
大塚由祈子ひとり芝居「売り言葉」
サキクサ
ゆうど(東京都)
2019/09/20 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/09/23 (月) 16:00
価格3,200円
高村光太郎の妻・智恵子を題材とした一人芝居。
初演(2002年)のスパイラルホールの無機質さに対して日本家屋での上演で印象は間逆と言ってよいほど。また、初演では舞台で自転車を乗り回していた記憶があるが、こちらはハンドルだけを使うなど小会場への落としこみも巧み。
で、劇中に「智恵子抄への売り言葉」という部分があるし、光太郎が描いた通りであろうとする智恵子が描かれたりもして、これは高村光太郎を告発するものではないか?などと思ったりも。(笑)
あと、言葉遊びなどはやはり野田秀樹作品だなぁ、とも。

こどものおばさん
ふくふくや
駅前劇場(東京都)
2019/09/26 (木) ~ 2019/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
熊谷真実さんがふくふくやに登場。
絶対相性がいいな、と思って観に行きましたが、おぉっやっぱり!でした。
というか前作の流れを汲んだ「真実なんてクソくらえ!」シリーズ(?)、この主演を務めるにはそれ相応の曝け出す覚悟が必要。
それに応えるべく熊谷さんの弾けっぷりがあまりに見事で、あんぐりする事しばしば、こんなにも近くに感じる公演は貴重なのではないかと。
(ちなみに前作を観ていなくても何ら支障の無い人間関係の流れ、更に当日パンフには相関図も掲載されていて、そこのところは至れり尽くせり)
相性の良い客演を得て、いつものふくふくやメンバーや演出も冴えまくりで、まさに相乗効果だったと思います。
海千山千、風俗の世界。
可笑し哀しき食えない男と女の化かし合い。
そんな中、山野海さんと熊谷さんの女の生き様の対比が実に鮮やかでした。

訪日100周年記念公演
ムーランプロモーション
国立劇場 小劇場(東京都)
2019/10/02 (水) ~ 2019/10/03 (木)公演終了
満足度★★★★
映像では見たことのある京劇ですけど
生で舞台で観れて感動でした
また京劇よりも古い演劇スタイルである
崑劇も日本初での上演であり
何とも お得な感が強い観劇とあいなりました~♪(嬉)
なかなかの艶やかな衣装など
歌舞伎と似てる感じもあったなぁ~とも
でも
客層が高齢で私語が多いのが残念であったっす

赤と黒のオセロ
ウィークエンドシアター
ARISE 舞の館(東京都)
2019/08/31 (土) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
満足度★★★
前半はとても繊細な演技でどんどん引き込まれていったんだけれど、終盤の展開はかなり強引で説明不足な気がしました
「え、どういうこと? ○○は△△ってことでいいんだよね? ××はなんだったの?」みたいなスッキリしない感想を持つ人、多いんじゃないかなあ

Court Gort(コートゴート)
PLAYunitむめむめ
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2019/10/02 (水) ~ 2019/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
こんなに感情に訴えてくる劇は久しぶりだった。
シクシク泣くのではなく、号泣するすらいの涙が出た。
役者も上手い。演出も良い。2時間15分があっという間でした。
観劇後、幸福感や充実感に包まれている。とにかくこんな気持ちにさせてくれた、この劇団さんには感謝しかない。ありがとうございます。

なにもおきない
燐光群
梅ヶ丘BOX(東京都)
2019/10/02 (水) ~ 2019/10/23 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/10/03 (木) 19:30
座席1階
梅ヶ丘ボックスは、小田急高架下のさらに地下。この小さな閉鎖空間を存分に使い、その空気感を最大限に活用した舞台だった。役者たちとともに閉鎖空間に閉じ込められ、なんだかとんでもないワンダーワールドへ旅をする。
タイトルは何も起きない、だがそんなわけはなく、想像もしないこと、いやなんとなく想定していたことの中でも最悪なことが次々に起きる。私にはそう思えた。坂手ワールドらしい場面、福島第一原発の地下に迷いこんだり。何も起きないと政府が平然と言っている間に真実の地下水脈ではどんどんとんでもないことが起きている。深読みしすぎかな?
一本の坂である傾いた板の上ですべては起きる。体力勝負の俳優さんたち、お疲れ様でした。

はこがみ
ハコボレ
SPACE9(大阪府)
2019/05/24 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

病室
劇団普通
スタジオ空洞(東京都)
2019/09/24 (火) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
ツイッターで絶賛の嵐だったので見に行ったけどそんなによかったかな…と。
珍しいかもしれないがドキュメンタリーに徹していてそれ以上のものがなかった。

Court Gort(コートゴート)
PLAYunitむめむめ
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2019/10/02 (水) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

『わたしはザリガニになりたい』
美貴ヲの劇
スタジオ空洞(東京都)
2019/10/02 (水) ~ 2019/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/10/02 (水)
初日の2日ソワレ(90分)を拝見。
昨年9月のオムニバス公演『セックスドラッグ花嫁修行』から各短編のエッセンスを抽出し、新たなアイデアを加えて一本の作品に再構成した90分。
本編、そして初日のイベント共、サービス精神満点の公演でした。
演じ手では、何と言っても、90分間、ほぼ出ずっぱりの、主演・藤崎詩織役の三森あかねさんに尽きるかなぁ。

純愛協想曲
劇団ヨロタミ
萬劇場(東京都)
2019/09/26 (木) ~ 2019/09/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/27 (金) 14:00
座席I列7番
価格3,300円
当日パンフレットの挨拶文によれば作・演出の坂本さんは「恋愛の話は苦手」とのこと。そのためか本作で描かれるのはありきたりな妙齢の男女や熟年男女の恋愛ではなく、年齢差が大きかったり同性だったりとイレギュラーなもの。
が、それゆえにむしろ「純愛」が強調されたような気がする。
そして恋愛だけでなく夫婦愛も描かれており、終盤で麻里子が伊佐男に妊娠を告げると同時に思いきりひねくれた言い回しで歌手を続けるよう励ます台詞が個人的なツボ。
ベテランの味わい、安心して観ていられて(←決して「守りに入っている」ということではない)イイなぁ。いや、「あのグループをネタにして大丈夫?」というのはちょっとヒヤリとしたか?(笑)

紺屋の明後日
オフィス上の空
あうるすぽっと(東京都)
2019/09/20 (金) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/25 (水) 19:00
人を殺めた加害者、被害者家族、取り巻く周囲。各々の心理をリアルに描く。今年これほどモヤモヤしながら観た舞台はなかった。
このやるせないモヤモヤ感は、いかにこの舞台がとてつもない破壊力を持ってるかの証明であり、観る人の心に容赦なく鋭角なナイフを突き刺してくる、恐ろしくクオリティの高い作品。本作はフィクションだが、演出の中島さんは事前にいくつもの実際に起きた事件の資料を読み込み、複雑に絡む心理を見事に脚本、演出に生かして見せた。それをハイレベルで実現させた演者達に大きな拍手。加えて考え抜かれた衣装、過去と現在を行き来させるストーリーながら観る側が迷子にならないシーンの作り込み。見事。

映画「アイドル三国志BATTLE」感謝祭
アイドル三國志BATTLE感謝祭
なかのZERO(東京都)
2019/10/02 (水) ~ 2019/10/02 (水)公演終了

人口密度
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2019/09/27 (金) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★
放射能(正確には放射性核種だが人口に膾炙した表現を用いている)による被害というものは、我々人間の持つ五感では一切感じることができない。例えそれが死に至る被ばくであってもだ! 五感で感じることができない事象を表現するといこと自体に難しさがあるのは無論のことで、ポーランドでは既に40公演をうっているという今作だが、海外公演は今回が初だ。構成・演出を担当しているポピオレク氏は29歳という若手である。元になった書物はノーベル文学賞を受賞したアレクシェーヴィッチさんの「チェルノブイリの祈り」。(追記後送委)

わが星
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

AFTER塩原JUNCTION
塩原俊之自主企画興行
イズモギャラリー(東京都)
2019/02/15 (金) ~ 2019/02/19 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/02/16 (土) 14:30
価格3,000円
今年の私のベスト1はこの公演です。
『笑の太字』犬宇が頭から離れません。
『天気予報を見ない派』暗闇はエロチックしか想像できません
『いまこそわかれめ』和菓子の恩とは思っていませんでしたが別れ目は真剣に思っていました。
友人が仕事を辞めて田舎に帰ると聞き、この演目を一緒に。
楽しかったこと嬉しかったこといつになっても忘れません。

先天性promise
こわっぱちゃん家
「劇」小劇場(東京都)
2019/09/20 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/23 (月) 13:00
座席1階2列
価格3,000円
森谷さんが卒業してから初めての公演。今回もトクダさんらしい作品の仕上がりでした。
水元が人間とAIの違いを語るシーン(0から1)とラストの水元と三次郎が語るシーンが私のハイライト。ドラえもんのところのように何気ない台詞も後から拾うところなどとても丁寧に作っている印象が残りました。
劇団によっては劇団員が脇役になることもありますが、この作品は違いました。瀧さんとトクダさんがしっかりと熱演を見せてくれました。これは好印象です。
最後に。こりっち割ですが「観たい」に書き込むだけで500円引きは嬉しかったです。

ワルツ
新宿公社
テアトルBONBON(東京都)
2019/09/18 (水) ~ 2019/09/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/22 (日) 16:00
価格3,500円
待望の新宿公社さんの新作をみてきました。
これ好きです。
凱旋やざらばを好きな人はこれ好きじゃないかな。このザワザワ感なタッチは大好きなんですよね。劇団新加入のまりなさんと工藤さんにこの関係性の配役が見事ですよ。
あぁ興奮しすぎてお二人のプロマイドこうてしもうた(笑)
多分この作品を否とするかたは主任教師が操っていたというところでしょうかね。
少しここだけ無理があったかなと私も思いました。

天獄☆サンサーラ
演劇企画ヱウレーカ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/09/21 (土) ~ 2019/09/22 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/09/21 (土) 11:00
価格2,000円
久しぶりのサディさんの客演でしたが心地よい台詞を堪能です。
ストーリーは誰もが知っているキャラクター、しかも脇役という設定は新しい。
残念は天国か地獄かをどちらかを選ぶ必然性をもっと前半から飛ばして欲しかった。
全体的に突っ込みが弱いのも気になりました。

どうしようもなくて、衝動。
good morning N°5
浅草九劇(東京都)
2019/09/26 (木) ~ 2019/10/07 (月)公演終了