
HATTORI半蔵Ⅳ
SPIRAL CHARIOTS
六行会ホール(東京都)
2021/06/30 (水) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初見の劇団さん。殺陣もダンスもキレッキレで音響も素晴らしい。演者さんもカッコ良くて可愛くて芸達者たち。楽しめました。

金の切れ目が時間の切れ目
劇団森
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2021/05/29 (土) ~ 2021/07/31 (土)公演終了
映像鑑賞
短針チーム、長針チームの順で両方とも鑑賞。長針チームの方が4分程短い。チームによって何人かの役が男女入れ替わっていたりするのだけど、長針チームの出来の方が好きかも。

私を代わりに刑務所に入れてください 非行少年から更生支援者へ
私を代わりに刑務所に入れてください実行委員会
シアターサンモール(東京都)
2021/07/02 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2021/07/04 (日) 15:00
#私を代わりに刑務所に入れてください
#森寧々 さんと #久保田堅伸 さんが光っていた。#桂ゆめ さんは僅かなシーンでも別格だった。
やはり舞台は、物語の設定だけでは感動しない。説明されても感動しない。俳優がそこで生きてこそドラマが動き、観る者の心を震わせるのだと、改めて感じた。
キャストが何度も何度も場面転換に使われ、また、通行人や市民として舞台を歩かされてばかりいて、なんだか浪費されているように感じてしまった。
客席に向けて顔を見せる演出は思いやりなのだろうけれど、それは同時に真実味を削いでしまう。ダヴィンチの最後の晩餐のような食事風景は、やはり興ざめする。その上、そこにあまりにもミスマッチな音質のBGM😰これみよがしのメロディは狙いがあけすけで閉口。
そして、作品以上に酷かった客席のマナー。こんなに着信音が聞こえる舞台はそうそうない。飲食禁止という開演前アナウンスが流れているその時に、関係者にペットボトルのお茶を配っているスタッフにも驚いた。まさかそれが上演中にキャップを転がすことになるとは予想もしなかった。この客の携帯から数分ごとに着信音がするのに、一向に音を切ろうとしない。犯罪加害者の更生を扱った作品の是非を問う前に、観劇マナーに対する姿勢を問いたい。あまり演劇と触れ合うことのない人が集まった作品なのかもしれない。であるならば、尚のことマナーを徹底させる努力を主催者には持ってもらいたい。
チケットに記載された整理番号が指定の座席番号だというのも初めてだった。自由席だと思い新幹線で早く来た自分を哀れに思うしかない。

親の顔が見たい【公演中止】
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2021/05/03 (月) ~ 2021/05/05 (水)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
2回目で見ていると、この後の展開を知っているので、それぞれの視線や仕草の意味が違って見えてきて「こいつらあ!!」という気分になります。怖いです。
笑っている場合ではないのですが、笑えてしまうシーンもあります。
劇場だと気にはなってもなかなか複数回見るとかできないので、これはこれでいいのかもしれないと思いつつ、やはり劇場でも見たいです。
手元にチラシがあるのですが、出演者の皆さんの写真が中学生時代のものらしく、どれが誰だか分かりません(笑)

銀の骨
やみ・あがりシアター
王子スタジオ1(東京都)
2021/07/02 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
物語のベースは小説「銀の匙」(中勘助)、構成はシュニッツラーの戯曲「輪舞」に工夫を凝らし精緻な構造を成しているようだ。
この公演は実験公演・オーダーメイド#2となっており、いくつかの約束事を設けている。その中に上演時間60分程度というのがある。ところが、本公演は70分で目安時間を超えており、終演後の挨拶で脚本・演出の笠浦静花女史が律義にも謝っていた(誰も気にしていないと思う)。たかが10分であるが、案外重要なことでもある。例えば〇△演劇コンクールのような賞レースでは、時間制限を設けている場合がある(芝居に優劣と言うか順位はどうかと思う時もあるが、事実「コンクール」等はある)。
また実験公演は第3弾も考えているとの案内もあった。
さて、最近「別役実短編集」(基本2人芝居)を観たが、いつの日か、「やみ・あがりシアター実験公演オーダーメイド作品集」(1人芝居)なる企画をしてほしいものである。第1弾「アン」は未見であるが、高評価(未見のため他者評価を信用 無責任か?)のようであり、少なくとも本公演を観る限り、企画に値すると思うのだが…。
コロナ禍ということもあるが、観客12名という贅沢な観劇空間で至福の70分。堪能した!

センス・オブ・ワンダー
Nibroll
シアタートラム(東京都)
2021/07/02 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/07/04 (日)
価格4,000円
4日14時開演回(70分)を拝見。
昔、五反田にあった「ゆうぽうと」で、シルヴィ・ギエムに魅せられて以来、座・高円寺での舞台で観た辻田暁さんのパフォーマンスや、PRUNUS HALLまで足を運んで桜美林の学生さん達の公演を拝見したり…。
今日もまた、コンテンポラリーへの見識浅く、理解が及ばぬまでも、お三方のパフォーマンスにハッとしたり・見惚れたり…記憶に残る70分間を過ごさせて頂きました。

ボス村松の自転車泥棒(再戦)
劇団鋼鉄村松
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2021/07/02 (金) ~ 2021/07/05 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かった。ボス村松作品のなかでは、ストーリーの起承転結がはっきりしていて分かりやすい。
役者さんもそれぞれ魅力的。踊る井草佑一さん、明らかに付け焼刃ではなくフィギュアかバレエの本職!?と思ったらコンテンポラリーダンスのご出身でしたか。表現力!
前作プリズンブレイクから宝保里実さんの魅力にやられっぱなしです。
7/4夜 ネタバレに追記

首切り王子と愚かな女
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2021/06/15 (火) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
民を次々処刑する残酷な王子トル(実は可哀想な存在である=井上芳雄)と、王子の世間知らず=無垢な幼さに気づいた愚かな女ヴィリの出会いと別れの物語。いつのどことも知れぬ王国の、ファンタジーであり、寓話である。独白、というより傍白(=わきセリフ)が多く、物語の展開も含め非リアリズムの芝居である。その点では野田秀樹をほうふつさせる。家族劇などのリアリズム演劇で大きな成果を上げてきた蓬莱隆太の新たな挑戦であり、彼の持つ幅広さを示した。
冒頭、トルと兵士長ツトム(高橋努)
の首切りの処刑と、がけから飛び降りて死のうとしたヴィリの二人の出会いから、ズカリと王宮の核心に入っていく。トルの母、女王デン(若村麻由美)が実際は王国を仕切っている。兄王子ナルの3ヶ月後に生まれたということから不吉がられ、北の孤島に幽閉されていたトル。ナルが不治の病の床に伏したため、トルは呼び戻され、女王の手足となっている。
トルは王女ナリコ(入山法子)を抱こうとせず、ナリコはイケメンの兵士ロキ(和田琢磨)と影で密会している。王子の世話係になったヴィリは、「トルは子ども。首を切らされてるだけ。必要なのは遊び相手」とカードゲームの相手になり、王子を慰める。ヴィリは実は王族の歓心をかって、出世しようという下心もある。
数年前に家を出ていったヴィリの姉が王の家臣になっていた。近衛騎士リーガン(太田緑ロランス)である。リーガンは実は圧政をひく王を倒す組織の幹部であり、部下に、競馬に出場する王を狙い撃ちさせた。(この競馬はおもちゃの木馬を使って、なかなか見せる)そのとき、ヴィリが身を挺して王を守った。リーガンはとらわれ、ヴィリは第二?王女に取り立てられる。(ここまでが1幕)

キネマの天地
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2021/06/05 (土) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
感想には、さすが井上ひさしだ面白いと、井上ひさしにしてはいまひとつというのと、二手に分かれている。私は面白い!と思うのだが、「今ひとつ」という意見もわかる。この作品は1986年に松竹で初演されたあと、一度だけ2011年にこまつ座が再演している。家にパンフがあるので、私は再演を見ているはずだが、全然記憶がない。このように、見たときには女優たちの鞘当て合いや、推理劇のどんでん返しが面白いのだが、作者の社会批判や歴史観がほとんどないため、感動が軽く、記憶に残らないのである。
さすがに今回はこれだけ復習したので忘れることはないが、やはり軽量作であることは否めない。新国立の「人を想う」シリーズでは、斬られの仙太>東京ゴッドファーザーズ>キネマの天地という順で、芝居が軽かったといえよう。ただ、井上ひさしの演劇愛はひしひし伝わる。とくにどんな端役でも俳優に対する愛情がこの作では強い。大部屋俳優で警察役を演じる尾上竹之助(佐藤誓)の、二幕の見せ場の好演が光った。

人狼TLPT S「トランスミッション」
ピウス
萬劇場(東京都)
2021/06/30 (水) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
この舞台は、それぞれの人生を歩んだ人物達が生き残りをかけて、人狼探しに挑む物語。観客はもちろん、役者も人狼が誰か知らないので、毎回、物語は違う。人狼が誰なのか予想するのも良し、舞台でのやり取りの中に、その人物の生きて来た人生が見え隠れするので、純粋に物語としても堪能できる。悲しい人生を歩み悪にそまったもの、みずから悪の世界に見を置いたもの。色々な登場人物がいるので、予想を楽しみつつ、感動も出来ます。

みんなのご機嫌よかれが肝心かなめ
劇団やりたかった
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2021/06/16 (水) ~ 2021/06/28 (月)公演終了

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
別役実戯曲の新しい発見のある公演だ。
戯曲そのものは手を入れていないというから、かつても同じような本からいくつもの別役作品を見てきたのだが、早稲田小劇場でも、文学座でも、円でも、木山事務所でも、ケラでもない、いままでになかった上演である。それが、燐光群風社会ドラマと言うのではなく、戯曲に寄った新しい舞台になっているところがいい。
今回は四作品の上演でその二作を見た。
「いかけしごむ」と「眠っちゃいけない子守唄」は登場人物が二人づつ。
「いかけしごむ」は町はずれの行き止まりの路地の奥の小さい広場。“ここに座らないで下さい”と張札を付けたスタンドの前にベンチ。上手に運命鑑定の行灯のあるテーブル。その上からいのちの電話につながる黒電話がぶら下がっている。
女性(鬼頭典子)が現れ、そのベンチに座る。何事も起きない。そこへ平凡なサラリーマン(萩野貴継)がごみ袋を手に現れ、追われているという。女に問われ、追われている理由は彼がいかけしごむを開発してその秘密を東欧の秘密結社に狙われているからだ、と答えるが、女に追及されて、実は妻に逃げられ、原料と称して持っているごみ袋の中の「いか」は実は捨て場を探している殺した子供の死体だ、という事が分かってくる。
別役作品についてよく言われる不条理演劇(と言う翻訳は適訳とは思えないが)風ではなく、原語で言えばabsurdな展開である。しかし、ヘンテコながら物語はコントのような、ホラーのような、小市民ドラマのような、論理的な筋を追って進み、別役作品ならではの世界になっていく。
、緻密に計算された本を、坂手演出は本に忠実に演出していて、いままでのように演出者があらかじめ決めた世界(多くはいかにもの不条理な世界)に作りこんでいないので戯曲の魅力がはっきり出ている。そこが新しい。面白く見られる。
「眠っちゃいけない子守唄」では眠れない男(さとうこうじ)が派遣サービスから話し相手の男(大西孝洋)を呼ぶ。男は、自分が何者かも知らず、知ろうともせず、眠ることで最後が来るのを避けるために派遣の男を呼んだのだ。解説によれば、眠らない男はナチ迫害下のユダヤ人であり、派遣の男は現代人という事になるが、そのような寓話的解釈によらずとも、
雪の降る夜に、自らも何者か知らず、理解できない他者を話相手にせざるを得ない(そのために会話は常に方向を失う)人間の孤独と滑稽は切々と伝わってくる。
ここでも、男が記憶している過去は「よっちゃん」と呼ばれていたこと、自分に寝るなと命じた人は「としこ」という名だったと日常的な言葉がポイントに使われていること、通じない言葉で会話をすることを夢想するなど、日常の中にある人間関係を言葉から効果的にドラマに仕組んでいる。別役作品ならではの面白さだ。
俳優はそれぞれ、演出の意図を心得て好演。余計なものを見事に切り落としている。
かつて、坂手洋二が「マッチ売りの少女」を新国立で再演した時、鈴木忠志演出で見ていた筆者は非常に違和感を覚えた。それから、20年たって今見る坂手演出はまた変わって、意外にしっくりした。今なら白石加代子は70年代の「時代」の舞台だったと言い切れるかもしれない。観客もまた変わっているのを実感する。
他の芸術と違って、演劇の戯曲は時代とともに様々な衣装を着けることができる。そして新しい観客に触れる。一期一会、演劇の面白さの一端に触れる公演でもあった。

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
4つの作品のどれも奥深く素晴らしかったが、個人的には特に『眠っちゃいけない子守歌』の孤独感というか何とも言えない寂しさのようなものに感じ入った。あらためて別役実は凄い作家だと再認識した。これらの作品を取り上げてくれた燐光群に感謝したい。

HATTORI半蔵Ⅳ
SPIRAL CHARIOTS
六行会ホール(東京都)
2021/06/30 (水) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
客層が女性が多くてーイケメン演劇かなぁと思ってたんだが
殺陣がSEとかも入れて頑張ってた作品でした
続きものという事でもあり
今までの話の流れを知ってる方には
ニヤリな台詞とかも入れてきてファンサービスは上手だったなー と
小道具や衣装なども凝ってて見応えがあったが
話の見せ方が 今一つだった感ありました

いまさらキスシーン
松永企画
イカロスの森(兵庫県)
2021/06/12 (土) ~ 2021/06/26 (土)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
小山栄華さん回は生観劇できたが、松永和真さん回は後日、配信にて観劇。
小山栄華さんは美少女感のある演技でしたが、松永和真さんはよりストレートでダイナミックな感じ。
観せ方違って、面白かった。
なので、違いを堪能すべく、柿喰う客さんの公演も観劇三昧さんで配信観劇、なるほど三人三様面白い!

いまさらキスシーン
松永企画
イカロスの森(兵庫県)
2021/06/12 (土) ~ 2021/06/26 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
小山栄華さんの回の初日を観劇。
この演目、女高生じゃ…と思いつつ来場。
その通りでした。
「柿喰う客」さんらしいマシンガン台詞を連写し、女高生を美?少年が好演。
高校3年間をギュギュっと30分に圧縮。軽快な1人芝居でした。
松永さんの回も気になったので、予定が合わず生観劇はできませんが、配信の方を予約。

フェイクスピア
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2021/05/24 (月) ~ 2021/07/11 (日)公演終了

バクで、あらんことを
くによし組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/30 (水) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/07/03 (土) 16:00
ストーリー構成が難解な部分があったが、観劇後に心に残る話であった。
舞台と客席の線引きが面白かった。
チケットに記載の整理番号とは無関係に入場だったのは、感染症対策の急遽の対応だったのだろうか?

りぼん,うまれかわる
ナッポス・ユナイテッド
六本木トリコロールシアター(東京都)
2021/06/18 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
■120分強■
容姿やキャラクターが似すぎているあまり、冒頭の20分ほど、ヒロイン役の深川麻衣さんのことを、共演女優の中西柚貴さんだと信じて疑わずに鑑賞。そのうち、同じ舞台上に中西さんもいることに気づき、ようやく錯誤を覚った次第(爆)。
それはそれとして、輪廻かもしれない事象の真相をミステリー仕立てで炙り出していくストーリーの面白さたるや!
ヒロインの鞄をプチ悲劇が襲うシーンはヒロインの持ち前の可愛さと演技力を音効、照明が強力バックアップして鉄板の笑いを生んでおり、山崎彬の演出家としての才気をあらためて思い知らされた。

ウィルを待ちながら~インターナショナル・ヴァージョン
Kawai Project
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/07/02 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
■約90分■
初演にかなり手を加えての上演。シェイクスピア諸作品のセリフを組み合わせてオリジナル劇をこしらえるという試みは初演よりも上手くいっていた印象。ただ、結末は初演のほうが締まっていたような…。