
狭間の轍 【東京公演】
ゴツプロ!
本多劇場(東京都)
2020/01/24 (金) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

サルーン
フジテレビジョン
東急シアターオーブ(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
サーカスとミュージカルが一体化したステージです。
シルク・ドゥ・ソレイユ程の派手さはありませんが、アクロバットはかなりハラハラする場面が多く、かなり楽しめました。
親子連れがかなり多かったですね

誕生の日
ONEOR8
d-倉庫(東京都)
2020/01/18 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
心が揺さぶられた。
ふとした一言にグッときてウルッときたり、無表情に見える顔の奥にある感情を想像したり、自分の幸せを考えたり。
僕も顔馴染みになるようなお店を持ってみたいなぁ。
とってもイイお芝居をみせてもらいました。

それは秘密です。
劇団チャリT企画
座・高円寺1(東京都)
2020/01/23 (木) ~ 2020/01/30 (木)公演終了
桜を見る会、森友学園、長期政権の歪を考えさせられる 政治家が駄目 そんなことを言うならもっと政治に興味を持とう 選挙に行こう 自分一人が行かなくてかも… そんな考え駄目 日本人はストライキとかもやらないし もっと声を上げよう! 立てよ国民!
などと、ごちゃごちゃ考えながら帰路につく作品でした

『国府台ダブルス』
filamentz
新宿村LIVE(東京都)
2020/01/22 (水) ~ 2020/01/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/01/24 (金) 14:00
座席G列15番
【卒業式、実行】
初演版にブースターを搭載したと言うか終盤でアフターバーナーに点火すると言うかパワーアップしているし、大岡裁き(三方一両損)な落とし所が巧い。
また、どさまわりの遺伝子を継いだキャラが3人くらいいるし、3148の如く2時間ほどの間に大きく成長するキャラはいるし、ナイゲンを知っているとより楽しい。(ナイゲン(全国版)の翌年の3148と浅草ナイゲンの前年のどさまわりの物語説(笑))
さらに、初演版よりも自主自立や自由というものが色濃くなったような。小さな自主自立と大きな自主自立との対比(?)とか。
あと、この会場ならではの演出は臨場感があった(生徒総会の方の予測はしていたが、こちらでもあるとは♪)し、後方のB席は見易くて結果的にアタリ。

いざ、生徒総会
filamentz
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/06/11 (火) ~ 2019/06/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
コメディ要素がストライクゾーンで笑った。
大人と子供の狭間で、正論を取るか正義を取るか、個を取るか全をとるかみたいな、テストとは違って正解のない問題に直面してどう向き合うか、それぞれの立場に共感させられる出来事を、最後に凝縮させた5話まで見きったとき、いいものを見たなと満足感に溢れました。
モノローグの差し込み方がとても漫画的というか、コメディ的でスピード感があって邪魔にならないテンポでした。
役名が俳優の名前そのままというのは初めてで、役柄を好きになると俳優も好きになっちゃうという仕掛け(なのかはわからない)が面白い。

『国府台ダブルス』
filamentz
新宿村LIVE(東京都)
2020/01/22 (水) ~ 2020/01/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
卒業式、実行を観ました。もはやアガリスクに外れなし!
ミュージシャンと美術の先生、最高!
美術部員は初演に比べてちょっと弱いかな。
次公演、かげきはたちのいるところ、めちゃめちゃ楽しみ!

悪霊
CEDAR
シアター風姿花伝(東京都)
2020/01/23 (木) ~ 2020/01/29 (水)公演終了
満足度★★★★
風姿花伝にて中々本気勝負の芝居を観た。『胎内』『夜への長い旅路』など重厚な古典に挑戦しているユニット、とだけ。俳優陣そして演出も恐らくは若手であろう(三十路も若手の内ならば)、初めて観るユニットであったが作品世界に肉薄していた。
原作は読了していないが、何つってもワイダ監督の『悪霊』。二十代前半の心はガクガクと揺さぶられた。以来特別な思いがある作品だけに期待を募らせて劇場を訪れたが、休憩挟んで3時間20分興味津々、人物達を凝視し続けた。
映画の方は二十年以上観ていないのだが鮮烈な場面が断片的ながら記憶に刻まれ、観劇は結末までの道程をなぞる時間になった。ドストエフスキーの原作を、カミュがどの程度脚色したかは不明だが、映画版より原作に近いと推測された。映画はシャートフ目線で描かれ、舞台には登場しなかった妻(イザベル・ユペール)が恋に破れてシャートフの元へモスクワから戻る場面が序盤にある。この二人のプライベートな空間の描写が、結末を一層痛切なものにしていた、という事に今回気づいた。登場人物とエピソードがある程度そぎ落とされ、印象的な場面が断続的に連なる中から背景を類推させる作りであった(まあ映画的処理であるが、画面と人物が非常に印象深い)。
一方舞台のほうは冒頭から新劇の味わいで(外国戯曲ゆえか)、人物が面白く登場しては絡み合って行く。エピソードの繋がりがきちんと説明され、それでも登場させた人物全ては描き切れず、小説が描く物語の壮大な広がりを想像させた。
ロシアの地方都市の青年が「先進思想」にかぶれていく過程の中で、悪魔が暗躍する。権力や指導的地位への欲望・復讐心が、平和や人々の幸せの実現のための社会改革という目的を凌駕する。悲しい現実は、わが国の「左翼」が陥った一つの帰結である連合赤軍事件に殆ど直結するが、これは閉じた組織内の事でなく、私には今の現実そのものが策士ピョートルの罠に嵌った状態にみえる。「おかしい」と思いながらそれを言えず同調してしまう、策士が勝利した社会。

『どんとゆけ』
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2020/01/25 (土) ~ 2020/01/26 (日)公演終了

ミナカミ
ユーキース・エンタテインメント
STUDIOユーキース(東京都)
2020/01/27 (月) ~ 2020/02/03 (月)公演終了
満足度★
脚本が拙い。登場人物の心情の描き方がすごく雑だった。
特に大事な大事なクライマックスにかかってくる登場人物の心情の描き方がとっても雑でした。ここは一晩たってもモヤモヤする。何でそうゆう風になったの?って思う。
5人の友情を結びつけるものは何だったの?
「一緒に過ごしてて楽しかった。」?それだけじゃないよね。欲張って盛り込みすぎてるせいでごちゃごちゃしてる。
これは感動する話何だよ、感動してね。って押し付けてるように感じました。
観客の想像力を頼りにした脚本。
書き直したほうがいいです。
それと、演者側はとても劇団員っていう感じには見えませんでした。
今回の舞台は観客席とものすごく近いのにも関わらず、めちゃくちゃ声を張る。
特に主演の女性の声、キャンキャンキャンキャン耳障りが悪い声を張り上げるし、滑舌も悪い。セリフをしゃべるたびにイライラしました。
視線も、観客にどこを見てほしいのか考えさせるようではダメだと思う。
立ち方もふらふら、ふらふらしてて、全然演技といえるものではなかった。
登場人物のキャラクターが全然生きてなかった。
高校の演劇部のほうが遥かにいい。
キャストはゲストに盛り上げてもらうのを待っているといった印象を受けました。
演じたことにただ満足しているように感じました。
今後応援し続けたい役者だと思った方は残念ながら一人もいませんでした。
舞台を見たことがないのでしょうか?
舞台の価値とは何か、演者も脚本家も全く考えて作られていないのだろうなと思う内容でした。
講演時間1時間にこの金額は見合ってないと思う。。。

弱法師
ツレヅレ
collé cave(兵庫県)
2020/01/24 (金) ~ 2020/01/26 (日)公演終了
満足度★★★
うーん。現実とかなり異なる。太陽に吠えろの様に、裁判所でてんやもん(かつ丼)は出ない。三島時代はあったのかな・・・。三島文学は難しい。更に難解に思える内容でした。

まほろばの景 2020【三重公演中止】
烏丸ストロークロック
AI・HALL(兵庫県)
2020/01/25 (土) ~ 2020/01/27 (月)公演終了

虚ろの姫と害獣の森
合同会社シザーブリッツ
新宿村LIVE(東京都)
2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★
Bチームを観劇
たくさんの寓話の世界などのネタが盛り込まれていて、
それが窮屈にならない感覚で散りばめられていたのが見どころでした。
独特の世界観は決して明るいばかりの空間ではありませんでしたが、
コメディ要素もハートフルな場面もありで楽しめました。

ララバイ・オブ・70’S ~如何わしくて、泣きたくなるほど夢に溢れた時代~
ブロードウェイ・バウンズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/10/17 (木) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★
こればっかりはもう「世代じゃないから楽しめなかった」と言うしかない。
「アカ(社会主義・共産主義)」とか「安保」とか「学生運動(学園闘争?)」とか、
その時代を生で知っている人じゃないと伝わってこない大前提が私には無いので、
やっぱり理解出来るものでは無かったです。
キャバレーでの、社長のいわゆるそういう言動みたいのとか、
これからバブルに向けて景気が上がってきてのイケイケみたいな状態とか、
そういうのを回顧して「夢に溢れていたな」とその世代の人達が思うのは分かりますが、
なんていうか、架空の世界の話を観ているみたいな妙な感覚でした。
また歌の部分で「ララバイオブ70~s♪」みたいな歌があって、
そこでハモって高音で歌っている小柄な女の子(歌手の方?)がいたのですが、
主張が激し過ぎて、しかも全然心地の良い歌声じゃなくて落ち着きませんでした…
あと、私が行った日はカーテンコールで撮影OKの日だったのですが、
それもまたダラダラといつまでもメリハリ無く続いて…
本当に残念なのですが、トコトン私には合いませんでした…

Yellow Fever
劇団俳小
d-倉庫(東京都)
2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★
オールド・テイストと言うのか、重厚な感じ。
そもそも観客の対象年齢を高めに設定しているのか、
そこにブレは無かったのでそういう世界なんだと楽しめはしました。
「お酒と言えばバーボン」「タバコは葉巻」…みたいなね(イメージ)
ナルホド、刑事コロンボのオマージュだったりするのか、
作品とニュアンスは知っているものの、世代では無いので雰囲気だけでしたが、
その辺りも徹底はしていた印象でした。
こういう作品があっても良い、と思える作品でした。
大笑いが出来る訳じゃないけど、こういうのに特化して作れる団体があるのは、
決して悪い事じゃないと思いました。

天狗ON THE RADIO
ものづくり計画
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2019/05/02 (木) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
満足度★★★
奇を衒っておらず王道の脚本で、無理なく観られました。
このサイズ感の舞台を作るにはやはりこれくらいの塩梅になるんだなと、
良くも悪くも安心して観ていました。
地方のラジオ局が舞台でそこで起こるちょっとした奇跡の日。
心温まるハートフルな展開も悪くなかったですが、
もうちょっと劇的なオリジナリティのある何かがあっても良かった気がしました。
作品とは関係無いんですが、途中で登場するモロ師岡さんの役名が「しゅうほう」で、
私の名前と同じで、関係者面会で確認したら漢字も「秀峰」との事で…
なんかそれはたぶん客席で私が一番気になった部分だった気がします。
雑談を失礼しました。

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』
ロデオ★座★ヘヴン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
【アイラブユー】を観劇
台風で日程がズレて観られないかと心配だっただけに観られて良かった。
百花亜希さん無双。なんて言うか…廃れているのに物凄く美しい存在。
彼女が小さなラジオ番組でどんなに喚こうが世の中には全然影響が無さそうなのに、
彼女自身は世界を全部支配しているかの様に壮大で荘厳に振舞うのである。
それに途轍もなく惹き付けられて止まないのである。
小口ふみかさんとか藤原薫さんも抜群に良かった。
凄まじい空間と作品でした。ゾクゾクしましたし、観られて良かった。

第27班 本公演9つめ『蛍』
オフィス上の空
萬劇場(東京都)
2019/03/20 (水) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったし、役者さん達の熱演に心が震えた。
2人の将棋棋士が表面上は冷静に戦っているのに、
その2人の内面を描く(というか内面役に別にいらした2人)場面が、
その熱量と相まってガンガンきた。
私が元々将棋、そして勝負の世界が好きなのもあるかも知れませんが、
事前に思っていた以上に将棋が出てきて、展開にビックリ。
人間関係の複雑さに意外性があり、そこで作り出された人間性も個人的には納得した。
あと学生時代特有の、サークル部屋での独特のマッタリ感の描写が、
個人的には物凄く「こういうテンポの、ダラけた、でも心地の良い空間だったな」と
心当たりがある気がして、それも良かった。
無理に笑わせようとしないのに笑ってしまう描写、例えば負けた描写で
ビヨーンって伸びて気絶(?)する様な妙なテンポ感も好きでした。
「蛍」の描写自体も印象的でした。
またしっかりと観てみたい作品でした。

長耳と甲羅 ~SFR0x~
MANIAX
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2019/07/10 (水) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★
申し訳ないのですが、私の理解が追い付かない作品でした。
当日パンフレットや事前のツイートなどで、
事前情報を入れてみていたものの、役と用語が頭に入ってこない。
何やら神様とか人間とか、そういうものがゾロゾロと出てきていて、
瞬間瞬間では笑わせて貰えるのだが、結局良く分からない。
前説で「何も残りません。言ったから苦情は受け付けません」みたいな事を言って、
それはそれで不条理と言うか、アリだとは思うのですが、
それにしても逆に「何の時間と空間だったのだろう」という心地悪さが残ってしまった…
関わった役者さん達みんなが楽しそうだったので良かったのかも知れないけれど…

バック・トゥ・ザ・君の笑顔
劇団わ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2017/08/10 (木) ~ 2017/08/13 (日)公演終了
満足度★★★★
全力で青春!あの子の笑顔が見たいんだ!
という作品で、こっぱずかしいくらいに真っすぐ。
それが心地良い。
良いんじゃないかな、これくらいの作品があっても。
観ていて気持ちの良い作品でした。
作・演出の村上さんらしさが一杯で、
不器用だけど、マンガの様に若さと想いがアホみたいに溢れていました。