真冬のバーレスク~ボードビル3部作~ 公演情報 まつもと市民芸術館「真冬のバーレスク~ボードビル3部作~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ネタばれ

    ネタバレBOX

    『真冬のバーレスク〜ボードビル3部作』を観劇。

    短編集ながら、昔に書かれた戯曲を串田和美流にアレンジしている。
    描かれる作中の登場人物たちは、戦時中、暗黒街のシカゴと時代が危険を要している傍ら己の人生を謳歌しているが、世間は決して許そうとはしない。
    重い粗筋ながら、串田和美が描くとそこには歌や踊りが交わり、一瞬ながらも人生の華やかさが感じられる。だがそんな眩しい人生も瞬間で終わってしまうが、その先には一体何があるのだろうか?
    その答えをクライマックスに持ってくるのがアングラ演劇人・串田和美の真骨頂なのである。
    派手で眩しい様に見えるが、何とも言えない気分をラストシーンに感じてしまう観客は私だけではないと思うのだが…。

    バーレスクとはボードビル、バリエテ、キャバレーそして寄席芸などとほとんど同義語の19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパに広まった大衆芸能でありながら、当時の既成の権威的芸術をぶち壊そうとした大勢の芸術家たちが参加した運動(ホームページにて)

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    2021/03/02 13:36

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