最新の観てきた!クチコミ一覧

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THE STORIES

THE STORIES

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

FM J-WAVE
RADIO SWITCH 3月7日(土) 23:00-24:00

浪曲師 玉川奈々福 「金魚夢幻」

ラジコのタイムフリーで聴取可能期限:2020年03月09日 21:10まで
ユーチューブにも同じ演者で同じ演目が聴けるが、断然こちらの方がおすすめ。

これ聴いたらやっぱり生はいいな・・て事で、予約とぼけようと思ってた、一公演30名限定で上演された朗読劇を観ました。やっぱり生は良かったです。草の根の文化活動だって言ってたけど、あんなに感謝されるとは思わなかった。二回目ですね、ありがとうございます。なんて、頭まで下げられちゃって。コロナ騒ぎで観劇控えようと思ってたが、行って良かったです。

物語だけなら本読めばいいが、やっぱり生はいい。観劇なり朗読劇の口伝に勝るものはないと思いました。

「杉山さん」ナレーションの私と、登場人物の私が別々の人の語りに違和感。
「ジイジ、お願い」ナレーションの私三人が語り継ぐ物語。形としてはこっちなんだが。「杉山さん」の演出意図が分かりませんでした。


ダンシング・アット・ルーナサ

ダンシング・アット・ルーナサ

劇団俳小

d-倉庫(東京都)

2020/03/01 (日) ~ 2020/03/09 (月)公演終了

満足度★★★★

「群盗」「殺し屋ジョー」と秀作の続いた俳小の翻訳劇の最新作。「沖縄世」に続き小笠原響演出舞台であったが..。
わが想像力の減退のせいか(はたまた疲労か)、人物の個体識別までは出来るが、語り手である青年と彼が育ったその家族の他の成員との関係(続柄)が判然とせず。。それでもこの物語の舞台の地方性(都鄙の差)や民族的事情による困難、家族としての苦悩などが苦くもノスタルジックに再現されている、という雰囲気は感じ取った。

桜花と風の追憶

桜花と風の追憶

空想嬉劇団イナヅマコネコ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

鑑賞日2020/03/08 (日) 19:00

座席H列11番

価格5,000円

風の組、初日を観劇。負傷というアクシデントにめげず熱演した相澤香純さん、物凄く滑舌の良い滝川華子さんが特に良かった

ネタバレBOX

初演とはどこかが違うはずなのだが、きちんとは把握できていない。ただ、初演よりはわかりやすくなっているように思う。その分、サブキャラたちの活躍が若干減ったように思う
ガラ版「顔」

ガラ版「顔」

ガラ劇

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

鑑賞日2020/03/08 (日) 18:00

価格3,800円

Aチーム観劇。顔を作り続ける女優たちと、対極にある包帯の女。いくらでもすげ替えが効くものとした顔なのに、女達が脱ぎ捨てた顔を拾い集める様を滑稽と思わせる残酷さよ

ネタバレBOX

今回はちょっと難しかった。不条理な部分をもう少し解決してからラストに持って行ったほうが良いと感じた。それにしても音楽の力は偉大
バロック

バロック

鵺的(ぬえてき)

ザ・スズナリ(東京都)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/07 (土) 19:30

座席G列5番

愛憎渦巻く旧家の一族(いかにも横溝ファンの高木さんらしい(笑))・朽ちかけた洋館・嵐の夜、な三題噺にある種のSFネタ(?)も織り込み、さらに所々ユーモアもまぶした怪異譚。
当日パンフレットの挨拶文にあるようにホラーではないが、怪奇モノのジェットコースター芝居と言えるのではないか?

定評のある重厚で写実感あふれる舞台美術に加えて今回は照明も印象的。
怪奇モノにふさわしく基調は薄暗く、明るいのは逆光(眩しいよ!(笑))という。
逆光と言えば過去の場面を顔の識別がしづらい逆光にしたのは映像での手法の応用か?

また、同様に旧家一族を描いた 「悪魔を汚せ」が「ジトっとしてドロドロ」な印象だったのに対して本作は「スタイリッシュ(ちょっと違うか?)」な気さえするのは舞台が片や日本家屋、片や洋館という違いによるものもあるのではないか?とも思ったりして。

ネタバレBOX

あるきっかけから同じ部屋にいた人々が何人かずつに分かれて別位相のその部屋に飛ばされてしまうのは四次元的に空間がねじれたSFやパラレルワールドものを想起。
共骨

共骨

オフィス上の空

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

子供のころ亡くなった母の姿が視えるようになった少女が変容してゆく父との葛藤を経て自分の道を見つける過程を描く休憩無し約2時間15分、ちょっと長い気はしましたが、照明を工夫しての場面転換の妙、「共骨」なる不思議なタイトルの意味が最初と最後で変化するのが巧く、"あれ"の内容が心を打ちます。

対岸の絢爛

対岸の絢爛

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

とても楽しめる大作!ホントにどうなるのでしょうか、IR問題。
(仕事上、生活安全課の警官と先日話せたのですが、パチンコってなくするわけにもいかないし...)

ご存知の方はわかると思いますが、ラスベガスのカジノってとんでもない大金が動いている印象があると思います。
ところが、総額・規模になると日本のパチンコのほうが2ケタは優に上だということなのですね。要するに、金持ちが気ままに使う×十億より、国際的にはまずまず経済水準の高い国民が蚕棚みたいな仕切りの中へ、生活のありったけを徹底的に投入するパチンコのほうが企業規模は圧倒的に大きい!ということになるでしょうか?
(しかも、そのダークな金が×朝鮮に送金され、ミサイルとなって帰ってくるという。アメリカはミサイル防衛システムなどを日本に売りつけたいので見て見ぬふりをしている...アメリカのスポークスマンは、こと×朝鮮問題になると『国益にならない』などと言います。要するに、×朝鮮はほおっておいたほうが国益になる、ということですね)
となると、パチンコに代わる何かが必要、ということにならざるを得ない。
という感じなのですが、たっぷり見れるのは良いとして、やはり2時間40分休憩なしは現代的ではないように思います。
どうしてもスピード感が落ちるというか、観客もそれなりに上の年代が多い気が...

何かの変化を求めたいが...次作に期待です。

朧にかすむ月

朧にかすむ月

劇団 CAT MINT

新宿シアターモリエール(東京都)

2020/03/05 (木) ~ 2020/03/09 (月)公演終了

満足度★★★

持田千妃来さん出演。Cチームを観劇。
持田さんは元気な女子高生役で。「菅生ゼミ〜」に続いて、非クールな役、ぴったりはまってました。

コロナ禍への配慮のため、席の配置が変更になり、椅子の間がすべて空けてありました。そのため、指定席のC列は3列めのはずが4列めになったり。仕方ないことですね。
しかし、グループで離れ離れになった人もいて。さすがにそれはなんとかしてもらってました。

ネタバレBOX

主人公の過去と、ヒロインの過去。この2つがメインです。あとは知人カップルのそれぞれの過去。合わせて4つの話が出てきます。
ヒロインは母親の「代理ミュンヒハウゼン症候群」の被害者だった訳です。この症候群は、テレビで紹介されたりもして有名かも知れませんが、劇中であまり説明無かったのが気になりました。知らない人も多いと思うので。
主人公は弟の事故死についての責任を思い出します。最後、救われないまま、何も解決せずに終わります。良い終わり方だと思いました。解決などするはずもありません。
ハル役の中川慶二さん。滑舌的に、セリフが聞き取れないところ多数ありました。まだ子供、今後に期待します。
共骨

共骨

オフィス上の空

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

8歳の時、母を癌で失った少女。思わず遺骨を食べてしまう。父との慣れない二人暮らしが始まる中、母の亡霊が現れ助けてくれるように。母が現れる時、決まって骨が痛み出す。
主演の新垣里沙さんがまた凄い。虚無演劇界のファム・ファタールのようだ。彼女の独り芝居でも良かったんじゃないかと思う程に圧倒的。アンナ・カリーナのように存在そのもので作品を成立させる。
『家族』という宗教、『愛』という宗教、『自分』という宗教に囚われて苦しんでいる人に、「そんなに大したものでもないよ」と少し気を楽にさせてくれるお芝居。自分が何に支配されているのかを色々と考える切っ掛けにも。是非観て貰いたい。

ネタバレBOX

中学を卒業後、父の頭がおかしくなり、亡き母と混同された娘は犯されかかる。家を出て振り込め詐欺グループと共同生活をするも、警察に摘発。母の弟にあたる叔父を頼って生活していく。母の亡霊が自分の妄想ではないかと葛藤。父を殺して自由になろうと決める。
中学の時の元彼が寄りを戻そうと口説くシーンが良かった。彼女の存在自体が自分を補完する“妄想”のパーツであるかのように求める。それこそがこの舞台のキーであり、求めているものは自分自身の欠けている“何か”なのだ。
THE STORIES

THE STORIES

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

心地よいピアノ演奏の中での朗読劇、とても良かった。
TSTらしいハートウォーミングな物語をはじめ、ファンタジーやサスペンスを感じさせる
ものまで6編。状況がありありと目の前に浮かんでくる様な語り口のうまさで、それぞれ
楽しめた。「杉山さん」が特に心に沁みた。【光・風鑑賞】

TheStoneAgeヘンドリックスとWARAOMO企画

TheStoneAgeヘンドリックスとWARAOMO企画

The Stone Age

TORII HALL(大阪府)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

こんな時期なんで中止の決断は致し方ないと思います☆いつの日かこの作品を拝見出来る日が来る事を願って止みません★

対岸の絢爛

対岸の絢爛

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/03/08 (日) 14:00

2時間40分、とにかく与えられる情報量が多い。日頃のニュースを消化しきれてない脳みそには、良い刺激を通り越して大きなゲンコツをもらった感じ。最後のカジノ誘致をめぐる勉強会シーンの臨場感は見事なもの。

優しい顔ぶれ

優しい顔ぶれ

らまのだ

OFF OFFシアター(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★

3作のオムニバス公演だったのだが、好みは2作目。3作とも役作りやレベルがとても高くて良いのだが、やはり2作目が好きですね。近未来にありそうな設定で、会社などでもありそうな日常ながら、キャストがビビッドに役を演じてとても楽しめました。
隣の駅前劇場の作品もそうですが、やはり3作2時間超はちょっと長いのではないか?と。
また、劇場内の温度管理も難しく、あまりポカポカにすると居眠りを誘発することに。
(しかし、アンケートを取ると『肌寒かった』などの声が出るのかもしれません)
次作も期待しています。

ネタバレBOX

塩原さんの『あんな顔』とかがちょっと意外な感じでした。アガリスク休団中とのことで、新境地を開拓されるべく充電されているのか?
松本さんも少し、雰囲気が変わってきた気がします(役柄の成果も?)。
『 鞄 』

『 鞄 』

若だんさんと御いんきょさん

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったです。演出の違いが分かり、とても勉強になりました。

炎の人【公演中止(02/28~ 02/29)】

炎の人【公演中止(02/28~ 02/29)】

劇団文化座

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2020/02/20 (木) ~ 2020/02/29 (土)公演終了

満足度★★★★

初めて見る「炎の人」。三好十郎はもっと傑作があるのかもしれないが、有名な作品である。ゴッホの炭鉱地帯での宣教師時代から始めるのが意外だったし、知らなかった。そんな経歴があったとは。労働者の貧困とたたかい、さらにパリでの作家仲間たちの流行の不可知論に対し、現実のものはある、それを描くというゴッホの愚直な唯物論は、この台本の書かれた50年代の社会主義と労働運動の勢いをバックに持つものだろう。

ゴッホの、自分は30歳から絵を始めたから時間がないという焦りが、彼の短く燃え尽きた画家人生の根底にあるということもよくわかった。最後に「ゴッホはぼくたちと同じ人間だった」(記憶なので不正確)と、ゴッホの死後、人々が追悼する。間違ってはいないがもちろん、ゴッホの特別さはやはり否めない。

若い藤原彰寛(文化座)が、ゴッホの一途にのめり込む熱情と自信のもてないコンプレックスを熱演して、素晴らしかった。とにかく泣いたり怒ったり、甘えたり喜んだり、不安定な人格で、感情の振幅が極めて大きい。これはやりがいのある役でもあろう。逆にゴーガン役の鍛冶直人(文学座)のシニカルともいえる冷静さが冷たすぎるように私には見えたが。

佐々木愛を筆頭に、脇役のベテラン陣はさすがにうまい。しかも、みなマイク無しでも大きな劇場内に声が響き渡る見事な発声。新劇の演技訓練の蓄積を見直させるものである。

3時間5分かな。コロナ騒ぎで上演期間が2日短縮されたのは残念だった。

バロック

バロック

鵺的(ぬえてき)

ザ・スズナリ(東京都)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

物語の設定が前回観たものの続編のように見えるが、今回はゴシックホラー風、それも舞台ならではの上質で格調高いホラーで、期待を裏切らない。
すべてうす暗い屋敷の中のシーンで、逆光が多く、後方の客席で見ていると俳優の顔が最後までよく見えなかったが、それがかえってじわじわとした恐怖を高める。
田所さんのキャラというか役割が途中で変わってしまう感じがしたが・・・。その役割はNPOの人ではなかったの?と。

対岸の絢爛

対岸の絢爛

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

IR(カジノ)誘致で揺れる202X年の関東の小都市。反対派と賛成派のぶつかり合いを、ある賭博をめぐる辛い経験をもった家族内のいさかいとダブらせて描く。最初は茶の間での話が生硬だったり、戦争中の場面が大仰に過ぎたりしたが、80年代の開発推進派の策略が長年の友情をもふみにじっていく話から、言葉と人物の感情が重なってきて見応え充分だった。

森田匠が無自覚なワルをよく演じていた。長兄役の龍坐の内面の苦渋を感じさせる抑制もよかった。長兄を他人のように問い詰める長谷川景の熱演も見ごたえありました。藤堂海の薄幸感にも拍手。

最後のカジノ誘致めぐる住民集会の議論の応酬は大変な迫力と臨場感で圧倒された。
2時間40分



ネタバレBOX

見終わってしばらくしてから考えたが、カジノ反対派の論理や追及に対し、誘致派はいいわけばかりで、カジノ誘致のプラスの理由が弱い。
結局カジノ一つで売上が2千数百億円、その三分の一の税収が得られる。雇用は9000人というくらい。あとは利権の甘い汁だろうが、それは闇の世界の一部の人間の話だから、表だっての推進理由にはならない。こんな理由でしかカジノ推進論を思いつかないところに、カジノのくだらなさがあらわれている。
ロケットペンシル×ドレッドノート

ロケットペンシル×ドレッドノート

やみ・あがりシアター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2020/02/19 (水) ~ 2020/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

以前から気になっていた劇団。
今回、チケットプレゼントに当選させて頂いたのをきっかけに観劇。
とても良かった!
作・演出の笠浦静花さんの才気が光る作品。
看板女優の加藤睦望さんはまさに怪演。
他の役者の方々も素晴らしかったが、特にさんなぎさんが良かった。

『やみ・あがりシアター』さん、次作からはちゃんと自費で観劇させて頂きます!

ネタバレBOX

現実世界とアニメ部分の境目を行ったり来たりで、衣装替え等も段々曖昧になっていくのが楽しかった。
パロディの面でいうと、「11人いる!」が(なるほど、ここでか!)と笑ってしまった。
グッと来たのが沖田店長の「それじゃ、僕の出番はこれで終わり」。
『この劇における出番の終わり』と『森のために自分がしてあげられる事はもう無いのだという意味での出番の終わり』が重なっていて、良い台詞だなぁと。

*観劇初心者の的外れな戯言として
1つだけ気になったのが、古代姉の「殺す」という言葉に対する嫌悪が、なんというかちょっと取って付けた感があるというか。
多分、母親の事件に由来していると思うのだけれど、もう少し森にとってのイヤホンのように自然な感じだったら良かったかも、と思ったり。
亡者の時代

亡者の時代

タテヨコ企画

小劇場B1(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

台本が、巧みな構成で優れている。今後の作品が楽しみ。

That's Life

That's Life

演劇企画アクタージュ

ワーサルシアター(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

現在の状況からか劇場でのマスク配布、アルコール消毒等ウィルス対策をして貰えたので安心して観劇できました。
始まりは国の少子化対策だったのが後半違う内容にうまくチェンジするのが面白かったです。

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