
六道追分(ろくどうおいわけ)~第六期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
キャストそれぞれが個性豊かやで花魁は華やか、盗賊はイケメン、客席からも近くて見ていて迫力が有りました。笑いや踊りも随所に散りばめられて、良い意味で古典演劇ではありませんでした。あっという間に終わってしまった1時間40分でした。

花がこがれる
アユカプロジェクト
シアター風姿花伝(東京都)
2025/07/03 (木) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台に花や香が溢れて、いるだけで心地よい空間でした。お話も最後に意外な謎解きがあり、引き込まれました。アフタートークやお見送りも楽しめて、サービス精神満載でした。お花屋さん役の人が面白かったです。

ひとくず
映像劇団テンアンツ
本多劇場(東京都)
2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。真面目で怖いドラマ作品でした。しかし話のなかで笑えるところがけっこうあったので、話が重くなりすぎず楽しめました。
出演者の人数の多さに驚きました。また上演時間は休憩を入れて4時間位だったことも驚きました。「ひとくず」は超大作でした。

みんなノーフューチャー
セビロデクンフーズ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/07/03 (木) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)4(今感)5(完成度)4
今日は7月4日。予言通りなら、みんなノーフューチャー。
明日、セカイが終わるかもしれないそんな日は、
ハチャメチャな芝居を観に行くしかない。
近所の店でグチャグチャなカレーを食してからゴチャゴチャした駅前を抜け、バス停へ。
都バスが環七をぶっ飛ばしているが、大丈夫なのか。
司法解剖されたら、腹の中がマッチャッチャだ。
そんなことを考えながら王子へ。

はぐらかしたり、もてなしたり
iaku
シアタートラム(東京都)
2025/06/27 (金) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/07/04 (金) 14:00
ベテラン劇団らしい、巧妙でいい話だが、クセもあり面白い。107分。
冒頭の3場面ほど観ても、どうつながるかが良く分からないのだが、そこからの落ち着き方は見事で、さすがiakuさすが横山拓也と思わせる作り。登場する男女それぞれが普通の人だけど一寸クセがあるという描き方が巧く、笑ってる観客も多いが、笑えない部分も大きく感じる話だった。それはツマラナイということではなくて、シリアスに考えたらとってもシリアスな物語が展開されているということだと思う。

7月流火
DANCETERIA-ANNEX
大倉山記念館(神奈川県)
2025/07/01 (火) ~ 2025/07/04 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/07/03 (木) 19:30
流火というタイトルが物語に絶妙に合っていて、ロマンチックで、優しいあったかい気持ちになりました。ダンテリ作品はいつも温かい。
次回も期待しています!

花がこがれる
アユカプロジェクト
シアター風姿花伝(東京都)
2025/07/03 (木) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
尺103分。通常の観劇体験のみならず香や音との共感覚すら楽しめるゆったりした舞台空間は秀逸。最終的な☆印、追記は後送するがお勧めである。未だ予約も可とのこと。

ふぁいやホーム 淑
ボタタナエラー
テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)
2025/06/11 (水) ~ 2025/06/15 (日)公演終了
実演鑑賞
ボタタナエラーの新作。80分。6月15日までテルプシコール。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/07/post-de1435.html

花と龍
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/22 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/02/09 (日) 14:00
価格8,800円
実験的な舞台だったんだと思う。自分はなんとか焼きそば1つとビールを1本買えたが、売り切れで買えなかった人も多そうだった。
舞台上で買い物をし、飲食し、あるいは自分の席で飲食しながら舞台を観ようとする。まるで「闇市」だなと思った。ある種のうしろめたさと活気。
しかしながら、ひろびろとした桟敷席はともかく、通常の1階の座席で焼きそばとビールを飲むのは隣の人にとても気が引けた。音がどうしてもしてしまう。
観客、地域のお店、役者の境目が「闇市」的な雰囲気の中で不思議に混ざり合い、ある種の活気として認識され、それが上演内容のイメージともマッチして独特の世界を形成することには確かに成功していたが、やっぱりどこかに中途半端なところがあった。現代劇場でできる限界なのだろう。

六道追分(ろくどうおいわけ)~第六期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
龍チームを観劇しました。
第三期を観て内容は分かっていましたが、役者さんが違うので、違った雰囲気があり新鮮でした。
ストーリーは現代要素や笑いを交え観易く、ダンスや衣裳も華やかで目が離せませんでした。
ラストは残酷ですが、悲しくて美しくて涙腺が緩みました。
他のキャストでも観たくなる舞台だと思います。素敵な舞台でした!

晩節荒らし
らんぶる
新宿シアタートップス(東京都)
2025/07/02 (水) ~ 2025/07/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
二人のベテラン個性派男優が一人多役で次々と目まぐるしく役を変えて演じ分けていくところが見所で、ストーリーはそのために作られていてとっちらかっているし、役が多すぎてどれが誰なのかわからなくなるきらいがあるのは否めない。あくまでこの男優二人のプレイを楽しむための芝居と思えば良い。

六道追分(ろくどうおいわけ)~第六期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
倉田瑠夏さんさん出演。
28日(土)マチネの龍チームを観劇。
同じ演目で期ごとに演者さんを変えるロングラン公演。5月頭の時点で第1期、第2期と上演していることは知っていました。倉田さんの出演が発表されたとき、第6期まであるとはすごいなあと思ったところ、なんと第8期まであるとか。すごいですね。
パンフレットの巻末に、他の演目との相関図が。「旅シリーズ」として6演目が関係あるようです。正月に観劇した「冥途遊山」とも少しだけ関係があるようですね。自分は聞き逃したようですが台本によると、序盤のセリフに冥途遊山の登場人物の名前が出ていたようです。
三吉 役は剣チームの寺田遥平さんでした。龍チームの笹尾ヒロトさんがもともとこの日に仕事が入っていたことによる、予定通りのシフトだったようです。貴重な回になりましたね。

グッジョブ
や印企画
シアター711(東京都)
2025/07/01 (火) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
勢いがあって面白かったです。おっさん、全員神さまかい!と一人でツッコミ入れてました^^ いやー、それにしても、紅一点の神さま、きれいですね。まさに女神でした。見た目の美しさと口の悪さにギャップ萌えしましたw 舞台のタイトルがグッドジョブですがグッドゴッドが裏タイトルでもありますね。ブラックな職場がホワイトな職場になっていく流れもすごくよかったです。いごこちよかったです^^

滝沢家の内乱
加藤健一事務所
かめありリリオホール(東京都)
2025/07/01 (火) ~ 2025/07/04 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/07/03 (木) 14:00
座席1階
南総里見八犬伝を著した滝沢馬琴一家の物語。カトケン事務所で4演目となる舞台だが、自分は初めて拝見する。今作は、加藤健一自らが演出した。出演は滝沢馬琴を演じる加藤健一と、馬琴の息子の嫁・お路を演じる加藤忍の二人だけ。「師弟関係」と称される二人の息がぴったり合った演技の細部が見どころだ。
名作を書いた著名戯作者だが、生活は苦しい。馬琴の妻・お百や息子の宗伯は病気がち。薬づくりをするお路の稼ぎが頼り。日々の暮らしから逃れるように屋根に上って星空を眺める馬琴。寄り添うように自分も屋根に上るお路がけなげだ。
馬琴はしだいに視力を失い、執筆が不可能になる。「武士にしたかった」という長男の宗伯も死んでしまう。「まだ若いから自由に生きなさい」と滝沢家を出るように言う馬琴だが、お路は馬琴の申し出を拒み、まともに字も書けないのに馬琴の指導で口述筆記にのめり込む。
15分の休憩をはさんで2時間半。2人は舞台の上でも固い絆に結ばれた師弟関係となって二人三脚で大作を完成させる。難しい人名の漢字を筆を後ろから握って教える場面など、この2人ならではの美しい演技が続く。加藤忍の澄んだ声、今や老境を演じさせたら右に出るものはいないと思われる加藤健一の名演技が舞台の感動を高めていく。
ただ、今作でお百の声を担当した高畑淳子、宗伯の声を演じた風間杜夫が舞台に登場しないのはいかにも惜しい。せめて、病気ではあるものの馬琴に絡みつくような生活を続けるお百を演じた高畑淳子は、声だけではもったいない。確実に馬琴とお路を浮かび上がらせる名バイプレーヤーの役割を果たしただろうと思う。
今作は長野県や島根県などの地方公演が8月まで続く。加藤忍と加藤健一が出るカトケン事務所のお芝居ではトップレベルの秀作だ。見ないと損するかも。

パトリオット
劇団チャリT企画
新宿シアタートップス(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/06/27 (金) 14:00
東京都庁が半壊との報にビルの地下に逃げ込んだ面々が体験する「世にも奇妙な一夜」。奇しくも前日に観た吉祥寺GOLLIRA「人間のあくた」と通ずるもので始まるが本編で描かれるのはそれよりも80年前の太平洋戦争関連のこと。
そこに怪談、それも古典的な心霊系のものではなく「ある筈のない階に止まるエレベーター」系の「現代怪談」ネタを交えて展開するのがこの時期にピッタリ。
さらにこの会場の機構を使った兵士登場のギミックと意外なオチも見事。
あと、漠然と「真夏の夜の夢」を想起。
一夜の幻想だったり異質の集団が出てきたり……

グッジョブ
や印企画
シアター711(東京都)
2025/07/01 (火) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

ケルベロス
バカバッドギター
雑遊(東京都)
2025/06/28 (土) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
解散と何度か唱えて、その度に復活するバカバッドギターを悪く云う者は余り居ないような気がする。というのも演劇は一種の麻薬のような吸引力を持つ芸術だからだ。誰が好き好んで離れたりするものか! んなこたあ、謂わずもガナなんである! 華4つ☆

「夏の日の陽炎」
劇団麦の会
横浜にぎわい座・のげシャーレ(神奈川県)
2025/06/14 (土) ~ 2025/06/15 (日)公演終了
実演鑑賞
1999年初演で、横浜の市民劇団、麦の会が定期的に上演を続ける太平洋戦争の銃後の人々を描く130分(10分の休憩込み)。6月15日まで、のげシャーレ。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/07/post-5d5919.html

ENCOUNTERS with TOO MICHI
THE ROB CARLTON
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/06/11 (水) ~ 2025/06/15 (日)公演終了
実演鑑賞
京都を拠点とする劇団の新作。東京では5回目だそうだけれどワタシは三鷹に続いて2回目。6月15日まで赤坂RED/THEATER。80分。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/06/post-81f08b.html

煙が目にしみる【Mura.画】
Mura.画
劇場MOMO(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ないたり、笑ったりが忙しかったです。日本人特有の気まずさやちょっしたお節介のようなものが心地がよかったです。面白ろかったです。