最新の観てきた!クチコミ一覧

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ビリー・エリオット

ビリー・エリオット

TBS/ホリプロ/梅田芸術劇場/WOWOW

赤坂ACTシアター(東京都)

2017/07/19 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

同名映画(邦題「リトル・ダンサー」)の舞台化で、映画と同じくリー・ホールが脚本、スティーブン・ダルドリーが演出。
作曲はエルトン・ジョン。
10年以上のロングランを記録し、全世界で80以上の演劇賞を受賞、かつ1000万人以上の観客を動員している、ミュージカル。

この日の主要キャスト、
ビリーは加藤航世くん。
お父さんは吉田鋼太郎さん。
ウィルキンソン先生は島田歌穂さん。
おばあちゃん根岸季衣さん。

最高でした。素晴らし過ぎて。
また観たい。
子供達のパフォーマンスが凄い。
大人とか子供とか関係ない、
プロフェッショナルでしかなかった。

息するの忘れそうになるくらいのダンスシーンでの緊張感たるや。。。。
年単位の厳しい練習があってこそのパフォーマンスなのが伝わりまくる、
素晴らしい舞台でした。
並み大抵の努力ではないと思うし…
泣いちゃった。

とにかく違うキャストでもう一度観たいww

お蘭、登場

お蘭、登場

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2018/06/16 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

シアタートラムで一番前という、
すごい距離😆
最高でした✨✨✨ キョンキョンが女優業をお休みすると宣言した後だったので、なんだかまた違った思いにもなりつつ、
何回か舞台は観てるけど、
アイドル調の生歌聴けて、感激っ❤️ 堤さんと高橋克実さんの、
アドリブなのか演出なのか、
掛け合いが面白過ぎて、しかもなんかじわる感じで、顔がニヤニヤしてたと思います。最前でww

休憩なしの1時間15分くらい、
濃ゆ〜〜いお芝居、堪能しました🤗

空飛ぶカッパ

空飛ぶカッパ

東京AZARASHI団

サンモールスタジオ(東京都)

2019/11/26 (火) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/27 (水)

27日19時開演回(110分)を拝見。

主観的には
例えば、日比野しげるが少年の頃の宇宙人との遭遇体験を語り出すくだりなど、劇中、何回も使われると、少しクドいかなぁと感じた。
また、昭和の吉本新喜劇から決めギャグと下ネタだけ除いたようなテイストには、正直、古さも感じた。

にもかかわらず、客観的には
渡辺シヴヲさん・そのべ博之さん・近本キナミさんのオジさん役者3人が芯となった座組…いや「一座」のチームワークは見事だった。
さらに、私が古さを感じたテイストも、昭和の全盛期の吉本新喜劇を知らない若い女性の観客にはかえって新鮮だったらしく、クスクス笑いが絶えなかったようだ。
改めて言うが、ギャグも下ネタも無し・専らセリフで笑わすあたり、まさに正攻法のウェルメイドな喜劇だった。

ネタバレBOX

【配役】
大富豪・日比野しげる:渡辺シヴヲさん
日比野と同室の患者(でも実は…):そのべ博之さん
日比野の一人娘・横井美里:根本こずえさん
美里の夫・道治:畠山航輔さん
殺し屋・小藪大介:一本鎗翼(いっぽんやり・つばさ)さん

入院先の医師・香山信二:近本キナミさん(=アザラシ団主宰・穴吹一朗さん)
看護師・宮地佳代:山岸由佳さん
看護師・萩本千佳:辻真裕子さん
医師・北島美知子:今井由希さん

ブドウ園経営・奥村和美:飛志津ゆかり(ひしづ・ゆかり)さん
和美の息子・哲司:石川竜也さん

弁護士・向井幸次郎:高橋龍史さん
しげるのもう一人の娘?葛西かすみ:加藤有杏子さん
昭和芸能舎版フラガール2019

昭和芸能舎版フラガール2019

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/11/26 (火) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/27 (水)

観てきました☆ 目の前でフラダンス見たのはじめてで感激しました☆  

ネタバレBOX

まず開演前に役者さんたちがパンフレットを売り歩いていたのに驚きました! はじめての経験です。まるで野球場の売り子の様! ドン引きでした。。 
内容は、かなり映画と同じ場面が多く感じましたが、必要以上に笑いを取ろうとしていたのが残念でした。 この話は笑いよりも感動でしょ。。
ダンスの出来は素晴らしかったと思います☆
とても感動しました☆
ニンゲン御破算

ニンゲン御破算

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやはや、素晴らしかったぁ〜〜✨
いつもステージやショーを観て、
素晴らしいしか言ってないじゃないか!
と思うかもですが…
正直自分が、これ!って選んでるのは、
面白そうだから観に行くというのが殆どで、
なので、素晴らしいのは必然なのであります😝(笑)

とにかく、長時間なのに、エネルギーがすごいし、舞台装置然り、演出然り、
ほんとエンターテイメント!!!
なんか、新しい気持ちにもなりました。
うむ。。
演者さんは安定の今まで何回も観てるので、
最高でしかなく☺️☺️ チケット立ち見になってて、
ただただ、阿部サダヲさんの声が、
千秋楽には、平泉成さんになっているのではなかろうかと、心配しております(笑)

眠いの、ワタシ

眠いの、ワタシ

猫多ぷらんつ

GALLERY LIPP(東京都)

2019/11/23 (土) ~ 2019/11/27 (水)公演終了

鑑賞日2019/11/26 (火) 19:30

価格1,800円

19:30の回(曇)

19:10受付、開場、開演までの20分間は写真撮影可、歩き回るため座席確保券あり。
天井(高くはない)に編まれたような細い紐のネット。
あやとりのようにも蜘蛛の巣のようにもみえる...捉えられている印象。

壁沿いに客席(1列ずつ)
役者は舞台に
白系の衣装、素足、中央のテーブルはベッドも兼ねているらしい。ぬいぐるみ、水、キャンドル(風のライト?)、カバーを裏返した文庫(なので白い本)。
窓際ではクレヨンで絵を描いている。
ここだけが色があるような気に。

なんとなく公演情報をながめていると「伊藤優さん」のお名前。
1年前、コメントを頂いていてそれからずっと「もらったコメント」の最後に(その後、滅多に投稿しなくなった)あったのでいつのまにかお名前を覚えてしまいました。劇団夜光鯨「白い鯨」2018/12@空洞

「猫多ぷらんつ」は企画公演を行うのだそうです。
GALLERY LIPPは駅から遠いのでひざ痛でどうしようか悩み予約終了時間ギリギリに予約

当パンに小さく館の図。あわせて著名な書物のタイトル(もちろん未読多数あり)。

就寝時間に始まり起床時間におわる不思議なお話。書物の世界が少し顔を出す...なんとなく推察する。宝探しのよう。4人以外に誰かいるようだが謎。

小さな世界で小さな決断、目覚ざめは次の夢の始まりだったのだろうか。

昔々読んだブラッドベリのような感覚

小さなエイヨルフ=罪過

小さなエイヨルフ=罪過

クリム=カルム

新宿眼科画廊(東京都)

2019/11/22 (金) ~ 2019/11/27 (水)公演終了

イプセンの「小さなエイヨルフ」を観るのは二度目。ん〜これはリメイクなのだから別作品ですね。イプセン好きな方なのですが、この舞台は私は苦手でした。

8人の女たち

8人の女たち

T-PROJECT

あうるすぽっと(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

 それぞれの役どころを年相応の女優8人をきっちり揃え、若手の女優も舞台経験が少ないとはいえ声優の実力派、全員役をしっかり捉え、声がとおり朗々とした魅力溢れる演技で充実感を満たす素晴らしい舞台でした。

 物語は密室で起きた殺人事件、ミステリアスな事件の謎解きをしつつ、色と欲に囚われた女たち8人の互いの秘密、裏の顔を暴露したり、思惑し探り合いながら、ユーモラスに犯人をあぶり出していくストーリー展開が、最後まで緊張感を途切れさせずワクワクドキドキ、とても面白かったです。
 
 観客へ思考させるような緊迫感を保たせる間合いも絶妙でした。

8人の女たち

8人の女たち

T-PROJECT

あうるすぽっと(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

セットが本格的で役者の皆さんの演技との相乗効果でとても良い世界観に仕上がっていました。
ストーリーはさすがのロベール・トマという感じで驚きの展開でした。

栗原課長の秘密基地

栗原課長の秘密基地

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

シンプルなセットでスピーディーに物語が展開されていったので世界観に入り込むことができました。
ストーリーがどんどん広がっていくので最後はどうなるのか?と思いましたがまとめかたもとても面白かったです。

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

音楽家の苦悩をコメディタッチで描いているので笑いながら楽しんだ90分でした。初日ということもあり少しぎごちなさもありましたが、面白かったです。

昭和芸能舎版フラガール2019

昭和芸能舎版フラガール2019

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/11/26 (火) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/26 (火) 19:00

座席1階c列11番

昨年は見逃したのだが、再演するだけの事はあって素晴らしい舞台。笑い所、泣き所満載で、なんといっても想像を遥かに越えたフラガールの踊りが圧巻。寒い夜だったけど、とてもホットな舞台で心はポカポカ。また再々演して欲しい。さ

ネタバレBOX

最初のあかね先生の踊り、終盤のはるかの踊り、ラストの全員の踊り表情は圧巻。あかね先生の挫折の話にグッときた。「私には過去しかないけど、あなたたちには未来しかない」。はるかの夢とお母さんの娘の未来を思う気持ち。塩塚さんが素晴らしかった。ひかると兄。炭鉱を無くしたくない男たちとハワイを造る女たちそれぞれの町への思い。込み上げる場目が沢山あった。
8人の女たち

8人の女たち

T-PROJECT

あうるすぽっと(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

女子8人の静かなる攻防、からくりは途中で解ってしまいましたが、見応えありました!いろんな意味で女子は怖いですね⁉︎

鎌塚氏、舞い散る

鎌塚氏、舞い散る

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2019/11/22 (金) ~ 2019/12/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/27 (水)

最高でした☆ 前作は観なかったので、5年ぶり2回目の鎌塚氏でしたが、おもしろさは健在でした!

ネタバレBOX

前作は出演者がだいぶ変わっていたので観ませんでしたが、今回はおなじみの人たちが多く観劇。5年前と同じようなクルクル回る舞台。これが良く出来ていて、とても良い☆ 話も同じような感じなんだけど、それでも楽しい! こんなに楽しい舞台はなかなかないと思う☆ ともさかさんは 若々しくキレイでした☆☆
鎌塚氏、舞い散る

鎌塚氏、舞い散る

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2019/11/22 (金) ~ 2019/12/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/26 (火) 19:00

 楽しく見せてもらった125分だった。貴族制が残ったという架空の日本で、全国ナンバー1執事として知られる鎌塚アカシ(三宅弘城)の活躍(ドタバタ?)を描くシリーズの5作目。シリーズすべて観ているのだが、どれも面白く、また、続けて観ていることで分かる部分もあり、今回が初見という観客には、味わいが分かりにくい部分もあったのではないか。今回は、今までになかったタイプのシーンがあり、今後の発展が期待される(^_^;)。ただ一人だけ本物の貴族の役を演じる大空の風格は見事だった。

下山と帰国

下山と帰国

くによし組

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/11/22 (金) 19:30

 2人して「ひきこもり」になった兄妹を、互いに秘密にしておこうとする母が、兄は登山、妹は海外旅行中ということにするが、その母がいなくなり、秘密がバレる…、という展開。作・演出の國吉本人もひきこもった時期があり、実話っぽい部分も含むが、いつもの切れ味は今一つな印象が惜しい。MCとか受付とか、役だか何だか分からない存在を入れたあたりは、いつもの「異常で、正常で、シュール」な國吉だったが、永井があんまり変な人に見えない、という点が勿体ない。劇団員の音が田舎に帰ったのだが、彼女を失ったことは意外に大きいのかもしれない。

三姉妹、故郷を探す。

三姉妹、故郷を探す。

ザ・小町

オメガ東京(東京都)

2019/11/21 (木) ~ 2019/11/26 (火)公演終了

満足度★★★★

舞台には古びたコゲ茶色のベンチ、そして電信柱、ではないが同様に古びた街灯の胴体。背後には大型団地の遠景(写真が横広に)。確信的に別役芝居の向うを張る気だと期待値が上る。暗転し明るくなると、旅姿の三姉妹が下手に折り重なる格好で板付き、しばしの間あって台詞劇の開始である。
とぼけた台詞の応酬から意表を突く展開へと芝居は進むが、別役とは違うやはり現代の作家だと実感する。時々風が吹くのだが、何か音楽的響きが混じっているようでよく聞き取れず、台詞ともかぶり「よく判らないノイズ」となる(餌をやっている鳩が飛び立つ音も妙に尺が長いのが1パターンのみで意図的なのか下手なのか分らない)が、しかし演出意図としては別役の風の「変奏」だろうと推測。
さて別役の「現実」と「異界」の境界を渡るような微妙でスリリングな台詞運びには及ばないな、と感じる前半が、後半伏線となって芝居は奇天烈な様相を呈する。シュールの極みは唯一の男優・可知氏(老齢の様子)を父として三姉妹と一家族を作ったその夕食時の長い会話中、可知氏のために台詞の書かれたカンペの紙皿や器、鍋の具を、堂々と彼に示しながら、芝居が当たり前の顔で進行して行くサマである。父役に馴染んで行く渋い可知氏の芝居も味わい深く成立して行くのは反則技だが言い難い痛快さを覚える(仕舞いには若い女がTV番組のADよろしくステージ前に座って堂々とスケッチブックのカンペを一枚一枚めくっていた)。老俳優がまた「読みながら」の演技で十分味を出す。
戯曲の狙いに届いていない三姉妹の演技が部分部分にあったが(別役作品も同様、俳優にこのシュール世界の演技は難物)、三女優が足掻く姿が清清しく、内心応援したい気になっている。それは仮初の家族を夢見、たまさかそれを得て図に乗ったり、失ってガッカリする彼女らの本来的な寄る辺無さに、当て所なく生きざるを得ない現代と同じ地平がみえたからだろうか。
この作品の持つ批評的切り口はもっと鋭利に研がれたく、辛辣に突き放してくれてもいいのだが、と(別役ファン故だろうか)思う所はある。

KUNIO15「グリークス」

KUNIO15「グリークス」

KUNIO

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2019/11/21 (木) ~ 2019/11/30 (土)公演終了

満足度★★★★

一日中芝居を見ていれば、どこかで躓くものだが、さらさらと見られる。場面場面がいろいろ趣向を凝らして面白くできていて楽しめるのだ。若く、馬力のある杉原邦生の「グリークス」である。
昔、コクーンで蜷川演出を一日かけてみた記憶があるが、それに比べるとずいぶん砕けた印象である。あれは90年、もう三十年も前のことだから、記憶も薄れている。ギリシャ悲劇の超人型造形が強い舞台で配役もまた、それに倣っていた。今回は翻訳も小沢英実による新訳でずいぶん下世話になった。テキスト論は本一冊やっても尽きないであろうから、とっつきやすいギリシャ劇だったというのにとどめて、観客の感想を。
まず、百五十の観客席なのに、大劇場の空気があり、しかもやたらに細かい。ここが世界古典のギリシャ劇にふさわしい。どこを見ていても楽しめる。どうしてもやってみたかったという演出家・杉原邦生の気迫が空転していない。幕開きから、林檎におさまるまで、一気呵成の出来である。今まで、音楽やダンスの挟み方で、疑問があるところがあったが、今回はうまくおさまっている。たとえば、トロイ戦争の始末を一曲にしてしまったあたり見事である。
主要な俳優たちが大健闘である。アガムメノンの天宮良、クリュタイムネストラの安藤玉惠、へカベの松永玲子、アンドロマケの石村みか、脇になるが、武田暁、小田豊、森田真和、普段もさまざまな劇場で舞台をしっかり固める俳優たちが実力を発揮している。気持ちがいい。松永玲子はやりすぎかとも思うが、ちゃんと舞台を締めていて、観客は大いに楽しめるのだ。その点、コロスの若い俳優との落差も目立った。若い俳優にとっても生涯一度の経験であろうが、まずは、セリフを割れないように言う、ということを訓練してほしい。それほど大きくない劇場なのだから、ここで声が割れるようでは、実は俳優として通用していないのである。
美術と衣装がいい。幕開き、松羽目が舞台いっぱいに立ち上がってくるだけで、芝居好きは捕まってしまう。あまりうまく使っているとも言えないが能舞台の躙り口など、小憎い。そこに国籍不明の衣装がまたよく合うのである。西洋甲冑から日本の神社の巫女まで、多彩な色とファッションで舞台を彩っている。
異論を言えば、第一部はトロイ戦争、と第二部は肉親間の殺人と、中心のテーマがはっきりしているのに比べて、第三部のエジプトの親子再会は、演出の調子も変わり絞りが甘かったように感じた。
しかし、これは、やはり今年、屈指の舞台といっていいだろう、。朝の11時半から夜の9時半まで、飽きずに楽しんだのだから。

空飛ぶカッパ

空飛ぶカッパ

東京AZARASHI団

サンモールスタジオ(東京都)

2019/11/26 (火) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

宇宙人でなく、カッパが空をとんでいたのかは不明でした。

ネタバレBOX

日比野さんがテンポよく笑いを取るので、そのペースにのりました。思いもよらぬ方向や強引すぎるのではとハチャメチャになりそうな展開となっても、日比野さんの笑いをとるリズムのようなものがしっかりとしているので、全体としてまとまった中身のある印象がありました。
世界はあまりにも

世界はあまりにも

劇団 脳細胞

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/23 (土) 18:00

 山梨県の携帯電話の電波も届かぬ山奥の別荘。蜂蜜の製造販売を営む社長とその家族が長男の友人と共に滞在している。嵐の夜、車の故障で立ち往生していた平山家の家族四人を社長は別荘に招くことにする。これが劇の発端である。
 冒頭の社長一家がリビングで小説の中の一人の女優の死をめぐって特殊な訓練を受けた役者の根源的欲求に触れた会話が観客の関心を強く惹きつける。他者を演じることが当たり前の役者がそのような特殊な訓練を受けると、役者同士で自他の区別がつかなくなり、各自が持っている根源的欲望が時に別の人間に乗り移ってしまう。小説中の女優はだれかの殺人願望が乗り移った男に殺されたのだが、その殺人願望は実は女優の親友であった女優の根源的欲求であったのだ…。
嵐が激しくなり、別荘は停電する。社長と平山は協力して停電を修復する。明かりが戻って、社長一家の知人のシャンソン歌手が訪ねてきた際、別荘の軒下に避難していた日本縦断中の旅行者を別荘内に招き入れたことから舞台は一挙に緊張の度を増す。

 山奥の別荘という閉塞空間に居合わせる社長一家と平山一家と旅行者一人。蜂蜜の製造方法もろくに知らない社長と、社長の裕福な生活を羨みながら彼に取り入る平山と、失業中で鹿児島から北海道まで徒歩で縦断しようとしている袖ケ浦。平山は社長から重役待遇で招かれる身だから、暖炉の前で身体を温めている袖ケ浦が自分と同様に社長の好意を受けていることに我慢できない。配電盤の電線が切られていたことから、平山は袖ケ浦を怪しいと睨み、彼の持ち物を点検しようとする。袖ケ浦なぜ自分が電線を切った犯人扱いをされるのか理解できない。彼は不当な嫌疑を受ける屈辱に耐え切れず憤然と別荘から出てゆく。この場面における平山の袖ケ浦に対する態度は異様なほど高圧的だ。度し難いことに、袖ケ浦を別荘から追い出すことに消極的だった社長と妻が「そういわれてみればやっぱり怪しい」と言い出す。
 別荘には社長夫妻の知らぬ悪意の存在がある。長男・長女と長男の友人井川である。長男は「欲しいものはなんとしても手に入れるべきだ」と揚言して憚らない。兄妹二人はそれぞれ不満を持っており、長女の誘拐事件をでっちあげることによって両親から身代金を搾取しようと企んでいる。二人は平山家の長男・長女と共謀しようとするが、共謀に慎重だった平山の長女が陥落した瞬間、舞台は暗転。

 この後の結末についてはなぜそうなるのか、わからない。冒頭の根源的欲求の話はどこへ繋がったのか? 長男と長女の偽装誘拐はどうしたのか? 前夜の出来事はすべて夢だったのか? 
 スペイン大使のパーティに招かれて外出する社長夫妻を見つめる平山の妻は「昨夜の夫への重役待遇のお話はどうなったのでしょうか?」という眼差しを向けているのだが…。

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