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断片/ペール・ギュント

断片/ペール・ギュント

劇場創造アカデミー

座・高円寺1(東京都)

2021/02/21 (日) ~ 2021/02/23 (火)公演終了

満足度★★

鑑賞日2021/02/23 (火) 14:00

劇場創造アカデミーの修了上演となると、「戦争戯曲」定番のところ、最近は別作品を演る様になった。今回は、ある意味王道イプセンの「ペール・ギュント」とはいえこの作品、主人公の荒唐無稽さ、物語展開の奇想天外さで魅せる、初見者には予測・予断を許さない破天荒作品で、演出意図がとても絞りづらい(と思う)。その上「戦争戯曲」も3部すべて上演となるとかなりの長丁場なのだけれど、「ペール・ギュント」もとにかく長い。だから、著名な割にあまり上演されない(気がする)。
今回、「断片」とあるように、(上演時間1時間半と聞いて驚いた)やはりと言えばやはり、場面場面を切り取り再構成した作品であった。これ、何が何だかわからない。いや、そもそも何が何だか分からないところが、この作品の魅力であるにもかかわらず、その魅力を味わえない。おおまかな話を把握しているつもりな私でも、開演からしばらく暗中模索。冒頭ペール親子の会話から場面は判るし、会話の内容も推測できるけれど、全く楽しめない。
舞台装置には凝りに凝ったり、なのだけれど役者が活きていないなあ。次々と役者が変わるペール・ギュント、これでは唯一といえる物語のアイデンテティ―さえも骨抜きで、これ楽しめた観客の方いるのだろうか。完全なプロデユース側の目論見違い、独りよがり、自意識過剰?
 

先の綻び

先の綻び

劇団水中ランナー

サンモールスタジオ(東京都)

2021/02/17 (水) ~ 2021/02/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

犯罪被害者または加害者の観点から描いた物語は観たことがあるし、稀に両方の観点(立場)から描いたものもあった。この公演は単純に被害者・加害者という観せ方ではなく、犯罪の行為そのものに対する憤り、しかし直接的に感情をぶつける相手がいないことへの苛立ちが悲哀となって迫ってくる。
空洞のような家族の空気感と心象を見事に切り取り繊細に描いた秀作。観応え十分!
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

舞台セットは、郊外にある小山家のリビング。そこは家族団欒の場所であり、家庭の雰囲気を表すのに最適な空間。物語は小山家の人々の日常生活を淡々と描くが、何かが変である。当日パンフに「とある郊外の一軒家、ある男性がもたらした、今そこにある少し不思議な共同生活」とある。ある男とは小山家の長男・信太である。先に書いてしまうが、この男は既に亡くなっている。が、たびたび登場して物語を傍観しながらも牽引する不思議な存在である。家族_兄弟姉妹と言っても性格が違うように、家族内での役割のようなものをそれぞれ担っている。信太亡き後、家族内の揉め事はなかなか収まらないことから、長男として調整役というか緩衝的役割を果たしていたようだ。それを回想的に描くことによって、幸福だった家族に突然襲いかかった不幸への落差として観せる。

なぜこの男が亡くなったのか、その原因、亡くなって気付く人柄を通して、犯罪の理不尽さを浮き彫りにしていく。暴漢に襲われていた女性を助けるため、自分が犠牲になってしまった。物語に犯人は登場せず、助けた女性のほうが現れる。犯罪(ここでは被害者視点)は被害者本人だけではなく、家族や周りの人々に影響を与える。切々と語られる思い出、その滋味溢れる描き方がこの物語を強く印象付ける。

事件から数年経過しているが、いまだに取材を続けている記者(後にその理由が分かる)、その人物を通しても被害者家族が語られる。信太にしても助けられた女性にしても被害者という立場であるが、小山家の人々にとっては微妙な感情を抱く。一方 助けられた女性も心苦しい思いを抱き続けるという不幸。割り切れない気持ち、その思いの捌け口が見い出せない光景として描く。しかし時が少しづつ心をほぐし、ラストには救いの光がさすような心温まる、そして後味の良い公演としている。

パンフには「思い出と共に訪問してくる人々。繰り返しながらも変化していく」とも書かれている。ゆれる心、流される情、微妙に変化していく気持を実に繊細に演じる役者陣。照明は、水面に波紋を広げるような紋様で、表現し難い内面を効果的に表しており見事。
次回公演も楽しみにしております。
真冬のバーレスク~ボードビル3部作~

真冬のバーレスク~ボードビル3部作~

まつもと市民芸術館

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/02/26 (金) ~ 2021/03/02 (火)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ

ネタバレBOX

『真冬のバーレスク〜ボードビル3部作』を観劇。

短編集ながら、昔に書かれた戯曲を串田和美流にアレンジしている。
描かれる作中の登場人物たちは、戦時中、暗黒街のシカゴと時代が危険を要している傍ら己の人生を謳歌しているが、世間は決して許そうとはしない。
重い粗筋ながら、串田和美が描くとそこには歌や踊りが交わり、一瞬ながらも人生の華やかさが感じられる。だがそんな眩しい人生も瞬間で終わってしまうが、その先には一体何があるのだろうか?
その答えをクライマックスに持ってくるのがアングラ演劇人・串田和美の真骨頂なのである。
派手で眩しい様に見えるが、何とも言えない気分をラストシーンに感じてしまう観客は私だけではないと思うのだが…。

バーレスクとはボードビル、バリエテ、キャバレーそして寄席芸などとほとんど同義語の19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパに広まった大衆芸能でありながら、当時の既成の権威的芸術をぶち壊そうとした大勢の芸術家たちが参加した運動(ホームページにて)
「その鱗 夜にこぼれて」

「その鱗 夜にこぼれて」

空宙空地

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/02/18 (木) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

3st観劇

流されてきた母、養育費払えぬ父、訳ありのパート、そして店長と夫と娘。
皆(店長除く)、後悔しつつ生きている。
でも不幸じゃないさ、幸せさ!
家族分かれ分かれとなったとしても…
「何か誰かと繋がってる」って思える、濃~い公演。
暖かい気持ちになった!
涙こぼれた。

役者さんの皆さん熱演でした。嫌味な野村教官も良かった。

End of the day~あすくる~

End of the day~あすくる~

激富/GEKITONG

ABCホール (大阪府)

2021/02/11 (木) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

大千秋楽 B team観劇

久々の激富さん
笑わせて、締める所は締めて、魅せてくれて、やっぱり超エンタメ。
しっかりしてます。

てんでバラバラのエピソードが、地球最後の日に向けて1つに収れん、最高に盛り上がる。
流石、激富さん!
楽しかった。

追伸、アフタートーク。
「つかまえた」や「○○アナが好きだ」発言など最後まで楽しませて頂きました。
女子はそんな事言われたら…
反則ですね。

0号

0号

劇団皆奏者

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2021/02/11 (木) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽観劇

7年前ゲキバカさんの0号で大泣きしましたが、今回も涙が溢れて止まらない。ボロ泣きです。
印象深い演目(初めてABCホールで観劇した演目)で、結末や展開を結構覚えていて、始めの頃からウルウルしてました。

希望を胸に、信じ続けた人達、胸が熱くなる公演、ありがとう!
「ここに居る事が大事」
感動した。

モノクロ上の空

モノクロ上の空

劇団片羽蝶

仮想劇場ウイングフィールド(大阪府)

2021/02/13 (土) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

初回観劇

優等生を演じるのに疲れ、自殺未遂で入院した亜希は、1人の少年と出会う。
同じく優等生の友人をなくした看護婦と院長…。
過去と現在、ファインダ越しに、とても色鮮やかな景色の見える、再生の物語。
幸せ探しの二人の旅が続く事を切に望みます。
幸せ感半端なし、良かった。

オーサカ・ヘヴン

オーサカ・ヘヴン

dysmic Entertainment

ABCホール (大阪府)

2021/02/05 (金) ~ 2021/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

あっという間に予約完売したため拝見できなかったので、アーカイブ配信にて奥様と一緒に観劇

昭和,夏の陣,2121年を行き来し、世界の本質に迫るテツオとチエ?!

コメディ,戦国活劇,SFからロマンスまで、ギュギュっと詰め込んだエンタメ大作、満足です。

帰還不能点【3/13・14@AI・HALL】

帰還不能点【3/13・14@AI・HALL】

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/02/19 (金) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

個人的に注目な俳優ぞろい、しかも紅一点に黒沢あすか(初お目見え)という思わせぶりな布陣に惹かれて観劇。無論今作のテーマも注目なのであるが、戦争を巡る議論の本丸とも言える「開戦に至る経緯」、古川氏なら骨太に書いてくれるだろうと、期待しつつも幻滅を覚悟で、よっしゃと足を運んだ。

すこぶる評判が良いので、逆に怪訝に思う。というのも、史実とその問題点に触れながら人間ドラマとしての着地ができた優れた舞台であったから。自分と世間の感覚はずれている、と思っているので「なぜ受け入れられたのか」と考え始めてしまう。

劇チョコは「あの記憶の記録」の2013年以来、だいぶ見落としたと思っていたら、ほぼ全て観ていた。振り返れば「エレジー」を例外としてどれも大きな歴史的事象を題材にした舞台。戦後囚われの身となったナチス親衛隊が罪と向き合う「親愛なるわが総統」、南京大虐殺の実行責任者として処刑された松井石根の罪の認識に迫る「無畏」、いずれも第三者的人物との対話から「罪」の焦点となる部分に迫るという、優れた「内省」の軌跡を描く劇であったが、今回は「総力戦研究所」(劇では開戦前1941年に若手エリートが集められ戦争遂行の実現性が検討されたという)の所員が戦後、亡くなった仲間を悼むために久々に集ったという設定で、それぞれの思いが交わる群像劇となっていた。

酒宴の中で「研究所」時代を回顧し、雑談の中で「問題」に触れて行く手法は、直接の利害関係人のいない日常感覚を観客も共有しながら話題に入って行く効果を持つ。
そうする中で、わずか10年前に開戦か否かを決するプロセスに(結果は同じであったにせよ)「関わった」事実の軽重が、各人各様にあるというあたりが見えてくる。
彼らは亡き仲間の追悼のために集まったのであったが、前半は「研究所」でみた風景の再現に興じ、日中戦争期間の軍と政府の「決定」の是非が話題になる。そして誰一人、開戦が勝利を導くとは考えなかったと言う。だが後半、会場となった料理店を営みホストをする亡き仲間の夫人を通して、生前の故人の事、そして集った者同士の近況、つまり戦後の時間枠へと意識が向かう。
劇の相をガラリと変えるのは、夫人とその「伴侶」となった故人との出会いとその後のエピソードの回想からだ。またどことなく伏線となっていた、故人と辛うじて連絡が取れていたという一人の広島体験の証言も・・。具体的な「死」の場面が、日本の指導者が導いた戦争による犠牲を想起させ、戦後の生の全てを償いのために捧げたらしい故人の姿から、焦点は戦後責任、即ち現在の自分たちの態度にシフトする。彼ら総力戦研究所(そのものが描かれているかは判らないが)の元所員が、政府の政策遂行者に対し何を為し得たのに何を為し得なかったか、歴史のifへの想像力が動員されていく。

現在、日本の過去の侵略的要素を含む事実が「不利」と認識され、現在の日本にとって不利であるゆえにそれを認める事を避けるべきだ、との合意がある。日本が侵略をしていない、とする認識は事実ではなく、虚偽事実が独り歩きしているが、これを選択する人は「日本に不利なことを言いつのって日本の不利を確定し、自らに利を誘導しようとするコスイ策謀だ」とする陰謀論で「敵」を見出して喜ぶ類。敵というものにしがみつきたい層が相当程度存在すること自体この社会の不健全さを表すが、あの戦争で他国民を殺戮した数には及ばないまでも百万単位の自国民の死者を出した事の方を問題にするなら、「学ぶ」べき事はもっとある。
「しっかり考える」という態度を持ちたいものだがこの作品は情熱をもって「あるべきこと」へ向かおうとした戦後間もない日本人の姿を映してもいた。
(歴史的には1980年代までの日本での戦争責任論は為政者の国民に対する責任を言い、他国への侵略行為の責任が議論されるのは後の事になる。)

ネタバレBOX

責任論は運命論と対立し、「ああなるしかなかった」運命に対する責任など取りようがない、とするのが運命論の立場。そうなると歴史から学ぶ事は何もないのか?との問いには、一応回答はある。過去は変えられず、変えようもなかったが、学習によって回避する事ができる、という言い方が可能。
日本にはこの議論が多い。「責任をああだこうだ言っても仕方ない、大事なのは同じ過ちを繰り返さない事だ」と。
だが、回避できなかった事から学ぶ事はあるのだろうか。「他の選択があり得たかどうか」が、責任の有無を決めるとすれば、「回避できなかった」とは多くは言い訳であり、「学習」の拒否だ。誰もこれに学ぶことはできない、なぜなら他に振舞いようがなかったからだ(そしてそのように日本を追いこんだのは欧米列強であり植民地主義である)、という事なのである。
だが実際には、上記二つの決定は議論の末出された結論であり、米英との戦争を開く政策は「敗北必定」を謙虚に踏まえれば回避されるべきと判断する余地はあった、という事は理性によって理解できる。歴史のifへの想像力は「可能」と言える。
TOTYO2020【無観客生配信公演】

TOTYO2020【無観客生配信公演】

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2021/02/25 (木) ~ 2021/02/25 (木)公演終了

野球コントはよくわからない専門用語が多かったので
飛ばしましたが、他の2つのコントはおもしろかったです。

夏の劇場公演が今から楽しみです。
配信の演劇を初めて観ましたが、やはり自分には
合いませんでした。もちろん配信でも内容は面白かったのですが、
舞台で見たほうが何倍も面白いと思いました、すいません。

オパンポン★ナイト〜ほほえむうれひ〜

オパンポン★ナイト〜ほほえむうれひ〜

オパンポン創造社

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2021/02/26 (金) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2021/02/28 (日) 17:00

神戸公演千秋楽に行ってきました!
2年ぶりの本公演!
観たことある2本+新作1本
観たことあるはずの2本も進化していて新鮮。
面白かった!楽しかった!
行って良かった!!

『木下蔭狭間合戦「竹中砦の段」』『端模様夢路門松』

『木下蔭狭間合戦「竹中砦の段」』『端模様夢路門松』

ロームシアター京都

ロームシアター京都メインホール(京都府)

2021/02/27 (土) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

87年ぶりに上演した作品。たぶん観るのは最初で最後でしょう。尊いです。
三業とも技芸員さん皆さんがすばらしかったです。特に、碩太夫さん、すばらしかった。これからの活躍を楽しみにしています。
トークもあって、4時間、充実の時間でした。ますます文楽が好きになりました。

田っ!

田っ!

早稲田大学演劇倶楽部

お客様のご自宅(東京都)

2021/02/27 (土) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

映像鑑賞

Zoomを利用した生配信公演。約45分。演劇の公演としてみれば何じゃこれ?的部分は多いし、☆をつけるという見方だと何とも迷ってしまうが、生配信ならではの妙なLIVE感があり、整合性云々とかどうでもよくなる勢いが。好き嫌いは分かれるだろうが、無料配信公演はつまらんと思えばそこで離脱すればいいだけの話だし。

ネタバレBOX

タイトルはもうちょっと考えてほしかったけど。
田っ!

田っ!

早稲田大学演劇倶楽部

お客様のご自宅(東京都)

2021/02/27 (土) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

 評価以前。

ネタバレBOX

この若者たち、実際に生きる感覚を持っているのだろうか? 大脳皮質だけで受験技術を磨いて大学に受かったというだけの空無だけを感じた。だから皆旅を目指している。ハナっから嘘の旅や旅ごっこである。真に自ら旅と言えるような旅は彷徨であり、彷徨とはある種の死である。BaudelaireがL’Invitation au voyageで描いたような華麗も情趣も全く無く Any where out of the worldで描いたような深い絶望やこの世に対する懸隔も無い。無論オブローモフのような貴族の退廃にも程遠く、唯、無意味を倦んでいる。即ち演劇云々の前にキチンと生きていない。無論、キチンと生きていない以上、死の淵に向き合うことも決してない。ただ胡乱な影の更なる影として事象からも見捨てられ、見捨てられた者同士が乳繰り合っているだけだ。現代日本の若者にこのようなタイプが居る事は彼ら自身にとって気の毒なことにも思われるが、受け身で生き、自分の頭をキチンと用いて深く考えなかった結果がこの有様だろうと自分は考えるので、まあ、人間としてのサイズも小さいのだろう。ちょっと気の利く奴なら少なくとも18歳までに色々はみ出して実験データも集めているのが当たり前だ。学校の勉強は学校で集中すればそれだけで足りる。そういうことが出来なかったというよりやらなかった人達であろう。そのことが気の毒である。

『布団漂流記』

『布団漂流記』

尾米タケル之一座

Geki地下Liberty(東京都)

2021/02/24 (水) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

 『布団漂流記』において、政府による不正事件をあからさまに嘲笑して皮肉った笑いや、何度か同じ様な動作や言動を繰り返し続ける笑い、体を張ったスラップスティックコメディの要素、騎士が自身の過去を語るシーンで映像で文字が浮かぶはずが浮かばず、肝心のことを言わずに終わったので、そのことに対して周りが突っ込んだりすることによって起きるその場限りの笑いなど、とにかく終始笑わせてくれたが、主人公の竹広が引きこもりだったり、非常に人間味溢れたラブドールが出てきたり、暗い過去を持つシングルマザーフミ江に敵とも味方ともつかぬ騎士などが出てきて、物語の中に、出てくるキャラの過去や引きずっているものに現代の社会問題を内包させていて、終わる頃にはグッとくるものがあった。
 主人公の竹広役の人が、本当の引きこもりってこんな感じだよなぁと感じさせるほど、演技から引きこもりの雰囲気を自然と醸し出していた。ほぼ主役と言って良いラブドール役の人は、劇中最後の方の竹広との○○○の場面で、手慣れた雰囲気と生々しさ、色気が際立った腰の振り方であったりの演技が目が離せない迫力があった。
 竹広が劇中後半で言う「次元の王が部屋から出られずに引きこもっているのは、皆の特にユキさんの、王様は責任を持って国を治め、政治を行い、命令を出さなければならず、まずは部屋から外に出てもらわないと、という大きな期待や価値観の押しつけ、次元の王を心配していろいろなことをする、そのことが王にとってむしろ大きなプレッシャーとなり、結果、10年、15年、いやもしかしたらそれ以上部屋から出ない引きこもり生活が続くんだよ!!分かるか!?ユキさんが良かれと思ってやること、皆が呼び掛けに来ることそれ自体が逆効果なんだよっ!!!!」的な台詞を聞いてなるほどなぁと引きこもりの心理が少し分かったような気がした。「そうだとして、だとしたら、どうすれば良いってのよ」という皆の意見に、竹広は「2、3日といわず、最低でも3ヶ月はユキさんはお暇でも頂いて、城の外に出て、長旅でもし、皆んなは執拗に次元の王に声をかけず、そっとしておいてあげようじゃないか」というような台詞を言っていて、必ずしも引きこもりの人を支援しようとしたり、応援しようとしたりして、何とか外に出て普通の生活ができて、仕事をすることが本人のためにも幸せであり、引きこもり当人の生きがいにもなっていくという考え方事態が間違いなんだなぁと深く考えさせられた😓引きこもりの人が立ち直るように応援したり、支援することで立ち直ることよりも、返って当人のプレッシャーになることの方が多いということをこの劇で知って、距離を置くことも大切なのだと痛感した😔

福岡”題名のない”演劇祭

福岡”題名のない”演劇祭

Vintager

JR九州ホール(福岡県)

2021/02/26 (金) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

ライブ配信で、ガラパとHBの回と飛ぶ劇場と非売れの回を見させていただきました。

衝突と分裂、あるいは融合

衝突と分裂、あるいは融合

モノクロラセン

パピオビールーム・大練習室(福岡県)

2021/02/26 (金) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

震災から10年経過した今、わたしたちはコロナ禍にあり風化させていないか。

モンティ・パイソンのSPAMALOT

モンティ・パイソンのSPAMALOT

エイベックス・エンタテインメント

福岡市民会館(福岡県)

2021/02/26 (金) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

福田雄一さんワールド全開で、シソンヌメインのコントシーンや、新妻さんの楽屋ネタでも大笑いでした。

点転

点転

スペースコラリオン(大阪府)

2021/02/27 (土) ~ 2021/03/01 (月)公演終了

満足度

全くわからない。意味不明。頭の周りは?マークばかり。私の理解不足、勉強不足だけではないと思いたい…。今年一番の無駄遣い。

「宴たけなわ天高く円超える孫世代」

「宴たけなわ天高く円超える孫世代」

劇団「地蔵中毒」

ザ・スズナリ(東京都)

2021/02/26 (金) ~ 2021/03/01 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/02/28 (日)

価格3,610円

28日18時半開演回(105分)を拝見。

以前から評判は耳にしていたものの、未見の団体さんだった劇団地蔵中毒の公演を、ザ・スズナリで。
サービス精神旺盛の舞台に、背中から波のように響いて来る観客の皆さんの大ウケ具合で、人気の程が肌感覚で伝わって来た。

なお、個人的には、hocotenさん、日高ボブ美さんの演技を久しぶりに拝見できたのも嬉しい限り。

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