満足度★★★★
鑑賞日2019/11/27 (水)
27日19時開演回(110分)を拝見。
主観的には
例えば、日比野しげるが少年の頃の宇宙人との遭遇体験を語り出すくだりなど、劇中、何回も使われると、少しクドいかなぁと感じた。
また、昭和の吉本新喜劇から決めギャグと下ネタだけ除いたようなテイストには、正直、古さも感じた。
にもかかわらず、客観的には
渡辺シヴヲさん・そのべ博之さん・近本キナミさんのオジさん役者3人が芯となった座組…いや「一座」のチームワークは見事だった。
さらに、私が古さを感じたテイストも、昭和の全盛期の吉本新喜劇を知らない若い女性の観客にはかえって新鮮だったらしく、クスクス笑いが絶えなかったようだ。
改めて言うが、ギャグも下ネタも無し・専らセリフで笑わすあたり、まさに正攻法のウェルメイドな喜劇だった。