱演。主演の安藤紫緒は哀しみと強さを演じきっていた。
リピート券があるとのことなので、もう一度観てみよう!

「あなたの」「明日見た笑顔」

「あなたの」「明日見た笑顔」

しみくれ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2019/09/18 (水) ~ 2019/09/22 (日)公演終了

満足度★★★★

「あなたの」を観劇しました。登場人物達が、微妙な接点で繋がっているのが絶妙でした。不思議な雰囲気の中にも、リアル感が感じられ、どんどん惹き込まれました。好きな人の為と思っていた事が、実はそうではない・・そういう事って多いよなぁと、しみじみ感じる事も多かったです。面白かったです。

このページのQRコードです。

拡大