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戯式 vol.9

戯式 vol.9

津あけぼの座

津あけぼの座(三重県)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/02/02 (土)

噂に聞いてた唯一無二の… 芝居? ご本人ですら何のジャンルと語って良いか戸惑われる様なパフォーマンス。
3短編構成の公演ですが、1本目は…やはりこれがライブで成立していることに驚きを隠せない…すごく緻密に仕組んであるのでしょうが、あまりの巧みさにすっと呑み込めてしまうのが返って怖い(笑) ネタも良いセレクトでした。
2本目がまた想像を超えていて…自分がどこにいるのか…何を見たのか…なぜこれが繋がるのか…分からなくなってくる不思議な感覚でした。
3本目は全く別趣向の超短編ですが、これメルヘン感覚あって好きだなぁ。何かEテレで流しても良さそう。…でもライブでなきゃこの味はでない。
やっぱ体験あるのみです。

『MANGAMAN』×『RICHARD-SAN』

『MANGAMAN』×『RICHARD-SAN』

オレンヂスタ

損保ジャパン人形劇場ひまわりホール(愛知県)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/02/02 (土)

再演のMANGAMANは洗練さを増した、ラストの演出が美しくてドキドキする。
新作のRICHARD-SANは、またもや新ジャンル創出の感あり。何と言えば良いのか… メタル・ミュージカル?

DRYuuuu!!! 大阪公演

DRYuuuu!!! 大阪公演

激団リジョロ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2019/01/18 (金) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/01/19 (土)

荒々しさの中に…不思議な詩情感を醸すシーンが入ってくるのが面白い。どの立場に立っていても…絶望の淵で足掻く姿が強烈。あと 舞台美術が凄かった。
なお意外にに人物関係が複雑なのに、見た感じがどうしても似たり寄ったりの衣装で識別し辛かったり、世界観は分かっても土竜の構成が分かり難いので、開演前にパンフを読んでおいて良かった。

『台風とうとう吹いた』

『台風とうとう吹いた』

演劇計画プラネットナンバー

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2019/01/18 (金) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/01/19 (土)

主人公アイコを… 小学生、中学生、高校生、大学生、社会人…と実に5人もの役者が演じ分けるという構成が面白い。しかも、ほぼ同じ年代の役者が演じているわけで… そこにある意味とは何か…とも思ったが、終盤にその半生を振り返り糾合するかのようなシーンがあって、まるで走馬灯の様に舞台を流れていく記憶と人生の積み重ねの表現に… ああ、これは舞台では1人ではできんな…と納得しました。

おべんとう

おべんとう

劇団ビーチロック

ナビロフト(愛知県)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/01/13 (日)

沖縄コミュニティが舞台ではあるものの、むしろ普遍な… 自己と他者と死者との距離感と結び付きを描いていた感触がありました。壁というキーワードの使われ方が巧妙。遠くて近い父と息子の描かれ方… 特に母への語りの場面が好きで、ラストのラップへの落とし込みは見事でした。まるで芝居全体が彼のPVであったかの様な収まりでした(笑)
あと、結果的にシンイチの最初の導き手となった級友ユウの描かれ方が良かったですねぇ。さりげないのに存在感あったなぁ。終盤出番が減るけど、もっと彼?を観たかった。

メガネニカナウ5

メガネニカナウ5

メガネニカナウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/12/10 (火) ~ 2019/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

メガネニカナウ5 の2ステ目を観劇
昨日から12/26(月)まで1stさんで12ステが上演される舞台
全ステージにアフターイベントが用意されてるんですが今回はAチームトーク
初日も来たかったんですが個人的にはここから今年の #メガネニカナウ さん始め
いよいよこの季節が来たかって風物詩
Aチームは コレスポンド
脚本は バンタムクラスステージ さんの 細川博司 さん
演出はbaghdad caféさんの 泉寛介 さん
この作品ほんと吹替版の洋画を観てる様な感覚になる作品
そして流れるストーリーは暗殺者トニー・コレスの色んな葛藤と複雑な心理を描いた感じの作品
妻子の事故死や新しく出会った魅力的な女性との複雑な人間関係
そして暗殺者としての闇社会との切れない関係
そんなものが複雑に絡み合った世界観が魅力的
酒場のシーンなんかはまさにアメリカって空気感がいっぱいで、映画に出てきそうな世界観にどっぷりと浸れる感じ
Bチームは バベルの扉
脚演は 彗星マジック さんの 勝山修平 さん
小劇場なんかの有名な役者を集めて新たなそして大きな試み
そんな実験的な大部隊に6人の役者が呼ばれる
それぞれがその世界では人気者、それゆえに個性も強く、そしてなんらか昔からの人間関係が色々あったり
そしてそれら脚演が噂の問題のある人物であることから、一気に物語は複雑な展開へと…
そんな作品は個人的にはかなりエンタメ
かなりわかりやすく、だからと言って単純なストーリーではなく心地よくワクワク展開を楽しめる様な作品
個人的にはかなり好みな感じのエンタメ要素もありつつ、会話の巧みさも楽しめる様な作品
ラストまで当然ハラハラする展開なんだが、終わった後には未来が楽しみになるかな
Cチームは『M.O.U.(Man Of Ultra)』
脚演は カヨコの大発明 さんの 二朗松田 さん
彼女の名前なアンニュ、これを声に出せば気がつく人にはピンとくる名前
ウルト◯セ◯ンの最終回が脳裏をよぎりながらこの物語は始まる
少し?違うのは怪獣ものではありえない、ヒーローが怪獣を倒さずに彼女を選ぶ、そしてこの物語の本当の始まり
かなり不思議な世界観の作品
家族や兄弟、そして夫婦そんな普通っぽい人間関係
しかし宇宙人や怪獣って非現実的な融合がこの作品の魅力なのかもしれない
怪獣の名前とかが、かなり魅力的なんですが年代的にはどこまでわかるんだろう?
そんな心配はいらないのかもしれないですが
そしてそれぞれの間には イズム さんの 山本香織さんの一人芝居
Aチームはかなり香織さんの魅力をそのまま堪能する感じ
Bチームはやはりそうきますか(笑
かなり好きですね
Cチームは二朗さんらしい作品の印象
総勢21人で作り上げられる今年も想像以上に素敵な作品揃いですね

メガネニカナウ5 の4ステ目をおかわり
いよいよ5ステが終わって、明日は怒涛の3ステ、残りは7ステとなった今年のメガネ
Aチームの コレスポンド
やはり柄谷さんの渋さと苦悩がいい雰囲気を作ってますね
仁さんの作る空気感がさらにそのいい感じ膨らませてる印象なんですよね
東千紗都 さんのセリフのないところの視線、表情なんかを観てると後半の行動に納得感いっぱい
タトゥーの見せ方も巧み過ぎますね
濱辺緩奈 さんの事務仕事のあたりの少しぎこちない作業の感じもこのキャラの良さを膨らませてる印象
声だけのとこもいいんですけどね
初見ではあまり認識してなかったんですが 町田名海子 さんのこなしてるセリフ量がハンパないんですよね
そしてその圧縮率が凄い
たぶん2日前よりさらに早くなってるんやないですか
このシーンはもしかしたら 山本香織 さんの一人芝居があるからこその演出なのかもしれません
Bチームの バベルの扉
随所にこの作品は関西小劇場をディスってる?って感じがあるんですが、逆に愛がいっぱいの作品ですかね
色んなしがらみから、いがみ合う5人
しかし根底には演じるのが好き、そして舞台への愛を感じるんですよね
展開もいいんですが、ラストがほんといい余韻を残す
植松ゆき さんの登場からの雰囲気はその後の存在につながってて、立ち振る舞いに納得感が増すんですよね
威厳のような、高貴な雰囲気がほんと似合います
中村るみ さんやはりいいですね
最初の表情からの謎の脚演への苦悩、演技の楽しさを堪能するかの様な展開への変化
そしてやはり凄いのが動きのキレ、早い上に綺麗なんですよね
いい表情、そしてセリフの間がほんといいんですよね
古場町茉美 さんのセリフ量、そして精確さが驚愕のレベルなのかもしれませんね
周りが猛者が多いのも事実なんですが、対等?それ以上の演技をされてる印象
Cチームの『M.O.U.(Man Of Ultra)』
やはりこの作品のイメージは間違いなくウル◯ラセ◯ンの少しマニアックな暗さと渋さを持った作品の印象
ウル◯ラマンではなくセ◯ンなんですよね
このイメージが脚演さんの 二朗松田 さんの考えとあってるのかはわからないですけどね
そう考えると 石畑達哉 さんの猫はカプセル怪獣?
亀山貴也 さんのジャンがやはりいい存在
20年後の登場シーンからは普通のサラリーマンっぽい感じがいっぱい、しかしそこからの展開で表情が微妙に変化していくのが凄いんです
松田悠 さんと さぶりな さんがそれを加速させる

メガネニカナウ5 の4ステ目のアフターイベントは5年を振り返ってみる会
今年が5年目になる メガネニカナウ を振り返ろうってイベントで楽しみにしてた感じ
5年連続の参加が
メガネニカナウ さんの 上杉逸平さん
STAR☆JACKSさんの 浜口望海さん
シアターシンクタンク万化 さんの 河口仁さん
濱辺緩奈さん
イズム さんの 山本香織さん
脚演で5年連続のトリの #カヨコの大発明 さんの 二朗松田さん
そんな6人がここまでの5年の色んな出来事、苦労や楽しさを教えてくれる時間
メガネニカナウ さんの最初はどちらかと言うとSarahさんと仁さんそして逸平さんが巻き込まれる感じで始まったんですね
そして香織さんも作品自体というよりはスタッフさんに近い存在やったんですね
2作目から徐々に逸平さんの挑戦にシフトしていく感じやったのかってのが新鮮やったかもです
そしてスペシャルゲストの登場
キンヘビ さんの 飯嶋松之助さんと
戸田麻依子さん
先日ご結婚されたお二人を出会わせたのがメガネ1
メガネ2で再び、3は麻依子さんのみ、4は松之助さんのみとお二人共3回ご出演の後にご結婚
メガネ婚と言う新たな言葉が♬

メガネニカナウ5 の8ステ目をおかわり2回目
アフタートークは今回の公演の中で1番の人気になった踊りたがりの会
去年のアフターイベントのクオリティの高さが今年のチケット即完を呼んだのは間違いない印象
さぶりな さんを中心に今年もダンスが魅力的なメンバーも多く期待が膨らむばかり
踊りたがりの回はまずは逸平さんを中心に
そしてこの曲はテンション上がりますねドッ、ドッ、ドッド、ドードドド『お兄さん…』DUTR 入れますか…っていうより、入れますよね
少し?かなり前に感じられますが半年弱前なんですかね
この曲はやはりいい空気感を作るんですよね
そこからは謎に日本舞踊とバトンのコラボ
日本舞踊は Aripe さんの 永津真奈 さんと イズム さんの 山本香織 さんのコンビ
バトンは 中村るみ さんと 秋月美穂 さん
そして観てて気がつくのはこの2つのパフォーマンスのあまり考えてなかった接点が…
それは道具の扱い
そこからさらに出演者さん全員による素敵なパフォーマンスが繰り広げられていく
一夜限り、そのな一瞬の為にハードなスケジュールの中で研ぎ澄まされた演技が披露されていく
たぶん普通ならしんどさもいっぱいなのかもしれないが、顔には笑顔がいっぱい
やはりご出演者さん達が心から楽しんでる結果がそこにあるって感じですかね
今年も思っていた以上のパフォーマンスが披露された感じ
この全編が観られるのは開演中の先行DVD予約でプレゼントされる特典映像のみ?
手に入れるチャンスはいよいよ残り4ステになった劇場での予約ですね

メガネニカナウ5 の10ステ目をおかわり3回目
今日のアフターイベントは千秋楽前夜祭
残すところ2ステ、個人的には今年のメガネのラストステージ
細かい感想はまた明日にでも
ほんと今年もめいっぱい楽しませていただきました
魅力的なキャスト陣
ほんと素敵な舞台に感謝の今日でした

盲年

盲年

幻灯劇場

人間座スタジオ(京都府)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/01/12 (土)

絡み合う…程よい混乱が心地良いミステリー感。身体と映像と…そして巧みに影を操り、重ね合わせる複合表現は まさしくアート。どこを見ていれば良いのか分からなくなる幅広い演出で、観る席/視点で感じ取れるものが変わりそう。複数回観て味わいたい作品です。観ていて だんだん印象が変わっていったりする変幻自在さ、自由奔放さも良いです。

『美少年』

『美少年』

柿喰う客

三重県文化会館(三重県)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/10 (木)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/01/09 (水)

柿喰う客って こういうテイストでも作るのか…という驚き。マシンガンの様に放たれる言葉の雨霰、それは笑いにも幻想にもアートにもエロにもメタにも姿を変え、観客の意表を突く。1時間は短いかなと思ってたけど、この密度なら納得、演るのも観るのもハード。

平成 はたちの はれのうた

平成 はたちの はれのうた

はたちたちあがる

みんなの森ぎふメディアコスモス みんなのホール(岐阜県)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/05 (土)公演終了

満足度★★

鑑賞日2019/01/05 (土)

総じてキャラクターメイキングに優れた印象の芝居でした。同年代が集まった座組であるので、もしかしたらある程度はアテ書きなのかもしれない… それ故に「役」が非常に生きている?
個々にキャラが立っていて、話の都合で祭という一つの目的に集約されていっても、何か群像感に溢れる感じもありました。

スーパーソニックジェット赤子

スーパーソニックジェット赤子

片岡自動車工業

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2019/12/10 (火) ~ 2019/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★

片岡自動車工業 さんのシアター・ドラマシティ公演 スーパーソニックジェット赤子 を観劇
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ で1ステのみが上演された舞台
脚演、ご出演は 片岡百萬両 さん
14人の役者と6人のダンサーが紡ぐ一夜限りの世界
物語はコンビニ店員の赤井赤子が捨て犬を拾ってくる事によって始まる
その犬は名前もなく?何故か人の言葉を話す、そして自分で名をつけるポチ→スパークと
しかしその犬を飼える状況になく捨てに行くんだが、その前にスパークが見たい風景を見に行く事に
そこからとんでもない冒険が始まる…
やはり片岡さんの本公演はOPが個人的には大好き
リズムとテンポと役者さんと配役を紹介が見事に融合されてる
今回もそれが良くてラストにもう一度見たかった感じ
やはり今回の舞台は広い、そして高さもつかってさらに大きくって感じ
この広さは想像以上
しかしそれを見事に使い切ってた印象
照明、音響、映像を巧みに使った感じも流石
セットもなかなかに上手い作り
ドタバタあり、笑いも当然のごとくあり、やはり見事にラストは込み上げて何かを残す感じもしっかりある素敵な物語
ラストに向かってのテンポ、やはりリズムを作るのがほんと上手い
そしてこの座組だからこそできる作品

VITAL MAX!!

VITAL MAX!!

激富/GEKITONG

HEP HALL(大阪府)

2019/12/04 (水) ~ 2019/12/09 (月)公演終了

満足度★★★

激富 さんの『VITAL MAX~ZEROの始まり~』の大阪公演の9ステ目を観劇
明日の12/9(月)の15:00が千穐楽になる舞台のラスト前
2020/4/15〜19は東京中野のザ・ポケットさんで上演予定の舞台
脚演そしてこの回の日替わりゲストは フランキー仲村 さん
この舞台まずは前説でお客さんを温める
結構濃厚に前説をして舞台に繋げていくのはいい感じ
今日は少し当日券が多くてバタバタされてたのは少しあるかもですが
物語は世界に影響のある大企業を中心にし、国家、そして軍事関連が莫大なお金を生む、そんな技術はやはり医療にもって感じが複雑に絡み合ったようなお話し
そんな物語の中心には吉沢太一って元刑事、今は便利屋が巻き込まれていく
巻き込まれる原因は謎の少年からの少し変わった依頼
そこから物語はさらに広がりを見せていく感じ
ダンスシーンをふんだんに格闘、銃撃戦のエンタメ要素をふんだんに観させてくれる素敵な舞台
場転の感じもいいですね
物語はアクションを多くは取り入れかなり華やかには見せているものの、基本となるストーリーもかなり巧み
そして愛なんかもキッチリ入れられていて、それらもかなり大切なパーツになって構成されている
そして随所に素敵に考えてたことを裏切られるのもいいですね
見逃すのもったいない舞台

「ばいばい、またね」

「ばいばい、またね」

劇団空組

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/12/06 (金) ~ 2019/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

劇団空組15周年 記念第18回公演『ばいばい、またね』の3ステ目を観劇
大阪市立芸術創造館 さんで5ステ+イベントステージで構成された舞台
脚演、ご出演は 空山知永 さん
魅力的なキャスト陣20人で紡がれる物語
空組さんだからこそ揃う感じの座組
空組 さんやその関係者さんの舞台は結構観させていただいてるんですが、本公演は初めて
OP、EDもなんですがやはりダンスのクオリティの高さ
間にも質の高いダンスが入ってて、華やかさも凄い世界に浸れる感じ
ストーリーもやはり泣かせる感じなんですが
今回はそこまでは泣かせる方向ではないもののグッとくるストーリー
そしてそんな感情さえもダンスを融合させていくのは流石の演出と役者のポテンシャル
やはり知永さんらしい作品
歌もいいしいつのまにか引き込まれている世界観は見事
そしてアドリブ多いのもいい

そしてそのまま 劇団空組15周年 記念第18回公演『ばいばい、またね』の4ステ目を観劇
このステージは本編のご出演者さんが出演するイベント回
いくつかの出し物を本編とは関係なく披露される感じのある意味で打ち上げ?はたまたお祭りって感じ
歌ありダンスありその融合も
途中にご出演者さんが他の出演者さんへの質問を絶対に答えるなんてトークショーもあったり盛り上がった
珍しく 空山知永 さんが歌詞が飛ぶってハプニングがあって撮影可能になるなんてのもあったりのお祭り状態
ミュージカルもあったりと準備が大変そうなステージ
このステージのラストには本編で演じられてる歌とダンスのシーンも再現されて盛り沢山なイベントになってました
ウエディングドレスにアイドル、かなりセクシーなダンスと振り幅も大きくあっという間に時間が過ぎてた感じ
残すは千穐楽の2ステを残すのみですね

いけない先生

いけない先生

ろりえ

駅前劇場(東京都)

2019/12/26 (木) ~ 2019/12/30 (月)公演終了

満足度★★★

岩井七世さん、観られて良かった

クラッシャー女中

クラッシャー女中

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2019/03/22 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★

中村倫也は、必要だったか、分からんでした

へちむくかぞく

へちむくかぞく

ばぶれるりぐる

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

ばぶれるりぐる さんの第三回公演 へちむくかぞく の3ステ目を観劇
この週末にin→dependent theatre 1stさんで5ステが上演される舞台の丁度折り返しのステージ
港町のスナック?元スナック、そのママである母の突然の死
前兆はあったものの残された父と息子、娘の3人を中心にした物語
家族3人と息子の友達、母の趣味の友達と名乗る女
そんな人間関係で織り成されていく、会話は幡多弁なんです
最初わからなくて引っかかる、しかしいつのまにかそんな違和感が消えてるんですよね
それはストーリーと演出の巧みさなのかもしれませんね
父親は少し変わった考え方、そんな考え方には馴染めない息子、母思いの頭の回転のいい娘
そんな家族はどうしてもぶつかり合う
しかし家族だからこそ言い過ぎてしまい、それを素直に謝れない
しかしそんな関係もラストには…って105分はあっと言う間に過ぎ去る感じ

ばぶれるりぐる さんの第三回公演 へちむくかぞく の大千穐楽をおかわり
この週末に5ステが上演された舞台も最後なんですよね
やはり舞台は生もの、そして2回目だからこそ観られるものもあったり
それは人によっては観なくてもいい部分なのかもしれない、メインをさらに良く観せる部分かもですが
方言は全てが理解できてるわけではないんですよね
しかしストーリーから遅れたりどうなってるの?ってならないんですよね
それは脳がフル回転されてるんですよね
その心地よい疲労が、またこの作品を素敵に観せてくれるのかもしれませんね
この座組だからこその空気
親子、兄妹、夫婦のどこにでもありそうな感じ、しかしそこにはこの舞台だからこそ観られる素敵な空気が流れるんですよね
友達や素敵な仲間だからこそって世界も広がる
息子とその友達、母の友達のシーンいいんですよね
ラストもほんと魅力的
ほんと素敵な作品でした

雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた

雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた

流山児★事務所

座・高円寺1(東京都)

2019/02/01 (金) ~ 2019/02/10 (日)公演終了

満足度★★★

松本紀保さん筆頭に圧巻のパワー
最前列で浴びました

無名稿  ろまん燈籠

無名稿 ろまん燈籠

無名劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

無名劇団 さんの第32回公演 無名稿 ろまん燈籠 の2ステ目を観劇
この週末に 應典院 さんで6ステが上演される舞台
太宰治の作品を原案?にって感じなんだろうか?
兄妹が五人、ロマンス好きってのは同じなのかもしれない
しかしそこには無名劇団さんらしい世界観が広がる印象
20人で紡ぐ物語
嵐の夜に訪れる男、それを迎える5人姉妹の物語
姉妹はロマンス好きで、5人で1つの物語を紡ぎ出していく
1人が書いてその続きを渡していく感じに語られていく世界
繋ぎ語られて行くのは少女?女?の物語
それは幼い頃からから大人になるまで?さらにその先までって感じ
5人は暇があればこの様に姉妹で物語を繋いでいってたんだが、この日は何か少し様子が違う感じ
そんな部分と紡がれる物語に引き込まれていく素敵な舞台
ラストの展開いいですね

無名劇団 さんの第32回公演 無名稿 ろまん燈籠 の5ステ目をおかわり
いよいよこの素敵な舞台も15:00からの大千穐楽を残すのみ
19人で作る今回の魅力的な世界も終わってしまうんですね
5人の姉妹、ほんとに個性的なキャラ、そんな彼女達が作り出していく世界は魅力的なんですよね
その中で紡がれる物語
それは少女時代の楽しげな時間もいいんだけど、そこからの苦難の時間も儚く美しい感じ
そして大人になってのひと時の落ち着いた時間、しかしさらなる苦難
そしてその先にはって展開も引き込まれていきますね
ラストステージまで後わずか、滑り込みありかもです

lost memory(大阪)

lost memory(大阪)

劇団1mg

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

1周年記念公演〜第1弾〜 劇団1mg さんの第4回公演『lost memory』大阪公演の空チームの初日を観劇
OVAL THEATERさんで24ステの雪と空チームのダブルキャストによるロングラン公演
12/18〜は東京のシアターグリーンさんで9ステの舞台
19人で紡ぎ出される物語
『モノノケ × ファンタジー』と銘打たれた今回の舞台
3人?匹?の妖怪と不思議な世界を体験することになる女の物語
それはあまりにリアルな夢?過去?
色んなところに仕掛けられた小さなパーツは一回観るだけでは拾いきれないのかもしれない
寂しい鬼、その本当の目的は…って最後に思わせてくれる感じの素敵な作品
エンタメ、殺陣もふんだんに入り、この大人数がそこまで大きくないオーバルのステージを駆け回るパワフルな舞台

愛執罪。

愛執罪。

三栄町LIVE

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

三栄町LIVE × 演劇ユニット 愚者愚者 さんの第二回公演 愛執罪。大阪公演の千穐楽を観劇
東京はダブルチームで16ステの後の大阪の6ステの合計22ステの最後
カテコでは役者さん全員のご紹介があったんですが、珍しかったのかな?
満員のお客さんやったんですが、遠征ってお客さん多かったかなって印象
10人の役者で紡ぐかなり、現実的な社会の問題を考えさせられる様な110分の作品
ベースは同棲中のカップルの物語
とても一般的な2人が巻き込まれていくのはドラックの深い沼
友達だったり、女のバイト先だったりが深く関わったり影響しながら物語は進む
色んなしがらみだったり、鬱積してるものだったりに押しつぶされそうになる日常
そんなものから逃げ出す手段
普通の生活からの転落って感じの描き方は、現実でもあり得る感じの怖さが表現されてて、そして壊れていく主人公、周りの反応がリアルな感じ
彼女の犯罪に関する考え方の微妙な変化や、ドラッグによる家庭の崩壊や学校でのいじめ問題まで描かれた作品
かなり重いんだが見応えあり

墓場のオサムと機嫌のいい幽霊

墓場のオサムと機嫌のいい幽霊

突劇金魚

AI・HALL(兵庫県)

2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

突劇金魚 さんの第21回公演 墓場のオサムと機嫌のいい幽霊 の 墓組 の初日を観劇
伊丹の AI・HALL さんで全8ステ、骨組と墓組がそれぞれ4ステずつを行うダブルキャスト
片方観ただけでかなり雰囲気変わりそうと予想
脚演は サリngROCK さん
突金さんとしては5年ぶりの新作本公演になるんですよね
初めからかなり独特な演出ですね
場所は墓場にある荒れた小屋
そこに住んでいる男の物語
男の名前はオサム、仮面をつけて生活してるんだが、それには理由が…って感じから始まる
登場人物それぞれが色んなものを背負って存在する
それは幽霊でさえ大きなものを…
少しあれは?ってのも残しながらスッと入るストーリー
そしてなかなかに重くてずっしりくる感じの作品
ランタイムは105分?テンポがかなり良くてそんな時間経過を感じさせない
逆に引き込まれて終わってしまったんだって感覚にされたかもしれない
それはストーリーがスッキリしないのではなく終わったのを確実に実感する感じ
やはり上手い
個人的には葬列のシーンの動きがたまらなく好き
なんとも言えない動きなんですよね
ご登場は8人?7人?
1ステだけ混合とかでって夢のようなことを考えてしまうキャスティング
人によってこの役はこの人でって見終わった後に思わせて夢が膨らむような感じ
お話は重いんですけどね

突劇金魚 さんの第21回公演 墓場のオサムと機嫌のいい幽霊 の 骨組 の千穐楽を観劇
2日間で6ステを終えてのいよいよラストの舞台
前売も完売で迎えた骨組の最後
同じストーリーの墓組を観ているのに受ける印象がやはり違いますね
それぞれのキャストさんが作り出す空気感でこれほとに変わるのか
初日よりパワーアップしてた印象なのが 山田まさゆき さん
唯一ここまでの7ステにご出演、しかしその演技には疲れを微塵も感じさせない、それ以上に凄みを感じるのは流石の一言
少女を演じるのは EVKK さんで 舞夢プロ さんの 澤井里依 さん
この役はかなりハンデを背負った女性
本人がほんとにそうなんではないかと思えてくるぐらいの演技
見惚れるしかない空気感でした
妹は 阪田愛子 さん
久しぶりにこの女優さんの演技を観ましたがほんといい女優さんですね
笑顔の可愛い感じと、悪い感じの表情のギャップがたまらなかった印象
やはりいい女優さんですね
ご出演も少ない上に上演中は一切お顔が観えないのが こやまももか さん
立ち振る舞いとセリフで勝負なんですが、やはりいいんですよね
サファリ・P さんの 佐々木ヤス子 さんのアコも最高
包丁のシーンの表情めっちゃ良かった
棺桶後ろの奥側?ここでもいい表情見逃しませんでした
MelonAllStars さんの 殿村ゆたか さんと ステージタイガー さんの 白井宏幸 さんの幽霊コンビのコンビネーションも良かった感じ
大阪バンガー帝国 さんの 大塚宣幸 さんの巡査は独特な雰囲気やった印象
ついに 骨組 さんは終わってしまいましたね
今頃 墓組 さんのラストですね

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