最新の観てきた!クチコミ一覧

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ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド~

ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド~

X-QUEST

シアターサンモール(東京都)

2020/10/28 (水) ~ 2020/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

美しく加工してありましたが、ダンスや殺陣が満載の劇団にはマウスシールドは負担なのではないでしょうか。
千秋楽を観劇日にしてしまったので、無事終えられたことに安堵いたしました。

Shanghai Misfortune OPERA「上海的疫病」

Shanghai Misfortune OPERA「上海的疫病」

アートプロジェクト集団「鞦韆舘」

近鉄アート館(大阪府)

2020/10/24 (土) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

目が二つじゃ足りない!同時多発的に出演者が入れ替わるし、中国の伝統舞踊やショーダンス、バレエやポールダンス!それに生演奏あり、ボイパあり・・・まだ見逃してるかも!(><)すごかった〜〜〜!!劇の内容も、すごく鬼気迫っていて、終わってからも余韻がすごくて、なかなか退出できなかったです・・・!

PECO PECO ~ハラヘリーゼ~

PECO PECO ~ハラヘリーゼ~

Reading Bitter

ザ☆キッチンNAKANO(東京都)

2020/10/30 (金) ~ 2020/11/01 (日)公演終了

アニメのアフレコ、画なし。つて感じですね。

正し、こんなにスカッスカだったらアニメ化は到底無理でしょうが。

はかりしれない光をもつもの

はかりしれない光をもつもの

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/11/03 (火) ~ 2020/11/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

 今作は、観る側にもある程度の知的水準が無ければ評価することのできない深みがあると言っていいかも知れない。だが、その条件さえ満たすことが出来れば極めて優れた作品であることが分かるであろう。華5つ☆ 追記第1弾2020.11.8

ネタバレBOX

 “あさりパクパク、時々しじみさん”ではないが、feblabo×シアター・ミラクルプロデュース公演に外れなし。今作、今までの公演とは若干毛色が違うものの、新たな地平を開く傑作。兎に角、深い。
 ベトナム戦争真っ只中、学校の勉強等完全におっぽらかして遊蕩三昧、不良学生であった自分には、時折報じられるベトナム僧侶の焼身自殺の写真は、不思議なそれでいて極めてインパクトのあるイマージュであった。命を賭けるどころか自らの死を以て、人々の為に生き乍ら身を焼くという行為の凄まじさに自分の想像力も世界認識も、他者への単なる認識を超えた深く認識した知の更に向こう側に在る、普遍的愛も理解できなかったからである。
 冒頭、リヒャルト・シュトラウス作曲の「ツアラツーストラかく語りき」が挿入されることからただならぬ雰囲気は掴めるハズだ。この劇的導入交響曲に反して、舞台上で表現される世界が、ダサい大学非公認文化サークルの部室のダレたシーンであることにも違和感と共に秘められた意味を感じ取れるか否かが作品評価能力の先ずは第1試験だ。まあ、序盤は、だらけた表現とは不似合いな伏線の話に気付くか否か辺りが第2の試験だ。
コロス県自殺市呪い村四丁目

コロス県自殺市呪い村四丁目

U-33project

インディペンデントシアターOji(東京都)

2020/10/30 (金) ~ 2020/11/03 (火)公演終了

満足度★★★

不思議な劇でしたが、ラストが良かったと思います。

はかりしれない光をもつもの

はかりしれない光をもつもの

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/11/03 (火) ~ 2020/11/10 (火)公演終了

満足度★★★

複数名での脚本ってのに期待していたんだけど、拍子抜けするくらいにフツー。相乗効果は感じられなかったなぁ。支離滅裂で破綻してるぐらいでも良かったのに。

はかりしれない光をもつもの

はかりしれない光をもつもの

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/11/03 (火) ~ 2020/11/10 (火)公演終了

はかりしれない光をもつもの

はかりしれない光をもつもの

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/11/03 (火) ~ 2020/11/10 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/11/03 (火) 14:00

笑えて、楽しい舞台でした。

『雪間の草』

『雪間の草』

虚空旅団

さかい利晶の杜(大阪府)

2020/11/01 (日) ~ 2020/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

前回は見逃したので参戦。前回は和菓子お茶付だったらしいが、今回は入館券がついて、利休と与謝野晶子の理解が深まった。演劇も満足🈵😃✨

かすがいのカニ缶 X 夕映えの職分

かすがいのカニ缶 X 夕映えの職分

りゃんめんにゅーろん

仮想劇場ウイングフィールド(大阪府)

2020/10/28 (水) ~ 2020/10/28 (水)公演終了

満足度★★★

無観客の完全配信限定の、一人芝居二本立て公演。
一本目は、たねちゃん主演の「かすがいのカニ缶」
二本目は、南出さん主演の「夕映えの職分」
想像していたよりも映像綺麗で音声もクリアで高品質な映像でした。

二作品の一人芝居、現実社会を生きてる人の生活が飾り気なしに描かれていて、人間味がありました。
現実社会で生きていくのは、ほんと楽じゃない。
台本で仕掛けるという配信をどう観るかの実験もあり、面白い公演でもありました。

ネタバレBOX

「かすがいのカニ缶」

場所は、「かすがい」というカニ缶を製造販売している会社の社内。
「かすがい」にクレームを言いにきてる女性。
曰く、カニ缶一年分プレゼントに当選したものの、一年分が僅か4缶とは納得がいかない、365缶寄越せというクレーム。
台詞を発するのは女性ただ一人、だけれども会話相手である「かすがい」社員の男女の声も聞こえてくるかのような巧みさ。
女性の前にいる男女の想定立ち位置を2点のカメラアングルで導くことにより、より臨場感が増す仕掛け、配信ならでは。

いや、わたしも、一年分なら365缶やろ~?と思いました。
成人の平均摂取量に沿っていると説明されたとて、それは屁理屈やんって思う。
世によく見受けられるプレゼント一年分、その一年分の概念とは?と前々から思ってた。
小さく表記するんやなくて、一年分(4缶)って大きく表記するべき。
という個人的主観による余談。

押し問答が続く中、女性のカニ缶にこだわるのは亡き夫がカニ缶好きだったからなのだという告白により、解決する。
そこまでカニ缶を好きでいてくださる方なら…と、見事女性はカニ缶365缶ゲット。
顧客を大切にする心ある良き企業の在り方やなと、ここ素直に感心しました。
当然そんな重量の缶詰を自力で持ち帰ることなど不可能で、「かすがい」社員の男性に自宅まで運んでもらう。

自宅にて、男性の人柄の良さにツンケンしていた女性もすっかり打ち解けて、本当は夫は亡くなっておらず家出をしたのだと告白する。
女性にとってのカニ缶とは、まさにかすがい、自分もカニ缶を好きになればカニ缶が異常に好きである夫との距離が埋まるのではないかと、夫と自分との間の鎹。
負けん気の強い女性の思いがけない弱気な姿が垣間見える。

そこにやってくる「かすがい」社員の女性。
この女性も大層気が強く、よくいがちな経験浅く自分では何も解決できないのにやたら自尊心だけは強くて事を荒立てて回るタイプ。
ここで衝撃の暴露、この女性社員は家出した夫の不倫相手だった。
そして家出した後も女性社員とは連絡を取り合っており、今からここに帰ってくると。
薄々は感づいていたであろう夫の不倫に直面するという場面で、自身は目の前の男性社員と何やら恋に発展しそうな雰囲気。
ここでかねてより用意してあった離婚届を取り出す女性、不倫相手の女性社員、いい雰囲気な男性社員、ふたりに離婚届承認欄にサインをもらう。
思いがけず離婚届には承認のサインが二人分要るという豆知識を得ました、知らなかったわ、面倒ね。
何はともあれ、これでみんな綺麗さっぱりそれぞれに明るい人生を…で終わったのが配信。

配信を観終わってから、特典の台本を読みました。
各登場人物の年齢設定やら、ト書きやら、行間を埋める情報満載でもあり。
また台本には、台詞として発せられていた女性の台詞だけではなく、会話相手である男性社員、女性社員の台詞も全部書かれていたのが驚きでした。
台詞も巧み、たねちゃんも巧みだったので、何ら違和感なく、ほぼほぼ想定通りの言葉を言ってましたが。
最後の最後、配信観てる分にはまるで男性社員が女性を口説いているようにしか観えなかった部分が。
なんと、男性社員は女性への好意を語っていたのではなく、カニ缶への愛をひたすらに説いていたという、これ以上ない衝撃の事実、衝撃の仕掛け。
台本配布が配信終了後だったわけを深く理解でした。
南出さん…さすがだわ、なんて一筋縄ではいかない。
完全無観客配信という状況をこんな風に活かすなんて。
改めて感服です。

そして作中あれだけカニ缶、カニ缶言われたら、当然カニ缶食べたくなるのが人情ってものですが。
ちょっと気安くは手を出せないのが、缶詰の王者カニ缶。
仕方がないので、カニカマで手を打っておきました。

「夕映えの職分」

こちらは主宰であり、作演である南出さん主演。
すごい台詞量、しかも上演時間も長め、自分で自分を苦しめるストイックな作品。
台本手放さないリーディンク形式なのは、もう仕方ないと思うのです。

舞台は小学校の職員室、時間は放課後夕暮れ時。
昨日開催された運動会のDVD編集の為に居残っている場面で、教頭先生と電話で会話してるところから始まる。

会話の端々から、この先生の人柄がしのばれる。
他人の気持ちの機微に疎い、自分の価値観を絶対だと信じ他人の価値観を受け入れることができない、弱きものには強く出て長きものに巻かれる気質、不遜で他人を見下しがち。

ここだけ取ると、なんて最低な人間なんだという印象を受ける。
だけれども、この先生も最初からそうだったわけじゃない。
民間出身の先生、会社を辞めて教職に就くにあたって、挫折を経験。
勤めていた会社で自分の正義を通そうとして、潰されて辞めてきた。
その経験から、正しいことがいつでも通るわけではない現実に絶望して変わった、変わらざるを得なかった。

そうしてやって来たこの学校で、かつての自分のような同僚に出会う。
頑ななまでに自分の信念を真っ直ぐ貫く同僚に、かつての自身を重ねる。
きっと苛立ちを覚えたのだろう、衝突して追い込んで、辞めさせるに至る。
この同僚は猪突猛進、自分が正しいと思ったことを押し通す気質。
教頭先生によると昨日の運動会にも乗り込んできていたらしい。
自身の信念を通す為に、すでに辞職している学校の運動会に口出しをしに。
さらには先生が居残っている職員室にまで乗り込んでこようとする、幾度もインターホンを鳴らす。

信念が間違ってなければ、正しいこと言っていれば、全ての行いが許されるのだろうのか、何をしてもいいのだろうか、それはある意味人間味がなく機械的とは言えないだろうか、正義のごり押しではないだろうか。

そんな中、職員室に警察から電話が入る、この学校の生徒が集団で万引きをしたと。
しかもその中に、先生の担任するクラスの生徒も混じっていると。
この生徒は、先生が贔屓にしている生徒、特別お気に入りの生徒。
会話の中の言葉から察するに、この贔屓されてた生徒は、贔屓されてたことにより不良グループから目をつけられており、苦しんでいた。
そしてその兆候に気が付いていたにも関わらず、先生は放置した。
彼が先生への反発で自ら行動したにしても、不良達に強制されたにしても、兆候は確かにあったのだ。

万引き問題が勃発する中、さらに家出中の妻からLINEが入る、離婚を考えていると。
生徒達の問題にも、妻との問題にも、この先生は何一つ気が付いてなかったと言う、何も問題はなかったと、上手くいっていたと、何の兆候もなく突然だったと。

本当に気が付いてなかったとしたら、あまりに他人の心の機微に疎すぎる、人が視えてなさすぎる。
本当に視えてなかったのかな…いや心のどこかでは分かっていたんじゃないかな、分かっていながら否定していたんじゃないかな。

挫折から再び立ち上がって自分では達観したと思っている理念によって進んできた今の道で、またこうして挫折に直面し。
最後、ようやくかつての自分のようだと感じている元同僚と向き合う。
彼はこの後、今度はどのような生き方を選ぶことになるのだろう。
救いだったのは、会話から察するに、どうやら教頭先生はまともな考え方をもった人らしいということだろうか。
ののじにさすってごらん

ののじにさすってごらん

やしゃご

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/10/22 (木) ~ 2020/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

近年個人的に赤丸急上昇の見逃せないユニット。

作・演出の伊藤氏の1人ユニットだけど常連の俳優陣もめちゃ好みで、ここ数年楽しみにしている。

今回も、なんていうか痛いくらい切実な日常を描いて胸にしみる。

細やかな生活感が今のリアルを映し出していた。

音楽劇 獅子吼

音楽劇 獅子吼

オールスタッフ

上野ストアハウス(東京都)

2020/10/21 (水) ~ 2020/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

戦時下の動物園。老いた獅子と元飼育係の若者。

戦争という理不尽の中で、動物も軍人もそれぞれの矜持と愛情を試される。

浅田次郎の短編小説を音楽劇にした脚本と演出の手腕、少数先鋭のキャスト陣も見事。

特に、生演奏のお二人とコロスのお三方の確かな技術と表現力が物語に深みを加えた。

糸井版 摂州合邦辻

糸井版 摂州合邦辻

木ノ下歌舞伎

あうるすぽっと(東京都)

2020/10/22 (木) ~ 2020/10/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

昨年3月に拝見し、また観たいと思っていた作品の再演。

壮絶な物語に組み込まれたゆるやかなメロディと動きによる独特の世界観に引き込まれる。

玉手御前役の内田さんや合邦道心役の武谷さんをはじめ魅力的なキャストが揃って目が離せない。

シンプルながら場面によって姿を変える美術も印象的。

物語の随所に過去の幸せな時間が埋め込まれるように描かれいて、それを観るといっそう胸が痛んだ。

コロス県自殺市呪い村四丁目

コロス県自殺市呪い村四丁目

U-33project

インディペンデントシアターOji(東京都)

2020/10/30 (金) ~ 2020/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

笑えましたが、驚かされもしました。
階段にのたくる大蛇もすごかった。

忖度裁判

忖度裁判

ワンツーワークス

シアターX(東京都)

2020/10/31 (土) ~ 2020/11/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

裁判員に選ばれて参加してる感覚にさせてくれる、意外と真面目な裁判員制度の舞台でした。

ロボットアニメの定番がガンダムみたいに、日本の裁判員制度の芝居の定番は、12人の優しい日本人。これをイメージして観にいったら少々戸惑うかも。

アフターイベントの公開ダメ出し。
歩いて来てない、いかにもここから歩き出してしまってるとか、ドアの開閉は間髪入れずにとか、セリフが一行とんで意味が通らなくなったとか、リズムが悪くて何言ってるか分からなくなってたとか。

今観たばかりの舞台のブラッシュアップ、役者さん達が台本にメモ取りながら洗礼させていく作業。この前観た芝居の脚本もこの演出家がしたらそれなりの芝居になってたかもしれないなあ・・なんて思いながら興味深く拝見させていただきました。

きらり役の上脇結友さん。
序盤そうそうシャーペンの芯が無くなってメモできず困ってました。後ろのキャップ外してトントンしたり芯の穴覗いたり。シャーペンの芯が無くなったらみんな同じ動作するんだなあって見てました。忘れずダメ出しされたとこ直せたんだろうか。

人類史

人類史

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2020/10/23 (金) ~ 2020/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

KAATホールで観る3度目の芝居。SPAC「マハーバーラタ」、地点「光のない。」(いずれも2014年秋)の変則、異形のステージに比してオーソドックスな形で、しかも前方席のためホールの奥行を感じる事なく「大スタジオより少し広い」空間で芝居が進む感じ。ただしホールの規模を感じさせるのが、バトンに吊られた(美術:堀尾幸男による)巨大なオブジェが浮かぶ時。
広い紗幕に人類史の年代が映され、風変りな芝居は始まる。人類の歴史を谷賢一はこう捉えたのか、と思う。そこに「必然」があったが「未来」はどうか。希望はあるのか。そもそも希望とは何に対するそれであるのか・・。扱うテーマは壮大だが舞台は当然ながら「抄訳人類史」である。不思議な感覚を伴う舞台であったが咀嚼しきれていない。後半は人類のある分岐点がピックアップされその時代のドラマが展開する。舞台作りの端々に試みの跡があり、私としては「人類史」の本質に迫る試みとするならば再演を重ねバージョンを変えて行く事により命を得ていくのではないか、と感じる。
(詳細後日)

コロス県自殺市呪い村四丁目

コロス県自殺市呪い村四丁目

U-33project

インディペンデントシアターOji(東京都)

2020/10/30 (金) ~ 2020/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

不思議な世界観で楽しかった。絶妙なセリフが笑えた。コロナ対策も頑張ってて脱帽。みなさんの元気をいただきました。ノーステージ ノーライフです。

ミュージカル『ローマの休日』

ミュージカル『ローマの休日』

東宝

帝国劇場(東京都)

2020/10/04 (日) ~ 2020/10/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

アン王女は土屋太鳳さんでした。可憐さがオードリーヘップバーンと重なりぴったりな役柄であったと思う。ステージも豪華で楽しめた。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"ゴミ捨て場の決戦"【11/15(日)13時、18時の大阪公演中止】

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"ゴミ捨て場の決戦"【11/15(日)13時、18時の大阪公演中止】

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会

Kanadevia Hall(東京都)

2020/10/31 (土) ~ 2020/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

全力投球という言葉がぴったりな演劇。躍動感あってステージの使い方がとても楽しい。ミュージカルともまた違った楽しさが味わえる。

かくありき!

かくありき!

演劇ユニット 少年cycle

鶴瀬公民館 ホール(埼玉県)

2020/10/31 (土) ~ 2020/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

価格2円

埼玉県富士見市を拠点とる少年サイクルはNOMUさんと前田彩水さんのユニット。
今回は前田さんが17LIVEの配信をしていることで、オンラインを通じて知り合った3人がキャストとして名を連ねているというのが一番のトピック。

ネタバレBOX

作品としては、1999年春からのとある文藝部が新入部員を通じての成長や葛藤を魅せるというもの。
正直なところ、1999年というのは作品自体にはそこまで大きくは関係なく、数年ずれていてもストーリーは成り立っていた。
ただし、開場から開演までのBGMを含め、忘れかけていた20世紀が作品のいたる部分に散らばっていて、その部分が少年cycleあるいは作演出のNOMUさんの手腕を存分に見せつけたところではないだろうか。

もちろん少年cycleさんとしての弱点でもある、"どうしても演技演技してしまうシーン"が点在しており、手放しで絶賛をすることはできないものの、市民ホールというある意味閉ざされた空間で行われるにはもったいないレベルの脚本のボリュームと説得力と小道具等の細かさがあり、市民だけでなくもっと広い範囲で多くの方に観てもらいたい逸品に仕上がっていたのはないだろうか。
11月中旬に公式YouTubeにて無料配信が行われる(期間中に撮影した映像を編集/配信)とのことなので、興味を持っていたものの現地にか向かうことができなかった皆様はぜひその配信をお待ちいただければと思う。

追記として、ここ数ヶ月観た演劇の中ではすこし珍しい形ではあったものの、入場から退館までのあいだのコロナ感染対策は十分に行われていたのとも記載しておく。

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