
貧乏が顔に出る。
MCR
OFF OFFシアター(東京都)
2019/12/26 (木) ~ 2019/12/30 (月)公演終了
満足度★★★★
2度目のMCR、凡そ2年振りか。その時のスズナリでの多場面の劇より、OFFOFFに合う萎びた部屋での場所変らずの作劇が良かった。再々演と知っていたが、新作の新鮮さで目に入ってきた。

貧乏が顔に出る。
MCR
OFF OFFシアター(東京都)
2019/12/26 (木) ~ 2019/12/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
MCRの作品はどうしてこんなに刺さるんだろう。
ロクでもない奴らばかり出てくるのに他人事とは思えなくて、自分の弱いところにヤスリでもかけられたようにヒリヒリする。そのくせそいつらが馬鹿みたいに愛おしい。
特にあの役を書いて自分で演じる櫻井さんなんて、ズルいにもほどがある。

うるう
中京テレビ放送
東京グローブ座(東京都)
2019/12/28 (土) ~ 2019/12/30 (月)公演終了
満足度★★★★
ひとり芝居だということを忘れるほど多彩な表現と優しくてせつない世界観をチェロの響きが彩って、吸い込まれるような約2時間。
観ることができて本当によかった。

貧乏が顔に出る。
MCR
OFF OFFシアター(東京都)
2019/12/26 (木) ~ 2019/12/30 (月)公演終了

キュート・イズ・ビューティフル
ピンクの汗
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2019/12/28 (土) ~ 2019/12/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/12/29 (日) 11:00
崩壊した家庭が行きついた先に見出した活路。
それぞれの思いが交錯する再生の物語。

NIKORA-ニコラー
萬腹企画
テアトルBONBON(東京都)
2019/12/25 (水) ~ 2019/12/29 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/28 (土) 13:00
倉田瑠夏さん出演。
基本的にコメディですが、きちんとした軸になるストーリーがあって、泣かせる話でもありました。
コメディとその他のバランスがちょうど良く、飽きさせることなく観客を引き込んだと思います。ともすれば分かりにくく混乱してしまうストーリー・設定ですが、そこを上手に、説明っぽくならずに理解させてくれました。
倉田さんは主演。チラシでは「サンタを目指す少女」と。開演してしばらくすると演者紹介を兼ねたオープニング映像が流れますが、倉田さんのPVかというくらいの扱いでした。普通の舞台では、演者紹介ではもっと平たくなるもので。

ストレンジシード静岡2019
ストレンジシード
駿府城公園 静岡市役所・葵区役所など静岡市内(静岡県)
2019/05/03 (金) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★
色々な劇団が野外ライブを行なっているが、今回目をひいたのが突劇金魚さんである。
青空に芝生の上で行う独特の雰囲気のライブ。印象に残った。
着ぐるみを着ていた女優の素顔と着ぐるみのギャップが凄い。

愛鯛
鯛プロジェクト
OFF OFFシアター(東京都)
2019/06/13 (木) ~ 2019/06/18 (火)公演終了

セミの空の空
コトリ会議
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/12/11 (水) ~ 2019/12/16 (月)公演終了
満足度★★★★
囁き声の多い台詞回しが、コトリ会議の緊張感ある舞台を作っているのかと思いました。
リピートで観て、深く内容を理解するのが良いと思います。

宮川サキのキャラクター大図鑑2019~東京編②~
宮川サキ
下北沢 Reading Cafe ピカイチ(東京都)
2019/10/19 (土) ~ 2019/10/21 (月)公演終了

たまには卒アル読み返せ。 ついでに見つけたコーラ味の消しゴムが仄かにまださ、臭いじゃん。そんな感じ!
劇想からまわりえっちゃん
シアター風姿花伝(東京都)
2019/12/18 (水) ~ 2019/12/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
この劇団独特の雰囲気が好きで、今回もド派手な動きとオリジナルソングがハマりました。
舞台上に題字が飾ってあり、それが味のある舞台美術になっていた気がします。

一寸先の影法師
劇団ZTON
人間座スタジオ(京都府)
2019/07/12 (金) ~ 2019/07/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
色々とあって復活第一弾の舞台を観ました。
演出が変わって、最速の殺陣だけでなくフューマンストーリーも入ってきて、このZTONだったらもっと面白くなると思いました。

マダム・ボルジア
SPAC・静岡県舞台芸術センター
駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場(静岡県)
2019/05/02 (木) ~ 2019/05/05 (日)公演終了

宮川サキのキャラクター大図鑑2019~大阪編~
宮川サキ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/10/28 (月) ~ 2019/10/30 (水)公演終了
満足度★★★★★
去年、初めて大阪公演に行ってこの公演は東京や福岡などのカフェ公演と違うと思って再度大阪公演に行く。
お客様の違いによるその時受け取る観了感が違うのが面白い。
今年の新ネタは、スピンオフでできていて、新たなキャラクター付ができて良かったと思います。
普段、カフェ公演で観劇されている皆さまも一回大阪公演に足を運んでみてくださいませ。

ものすごい覚せい剤
宇宙論☆講座
JOY JOY THEATRE(東京都)
2019/12/28 (土) ~ 2020/01/01 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/12/29 (日) 18:00
ステージ構成は相変わらずアメーバ状態だが、それに比べて音楽は妙に整っている。危ないタイトルの割には母の愛情について語ってたり、95%は意味不明ながら、時々、世の真理を鋭くついてる箇所があったりするので侮れない。なんだか憎めない。グランドピアノのある会場、よく見つけたなあ。

青い鳥
世田谷シルク
シアタートラム(東京都)
2019/12/25 (水) ~ 2019/12/28 (土)公演終了
満足度★★★★
先日のアゴラに続き、三茶はシアタートラムにて世田谷シルクの「青い鳥」を鑑賞(シアターXの円公演は断念)。主宰・堀川女史は無隣館での修行?を経て、「赤い鳥の居る風景」(座高円寺、2014年)以来の大型舞台で演出的存在感を示していた。原作(戯曲)の持つ幻想的で物憂げな雰囲気をよく再現し、貧しい家の子供・チルチルとミチルが訪れる先の世界もカットせず2時間10分たっぷり。総勢30名程が様々な衣裳で出入りし、固定役を担う数人以外は一人が4~6役を担う。
堀川女史らしい趣向は随所にある。目立った所では対面しあう客の視界を遮るように中央に引かれたレースの幕。照明の具合で透けて見えるが、カーテンを移動・開閉しながらチルチル・ミチルの居る世界と裏側の世界の関係を示したり、病室のカーテンにしたりと場面によって便利に使い分け、時に吊ったバトンごと上に飛ぶ。
今回の大きな翻案はチルチルを病室の老人、ミチルを介助者(病院スタッフでなく身内か、より親身に病人を気遣う人)に変えた事だ。
老人役を青組の藤川氏が演じ(客演は知っていたがチルチルとは予期せず)、大半は旅に同行するメンバーの反目やら、訪問先の世界の描写になるが、やがて旅から戻った(気づいたら寝ていた)現実の場面で、この翻案の着眼が生きる。原作では貧しい小さな兄妹が様々な世界で人物と出会い、現実の世界を支えているもの、即ち自分たちとの関係(約めれば孤独ではない事)を体感し、ついでに隣家の女性が解決されるというおまけ付きの大団円なのだが、今作はもう十分に生き死を待つのみの老人に「今この時」を生きる喜びを全身で語らせる。そして原作どおり、隣の娘との対面へ接続される。この一連の「現実」場面は伏線を回収しながら作者の思いを台詞に無理なく、がっつり書き込んだ戯曲の教科書的な躍動する場面だが、「症状のバロメータ」としか老人の言葉を解しない殺伐とした病院の「現実」にその場面を作った。藤川氏に当てたかと思える嵌まり方で、年輪を重ねた人間の口から零れ出た言葉が堀川氏の翻案意図を結晶させていた。

MaNNequiN-マネキン-
もんぴぐ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
東京公演も観られず、出演者の方から「観て欲しい」と言われたmannequin、都合が付けられずにあっという間に完売、観ることが叶わないかと思ったが当日券販売ありとなってやっと観られました。
観て、直ぐにチケット完売かがわかりました。
ダンスに歌唱、そして芝居と熱くなれる内容で、盛り上がりたいと思いました。

墓場のオサムと機嫌のいい幽霊
突劇金魚
AI・HALL(兵庫県)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
サリngさんの世界観と山田さんの声を含めた演技が独特の舞台を作ったと思いました。
客演の方々の役のハマり方も良かったです。

gift魂
MousePiece-ree
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2019/09/26 (木) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★
コテコテの関西喜劇で、間が「8時だよ全員集合!」のような雰囲気が出ていて、懐かしいと共にここまで笑いで魅せるユニットはないと思った。
お笑い好きにおススメしたい。

高校演劇サミット2019
高校演劇サミット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/12/27 (金) ~ 2019/12/29 (日)公演終了
満足度★★★★
■各校60-70分■
教師ウケだけを狙ったような、「優等生的」作品が一つもないのが好印象。難度の高いかの『あゆみ』を三人だけで豊かに演じた一校め、徳島市立がマイベスト。