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黒羽根シリーズ 『謝肉祭殺人事件(マーダー・カーニバル)』

黒羽根シリーズ 『謝肉祭殺人事件(マーダー・カーニバル)』

劇団P・T企画

世界館(大阪府)

2021/10/29 (金) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

また、犯人を当てることができなかった…。完璧な回答で、クッキー一枚はさみしい😣⤵️

音楽劇 百夜車

音楽劇 百夜車

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/10/29 (金) ~ 2021/11/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2時間サスペンスのようなストーリー、歌、ダンスと盛り沢山で観応えがありました。役者さん達は演技力が高く、とても良かったです。ぞくぞくしました。
あくまでも個人的な感想ですが、歌が多いのは良いのですが、ここは歌じゃない方が分かり易いような・・という部分が多々ありました。
ですが、サスペンス大好きなので、とても面白かったし、独特な雰囲気にも惹き込まれたし、歌もダンスも楽しめる贅沢な舞台でした!

ちーちゃな世界

ちーちゃな世界

青春事情

駅前劇場(東京都)

2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いや~、面白い!
観てきたコメントの多さと高評価も納得です。

ネタバレBOX

なるほど、東京から離れることで東京が見えるということか。

エンディングだけは納得できなかったのはですけどね。
店の金を持ち出す→競馬につつぎ込む→たまたま勝って、大金をオーナーに。
ハッピー・エンディングみたいになっているけど。
エレモア・ムーブ

エレモア・ムーブ

バンタムクラスステージ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2021/10/22 (金) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2021/10/29(金)14時に、王子小劇場で観た、バンタムクラスステージ、
「エレモアムーブ」の感想です。
劇場に着くと開演前に、映画館のような予告編が流れる。劇中の主人公が過去に主演した映画だ。面白い。続きが見たい。予告編だけでは勿体ない。
本編。主人公エレモアは映画俳優。彼の身近に居る人や、作品に影響を受けた人々の思惑が交差し、やがて大きなムーブメントに成っていく。
エレモア自身の、心のムーブが揺れ動きすぎる。コミカルに、時にシリアスに。
周囲が放っておけず、思わぬ展開に広がって行く様が、小気味よい。

役者は皆さん手練れ。「皆さんが全て手練れ」という作品は、実はなかなか無い。その所作、声に、細かい配慮が、随所に見て取れる。今回のエレモアムーブに出演してる皆さんは、本当に全員手練れ。素晴らしい。

とても難しいセリフ流れの脚本が、実に気持ち良く観客の耳に入ってくる。
自然にクスッと笑え、シリアスな心情にも、寄り添える。

舞台美術、照明、音響、衣装等に至るまで、シンプルな様に見えるが、
実に良く計算、熟考された上での、シンプル。良き。

最後のシーンは、バンタムという団体の背景を知っていると、より胸にくるものが有る。

そして、観客が安全でスムーズに観劇出来るよう、様々な部分で制作スタッフの方々が、心配りしてくださっているのが、よくわかりました。
ありがとうございます。

久方ぶりの、劇場での観劇。
やはり目の前で、人が話し、動き、笑い、泣き、それを直接感じる事が出来るのは、何物にもまさるよろこび。

バンタムクラスステージ
「エレモアムーブ」
王子小劇場 王子駅徒歩5分
2021/10/22金から31日まで。

ツイキャスでの配信もあり。定点とスイッチングの2種類。アーカイブは2週間。

以下、私感。

いつ以来だろう。久し振りに、劇場へ向かう。
家で観に行く準備中や、電車に乗っている時、
「ああ、そうだ。観に行く時は、こんな風に時間が流れ、景色が動き、気持ちが高鳴り、向かっていたんだった。」と思い出す。
全てが以前と同じという訳ではないが、
演劇を劇場で、生で観る事が出来る状況が、戻ってきた事を実感する。

今回、希望日の座席が、事前に売り止めになり、観劇を諦めていたが、
前日夜に急遽増席され、予約可能になり、観に行く事が出来た。感謝致します。

帰り際、作演出家の方に、エレモアムーブ本編の感想を伝え、
映像化・DVD化希望と共に、予告編の方の作品化もお願いしてみた。

以前、劇団6番シードさんが、映像チームのプロジェクトヤマケンさんと、劇団PVを作り、評判となり、
その後数年に渡り、制作実務や資金面で、ファンと協力しながら、映画館での公開に至った。
という事例もある。

クラウドファンディングの活用等も。

舞台作品と映像作品で、準備期間や作成方法は異なるが、
エレモアムーブ本編・予告編ともに、
作品自体にチカラがあり、何度でも見たいと思うので、ぜひご一考を。

コロナ禍以降、
実際に劇場や映画館に行く、生配信や、アーカイブ映像で残すなど、
作品を楽しめる時間・選択肢が広がった事は、良い。

2021/10/30(土)
トランクウィル 記する。

音楽劇 百夜車

音楽劇 百夜車

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/10/29 (金) ~ 2021/11/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

まず驚かされるのが舞台美術。この作りの意図するところは と考えを巡らせたが、観終わって そういう解釈なのかと…。冒頭は、説明にある小野小町の伝説「百夜通い」を、あやめ十八番らしい能楽のような様式美で観せているが、内容的には現代の或る事件の顛末を連想させる。だだ、前作「江戸系宵蛍」に比べると、そのパフォーマンスの意味(表したい内容は理解)するところが弱いようだ。二部構成、休憩をはさんで160分の上演時間。一部は三人称、二部は一人称のように視点を変え、物語というか人の心の深淵を覗くようだ。理屈では言い表せない人の心の複雑さ、そこに舞台美術の雑然とし整理できていない様を観る。
全体的には音楽や中世古典文学といった魅力ある演出で観(魅)せているが、自分的には、物語のベースになっているであろう事件が禍々しく、そこに現代社会(マスコミ等)の毒々しさを絡ませたため、演劇という虚構を超えて現実(想像)が勝ってしまった。リアルな重しに対し音楽や中世古典文学といった情緒的な演出、事件(現実)と演劇(虚構)の ある程度の融合は観て取れたが...。とは言え、ミュージカルとは違う音楽劇の魅力、その劇に観入らせる力は見事!  
2021.10.31追記

ネタバレBOX

舞台美術は、事務机、OA椅子、ロッカー、キャビネ等が雑然と積み重ねられ、上階部を形成している。その上階部のやや下手側に演奏スペース。上手が主に雑誌社に関わる場面、下手が主人公の清水謠子(金子侑加サン)に関する場面が描かれる。どちらの足場も不安定で乱雑なところを上る。ここに不安・揺れる人間の心情を観る。

冒頭、週刊誌「明朝」のオフィス内とそこに勤め出した新人記者・檜垣純(永田紗茅サン)の出勤風景のパフォーマンスから始まる。文芸部門を希望していたが、もう1人の主人公である実方融(浜端ヨウヘイサン)と千葉連続不審死事件を扱うことになり、清水容疑者が収監されている拘置所へ行く。容疑者(判決後は死刑囚)との接見交通権が制限されていることから、実方が清水容疑者と獄中結婚を申し出る。その回答が百日間通い通したらというもの。これによって小野小町の「百夜通い」の伝説に繋がる。ラストも同じように百日目には、というもの。

雑誌社では清水容疑者の話題をスクープしたい、そのためには命以外は犠牲にする。当初、檜垣はそんな横暴な取材体制(態勢)に批判的であったが、段々とのめり込む。実方には婚約者・松風一美(内田靖子サン)がいたが、婚約破棄までして社命に従う。理不尽を通り越した無茶振りだが、段々と清水容疑者に惹(魅)かれていく。彼女の容疑は複数の男性を死に至らしめたということ。ここまでが第1部。
第2部は、主に下手で彼女の裁判(記憶と記録)に関わる場面へ移る。さすがに具体的な殺害シーンは描かないが、次々に不審死(一酸化炭素中毒死等)していく。例外として、介護していた人物との真情吐露、ビニール縄跳びを使った別れは悲しく、同時にラストシーンへの伏線を思わせる。彼女の生い立ち、幼き頃の両親の性癖を覗き見たことによるトラウマ、夫婦交歓によって父が母を死に至らしめ、以降 父に会っていないことなどが語られる。その父の死と弟の出現。弟の傍聴メモが雑誌社の連載記事となる。裁判では決定的な物的証拠はなく、状況証拠の積み重ねで有罪(死刑)に追い込む、その検察(権力)への批判が鋭い。複数の男性を恋狂わせ死に至らしめた女、それが”魔性”というにはあまりに純粋すぎる。

この裁判は、裁判員裁判で家庭内で夫の精神科医・三井寺康人(谷戸亮太サン)からDVを受けていた妻の由梨(大森茉利子サン)が参加、清水容疑者の弁護士・善知鳥葵(服部容子サン)と精神科医・三井寺の不倫など、いくつかの話を物語に関連付けているが、本筋とは少し別の話。第1部は彼女の事件によって話題と利益を得ようとする雑誌社(マスコミ)の第三者視点で描き、第2部は彼女自身が心情を切々と語るような当事者視点、その異なる視点で物語が立体化して観え出す。

内容的には重くなりがちであるが、音響・照明といった演劇効果、そして和歌詠みで現代と平安期の隔てた時間と空間がゆっくり融合し心を和ませる。また清水容疑者の衣装は囚人服ではなく、主にスウェットファッションで、重々しさよりは見すぼらしく儚さを印象付ける。裁判では死刑判決になるが、本当に殺人を犯したかは…その印象を固定させない巧さ。物語の面白さは、その内容(現実にいくつかあるが、例えば木嶋佳苗死刑囚の首都圏連続不審死事件を連想)というよりは音楽劇(台詞と歌シーンの別)という聴かせ観(魅)せる演出に楽しさと驚きを感じた。まさに極上のショーを観た!それを体現したキャスト陣の熱量・力量がこの公演を成し遂げたといっても過言ではない。当事者を残して事件は忘れ(風化し)ていく、とは劇中の台詞。自分の記憶が薄れ、現実の事件を忘れれば、また違った印象の公演になるだろう。
次回公演を楽しみにしております。
後の祭りになる前に

後の祭りになる前に

HitoYasuMi

下北沢 スターダスト(東京都)

2021/10/29 (金) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

1時間ほどの中篇。開演前から芝居が始まっているので、早めに入るのがお薦め。ご贔屓のユニットの久々の公演ということもあり、終演後はついフォトブックを購入。

ネタバレBOX

序盤は性格の異なる三人の会話のズレっぷりが可笑しいが、これだけだと単調かなと思ったあたりで、各々の家庭の事情や、過去のあれこれが浮かび上がってきて、三人のキャラクターが立体的になってくるのがいい。
音楽劇 百夜車

音楽劇 百夜車

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/10/29 (金) ~ 2021/11/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2021/10/30 (土)

観てきました☆ セット含めてゴチャゴチャし過ぎに感じた。
もっとシンプルが良かった。

ネタバレBOX

歌が多すぎる。 そのうち良いな~と思ったのは3曲くらい。 すべてソロパート。
男性で一人飛び抜けてうまい方がいたが、何度も聞いているうちに、飽きてしまった。
セットも上下2段になってたけど、個人的には嫌いだ。
音楽劇 百夜車

音楽劇 百夜車

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/10/29 (金) ~ 2021/11/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

あやめ十八番初観劇。18時開演だから、ある程度長尺になるとは分かっていても、開演前のアナウンスで休憩10分を挟んで2時間40分と聞かされたときは、少々不安があったのだが杞憂に終わった。

ネタバレBOX

初日だからか、それとも自分の席の関係だったのか、序盤の群唱で歌詞が聞き取りにくいのがやや気になったが、それでもミュージカルと銘打って、平気で出来に見合わない高値のチケ代をとる劇団が少なくない中、このチケ代でこのクオリティというのは素晴らしい。
音楽劇 百夜車

音楽劇 百夜車

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/10/29 (金) ~ 2021/11/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 小野小町と深草の少将の百夜通いについては三島が「卒塔婆小町」で描いているし上演回数もそれなりに多いので舞台を観ている方も多かろう。今作も下敷きにしているのは、この百夜通いに纏わる夢幻能なので当然のことながらシテ(実方)、ワキ(謡子)、ツレ(黒塚・僧侶)として設定されており、二部構成になっているのも単に尺が休憩を入れて160分という長尺だからというだけでは無く能の前場、後場に対応していることに留意すべきだろう。あやめ十八番の作品は日本の古典文学の素養を基礎にした作品が多いこと、今作でも和歌等が多用されていることでもこの事情は納得できよう。(ベシミル 華5つ☆ 追記後送)

RAFTでDADADA

RAFTでDADADA

タテヨコ企画

RAFT(東京都)

2021/10/22 (金) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

コメントが遅くなりましたが。二本ともとても面白かったです。時間が短いのにとてもよくまとまっていて、違和感なく物語に入り込めました。応援している中根さんのお芝居もいつも通りよかったです。もちろん、話の内容も❗また次回も楽しみになりました。

五番目のサリー

五番目のサリー

M・G・H / ニッポン放送

よみうり大手町ホール(東京都)

2021/10/21 (木) ~ 2021/10/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

出来る役者に、個性的な演出、前向きなラストに隠された事実、見ごたえありました!ただ、どうしてもこの演出だと、5人分の人格を一人の女優が演じ分ける面白さがやや欠けてしまう気もする。ちともったいない気もする。

「あの怪物の名は太陽の塔」

「あの怪物の名は太陽の塔」

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ややもすると学校教育の一環の舞台鑑賞会の如き硬直した表現に陥りやすい題材をそこは個性的なキャラを際立たせることにより笑いも多く見事エンタメ作品に昇華した。今回も橋本亜紀(ドリーヴス)さんを筆頭とする俳優陣の存在感が素晴らしい。

ネタバレBOX

仕事帰りでぐったりしていたので、大事なところを見逃してしまったのかな!?ヒロインの文通相手が実は施設職員の“あの人”ではなかったのかな?
Home, I'm Darling

Home, I'm Darling

東宝

シアタークリエ(東京都)

2021/10/20 (水) ~ 2021/11/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

外に出たくない女性の、現実逃避から、どうやって抜け出るか、の芝居である。ジュディ(鈴木京香)の花柄ワンピースのかわいい奥様ぶりにおどろく。甲斐甲斐しい主婦ぶりとあわせて、倍賞千恵子に似ていると思った。時間が立って思い返すと、前半はかなり図式的な気がする。後半、夫ジョニー(高橋克実)が「君は夢の世界に住んでいる。僕にはこんな生活はいらないんだ」と本音を言い始めるところからが見どころ。もう一つは、母シルヴィア(銀粉蝶)が娘の勘違いに腹を立てて、50年代の混乱と家父長制と女性のいきにくさを語る圧巻の長台詞。びっくりした。

シルヴィア「あんたのやっている(専業主婦)ことは男が望むことよ」
ジュディ「どうして家事は評価されないの」
シルヴィア「男がやらないからよ」
ジュディ「働け、働けって、それって、資本主義的すぎない?」
男の保護家から抜け出ようとすれば、資本主義の賃金奴隷になってしまう。自営業は別だが。その矛盾をサラリと示したセリフで、注意を惹かれた。

ネタバレBOX

隠しておいた銀行の督促状が夫に見つかって、幸せの拒食が剥がれるところ、「人形の家」みたいと思った。パンフによれば、作者もイギリス初演の俳優陣も現代版「人形の家」と十分意識していたそうだ。ただ、家に閉じ込められていたノラと違い、ジュディは必死に家に閉じこもっているのだが。

最後「まだ愛しているわよね」「愛しているよ」と確かめ合う。「愛している」と日本人は普通あまり言わない、日本人の戯曲にもあまりない。「紙屋悦子の青春」は「迎えに来る」「待っている」と行為に託すし、「フタマツヅキ」も父母は「家族じゃない?」「続けてほしいの」といい、息子カップルは「今告白する?」「同棲しよう」「入り浸るよ」など。工夫である。
Disney HIGH SCHOOL MUSICAL

Disney HIGH SCHOOL MUSICAL

日本芸術専門学校

日本芸術専門学校・山王ヒルズホール(東京都)

2021/10/28 (木) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/10/29 (金) 18:00

85分。休憩なし。

海と日傘

海と日傘

KUROGOKU

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2021/10/28 (木) ~ 2021/11/01 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

クライマックスは、感動して涙が止まらなかった。
ありふれた、平凡な日常生活がこんなにも愛おしくかけがえのないものなのか教えてくれた、素晴らしいお芝居だった。
自分に置き換えてみたら、さらに涙が溢れ出してきた。今まで平凡過ぎる日常を文句ばかり言っていた自分を本当に反省した。と同時に残りの日常を大切に生きよう、と強く思った。
帰り道も、次々と涙が頬を伝い、いつまでも心に残る本当に感動作だった。
最近こんなにも泣いた作品はなかった。貴重な作品だ。
熱心なファンの人で超満席だった。これだけ良ければ、当然のことだよね、と納得!!!
役者さん、素晴らしい熱演と感動、ありがとうございました。

フタマツヅキ

フタマツヅキ

iaku

シアタートラム(東京都)

2021/10/28 (木) ~ 2021/11/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

売れない芸人と、それを支え続ける妻(清水直子)、父親が嫌いな息子。何を言われても決して怒鳴らないでユーモアある話芸風に返す父親(モロ師岡)の飄々とした生き方に感心する。息子のカラク(杉田雷麟)もいい。小学校で父親の高座を体育館で開いたとき、舞台で父が息子をいじったためにクラスで笑われて以来の積もり積もった父への嫌悪を、20歳の、思春期ではないが大人でもない、少ない言葉とあからさまな態度で表していた。

なかなかシリアスな舞台だが、息子にモーレツアタックするバイト仲間の女性(幼馴染らしい=鈴木こころ)の天真爛漫な明るさが救い。この二人も支え、支えられる関係になりそうで、父母の関係とだぶるのは心憎いつくりである。

装置は、舞台中央の4畳半の畳の部屋とテーブルを置いた板の間の、ふすまで接した「二間続き」のセットだけ。くるくる回転して、この二間の家以外の場所もあらわす。

ネタバレBOX

若いスグル(長橋遼也)とマサコ(橋爪未萌里)が、沢渡小劇場のあるビルの屋上で出会ってから付き合うようになる場面が同時並行で描かれる。これが現在の父母の若い頃とは最初はわからない。(劇場の名前や「笑うカド」の企画、スグルの名で、注意していればわかるが)が、なぜ妻がそこまで夫を支えるのかが、死のうとしていたときに救われたからと言う過去があるからとわかってきて、納得できる。

落語「初天神」を父と息子で演じるクライマックスも良かった。あれ、短いなと思ったら、この落語は「凧揚げ」のネタが続くそうで、その前に息子が下げてしまったということだそうだ、

友人は「どんなときでもやめないで頑張れと応援してくれるのは励みになる? 重荷になる?」と、そこを気にしていた。私は息子の「支えてもらう生活だって、自分で選んだものじゃないか。だったら最後まで貫けよ」というセリフが刺さった。ロビーで作者の横田さんに「つらぬくことがだいじですよね」と感想を話したら、「それで苦しんでいる人の話なんですけどね」と返された。それはそのとおりだ。苦しいからこそ、貫くことは重みがあるし、迷いも起きる。

横山拓也の芝居は私のお気に入り。「エダニク」「熱い胸さわぎ」など笑いと痛みに満ちた傑作だった。今回も秀作である。
「あの怪物の名は太陽の塔」

「あの怪物の名は太陽の塔」

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

障がい者を家族に持つ者と持たない者の感覚の違いや家族であっても恥ずかしい気持ちを持つ者の気持ちが伝わってきました。障がい者が本当に不幸かどうかなんて誰にもわかるはずない。そんな政策は無くていいし やまゆり園のような事件も起きて欲しくないと思います。

藤田嗣治〜白い暗闇〜

藤田嗣治〜白い暗闇〜

劇団印象-indian elephant-

小劇場B1(東京都)

2021/10/27 (水) ~ 2021/11/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

印象的な見た目な主人公=レオナール藤田は
再現しやすかったかなーと
なかなか画家というものを丁寧に描いてみせていた感のある
2時間10分の作品 自由席
コロナ下でもあり座席間隔は開いておるも
場内は満席状態であって関心度は高い舞台だったとも感想

アンケートは用紙でミニペン付き
50kgぐらいの上質紙みたいでしたわ
・・・今月はBUNKAMURで超有名画家の作品見たりと
絵画に関するコトに今作含めて縁があるかしらん(^-^)
なんか油絵描きたくなってきますね~♪

ネタバレBOX

開演前のBGMは波音で
中途アナウンスなどが入りました

第1次世界大戦前のフランスで
自分の画風の方向性を模索するあたりから
WW2終戦後の戦犯となるやも・・といったところまでを描いた
時間軸の長い話であった

自分の想像と現実の戦場では・・との再現での兵士の姿とか
藤田の画家としての小道具=絵筆とかキャンパスとか
自分好みの小道具の再現と拘りは大変好みでありました
号数は小さくも再現作品絵画も出てきたし
小道具=舞台美術さんに拍手デス

基本は素舞台にセットとなるベットや机等を配する舞台転換は
薄明かりの中で行われて作品に合っていたかなーとも

出入り口なども上手に用いて劇場を広く使った見せ方も好印象でした

モデル?愛人?として登場の女優さんは色気が~(^-^)でしたわ

ただ自分的にはラストはフランスに帰化するとこまでーとか思ってたので
割と中途で終幕となった感が強かったですかねぇ

友人の藤田偽物話とか
後半で戦争で亡霊化しての登場など
脇役さんがインパクト強かったなぁ~とも
ちーちゃな世界

ちーちゃな世界

青春事情

駅前劇場(東京都)

2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

手堅く面白い。
青春事情といえば都会における悲喜こもごもを描くのが巧い!というイメージがあり、今回、田舎町というのが意外だったけれど、拝見してみれば東京からやって来た登場人物がめちゃ多い(笑)

都会の喧騒から逃れてとはいうけれど、結局人は人から逃れられるわけもなく、
ましてや小さなペンション(まさにちーちゃな世界)では一人一人の人となりが自然と浮彫りとなって、舞台としてもピッタリな状況を作り出していたのでした。

リモートワークやネット通販等々、都会と田舎の意味が曖昧になってきている妙味、
そんな現在を生きる情報バランスや世知辛ささえもことごとく面白味や可笑し味へと昇華させていく魅力たっぷりな時間。
喫煙所問題さえ何とも面白い。
気楽に旅行できないご時世ではありますが、劇場一体でちょっとしたペンション気分、田舎町での悲喜こもごもを存分に楽しめる公演でした。

ゴジゲンで独特強烈キャラな本折最強さとしさんが、また違った濃ゆさでもってペンションオーナー役を好演されていたのも新鮮。

山田家交響曲「通夜」第二楽章

山田家交響曲「通夜」第二楽章

FULLMONTY

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「山田家交響曲『通夜』第二楽章」と言うのは、通りいっぺんのお通夜が終わってからの内輪話としてのお通夜ということなのでしょうか。
笑って見てしまいましたが、冷静に考えたら腹が立つ。騒動を引き起こした当人はすでにいない、話せないのですから。

ネタバレBOX

子どもたちとの関係がうまく行ってなかった父、でも母は満足していた・・・はずがその死後に続々現れる愛人たちや隠し子やら。刀でも振り回したくなりますよね。せめて遺言状は本当に長女が読んだような内容であって欲しかったです。
ちょっとやんちゃな長男と妹の目配せシーンが上手かったですが、うちの子だったら嫌だわ(笑)

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