最新の観てきた!クチコミ一覧

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アユタヤ

アユタヤ

MONO

ABCホール (大阪府)

2021/02/17 (水) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

出かける前に雪がちらつき、夜だしと、ちょっとくじけそうになりましたが、行かなかったらこの感動はなかったです。観に行って本当によかったです。
たくましい美女3人に圧倒されるかわいいおじさまたち、ステキです。まっすぐに一生懸命生きている人たち、みんなのつながりが温かいです。笑いました。泣きました。
ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。舞台が好きになります。

カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ただの紙切れでも当事者にとっては大切な1枚。人生のあちこちで関わり合うわけですが、受け付ける方もただの紙切れとは思えないシーンもあるのでしょうね。
面白かったです。

ネタバレBOX

第3部になって突然のミュージカル。笑えました。楽しかったです。
the Circulation

the Circulation

三栄町LIVE

三栄町LIVE STAGE(旧:フラワースタジオ) (東京都)

2021/02/09 (火) ~ 2021/02/23 (火)公演終了

満足度★★★★

Aチームを観劇(前作は未見)。
ミステリーチックな話で徐々に伏線や人間関係が繋がっていく過程がいい。

ネタバレBOX

どことなく同じ脚本家さんが書かれたthe Selected Worldの公演を思い出しました(記憶が戻ってくる過程や一種の密室劇である点など)。
人の死に関わる話なのだけれど、暗い結末に感じない点は好きです。

あと、主演の役者さんは初見でしたが、とあるシーンで怒りを露わにするところなど印象に残る演技をされていると感じました。
僕の庭のLady

僕の庭のLady

文化庁・日本劇団協議会

赤坂RED/THEATER(東京都)

2021/02/17 (水) ~ 2021/02/23 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/02/18 (木) 14:00

座席1階

日本劇団協議会が制作した、文化庁の海外研修制度から戻った演劇人たちによる公演。演出を担当した河田さんもその一人で、イギリスの国民的作家アラン・ベネットの実話を基にした作品だ。
かつては著名なピアニストだったホームレスの老女が住まいにしているワゴン車を、なぜか自宅の庭に止めさせて何かと面倒を見るベネット氏の目線で物語が進行する。
このベネット氏をふたりの役者がかけあいのように会話しながら演じるのがおもしろい。この老女はとんでもなくわがままであれこれベネット氏に文句を付けたりするのだが、ベネット氏は追い出すこともせず、亡くなるまで15年間も住まわせてしまうのだ。
この作品は、映画化もされている。高齢社会を考える物語としてきっとこれからも受け継がれていくのだろう。ラストシーンが泣かせる展開だ。泣かせるというよりは、明るい涙というべきか。すべてはここに持ってくるための積み重ねであったように思う。

ネタバレBOX

赤坂レッドシアターの座席は一つおき。緊急事態宣言が明けるまでなのかもしれないが、最近の劇場はこれが定着しているようだ。
カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

役所で繰り広げられる様々な人間模様。
ミュージカルシーンが楽しい。

ネタバレBOX

タイトルから私が予想していたカミキレは紙幣。ハズレでした。

相変わらず同性愛、同姓婚が笑いの対象、笑いをとる道具としか使われていないのは残念。
カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

たかがカミキレ、されどカミキレ
悲喜こもごもの区役所窓口
いろんな人生模様が描かれたうえ、歌と踊りも
75分とは思えない盛りだくさんで楽しめた

カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

たかがカミキレ…それがなかなか重いのよね〜って共感しながら、めっちゃ感情移入して泣いてました。ミュージカルは…こんな時勢だから歌って踊りたかったんですね。楽しかったです。ありがとうございます。

先の綻び

先の綻び

劇団水中ランナー

サンモールスタジオ(東京都)

2021/02/17 (水) ~ 2021/02/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2021/02/17 (水) 19:00

座席B列5番

価格3,800円

2/17(水)19:00~初日観劇!! 『自粛期間中は、笑える作品を観た方が良い』と言っていたのは、敬愛する『小劇場界の巨匠(勝手に呼んでる笑)◯番◯◯ドのMさん!!『そのとおりだなぁ』と思ったのに
大好きな『劇団水中ランナー』の『先の綻び』初日観劇。こちらも敬愛している(作品を笑)堀之内さんの
久しぶりの作品!いつものように、序盤から、丹念につづられた会話をとおして、徐々に関係性や背景が鮮明になって来る。だがもうその時には、『ぼろ泣き』状態(泣笑)!!しかし、泣いても最後はホッとする温かい作品です。いつもの『堀之内さんらしい』作品で心が喜んでいる!!!あと2回観劇予定!!

Oslo(オスロ)【宮城公演中止】

Oslo(オスロ)【宮城公演中止】

フジテレビジョン/産経新聞社/サンライズプロモーション東京

新国立劇場 中劇場(東京都)

2021/02/06 (土) ~ 2021/02/23 (火)公演終了

満足度★★★★

2016年にオフブロードウエイで初演された20年ほど前のイスラエルとPLOの電撃的なオスロ平和合意の舞台裏のドラマである。なぜ、ヨーロッパの中でも影の薄いノルウエイの外交官夫婦の手で、米ロが散々てこずった中東平和が一時的でも実現したか。
イスラエル問題は、日本では、実際にその地を踏んだ人も少なく、ヨーロッパと中東の間に位置する文化的複雑さもあって核心がなかなかつかめない。長年の課題解決を、舞台では、夫婦の粘り強い交渉術(多分事実なのであろう)を実在人物を織り交ぜながら見せていく。
いはば、歴史ドキュメンタリー実話ものだが、英米で、たちまちオフから大劇場公演に移ってトニー賞はじめ多くの賞を受賞したのは、距離的にも、文化的にも事件への身近さが大いに影響したのだと思う。この公演はジャニーズの主演興行でいつもなら、グローブ座だろう。今回は新国立の中劇場で1階だけでも千人を超える客席の大劇場である。2階は締めているが、客席を埋めたのはほとんどが三十歳以下の、久しぶりの芝居見物と気合がはいるファンクラブの女性観劇客で、男性客は合わせて二十人もいなかった。オスロ合意のころは生まれたばかりだった観客でこの内容、大丈夫か、と思ったが、結構ダレない。
内容は政治劇で、パレスチナ問題の難しさにももちろん触れるのだが、ドラマの軸を、無理難題の中での目的達成のためにめげないで七転八倒するノルウエイの若い外交官夫婦に絞ったので、中東問題を見過ごしても夫婦の成功劇としても楽しめる。この芝居のつくりでは主役は妻役(安蘭けい)の方のようにも見えるがこの舞台は夫(坂本昌行)が主役である。
演出(上村総)はすっかり大舞台にも慣れていて、多くの場面を照明を変え、プロジェクションマッピングも多用して現実感も見せながらテンポよく運んでいく。俳優の動かし方など見事である。しかし、事件の大きさからすると、やはり、全体が上滑りしているような感じがぬぐえない。俳優は短い時間でなじみのない実人物の性格を見せなければならない。一番大変だったのは、坂本昌行で、対立する勢力を人間的な魅力でまとめ上げて「リスクをとって世界を変えていく」役柄だがその核心がない。妻の安蘭けいの方が、腹をくくったような性格をよく表現していて好演だが、それは脚本のせいかもしれない。
1時間40分の一幕と20分の休憩をはさんで二幕1時間。コロナで自粛と言っても、配役表くらいは置いてほしい。那須佐代子が出ているのに気が付かなかった。

ネタバレBOX

ほぼ満席(80%の入り。いつも満席のジャニーズは不満だろうが、この内容でよくやったとは思う)この女性客の中にごひいき役者でなく、この芝居を面白いと見た人はどれくらいいるのだろう。それでも上村演出のもと、幕内はそつなく勤めているが、正直言えば、もっとコンパクトな劇場で(英米の劇場は結構大きいが)揃ったわき役たちの細かい芝居を楽しみながら見たかった
ねこはしる

ねこはしる

桐朋学園芸術短期大学演劇専攻

俳優座劇場(東京都)

2021/02/17 (水) ~ 2021/02/18 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

原作の童話は読んだことがないが、検索すると何度も舞台化されている作品。ミュージカルとか音楽劇と謳った上演も結構あるのだけど、作曲者が違っていたりして、どの形態がスタンダードなのかよく分らないまま劇場へ。観たのは「しっぽプロ」の回。もう1つ「うろこプロ」の回もあるが、出演者は同じだが、役が替わるのだそう。

冒頭の歌でおっと思ったり、何人かソロで目を引く人がいたり、もうちょっと声量が欲しいなと思うところもあったり、群舞のシーンはもっともっとメリハリが欲しいと思ったり、いろいろあるけど、瑞々しい舞台でよかった。ミュージカルよりも音楽劇と言った方が、個人的にはしっくりくる出来。

ネタバレBOX

会場に来る前に、「ねこはしる」を検索してたら、変換候補に「猫は知る」と出てきてドキッと。上演前の挨拶では「走る」(WAじゃなくHA)と言っていたけど。
地域演劇イベント「#演劇的な一日 in 大塚2021」

地域演劇イベント「#演劇的な一日 in 大塚2021」

地域演劇イベント「#演劇的な一日 in 大塚」

オンライン公演(東京都)

2021/02/06 (土) ~ 2021/03/31 (水)公演終了

満足度★★★

演劇的一日 5作品平均☆3つ

ネタバレBOX


「aqiLa邸からの脱出」☆1つ
 可成り矛盾だらけの作品だが、作家はキチンと正解を用意しているのか? 夢という陳腐な解を正解として措定しているのかも知れないが、音声収録も余り良い機材を使っていないのか聞き取れない箇所が何か所もあるので、そもそも表現する側が伝えなければならない情報が我々視聴者に伝わっていないことも考えられるし、オープニングでずっと閉じ込められているハズの人間が灯りのついた状態のランタンを可視状態の中で収録画面がブレブレになるような状態で床から持ち上げること自体異常である、これが夢の中という設定にしているのならそれでも良いのだが、夢見る主体が誰なのかは確定できない。本当に何が描きたくて作った作品なのか、存在の不如意であるのかも知れず、作者にとって意味不明で何らかの何処から湧いてくるのか分からない何かかも知れぬが、明確なヴィジョンが欲しい。作家が己の立ち位置を決められずに作った駄作。

「記憶する身体」☆5つ
 手元に「身体はトラウマを記憶する」というベッセル・ヴァン・デア・コーク著の翻訳本がある。原著者はマサチューセッツ州ブルックラインに在るトラウマセンターの創設者であり、精神科の医師・大学教授でもある。
 今作では、一般公開用に準備された映像(5つのパートに分かれインタビュアーの初歩的な質問に答えるという形に編集された解答映像が流される。面白いのは、挑発か? と思わせるようなテロップがパート5の直後に流されることである。因みにこの警告を挑発と取って見続けていると被験者向け映像を見ることは出来ない旨のテロップが流れ強制的に映像は止められてしまう点も面白い。

「クリスマスキャロル」☆5つ
 今作とワイルドの書いた「幸福の王子」アンデルセンの「絵のない絵本」ケストナーの「飛ぶ教室」ウィーダの「フランダースの犬」エンデの「はてしない物語」トールキンの「指輪物語」チャペック兄弟の作品群等の傑作は大好きな作品群である。無論、ドッジソンのアリスの大ファンでもある。

「オーディション」
 言っていることを全然信じていないことが丸見え。総て演技だから浅い。表現する者は、先ず己のありとあらゆるバイアスを脱ぎ捨てることから始めなければならない。それが分かっていない以上零以下の害悪である。

「大塚・巣鴨いきもの語り」☆5つ
紙芝居を実際にやってみせるのは5人のうち最も姿勢が良く、滑舌、間合いの取り方も最も上手い方だ。紙芝居という余り身体を用いないように思われる表現形式に於いても演劇の最も重要な要素である身体バランス、間、これらをキチンと実践し得るだけの基礎を基にして初めて成立するプロとしての滑舌等が実に良く体感される。他の4人はハッキリ素人と分かる姿勢、滑舌、間の取り方をしているので否が応でも対比がハッキリ見える点もグー。
カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2021/02/14 (日) 15:00

3話オムニバスですが同じ区役所で展開されるお話の為、連続ドラマを観てる感じでとても面白かったです。
カミキレを提出に来た人々の人生や想いを垣間見ます。
とても見易いですが、内容は決して薄くなくとてもバランスの良い作品です。
普段から舞台を観られてる方は勿論、舞台を観てみたいと思われてる方にもお薦め出来ます。

カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

藤原たまえプロデュースの作品を観たのは今回初めてですが、とても面白かった。役所が舞台というのはまだまだネタが尽きないんじゃないかと思うので、出来れば続編が観たいなぁ。75分で終わっちゃうのは短すぎる(笑)。帰りにロゴ入りのボールペンも買っちゃったし。次回作も楽しみです。

カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

藤原さんのプロデュース作品はここ続けて拝見していますが、すべて心暖まる。観たあとほっとするような感じで、とても好きです。今回作品もとても面白かったし、心にスッと寄り添う感じで良かったあ~です❗次回も期待しちゃいます。

福島三部作 第二部『1986年:メビウスの輪』

福島三部作 第二部『1986年:メビウスの輪』

DULL-COLORED POP

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2021/02/10 (水) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

#1986年:メビウスの輪
初演のキャストのまま観られたことに感謝。
人生は言い訳に満ちている。
それを高〜いところから俯瞰して、ゆっくり眺めて、その滑稽さを楽しんでみたい。
でも、実際はその時その時を夢中で生きているからままならない。
アインシュタインの言うように「人間の想像力が、宇宙より少し大きい」とすれば、確かに人間は自分の手に余るものを欲する無謀な生き物だ。
タブーを言葉にし、世に問うた忌野清志郎のロックンロール。なんて悲しいのだろう。
人生は選択の連続である。その選択が他者から認められなくとも、自分に正直であればきっと幸せだ。もしそれが、心と裏腹の選択を迫られ言わされるとしたら……。囚われの身で、引き裂かれる心。まるで駄々っ子のように身悶える姿に絶望が映る。その苦しみは、アーサー・ミラーの名作『るつぼ』のジョン・プロクターと重なって見えた。

今日もしんでるあいしてる

今日もしんでるあいしてる

悪い芝居

本多劇場(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

最初の「中止にならなくて良かったね」がピーク。

僕達は出会った、霧烟る木々の中で

僕達は出会った、霧烟る木々の中で

演人の夜

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2021/02/10 (水) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

演人の夜の新境地を見れました。
バーバ・ヤガーの伝承にまつわる群像劇。
スラヴ民話を演人の夜色に染めた傑作だと思います。

ネタバレBOX

バーバ・ヤガーの伝承を悪いものと妄信する住民とそれを利用する村長役の堀ノ内翼さんの狂気にゾッとし、その分サーシャ役の池谷千紘さんのまっすぐな気持から流れた涙が響きました。

演人の夜劇団員の荏原汐里さん演じるナターシャの可愛さとそれだけを武器にしない表現力は目を見張るものがありました。

どんどん進化していく演人の夜さん。
今後も楽しみにしております。
カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

コロナ禍の今、どうしても陰鬱な空気の中で生活をしている我々にとって、救われる作品だ。
色々な問題が提起されていくが、明るい空気観で表現されていく。
久しぶりにダンスのシーンを見て、いいな、と思いました!

カミキレ

カミキレ

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2021/02/14 (日) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

 極めてバランスの良い作品だ。(追記2021.2.23  2回目追記同日)

ネタバレBOX

物語が進行するのは、区役所の戸籍係、区民係の窓口の待合スペースである。区役所の戸籍係や区民係には様々な書類が提出される。そしてそれら書{(生)という漢字を用いた方が寧ろ現実を的確に表しているのではないかとの疑念さえ持つのであるが}類の1枚1枚には、大切な人の死や、皆に祝福されて新たな段階に一歩踏み出す婚姻届けもあれば、逆に幸せな時もあった二人の破綻を正式に社会に対し宣言する離婚届もある。また、書類によっては、親子関係に血縁が有るか否かが分かったり、或は性差を届け出る必要のあるもの迄あるのは、憲法の規定で結婚が両性の同意とされている事等からヘテロ婚しか認められないという解釈が中心になるということを示唆した結果だろう。
 By the way,天皇制でも現在の世襲制でなく選取制にすれば問題解決の糸口の1つにはなろう。敢えて少し脱線した。閑話休題と参る訳にはゆかぬのが本当の所だ。というのも明治が革命だと論じる向きがあるが、自分に言わせれば茶番である。何となればその遂行の主体は下級武士であって当時人口の約90%以上を占めていた民衆、即ち百姓では無かったからである。当時日本の識字率は世界トップクラスである、にも関わらず民衆の代表たる庄屋等は総て武家支配の構造内に組み込まれて機能していたのであり、明治はこの構造そのものを打ち壊し得た訳では無い。だから法制度はヨーロッパの形式を真似たもののその本質を完全にスポイルした謂わば形だけのものにしかならなかったのである、この本質的脆弱性を誤魔化す為にこそ天皇制が数々の嘘の上に構築された。歴史の実態に、切り込めばこのようなことまで考究し得るが、上記のような事例が窓口に提出された書類によって喚起されオムニバス形式で各々の物語が展開する。実に上手い描き方ではないか。端的に言えば今作は、日本の品の良い知的階層の持つ世界観をベースに、より庶民感覚で捉え返された上記深層の反映。即ち暗黒のわが国の歴史そのものを血とするなら、血の上澄みというべき作品である。実際、物語が展開する場を何処に設けるかは、作品をキチンと成立させる為の条件として半分程度を占めるほど大切なことであることは、今更言う迄も無いことだが、このように基本的なことにすら気付かぬ「作家」が多い中キチンとそれを弁えて書いて居る点は高い評価が為されて当然だ。此処に齟齬が生じればそもそも作品自体にリアリティーが失われ、不自然な表現になるからだ。この辺りの勘所をキチンと弁え実践している所に脚本家の賢さを先ずは認めたい。展開や登場するキャラのタイプについてもここに登場する以外のキャラは、そうそう無い。描かれていないキャラとして或るのは日本政府の戦争処理の意図的不手際による犠牲者問題や原発棄民をはじめとする国策棄民問題等であり、今作のカラーにはそぐわない。この辺りの問題は極めて本質的・核心的な問題であるから日本人の奴隷根性にはそぐわないからである。
 (今回は更なる)ところで、この「国」の為政者は“知らしむべからず寄らしむべし”を基本として支配を貫徹してきた。それが奴隷根性に支えられ成功体験として記憶されているから未だにこのアホな発想を改めようともしない。即ちハナから民衆を相手にしておらず「高級」官僚という立場のキャリア組公僕も、公僕でありながら一国一城の主であるかの如き増長振りを示しているのが一般だ。然し今作に登場するのは、区役所に勤める公務員である。こういう人達の中には敢えて出世せず庶民の味方になる立派な人間が実際に居る。そんな現実もキチンと踏まえ温かい作品に仕上げている手腕が、実は何とも言えぬ共感を呼ぶのだ。
汝、こじらせ!

汝、こじらせ!

芝居maker GoooooToJ

STAGE+PLUS(大阪府)

2021/02/04 (木) ~ 2021/02/04 (木)公演終了

満足度★★★★

2人朗読劇版、ライブ配信を観劇

志望会社を落ち、大企業の内定も取り消され、絶望したユキの前にAIの幽霊が…
不毛なAIとの会話、更なる艱難辛苦(別れ,苦情,Card,絶交)!

「HAL 1人にしないで」まだまだ続く超常現象?
とても愉しく面白かった。
顛末異なる6日の9人芝居も楽しみ!

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