最新の観てきた!クチコミ一覧

35621-35640件 / 190311件中
ホテル・ミラクル7

ホテル・ミラクル7

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

エレベーターを降りたところからの妖しい雰囲気
前説的な一話目から趣の違う作品たち、面白かったです
なかでも、『48MASTER KAZUYA』のコミカルなところと
『よるをこめて』の実は深いカップルの会話が良かったです。
妥協!、妥協?、妥協か?と、頭の中を巡っています
ただ、やはりちょっと長かったかな〜

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

ロデオ★座★ヘヴン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/06 (日) 17:00

 『アイラブユー』を観た。面白かった。今回の公演で活動を休止するロデオ座ヘブンのため、qui-coの小栗が作・演出。ロジックというより、感触を残そうとする作劇が特徴だと思う小栗らしく、「アイラブユー」の感触が随所に溢れた作品になっている。過激が売りのラジオ・パーソナリティに憧れ、自分もそうなりたいと願う少女。その成長に合わせて周辺の人々の関わりを描く群像劇だが、「アイラブユー」の多様性を見せてくれて、エンディングは潔い。小口ふみかの成長が著しい。

瘋癲老人日記

瘋癲老人日記

劇団印象-indian elephant-

小劇場B1(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

文字を舞台におこすと、人それぞれにいろんな形になりますね⁉︎
多少、自分のイメージとは違った形でしたが、一人の役を何人かで演じたり
演劇ならではの演出も含め面白かったです。
自分が主人公の歳になった時に、果たして同じくらいの欲求を持っているのかな?と、ふと考えてしまいました。

ホテル・ミラクル7

ホテル・ミラクル7

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

 第七の罪は“色欲”ぞな! 総じて役者陣の演技がグー。小道具の数々もラブホらしい雰囲気をさりげなく・過不足なく醸し出している。

ネタバレBOX

 例によって「ホンバンの前に」が入るが、今回は7回目、池田さんの脚本らしくこなれていながら意表を突き、センスの良さが光る。さて、今回の執筆陣は4名敬称略、上演順に「Pの終活」byハセガワアユム 「光に集まった虫たち」by本橋龍 「48 MASTER KAZUYA」by目崎剛 「よるをこめて」by笠浦静花
「Pの終活」:
 3Pの話。中年男・黒田は既婚ではあるが孤独を抱えている。妻はもう一つの孤立と言う訳だ。彼は恐らくその優しさ故に、孤独の齎す懊悩に耐えきれず、既に疲れ果てているにも関わらず流浪し、世界屈指の大都会の不夜城とも言われる風俗界を漂っているのだ。ちょっとセンチな言い方をすれば彷徨(即ち生きながらの死)を生きている。
一方、世界は風俗界と雖も活気に満ちているから、彼のような生きながらの死を生きる者には必敗の個人史しか刻まれない。掛かるが故に彼の人生は本質的に受け身であり、それは自ら流されゆく憂き身をマゾヒズムの更新に当てる他無いので、取り敢えず金にあかして3Pというスタイルを選び、ユキを指名し続けた。ユキは中々美しいが、バツイチ、子持ちである。初期の目的貫徹の為、黒田はアシスタントに奨学金返済の為この世界に足を突っ込んだ理樹を呼んでいるのであるが、黒田の懊悩は、この3人の関係を徐々に変えて行き、遂には彼自身自死を図るに至る、だが。

「光に集まった虫たち」
 既婚の中年女とそのツバメ。ラブホにしけこんだが、虫嫌いの彼女の前にホトケノウマが現れ、コガネムシが現れ、玉虫が現れと次々に奇怪なことが出来する。而も深夜のラブホに正体不明の老女が出現、それまで宇宙の話等もしていたカップルの前に突然現れたこの老女は己の生まれた時の記憶を思い出し情景を語るが、宇宙人? 将又虫の精!? 夢のような時間の中で老女は蜘蛛に変身し、地上に出たら1週間程しか生きられない蝉となった中年女を巣に絡め取って今襲おうとしている。♀は子を産みたい。然し蜘蛛の毒牙が目前だ。

「48 MASTER KAZUYA」
 珍しく勧善懲悪物。衣装は「ドラゴンボール」に登場する悟空のものと似ている気がするが。自分はもう漫画を読まなくなって長いので詳しいことは分からない。何れにせよ、4話の中で最もコミカルな作品である。というのもKAZUYAなる若者は四十八手の奥義を極め、向かう所敵なしの性豪としてその名を馳せていたのだが、男性にレイプされたトラウマから一切の性技に反応しなくなった女性グループに快楽を取り戻させる過程で幹部の一人に完敗を喫してしまった。死に損なう程のダメージを負った彼の下へ師匠が現れ、初心を思い出させる。激烈な死闘の果てに漸くKAZUYAは雪辱を果たしたが。その根底にあったのは、好きになった相手のことを心底知りたいと願う心であった。幹部のうち1人は救ったものの、未だ組織には未知の強者が何人いるか分からない。KAZUYAの愛の喜びを回復させる戦いは続く。

「よるをこめて」
 四作の中で最も大人びた内容の作品。一見すると、無論男女の関係を実に抜き差しならぬ正解等何処にも無いような形で提起した秀作だが、その有様を今作は、自我と本能のぶつかり合いに悩む互いに惹かれ合い、互いにこれ以上合うカップルは将来も現れないであろうと思うからこそ、妥協できない点が出てくることが自己自身の内的整合性を保つ上で許せないのだが、現実には同時に、互いの相手への思いやりもあって引き裂かれアンヴィヴァレンツな己を自覚するが故に答えの無い問いを繰り返す徒労感とインポテンツに増々出口の無さを自覚せざるを得ないが、自我の葛藤を創出する以上のような要素の複雑な絡み合いの中に抗い様も無く湧く本能と世間体やら習慣、常識という思い込みも作用して解決不能に陥り悩んでいる。ここに、金さえ払えば依頼者の秘密はキチンと守り、具体的解決策を齎すと評判の社の後輩が呼ばれ、二人の問題解決の為に第三者として関与しアプローチもするという話だ。
 ところで今作が現代日本社会の縮図とも解釈できる点についてだが、他人の悩みや弱み、必要や不幸に付け込んで、ちょっと知恵や頭を使うことで殆ど労せず、最大限の利益を確保するというのが、資本主義社会に於ける「正しい」生き方であるから、カップルより若い資本主義イデオロギーの申し子たる後輩はこの鉄則に従って行動し、まんまとかなりの額の現金を僅かな時間で稼ぐのだ。が、この有様が、当しく現代日本の経済構造そのものである所に作家の並々ならぬ才能を見る。無論、後輩が金を得た後、ラブホに来る前に呑んでいた店で散財し「“宵越しの金は持たねえ”主義なので」と嘯くことで、要領の良いこの後輩もチンピラの貧乏人に過ぎないことが表されている。何故なら宵越しの云々は江戸の貧乏長屋の住人が虚勢を張って言ったフレーズであることは、誰しもの知る所だから、ちょっと頭が回るようにみえても所詮、後輩もチンピラなのである。大人の苦い、苦い作品である所がグー。
舞台「オトナインデッドリースクール」

舞台「オトナインデッドリースクール」

松扇アリス

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/05 (土) 13:00

 2019.10.5㈯ PM13:00 池袋シアターKASSAI

 前日に引き続き、夏の日差しを背中に、涼やかな秋風を踝(くるぶし)に感じながら、池袋シアターKASSAI へとSetsukoさんの出演されている松扇アリス第一回公演『オトナインデッドリースクール』を観に足を運んだ。

 ベンチシートに腰を落ち着け、正面へ目を転じると、目の前に現れるのは区役所の屋上。

 話は全て、この屋上で進んでゆく。

 区役所の屋上で総務課の墨尾優(七海 とろろさん)と百村信子(遠藤 瑠香さん)が漫才の練習をしていると近所の人々が駆け込んで来るのだが、その人々を見ると怪我をした者、常軌を逸した者、手に血に濡れた金属バットを持った商店街でバーを営む紅島弓矢(高瀬川 すてらさん)の姿があり、理由を聞くとふたりが知らぬ間に、世界は死体が蘇り、生きてる人間を襲い出す地獄と化していると言う。

 屋上に集まる様々な境遇のオトナたちを目の当たりにしたユウとノブは、恐怖と絶望の狭間でふたりは、漫才をするという「えっ?何で?」
という決断を下す。夢も希望も失われた世界で、オトナたちは笑って生きられるのか?という、SFとファンタジーとシリアスとコメディーを魔女の大鍋に入れてかき混ぜたような不思議だけれど、妙に現実的でいながらやっぱりとんでもなく非現実的な世界が繰り広げられる。

 『オトナインデッドリースクール』は、本日が千穐楽なので、これからご覧になる方もいらっしゃると思うので、ここでは、全体の感想を書かせて頂きます。

 この屋上は、人生の縮図であり人生の坩堝だと思った。

 此処に集まって来た人々は、年齢も性格も職業もそれぞれが悩みや秘密、痛みや悲しみも様々な人々。

 孤独で弱いのに虚勢を張り、人を見下すような物言いで、斜めに物を見ている風を見せる辻井(八木橋 里紗さん)、しっかりしてそうに見えて、アイドルになりたかった愛らしい一面と市民を護る強さを併せ持つ青池市長(Setsukoさん)、明るくおちゃらけているように見えて、臆病で寂しがり屋で、それでも前に進もうとするユウ(七海 とろろさん)、ぶっきらぼうで一見怖く見えるが、拘らない強さと潔さの中に温かさを持つ紅島(高瀬川 すてらさん)、高校時代、自分の不始末を紅島のした事と誤解された儘にした事に負い目と痛みを感じる高森(市倉 有菜さん)、いつもユウを穏やかに見守りながら芯に強さを秘めたノブ(遠藤 瑠香さん)など、穏やかな日常から一転、恐怖と絶望渦巻く屋上に集まった人々の吐露から浮き彫りになるそれぞれの抱える悩みや痛みと人生の縮図であり坩堝。

 それはまた、観ている一人一人にも重なり、抱えるものでもあるのではないだろうか。

 ファンタジー或いはコメディーのように見えながら、人間の持つ弱さと強さ、醜さと美しさ、悲しみと喜び、笑いと涙、そして、生と死というテーマを笑いの中に、ハッと胸を衝かれる言葉共に宝石の原石を呑んだ鉱物の煌めきのように瞬き、観ながら様々な思いや考えが全身を過ぎり、最後に掌に残った言葉は、それらを全て引っ括めてもなお、この舞台最高に面白い!だった。

 『オトナインデッドリースクール』は、今日が千穐楽ですが、10日は、全員男性だけで紡ぐ『オヤジインデッドリースクール』が始まりまるので、興味を持たれた方は是非劇場へ。

                文:麻美 雪

糸瓜咲け

糸瓜咲け

URAZARU

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

 板上下手手前に糸瓜棚奥の出捌けから客席方向へ延びる通路を挟み和室をL字形に囲む濡れ縁、正面には沓脱石、和室下手奥のコーナーに小机、一輪挿しを活けるような小さな花瓶も置かれているのは、花を愛でた子規の心根を表しているかのようだ。和室奥の桟を通して出入り口が覗く。客人、友人等は主にここから入ってくる。和室とこの玄関の間に廊下、この上手にも出捌け、妹・律や母・八重はこちらから出てくるから奥は台所と考えられる。上手側面壁に戸があり、原稿用紙・執筆原稿等に関連した物が入っている。この舞台美術も実に丁寧に作られ、無論無駄は一切ない。(華5つ☆ スタンディングオベーション! 追記2019.10.8)

ネタバレBOX

 オープニング早々、闇鍋を囲み、闇から生まれた宇宙談義を始めとする、恰も現代になって漸く存在が予測されるようになったダークマターを予見するかのように深く本質的な、而も人類史に冠たるギリシャ・ローマ時代の哲学、科学知を前提とし、更に地元の食べ物という日々我らの命を養う食物に着地する人間活動そのものの神髄を話題に始まる所、天才の臨む限りない碧空にかっ飛ばされた白球の吸い込まれる様は、当に天才たちが集う子規の部屋(=宇宙)に相応しい。序盤で鷲掴みされた子規の特徴をど真ん中の直球で決める手際も見事である。更に幸田露伴に初の小説作品を送り評価を願った件に絡んで後の夏目漱石から評され、小説を断念する下りに実によく詩人と散文家としての小説家の本質的差異が描かれている。ここでは子規の天才詩人としての特性である本質を直感し掴み取る卓越した能力と漱石の知的・論理的で精密な散文家としての天才が対比されており、背筋がゾクゾクするような素晴らしいシーンである。このシーン以外にも序盤には、オッペケペ節を皆で歌い踊るシーンがあるが、この時代自由民権運動の時代でもあったハズでこのオッペケペで現れた体制批判には、無論ルソーの「社会契約論」の中の民主主義思想があったハズだ。勘違いしてはいけない。社会契約論に書かれた民主主義の目指したものは、間接民主主義などという茶番ではない。即ちかつて竹内芳郎が「社会契約論」第3部15章を引いて指摘した通り“人民主権の集中する立法権にあっては、人民は決して代表されない、人民は代表者を持つや否や、最早自由ではなくなる。最早人民は存在しなくなるのだ!”とのルソーの叫び通りのことを基礎にしている。一方、これを馬鹿騒ぎと捉えた妹・律は知能が低いのではない。真逆である。生活者として人間生活全般を仕切り設計してゆく謂わばSE(System Engineer)としての女性の位置と賢さが対置されていると見るべきである。或る意味、男は何時まで経っても子供で生活という地道で苦労の多い而もちまちましているように見える世界に対応するように育てられない。そんな事情もあって生活には疎いのである。際立った女性の賢さが端的に表されたシーンがもう1箇所ある。病床の子規を漱石が見舞うシーンだったと思うが、母・八重が律を促して席を外す的確さは、流石に天才の母と妹の賢さを印象ずけるに充分である。
 また臨終の際、あのような苦しみに耐えた子規が糸瓜の葉の揺れから、他の誰もが指摘できなかった露が一滴垂れたという微小を指摘して息絶える今作の美しさ、写生句を提唱し完成した子規の偉業と、花を愛でる細やかなふるえる神経の蒙り・耐えた痛みの痛切と深みを捉え・定着した天才の宇宙を描き切って見事である。
ACTMENT PARK Vol.5 -From Broadway with Love-

ACTMENT PARK Vol.5 -From Broadway with Love-

ACTMENT PARK

ミュージックレストラン・ラドンナ(東京都)

2019/10/05 (土) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

どのように参加者になっていくのか疑問でしたが、なるほど!あのように巻き込まれていくのですね。
友人と誘い合わせていくと、とても盛り上がりそうだなと思いました。
皆さんのキャラクターがたっていて、とても魅力的でした!

舞台「オトナインデッドリースクール」

舞台「オトナインデッドリースクール」

松扇アリス

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/07 (月) 19:00

歌のクオリティーがとにかく高かった。厚みのある歌唱で、なんなら時間中歌で終わっても良いとも思えるほど。

ネタバレBOX

芝居は地に足がついたというか、生々しさが増していて正直良かった面もあるが悪い面としてはファンタジー感、異質感は減した中でぱっと見の物語のスケール感はそれに比例して減じてしまっているように見えた点。又、ほぼ通常編成のアリスインの公演に出てもおかしくない演者さんたちばかりな為アリスインのフォーマットに忠実に従ったため無理が生じている部分を見ると「あーイベント的な公演ね」と思えてしまい残念
ホテル・ミラクル7

ホテル・ミラクル7

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

新宿歌舞伎町という歓楽街にあるホテル・ミラクルの一室で繰り広げられる痴態を覗くような感覚の公演。その一室で起こる男女の濃密な痴話を通して人間の、それも身の下相談を見聞きするような面白さがあった。
(上演時間2時間40分 途中休憩あり)

ネタバレBOX

セットは、劇場入口近くにシャワールーム、ベットや冷蔵庫、ソファー、丸テーブルと椅子2脚のリビングセットが配置され、ホテル室内の雰囲気を十分漂わす。客席はL字型で2方向から観ることが出来るが、座る位置によって観え方が異なるかもしれない。例えば、ベット近くに座ると出歯亀(でばがめ)状態だ。窃視(のぞき行為)をしているようで少し背徳感がある。他方、後方客席から観ると客観的もしくは俯瞰したような感覚。それゆえか、ベットはL字のコーナー部分に置かれており、その傍に座った観客(自分)は窃視症かも。
物語は4話+αであり、それぞれ趣の異なる内容で飽きることはなく、むしろドキドキして観ることが出来る。全体観としては、同一の部屋における時間差で起きている事なのか、同タイプの部屋で同時進行している事なのか判然としない。イメージ的には前者のような気がするが、自分としては、何人かの登場人物(役者)が他の話に現れ、話と話の連携があると、一室における痴話からホテル全体としての痴態が浮かび上がると思うが…。

上演順に「Pの終活」(ハセガワアユム 氏) 「光に集まった虫たち」(本橋龍 氏) 「48 MASTER KAZUYA」(目崎剛 氏) 「よるをこめて」(笠浦静花 女史)

「Pの終活」
 3Pの話。中年男・黒田は既婚ではあるが孤独を抱え風俗嬢ユキを指名している。そして黒田は奨学金返済の為この世界にいる理樹を呼び3P行為。しかし黒田の真の狙いは…。1人の中年男がぼんやりとした不安、言葉にし難い心の激情をユキ、理樹を相手にぶつけようと膨らんだ感情話。

「光に集まった虫たち」
 既婚の中年女と年下の彼氏。虫嫌いの彼女の前に虫が現れ、そのうち正体不明の老女も闖入してくる。男女の会話は上滑りし好きという気持もおぼろげで、老女もいるのか居ないのか記憶とも妄想ともつかぬ奇妙な夢を見ているような錯覚に陥る。光という幻影に集まった孤独と情感という心象を描いた話。

「48 MASTER KAZUYA」
 戦隊ヒーローものイメージでコミカルな作風。若者は四十八手の奥義を極めた性豪。性技バトル...その男がある女性を満足させることが出来ない。落胆している彼の下へ師匠が現れ、”好き”とはという初心を思い出させる。人を引き付ける、上手く掴めないもどかしさゆえの魅力の考察を性技に絡めた話。

「よるをこめて」
職場の上司部下で男女関係にある2人。性欲の女(係長)と醒めた男(主任)、ホテルの一室にいるが行為もなく2人の会話はちぐはぐで成り立たない。そこで平社員の男をジャッジとして呼ぶが…。会社組織における関係は逆転し、女は哀願し男は諦念、さらに平社員は2人からアドバイス料として金を受け取るという皮肉。

わけありな男と女、腐り縁の男女、現実と夢の境界線が曖昧な関係、泡沫のような光のゆらめき関係、など色々な男女の関係を官能と寂寥感をもって描き出したオムニバス作品、まさに千夜一夜物語である。公演は、感度が非常に良く(欲)、肌理というか触知性に優れたもの。
次回公演も楽しみにしております。
糸瓜咲け

糸瓜咲け

URAZARU

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

良かったです!正岡子規は35歳で亡くなったんですね。さぞ悔しかっただろうと思いました。
すみません。私の勘違いでした。香川照之さんが子規を演じたのはやはり「坂の上の雲」でしたね→これを読んでくれているかどうかわかりませんが。

ホテル・ミラクル7

ホテル・ミラクル7

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです!以下追記の予定ですが、一言だけ。当日パンフの文字をもう少し大きくしてください。

蒼海のティーダ~Truth~

蒼海のティーダ~Truth~

ACTOR’S TRASH ASSH

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2017/08/09 (水) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

満足度★★★★

持田千妃来さん出演。
音楽と映像の雰囲気が素晴らしく、良かったです。演者の皆さんは沖縄に行って雰囲気を掴んできたらしく。その成果でしょうか、いい沖縄感が出ていました。
持田さんは剣士。得意の殺陣のある役で。剣を持って見事に立ち回っていました。
人魚役の栗生みなさん、流石の貫禄、演技でした。

ネタバレBOX

しかし小栗諒さん演じる火神=鉄砲の人、あまりに当たらなすぎで可笑しいくらいです。いくらなんでも外しすぎで。
キンギンヒシャカク!〜乙女の一手〜

キンギンヒシャカク!〜乙女の一手〜

劇団TEAM-ODAC

新宿シアターモリエール(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/07 (月)

シアターモリエールにてMonkey Works『キンギンヒシャカク!〜乙女の一手〜』を観劇。
うーん、面白い!「元のジャイアンツの仁志敏久」のくだりからジワジワと観客の笑いを誘い始め、中弛みすることなく同じボルテージのまま最後まで笑いに包まれた公演。あっという間の120分でした。
物語はとある高校将棋部に巻き起こる部の存続をかけた熱い対戦や、高校生ならではの甘く切なく面白い?恋愛模様、友情関係などが描かれた青春ドラマ。何だろう、、決して頭を使うような難しいストーリーではないものの、観終わった後のこの充実感、満足感。やっぱり序盤の掴みから終始笑いが絶えない面白い脚本だったことはあると思いますが、ただ単に面白いだけでなく、将棋に対する部員たちの熱い想いだったり、好きな人に対する熱い想いだったり、父娘のちょっとほっこりするようなエピソードだったり、序盤の細かな伏線が最後に有効に働いていたり…。部の存続をかけた戦いと恋愛という軸となるストーリーはあるものの、その中に様々な要素・エピソードが盛り込まており、笑って感動して笑うという見応えのある作品だったことが、充実度や満足度のポイントが高かった要因かもしれません。
また、登場人物一人一人がそれぞれ単独で笑いを取りに行けているのも素晴らしいと感じました。これくらいの演者さんが登場する作品となると、何人かは印象薄くあまり記憶残らないこともありますが、今回は全員のキャラが強烈で、恐らくもれなく記憶に残っているような気がします。特に神楽駒音役・村田寛奈さんは見た目の印象からなのか転校生らしい弱々しさ初々しさが適役だと感じましたし、将棋に対する熱さ、力強さの部分もしっかりと表現されていて素晴らしいと思いました。通行人A役・千綿勇平も絶妙なツッコミで何ともまぁジワること。とにかく笑わせて頂きました。仁志敏久役・林勇輝さんはイケメンなのに少しマヌケな変人キャラ?とのギャップが絶妙。林さんが演じるからこその面白味があったと感じました。その他のキャスティングもとても良かったです。たまにはこういうTHE青春ドラマも良いものです。

戦国降臨ガール・インターナショナル・TOKYO

戦国降臨ガール・インターナショナル・TOKYO

アリスインプロジェクト

ブディストホール(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★

玉川来夢さん出演。
この舞台の半年ほど前に香港で公演した演目で、その東京版とのことです。海外進出はすごいですね。
前作までの戦国降臨ガールに比べて短く、ストーリーが単純でした。

ネタバレBOX

時折、ソロのダンスシーンがありました。ダンスではないのかな、とにかくソロのシーンが。奇妙な感じがしました。
最後の強敵は映像で。その映像と戦うシーンは迫力が感じられず。ちょっと拍子抜けでした。
その美女、自覚なし!

その美女、自覚なし!

カリンカ

シアター711(東京都)

2019/09/26 (木) ~ 2019/09/30 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/30 (月) 13:30

価格3,500円

ブッ跳んだ発想に基づいたマンガチックな忍者もの。
ナンセンス系コメディっぽく始まりながらも、次第に落語的な味わいがにじみ出てきて、しかも各人が持っている(?)劣等感とどう付き合うか、どう克服するかなんてことをテーマにしているのがイイ。
落語的味わいと言えば、終盤、エピローグ前の場の終わり方が落語のサゲのように感じられた。

まほろば

まほろば

梅田芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/04/05 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルは「素晴らしい場所」
「住みやすい場所」という意味の日本の古語。だそうで合ってます~
作品内容に(^-^)
第53回岸田國士戯曲賞受賞作であり10年ぶりの再演でー
初演の母役さんが今作で大女将役ができて嬉しかったそうです~♪

女性しか出てこない舞台で
女性固有の能力=次世代を生むというコトが
各年代の女性を舞台に出して明示した
考えさせられる奥の深い2時間の作品でありました


ネタバレBOX

出戻った娘は不倫相手の子を身篭り
長女は閉経心配してたら
酔った後の記憶が無くて どうやら職場の上司の子を妊娠したらしい・・・
生むのか迷う二人であったが
大らかな祖母の言もあり
祭囃子の太鼓に呼応したみたいに
おなかの子が共に動いたと認識した妊婦二人は
どうやら生むことを決意したらしい・・・そこへ
初潮がきたと預かってた子が述べて
じゃぁお祝いだねーと皆が言って終演です

これ男性が書いたんだよな~と
うーむ巧し!
『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

ロデオ★座★ヘヴン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2種類の作品を交互に上演する、ロデオ座ヘヴンの活動休止公演。
〇日本演劇総理大臣賞
「笑の大学」「12人の優しい日本人」あともう一つ何かへのオマージュ的脚本作品。
 舞台囲う三面客席を見渡すと、役者さん達の顔がちらほら。
 ここで俳優活動に区切りつける​澤口渉さんを目に焼き付けてたんだろうか。
 ただ単に他の役者さん観てたんだろうか。いろいろな表情見ながらの観劇。
 結構乙なものがありました。

映画会社専属の役者は映画会社から給料が出ててたとして、舞台活動の役者たちは、
この時代何で生活してたんだろう。
それを考えると稽古期間中の場面、給料貰って参加してる人と、芸術活動とはいえ、
お金にならないことしてるであろう舞台人の会話がいまいちしっくりこなかった。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇アイラブユー
 マンガ的。青春のひととき。ノワール。詩的。完全に世界観が出来上がってる作品。
 話の筋がいまひとつ自分には分からなかったので、物語を断片的な情景として観た
 作品でした。
 女優陣目当てか、作者目当てか、題名のせいか、女性観客が多かったです。
 ロデオの二人はわき役。​澤口渉さんキャラ的にはこっちのほうが合ってたか。

★ロデオ座ヘヴンラスト公演。台風が心配だけど、良い締めくくりになりますように。

gift魂

gift魂

MousePiece-ree

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/07 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/07 (月)

マウス版【めぞん一刻】と言うべき愛しい住人達の愛しい人情コメディでした☆マウスの面白さは【中之島春の文化祭】でも感じたけどもはや【安定】を越えた【貫禄】を感じます★欽ちゃんやドリフが見れなくなったけど僕らにはマウスがいてくれて良かったなー♪ とつくづく感じました\(^o^)/

本日はご来店ありがとうございます!

本日はご来店ありがとうございます!

自転車キンクリーツカンパニー

OFF OFFシアター(東京都)

2019/10/05 (土) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

いろんなスタイルの芝居、見本市のように楽しめました。

糸瓜咲け

糸瓜咲け

URAZARU

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★

正岡子規の晩年10年の話。子規の生き様が伝わってくる、きちんとした真面目な芝居でした。

このページのQRコードです。

拡大