
モザンビークス熱情!
ハイバネカナタ
シアター711(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
価格3,500円
久々に見た良い意味で小劇場演劇ぽい作品。粗削りで馬鹿馬鹿しくて、でもほんの少し切ない。
大の大人が全力で馬鹿馬鹿しいことをやることに意味がある。
井本みくにさんは声がきれいで、しっかりした演技をされる。大橋純七さんは身長を生かしつつキレのある体の動きと豊かな表情で感情を表現できるのが強みである。

破壊された女
お布団
長者スタジオ(神奈川県)
2019/02/09 (土) ~ 2019/02/11 (月)公演終了

燃えつきる荒野
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
「燃えあがる荒野」の冒頭シーンがここにつながっていたのか!物語が回収されスッキリはしたのでしたが、展開が早すぎて「え、もうインパール作戦とかの時代になってたの!?」置いてけぼりにされた気分で終わってしまいました。
最後に歌われた歌が良かった。

かわいいチャージ’19
人間嫌い
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/01 (金) 19:30
95分。休憩なし。
「かわいい」が、何らかの絶大なパワー持っていることは、認めざるを得ないのだろうけれども。そのエネルギーをどう捉えるか、という点で、誰一人として同じ捉え方をしていなくて。一人一人が「かわいい」に見ているものが違うんだ、という事を浮き彫りにさせられた時間。この形で突きつけられると、何だか少し寂しかったり、重苦しい。そんな一抹の寂しさを感じた観劇だった。

蒼い薔薇のシグナル
東京印
テアトルBONBON(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

妖異幻怪物語
月ねこ座
浅草九劇(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
初日という事もあり、固かったか。
特に始まってしばらくはそう感じる。アクションも迫力あるシーンともっさりと感じるシーンが入り混じる。
設定は面白いと思うのだが、それを使っているのがスマホのくだりくらいなのは残念。

燃えつきる荒野
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
『人間の條件』のような大河ドラマ。
ススキのようなものが数束ずつ舞台のあちらこちらに配置。それだけで風が何処までも吹きすさぶ満州の荒れ野を脳内にイメージ出来るのだから面白い。
次郎役の蓉崇 (ようたかし)氏が美声。台詞が耳に残る。『柳絮(りゅうじょ)〈柳の種子が風に乗って大空を彷徨う様〉のように生きたい』が馬賊の攬把(らんぱ)〈首領〉として生きてきた次郎の人生のテーマ。皆が破滅していく中、個人的には愛犬、猪八戒〈桶谷憲司氏名演〉の死が一番哀しかった。
DNAというカルマ〈宿業〉を背負った者達のあてどない旅路。船戸流『カムイ伝』なのだろう。抜け忍となった次郎が世界を裏側から覗き見る構成。まさにテアトルノワール。船戸物語のロマンティシズムとは、弱き者への慈しみと飽くなき正しさ強さへの渇望。
YouTubeで前二作を全編観れるので出来れば観賞すべき。次郎と猪八戒の冒険談を外伝的にまだまだ観たい。

MONSTERS INTRODUCT
SoloSoloProject
キーノートシアター(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

ドイツの犬
演劇企画体ツツガムシ
シアター風姿花伝(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★
ナチスドイツ占領下のフランスを舞台にしたナチ進駐軍とレジスタンスのドラマである。
この時期の素材は事実にもとずいた記録も、映画も、娯楽作品もシリアスなものも、かなり大量に輸入されていて、なじみがある。「ドイツの犬」というタイトルだけで内容は推し量れる。舞台は、観客にわかりやすい対立項の上にほぼ三年間のロマンを組み立てていて、脚本も演技者も演出も破綻はない。だが、同時に新しい発見はなにもない。
7回目の公演を迎えたばかりの(といっても主催者たちは十分中年だが)劇団が十一年かけて三部作まで作るには何か深い独自の動機があったのだと思う。そこが見えてこない。
論評はほとんどその一点に尽きる。
最近、ナチ占領下の素材は、翻訳では加藤健一事務所でも、民芸でも取り上げられたし、日本でも三谷幸喜から、次の世代の古川健や野木萌葱も書いている。チラシによると、現在の政権下でこそ上演したいということだが、そのような現政権への批判の政治劇として受け取るには、先に挙げた作品が、それぞれ焦点を絞って素材に取り組んでいるのに比べても、ポイントがあいまいになっている.
時代設定を明らかにする素材なら、70年も時間がたてば、立派な時代劇だ。時代劇ロマンなら、日本製西洋ロマンとして見ればいいのだが、アピール劇とするならば、もっと身近なところに素材を求めるべきだろう。日本の新劇にはそういう伝統はある。「占領トレジスタンス」で言えば、近い例では「上海バンスキング」。日本の植民地の実相をしがない流れ者のバンドマンの目で、鋭く告発していて、その批判は戦後日本にも中共軍にもおよんでいる。秋元松代の「村岡伊平次伝」。弾の打ち方も学ぶところは多い。あげていけばいくらでも先例はある。書かれていない素材となれば、それこそゴマンとある。何も作るほうも見るほうも勝手のわからぬフランスの話にしなくてもよかろうに、と思う。
それを客に納得させる作る側の動機はせめて、劇場パンフには書いておいてほしかった。現在の政治への危機意識はいいとしても、安易にナチと現代をだぶらせたりすると、かえって敵方の術中にはまることになってしまう。

恋する宇宙に人類は
BALBOLABO
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
現在の地球が抱えている問題がテーマだと思っていたら
これが20年前に書いた作品だったとは
役者たちの殺陣に圧倒されました
久保晴渡さん代役で新人というのに驚きです
あっという間の2時間でした♪♪

遠山金四郎VS女ねずみ小僧~長崎青春編~
TeamAssemble
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/10/29 (火) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
とてもわかりやすい時代劇、芝居の上手い方もいらっしゃる。ただ定番すぎて・・・もう少し斬新というか、型を破ったものが欲しい。殺陣も悪くはないが、どうも効果音のずれ、役者の動きが音待ちしているのが見えてしまった。

キネマと恋人
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2019/06/08 (土) ~ 2019/06/23 (日)公演終了

After Ever Happily Ever After
仮想定規
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
旗揚げ公演を見逃して気になっていたユニット・仮想定規を初観劇。うかうかしていたら旗揚げから既に3年、今作早くも第5弾であった。
ステージカフェ下北沢にも初訪問。繁華街から住宅地に一歩入った感じの道にそこだけボッと明るくいい感じに古びた店先が目に留まる。その手前側の外階段を上った2階に遅れて到着すると、ハロウィンよろしく西洋のお伽噺に居そうなのがドアの外に出てまた入って行く。小さな受付机のある踊り場が下手袖という、小箱のような会場である。
入ると横に長めの客席。体温の行き交う雰囲気は、どこかの家でクリスマス劇を観る手触り。手作りで手の届きそうな場所で、あのお父さん、あのお姉さんが化けて出て魔女や物語の脇役の化身やキャラクターを演じ、子どもを騙くらかしている風。夜中におもちゃ達が出て来てやんやと騒いでいる。
役者の動き・発語は機敏・明瞭、映像を使ったり場面も多彩、思わぬ展開もあって上演時間中は飽きない、のだが、「お話」の方はもっと詰めたい印象を残した。
ファンタジックなテイストでファンタジーそのものを取り扱っており、取り扱い方が難しそうである。暗喩性の高いお伽噺の構造に対し、あるメッセージが大枠同意できるものとして提示されるが、このメッセージにもう一振り辛味というか鋭さが欲しいように思った(好みの問題かもだが)。
ファンタジーは現実の暗喩と言えるとすれば、背後に人を刺す鋭利な批評と暴露がある(それを飲み込みやすく示すのが「喩え」の機能)。この作品はその領域を志向していそうに感じての感想、とは自分に引寄せ過ぎか。。
(まだ的確に掴まえられないが、思い当たったらまたしこしことネタバレにて。)

mark(X)infinity:まーくえっくすいんふぃにてぃ
劇団鋼鉄村松
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
3年前と同じかと思ったら最初の始まりは同じだったけど中身はけっこうアレンジされていました。だけどやっぱり面白い。
パート3もやって欲しいな。

ノート
ティーファクトリー
吉祥寺シアター(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
しっかりとした構成、照明は美しく変化し、舞台空間は劇なるものを現出させる。
しかし、私は観客席に取り残された感覚を受ける。なぜだろう?あの事件が風化したからか?
彼らは決して特別なわけではなかった。洗脳もどうなんだろう?そもそも、この事件を取り上げることで何が言いたかったのだろう?なぜ、今なのだろう?
色々なことを考えながら家路に着いた。そんなことを考えさせるためならば、私はまんまと作家の作戦にはまったことになるなと可笑しくなった。

クロスミッション
カラスカ
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/31 (木) 14:00
座席E列3番
渋谷はハロウィンで賑わっているであろう昨日、REONさんが出演しているカラスカ公演『クロスミッション~交差ミッション~』を観にアトリエファンファーレ東池袋に足を運んだ。
先週の土曜日に観た、十字架ミッションと繋がっている交差ミッションは、時間軸で言うと十字架ミッションから交差ミッションへと繋がる話。
目覚めたら知らない部屋に居た十人近くの男女。自分たちが、いつ、何故、どうやってここに連れて来られたのかも分からない状態の彼らに、二人の男女が現れ、「貴方達は、これからゴッド・オブ・ゴッドに参加して貰います」と告げる。
ワケも分からないまま2組に分かれ、優勝者には地位と名誉と多額の富が与えられるという謎のゲームに、参加する以外に選択肢の無い彼らはゴッド・オブ・ゴッドを目指して、ゲームに参加するが、そのゲームは彼らの想像以上にくだらないゲームの数々だった。
繰り広げられるのは、死なないデスゲーム。
確かに、命は落とさないけれど、ゲームの中に散りばめられているのは、参加者たちが心に抱えるトラウマであり、ゲームを進めて行く中で、それぞれが目を逸らしたいトラウマと過去に否応もなく向き合わざるを得ず、その心に抱えた傷を抉られ、膿を出し切る事でそれまでの自分たちは一度死に、そのトラウマと過去を直視し、向き合った事で再生し、生まれ変わる。
十字架ミッションの根底にも流れる愛と救済、再生を感じつつ、描き方は徹頭徹尾コメディ。
繰り広げられるゲームは、人の知性、人間性に迫るような、人生を見直すかも知れない場面を垣間見せながらも、全編笑いが散りばめられていて、観ている間はひたすら笑い続ける死なないデスゲームコメディ。
十字架ミッションもそうだが、観終わって、舞台の台詞や場面を反芻しているうちに、じわじわ考え、ああだったのではないか、こうだったのではないかと思い至るという愉しみ方が出来る舞台。
交差ミッションもネズミの国のあの映画やミュージカルのあの歌この歌がちょこちょこと顔を出すのも楽しい。
十字架ミッションも交差ミッションも全ての役者さんが皆、魅力的で、ややもするとただの悪ふざけになってしまう舞台が、徹底的に馬鹿馬鹿しいのに最高のエンターテインメントになり得ているのは、役者さんたちの力と根底にきちんと描かれているテーマがあるからだと思う。
交差ミッションを観ると、十字架ミッションの良平がなぜ桐斗の身代わりとして教祖に選ばれたのかが解る。
良平と桐斗は、物事の捉え方、人に対する接し方、問題を解決する時に根底に温かさを持っていると言う点で、同じだからなのだろうと感じた。
10月の最後の日に、お腹の底から笑って、観終わった後に、ハッピーな気持ちで劇場を出られる後味の良い、爽快な舞台だった。
3日が千穐楽、流れとしては十字架ミッションから観るのがオススメですが、交差ミッションから十字架ミッションを観ても充分に楽しめる舞台なので、1人でも多くの方に観て欲しいと心から思う。
文:麻美 雪

遠山金四郎VS女ねずみ小僧~長崎青春編~
TeamAssemble
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/10/29 (火) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
雀さんの作品、流石のエンターテイメントでした、面白かったーー!最前列で観たのですが、役者さんたちの表情が豊かで汗と呼吸もしっかりと感じられてちょい緩い笑いとアクションが盛り込まれた楽しい舞台でした。ストーリーも今後パート2に展開できる楽しみが出来たし、何より効果音のあるアクシ時代劇は迫力が違いました。次回作以降は江戸で名奉行になるまでの楽しみが出来ました。

壁に挟まった男
スズキプロジェクトバージョンファイブ
劇場MOMO(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごく面白かったです!たぶん何回みても面白い、作品。久下くんがストレートに
コメディ演じてるのは久しぶりでキャストさんの楽しさがダイレクトにつたわってきて
最初から最後まで笑いが絶えません
オススメの作品です!

ロスト エンジェルス
ヤパン・モカル
小劇場B1(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★
ヤパン・モカルの初日を拝見。
好意的なお客さんばかりだと思うので、正直な感想を言わせて頂く。
坂口理子さんの作品は過去2作品観た中でやはり肌に合わないなと思った。
・なぜ首を吊る?そのきっかけは?
・突然文字を声に出す意味は?
・増澤さんの翼を見た反応は?
・どこから連絡先を知ったの?時代をどこに設定した?
その事をとても気を使ってきた私としては、突き詰めれば俳優が自ら持ち込むしか無いと思うし、都合が良いとしか思えなかった。
人物像についてもそうだ。
多少誇張しているとは言え、何だか漫画のようでプラスチックの人物像に思えて複雑な人間模様にはとても思えない。共感する部分が薄いと感じられた。
増澤さんについても施設に入所している人物だと後々明かされるが(読売演劇俳優賞を受賞されている私が言うのもナンだが)流石に小芝居がうるさすぎて苛立ちを禁じ得なかった。どうしてヘラヘラと振る舞うのか?ヘコヘコするなと言いたい。増澤さんは勿論素晴らしい俳優さんなのだから堂々としていればと思ってしまった。究極的には引き算だと思う。
坂口さんの本に関しては申し訳ないけれど片手間で書いてる感じがした。お題を与えられればさらっと書けてしまうそういうレベル。売れっ子は良いな、頭が良い人は良いなとつくづく思う。でも命を賭けて劇作に向き合って無いでしょとは思う。本当に人生を賭けて、いわば死ぬ思いして書いているのか?と問いたい。劇作家は「こんな台詞逆立ちしても一生書けないわ」と無力感に打ちひしがれて、地団駄踏む瞬間がある。まさに言葉の力だ。そういうものに出会った時、演劇の力を思い知らされるし、言葉の重みを実感する。
申し訳ないが、坂口さんにはハッとする台詞が一つも無かった。「まぁ多少気が利いた台詞だろう」と思うことはある。でも所詮片手間だ。70点くらいの台詞にしか思えなくて、「お仕事ってそんなに楽しいんですか?」と問いたくなる。そしてつくづく頼まれ仕事は何てつまらなくて退屈なんだと思ってしまう。
そして演出の林さん。偉大な映画監督を前にしてご意見を申し上げるのは誠に恐縮だが映像的な効果(例えば紙飛行機など)を多用し過ぎて舞台であることの表現が変換できて居ないように感じられた。紙飛行機が飛んできたからと言って果たしてどれ程の意味があるのかという気がしてしまう。
確かに映像は紙飛行機が通過する画が有り得る。でも紙飛行機を飛ばす行為はかなり重い意味を持つし、やりようによっては安直な印象を抱きかねない。それは戯曲上もかなり書き込む必要があるだろう。私の印象としては紙飛行機を飛ばす行為は安直に思えてしまった。何より戯曲が効果的ではないので。
3人の俳優さんは真摯に向き合っていた。それ故に痛々しかった。ヤパンモカルは2度と観に行かない。
私は以上だ。

時期尚早
家のカギ
スタジオ空洞(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★
じっくりパック、観客(私)酔っ払いバージョン。にゃ========~ッチ!(追記、酔いから覚めることが出来ればニャ~~~~~~~~--------------)