満足度★★★
ばぶれるりぐる さんの第三回公演 へちむくかぞく の3ステ目を観劇
この週末にin→dependent theatre 1stさんで5ステが上演される舞台の丁度折り返しのステージ
港町のスナック?元スナック、そのママである母の突然の死
前兆はあったものの残された父と息子、娘の3人を中心にした物語
家族3人と息子の友達、母の趣味の友達と名乗る女
そんな人間関係で織り成されていく、会話は幡多弁なんです
最初わからなくて引っかかる、しかしいつのまにかそんな違和感が消えてるんですよね
それはストーリーと演出の巧みさなのかもしれませんね
父親は少し変わった考え方、そんな考え方には馴染めない息子、母思いの頭の回転のいい娘
そんな家族はどうしてもぶつかり合う
しかし家族だからこそ言い過ぎてしまい、それを素直に謝れない
しかしそんな関係もラストには…って105分はあっと言う間に過ぎ去る感じ
ばぶれるりぐる さんの第三回公演 へちむくかぞく の大千穐楽をおかわり
この週末に5ステが上演された舞台も最後なんですよね
やはり舞台は生もの、そして2回目だからこそ観られるものもあったり
それは人によっては観なくてもいい部分なのかもしれない、メインをさらに良く観せる部分かもですが
方言は全てが理解できてるわけではないんですよね
しかしストーリーから遅れたりどうなってるの?ってならないんですよね
それは脳がフル回転されてるんですよね
その心地よい疲労が、またこの作品を素敵に観せてくれるのかもしれませんね
この座組だからこその空気
親子、兄妹、夫婦のどこにでもありそうな感じ、しかしそこにはこの舞台だからこそ観られる素敵な空気が流れるんですよね
友達や素敵な仲間だからこそって世界も広がる
息子とその友達、母の友達のシーンいいんですよね
ラストもほんと魅力的
ほんと素敵な作品でした