
アンジェリーナ3:49
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2021/07/14 (水) ~ 2021/07/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
■約90分■
MCRを観始めて間もなく10年。「ここ10年で最も振りきった、振りぬけた作品になった」という作者の言葉に偽りなし!!

詐欺パパ
TOMOIKEプロデュース
駅前劇場(東京都)
2021/07/15 (木) ~ 2021/07/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/07/15 (木) 19:00
舞台セットと、歌、照明、役者さん達のお芝居が、見事に融合して、魅せてくれる。
セリフの切れめ、とか、暗転も、お芝居と連携して、スムーズに、お話を、観せてくれる。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』【8月22日(日)12:00、8月22日~28日、9月6日~9日、9月11日~16日公演中止】
東宝
帝国劇場(東京都)
2021/05/25 (火) ~ 2021/07/26 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
定番のミュージカルを恥ずかしながら初めて見ました。
人気があり、長く続けられている理由がよくわかりました。
物語が長い人生を駆け足で進めていきながら、わかりやすい。
登場人物がたくさんいながらそれぞれがそれぞれの人生を持っていてみんな魅力的
悪人がいない。
そしてなんと言っても楽曲の素晴らしさ。
1回聞いただけで、虜になり、それ以来YouTubeで探して何回も聞いても飽きが来ない。
やはり、人生で1回は、いや繰り返し見続けなければいけない作品と思いました。

hedge 1-2-3
serial number(風琴工房改め)
あうるすぽっと(東京都)
2021/07/08 (木) ~ 2021/07/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回はトラストの方を見ました。
こちらは女性陣が加わって印象がずいぶん違います。
こちらは金融に全く興味のない人でも十分楽しめると思いました。
吉田栄作のいいところが全部出ていました。さすがです。

いのちの花
劇団銅鑼
練馬文化センター(東京都)
2021/07/13 (火) ~ 2021/07/15 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良い舞台でした。
この舞台のテーマとなっている動物の命は勿論、全ての生き物、人間の命について、考えさせられました。
ラストは涙腺が緩みました。
役者さん達の演技も良く、端っこにいた手話の方は笑顔が可愛らしく、生徒の一員という雰囲気で良かったです。
心に残る良い舞台を観る事が出来て満足でした!

二等兵物語
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ つつじホール(東京都)
2021/07/08 (木) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
読んだこともないつか作品であったが,面白かった。ただ,個人的な感覚ではあるが,余分な場面と思われるところもあり,伝わりにくいのではと感じてしまった。

いのちの花
劇団銅鑼
練馬文化センター(東京都)
2021/07/13 (火) ~ 2021/07/15 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最初のところは、女子高生がキャーキャーやっているだけ、騒々しいだけだなあ、と思っていた。
ところが、途中から、動物愛護センターを見学したあたりから、痛々しく、胸を締め付けられるような感じになり、涙がボロボロこぼれて止まらなくなってしまった。
私自身、犬が飼えなくなり、動物愛護センターに置いてきた後悔が、いまだに消えず、罪の意識に苛まれていたせいか、他人事でなく、さらに、涙を誘ったのか、最後まだ泣き続けた。
命の大切さ、本当に考えさせられた。骨を砕くシーンは、壮絶で、鈴や、リードのくさりが出てきたときは、悲惨さの頂点だった。
脚本が素晴らしい。
これは、本当にスゴいお芝居だ。観て、本当によかった。満足です。

いのちの花
劇団銅鑼
練馬文化センター(東京都)
2021/07/13 (火) ~ 2021/07/15 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/07/15 (木) 14:00
座席1階
脚本の畑澤聖悟さんは秋田県出身で、青森の県立高校の教員だ。今ではもう、教員というより脚本家と言う方が名高いが、この舞台は彼のホームグラウンドの青森県。三本木農業高校は実在の学校である。
畜産や動物飼育を専門とする女子高生たちが、ある日先生に連れられてペットの殺処分の状況を施設見学する。鶏を絞めてから揚げにして食べるという「命をいただく」という授業を経験している生徒たちだが、二酸化炭素ガスで安楽死させ、焼却して残った骨をごみとして捨てているという現実にショックを受ける。そこから生まれた彼女たちのアイデアが、この舞台のメーンテーマである。
沿岸部ほど大きな被害がなかったものの、東日本大震災を経験した生徒たちの胸の内もしっかり描かれる。全編「命の授業」というだけに、小動物から人間までその命が持つ意味を問いかける舞台に仕上がっている。全国の小学校で公演したとあって、舞台は学校演劇の香りが濃いが、この日の客席は若い世代も含めて大人たち。時折涙も誘う感動の舞台になった。
シンプルな演出だが、映像をうまく使っている。特に終盤、植木鉢を持った人たちの笑顔がいい。女子高生たちが「受け入れられるだろうか」と悩んでいたことが杞憂だったと雄弁に物語る。
登場人物たち、つまり銅鑼の俳優たちの写真も出てくるが、撮影場所は銅鑼のけいこ場がある敷地内だろうか。どこかで見覚えのある背景だった。
今回は、劇団が力を入れているバリアフリーサービス付き。音声ガイドやタブレット端末による字幕、車いす対応、そして女子高生たちと同じ衣装(高校の作業着)を着た女性が舞台下手で役者たちが使っているのと同じ椅子に座るなどして手話通訳をしている。この通訳は女子高生たちのクラスメートという雰囲気がうまく醸し出されていて、手話通訳を見ない人にとっても演劇としての違和感はとても少ないと思う。「舞台手話通訳」は通訳が役者の一人として舞台に溶け込むスタイルを指すようだが、今回はそれに近い感じだ。

hedge 1-2-3
serial number(風琴工房改め)
あうるすぽっと(東京都)
2021/07/08 (木) ~ 2021/07/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
今回、3作ともすべて観た。
2作目(2幕目)は異質だが、この作家の企業物は、問題や事件が起こったりするにせよ、社員たちはみな仲が良く、眩しいぐらいに明るく前向きで希望に溢れている感じがして、そこは例えばJACROWの企業物などとは異なる特徴的な印象。

スアシ倶楽部№22「妹の人形の話」
スアシ倶楽部
キタノ北ナガヤ「露地庭SALON」(大阪府)
2021/07/06 (火) ~ 2021/07/07 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
妹のジェニファー、バービー人形、人形ケン ロープで首を吊ろうと木の下へ、
捨てられたバービー人形 ナイフによる傷 人形は、覚えていた、人形への愛 えぐられた胸、妹の嫉妬ケンへの嫉妬、混乱した、僕がしたのか、人形ではなく。
人形と人の中間の存在感を出していた水木たねさん 子供大人区別がつかない混乱した僕を演じた橋本浩明さん。
観劇している私の頭の中で、人への虐待と、解らなくなる 区別がつかなくなる、芝居を観ながら、ここまでの出来事を想像して、頭の中が、ぐるぐる回る。
とても苦しい芝居でした。

sandglass
遊劇舞台二月病
AI・HALL(兵庫県)
2021/07/03 (土) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
生きる 生き抜く 力強さ 人の弱さ 分岐点 砂に埋もれるように、逃げ場がない環境
この芝居を観て 父から聞いた話を思い出した。
戦後 祖母が和歌山の町へ買い物 行き場のない子供を連れて帰る、住まいは、田舎なので食べ物はあり、いつも大鍋で知らない子供数人と兄弟で食事、数日~数年 元気になると出ていく。
ある日町へ出た時の父と祖母の会話
あの子をなぜ連れて帰らないの、可哀そう。 帰るまでに死んでしまう。
苦しくなる芝居でした。 今も世界のどこかで起こっている。
逃げ場のない、努力が実らない 砂に埋もれるような苦しさ。
今生きているのは、偶然のかもと思う。

エギング☆ロック
遊気舎
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2021/07/02 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ソフトボール それぞれの今の生活 流れ星に願った観覧車 青春懐古 あの頃のバイク タイヤ バトラックス 羽曳野の伊藤 チームおじさん車でひいちゃった 3人の姉妹いちえふたえみちえ 前回作の空からボール 多くのてんこ盛り 満腹 観きれてないことも多くあると思いますけど、面白かった。帰りに胃袋にも、たこ焼きを食べて公園で缶ビ。

アンジェリーナ3:49
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2021/07/14 (水) ~ 2021/07/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/07/14 (水) 19:00
ちょっとダークだけど笑えて、最後は微笑ましく終わる。面白い芝居だった。
悪いことでも平然とやってのけるトモ(櫻井智也)が「もうすぐ死ぬ」と言って、コーヒーショップでバイトするサエ(長谷川晴)に会いに来るが、話はどんどん大事になり…、という物語。巻き込まれる人々が、逆に人を巻き込む様子が面白い、と言うか、笑いを呼ぶ、櫻井節とでも言うべき展開で、セリフの切れ味も鋭い。櫻井言うところの「振り切れた」芝居を楽しむ90分。三澤さきの最初のセリフは特に笑えた。切ない感触を残すセリフもありながら、最後は明るく終わるのもいい。

反応工程
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2021/07/12 (月) ~ 2021/07/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
演劇としてはメリハリが効いていて長い時間を感じさせない素晴らしい舞台だった。
ただし2021年の現代に公演する意義はよく分からない。演劇界では古典という扱いなのだろうか。
講演後に演出の千葉さんと俳優6人によるアフタートークがあった。司会はこういうときにはお馴染みの中井美穂さん。とくに素晴らしいコメントをしたりすることはないが、なんとなく辻褄を合わせて進行させていくのはプロの技だと感心した。

アンジェリーナ3:49
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2021/07/14 (水) ~ 2021/07/18 (日)公演終了

いのちの花
劇団銅鑼
練馬文化センター(東京都)
2021/07/13 (火) ~ 2021/07/15 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
実話を元にした舞台。青森県立三本木農業高校、通称サンノウに入学した五人の女子高校生の物語。
愛犬家、愛猫家の方々は観ておいた方がいい。かなり客席は落涙、全てが全て事実なだけに逃げ場がない。テーマは命について自分の頭で考え続けること。手話通訳付きのバリアフリー演劇である。
①記憶力がやたら高い娘(北畠愛美〈まなみ〉)
②いつもニコニコしている娘(髙原瑞季)
③ギャル(佐藤凜)
④眼鏡っ娘(青木七海)
⑤ソフトボール(中島沙結耶〈さゆか〉)…素振りが本格的。
この五人が寮生活を送りながら家畜の世話をする日々が綴られる。自らの手で屠殺、解体を経験させるなど“生と死”と真っ向から向かい合わせる教育方針。愛玩動物研究室の授業の一環として、動物愛護センターへ見学に行った時、衝撃の光景を目の当たりにする。
裏MVP は手話通訳の田中結夏さんで、六人目のメンバーであろう。只の手話ではなく、劇作に感情移入して一緒に作品を作り上げている。作中人物の一人として物語を伝えようとする熱演。彼女を観ているだけでこの作品の魅力が伝わる筈。終演後、聴覚障害の方達が満面の笑顔で語り合う姿を多数見かけた。全く凄い劇団である。
女子高生から愛護センターの獣医師から複数の役を自然にこなした佐藤響子さんが良かった。熱血教師役の池上礼朗(れお)氏も印象的。学校公演で場数をこなしているからか、演技レベルの標準値がかなり高い。

脱出病棟
ショーGEKI
「劇」小劇場(東京都)
2021/07/08 (木) ~ 2021/07/18 (日)公演終了

ソルティーなんとかメモリー
劇団かもめんたる
駅前劇場(東京都)
2021/06/26 (土) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
■約110分(カーテンコール込み)■
SF的設定を施して奇譚めかせてはあるが、話の骨格だけを見るならば、ちょっとひねくれた人情噺といった趣。人情なんて枠には収まらない、一筋縄ではいかない人間のありようを岩崎う大には描いてほしい。

あの日見た夢のつづき【LIVE配信】
劇団WAO!
SPACE9(大阪府)
2021/06/12 (土) ~ 2021/06/13 (日)公演終了

タイホしたい!/ホームレスホーム
試験管ベビー
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2021/07/09 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
『ホームレスホーム』の方、観せていただきました。
生活困窮者さんがねぐらにしている公園を訪れる人々に
いろいろと講釈を垂れてまわる話で
それなりに笑える要素も散りばめられてはいたのですが
肝心の生活困窮者さんが、どういう過程をたどってそこに至ったのか
全く語られていないため、言葉の遊びだけに終始してしまって
話が薄っぺらく深みが感じられなかったのがちょっと残念。
まあ、暗い話なんてどうでもいい、観覧者も全員参加型の
観て楽しければというのがこちらのスタンスらしく
最後はみんなで笑って踊って盛り上がって終わりたかったのでしょうが
・・・なんか引いちゃいました。