最新の観てきた!クチコミ一覧

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風の市

風の市

激団リジョロ

サンモールスタジオ(東京都)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

開演と同時にナチュラルな関西弁の激突。猪飼野が舞台の作品である事と合わせ関西発の劇団と推したが、プロフィールだけでは不明。「ハードコア」を謳い役者に徹底した負荷を強いるパフォーマンスが売りというから、関西弁の台詞も訓練の賜物?等とも想像してみたり。作=金哲義も出演しているが他劇団。こちらは関西だろうと推す。
在日家族の喧しい食卓の会話は激烈である。総連、民団の話も出てくる。役者の殆どは日本人だろうがこの「空気」の再現の度合には舌を巻いた。この題材の芝居にはコメディオンザボード「イカイノ物語」、趙博の「風の仲間たち」と思い出すとやはり関西である。日本アパッチ族を描いたシライケイタの「SCRAP」に感じてしまう不満は「在日らしさ」の足らなさだ。(その中間と言うと「役肉ドラゴン」、話の舞台も作者の出も関西だが地元臭はないのがこの作者の特徴。)
粗削りな部分も含め「よくやってる」集団。コロナなんぼのもの、と忘れさせる勢いに飲まれた。

ネタバレBOX

好みで言えば、関西産に多いが大団円がしつこい。ドラマは済州島からの密航者がある家族と暮らす事になり、騒動を巻き起こすが、やがてこの男・ソンジンの人間性、来歴が明らかになる。この存在は日本の日常感覚では違和感の塊だが、最終的には欠落部分を補完されたように感じる。観客は顔面を叩かれるような強風を浴びる事になる。
欲望に忠実な強引さは「血と骨」の父(俊平)のキャラを連想させるが、一つ「?」は彼の来訪を受ける家族は母を早く亡くし、7人兄弟姉妹が末期がんで入院中の父を時々見舞っているが、姉弟らはソンジンに対し、「チャグナボジ(小叔父)を見舞わない」事をなじる。彼らはソンジンを遠い親戚(いとこ)という認識で、居候するなら親戚の叔父を見舞うくらいやれ、と訴えているのだろうと見ていたが、結局はどうだったのか、解読しきれなかった。語り手にあたる末っ子は「焼肉ドラゴン」の末っ子に通じ、「家族の物語」を思わせ、大団円も「その後」を割と丁寧に描写する、そうであるならば、という要求でもあるが、むしろ私としてはそのあたりは捨象してよく(5人の姉が既婚か未婚かも判らず・・未婚と思しいがそれならその事に言及する台詞は一つ欲しい)、ソンジンという男がいた。その後、あれこれあって音信もない・・くらいで切り上げ、「存在」を印象的に残すのがまあ好みの問題だが、良かったかな、、と。
歌姫・ネバーダイ! in deep

歌姫・ネバーダイ! in deep

ライオン・パーマ

萬劇場(東京都)

2021/09/08 (水) ~ 2021/09/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「いかにも」、ライオンパーマらしい作品。壮大な時間旅行に相応しい2時間超えの上演時間だが、十分に楽しめる内容だった。ただ、今回は独特の笑いが少なく、そこがちょっと消化不良な感じが残った。もしかして、笑いすぎると飛沫感染のリスクがたかまるから、そこを考慮したコロナ対策ということなのか?(笑

【当日券あります!】冒険者たち ーガンバと15ひきの仲間ー

【当日券あります!】冒険者たち ーガンバと15ひきの仲間ー

かわさき演劇まつり実行委員会

川崎市多摩市民館(神奈川県)

2021/07/31 (土) ~ 2021/08/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

市民劇団を超えるクオリティだった。
世代を超えて、一つの何かをつくる、って良いね。

ファクトチェック

ファクトチェック

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋ホール(東京都)

2021/09/17 (金) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

報道番組を「選べる」と感じることは稀だ。高給せしめてジャーナリスト名乗ってる事の贖罪のように「やってる感」出してそれっぽいコメントをするキャスターやコメンテーターたち。言い回しの語彙力の差はあっても、語る範囲は決まっており、それゆえ結果的に横並びになる。誰もが注目する新型コロナ関連の情報さえ、踏み込んではならない領域があり(何者かを守っており)、公益は二の次になっている。スクープ!という代物が記者の「ジャーナリスト魂」と取材活動の動機を担保している模様だが、いつも思うのは「速さ」を競った所で何だという話。質で勝負しろと思う。特に政局の新展開などいずれ知られる事だし政治家は自らを顕示したがる生き物なのだから、、。挙動を追う価値を感じないような政治家でも、首相や幹事長クラスならコンペで勝負できる、つまりルールは健在。運動会の徒競走で優勝して無邪気に喜ぶ小学生、スポーツと同じゲームに見える。真に価値のある情報をゲームに持ち込むと、出来レースの平和共存に不穏な影がよぎるのだろう。ジャーナリズムとは元来不穏な事実に触れるものだと思っていたが、「業界の平和」の方がそれに優先するらしい。

そんな体たらくのマスコミの病根が奈辺にあるかを明快に描いた劇。言いたい事をほぼ言ってもらった気分で、頬をぶたれる衝撃はなかったが、溜飲を下げた。平和共存の反対語は、戦々恐々。先進国ではあり得ない「許認可権」がテレビ放送に関しては所轄官庁に与えられ、政権批判を行なうと許認可に関わる。もしマスコミ業界に平和共存が道義的に可能だとすれば、政権との距離を互いに取り合い、政権が懐柔できないよう結託する事、では。。等と繰り言を言っても「仕方ない」のは変わらないからで、変われば「仕方なくなる」のも一方で事実だ。日本の現実はそれに程遠く、政治の介入に完璧に負けているが、「負けている」という自覚もないのだろう。一億総なんとか。戦前はまたやって来る。

宝塚剣豪秘録 『柳生忍法帖』 / ロマンチック・レビュー 『モアー・ダンディズム!』

宝塚剣豪秘録 『柳生忍法帖』 / ロマンチック・レビュー 『モアー・ダンディズム!』

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2021/09/18 (土) ~ 2021/11/01 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ストーリーはわかったようなわからなかったような感じでしたが、礼真琴さんはカッコいいです。歌がもっと多くて、恋愛要素がある華やかな演目が観たいです。
コロナ禍で2階席はお客さんが少なく、舞台から空席の赤いシートが見えると思います。応援しています。がんばれ!

『謎の女ーーー《まなみ》。 × 三等フランソワーズ』

『謎の女ーーー《まなみ》。 × 三等フランソワーズ』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/09/28 (火) ~ 2021/09/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2組とも2人のお芝居で同じテーブルとイスを使ったのが印象に残りました。
謎の女《まなみ》さん、「青春アミーゴ」でしっかりつかまれました。内容を実感するのはちょっと難しいけど、言葉はよく伝わってきました。
三等フランソワーズさん、味わって観ました。静かに笑いたい方なので、周りの大ウケには少々ついていけてなかったですが、さすがでした。

ヒ me 呼

ヒ me 呼

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2021/09/24 (金) ~ 2021/10/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

前半はかなり退屈でつまらない。隣の人は早々に退席。その気持ちもよく判る。演出・天野天街の遣り口が何となく掴めてきた。こちらから心を開いて歩み寄らないと面白くなっていかない感じ。しりあがり寿の三年ぶりの書き下ろし新作。
開演前のSEがカントリー調のギター・インストゥルメンタルで凄く良い。エンディングで皆が踊る『浴衣の大団円』のフレーズがブリッジとして劇中で多用されるのだが、それも名曲。作曲・諏訪創となっているが、何か何処かで聴いた曲のような。

デモクラシイタケ役の甲津拓平(こうづたくへい)氏は太ると凄味を増して、六平直政似。ヒロイン山丸莉菜さんはえらく可愛かった。小劇場美人とでもいうのか。彼女が居ないと退屈で観ていられない位。コメディエンヌ平野直美さんは力尽くでストーリーをぶん回してくれた。
後半四分の一がやっと面白くなるのでもっと全体を短くした方が良い。

ネタバレBOX

サスティナブル(持続可能な〈発展〉)が一応テーマなのか?火族と水族と木族が互いを打ち消し合わないで、互いを尊重し合おう、と温泉になるのがオチだった。
卑弥呼役・山像(やまがた)かおりさんはラスト巨大化するのだが、その人形の造形が余りにも素晴らしい。ずっと観ていられる。
コロナと恋の病を掛け合わせたネタもそれ程跳ねない。天野演出の、心の声が時空を越えてノイズのように重ねられるのが印象的(ニュータイプっぽい)。現代の山丸さんが触れられて「何故謝る?謝る必要はない。」の過去の声が何処からか重なる···のシーンが強烈に印象に残る。
暴発寸前のジャスティス

暴発寸前のジャスティス

ぽこぽこクラブ

新宿シアタートップス(東京都)

2021/09/24 (金) ~ 2021/09/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

イエローが蜂に攻撃されるのを間近で見ていたせいか、夢にまで出てきて怖かったのでした。それでも害虫駆除やお年寄りのお世話をしている3軍ヒーローたちの日常は平和なものでしたが、2軍ヒーローがやって来て風向きが変わります。上空に浮かんでいた飛行船は何だったのでしょうか。

ネタバレBOX

日常が非日常になり、気がつけばレッドは車椅子を使い、イエローは出かける時にライフル(?)を当たり前のように肩にかけます。ブルーは市民を守るために隊員になったのに、いつの間にか戦闘員を倒すためだけに戦っていたと言っていました。始まりはのんびりして、笑っていられたのに何とも怖い話です。
舞台奥に貼られていた地図がめくれて、町が攻撃され破壊されたあととも見ることができるセットは実は多くのフィギュアでできていて、戦隊シリーズだけかと思っていたのでしたが、よく見たらウルトラマン各種と、エレキングにガンQゼットンなども混じっていてもっと近くで見てみたかったです(笑)
スーパーポチ

スーパーポチ

コトリ会議

こまばアゴラ劇場(東京都)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

大人になってからの兄妹の付き合いって、兄弟とも姉妹とも姉弟とも違って独特だと思う。
きっとそれぞれが独特なんだけど、私は兄妹の世界しか知らないから、私と兄も子供の頃こんな感じだったし、今はこんな感じだ。

ネタバレBOX

この物語の登場人物は、それぞれが何かに囚われているかのように感じた。
その囚われている人にどこまでも付き添っていこうとする人がいる人と、いない人。
いない人は囚われていた気持ちから抜け出せた今、家族を取り戻すことが出来るんだろうか。

兄と兄嫁がなぜ死のうとしてるのかはよく分からない。
借金のことは借金と思ってないみたいだし、そもそも返せないほどの金額の借金でもない。
ただ兄は子供の頃からずっと外の世界に出てみたくて、でもそれが出来ないまま大人になって、親の世話も犬の世話もしなくていい自由になった今、やっとそれが出来るようになったんだと思う。

先生と妹の関係は、どうなんだろう。
小学5年生とキス以上の事をした。
妹はそれは忘れたい出来事だったけど、、それを美しい思い出と心の中で変換したんじゃないか?

先生は妹のことを忘れられなくて、花を植えて水をあげてきていたのか?
やたらと家に訪ねてきて、お金を貸してたのは懺悔の気持ちからなのか?

この芝居は色んな部分で自分と重なって、ちょっと観るのが辛かった。

丁度兄と今年こんな感じの話をしたこともあり、うちの娘が今小学5年生という偶然もあり、まさかの初日にずっと具合が悪かったうちのペットが亡くなったこともあり。

でも観れてよかったと思った。

1rooM β版

1rooM β版

壱劇屋

オンライン公演(大阪府)

2021/09/19 (日) ~ 2021/09/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

茶番とグダグダ感がnot for meでした。
最初の展開は好みです。

Traumatic Girl

Traumatic Girl

関西演劇集団 Z system

駅前劇場(東京都)

2021/09/25 (土) ~ 2021/09/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初は顔を半分ペイントした女子高生集団の空騒ぎ。ギャグも滑りまくる。次第に本編に入っていき、何でも手に入る店のこども店長が現れ、3人の若い女性の過去の心の傷が明らかになっていく。ダンス、身体表現が巧みでダイナミック。若い女優人の勢いはすごい。ウルトラホストクラブで楽しませる趣向も面白い。他人に傷つけられるのが怖い、いい子を演じる自分が嫌いという内面の切なさが、心に残った。

ウルトラマンシリーズをパロったホストクラブは、扮装も凝って、ぶっ飛んでてインパクトある。過去切ない話になると、しんみりと見せる。過去の自分をブースカ人形に例えたり、別俳優が出てきたりと、演劇的仕掛けとメリハリで飽きさせない。

3人の過去は、ハリポタの魔法の音楽がバックに流れ、ノスタルジックでメルヘンチックなオブラートに包みつつ、かなりベタにシリアス。見終わって、心に残るものがあった。

ネタバレBOX

自分が冷たくした友人が死んでしまった、好きな男の子に告白したら、ブスと言われ女友達にもハブられた。いい子を演じているのに耐えられなくなった、というのは、珍しくない話。こども店長が、なぜ環をこの店に招いたのかがわかるくだりには、ドキッとした。「子供は親を選んで生まれてくる」という言葉に、温かい救いを感じた。
xxxHOLiC

xxxHOLiC

ネルケプランニング

天王洲 銀河劇場(東京都)

2021/09/17 (金) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

ドラマもアニメも観たせいか、淡々とした奥にある妖しさがちと足りないような気がする。衣装華やかで目に嬉しい舞台ではあった。生で観たらもう少し感覚が違ったかもしれない。

ホシノヒト

ホシノヒト

演劇企画アクタージュ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

時間を1時間40分に短縮して作ったのかな?と思わないでもなかった。あちこち欠落してしまった部分、対して繰り返しが多すぎる。状況としてすんなり周りが受け入れてしまったり、本来前に出す方が効果的な部分が隠れてしまったり。このご時世ゆえにこうなってしまったのかなと思わないでもないが・・・。演技も出し過ぎと足りないがどうしても感じられてしまう。期待していただけにちょっと残念。しかし、感染防止に対する気遣いはこちらが切なくなるくらいで、今舞台をするというための心構えは素晴らしいと思った。

暴発寸前のジャスティス

暴発寸前のジャスティス

ぽこぽこクラブ

新宿シアタートップス(東京都)

2021/09/24 (金) ~ 2021/09/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

地方の田舎町に駐在している3軍ヒーロー。
ヒーローと言っても3軍ともなると、仕事は害虫駆除やゴミ拾い、老人のお宅訪問、交通整理や警備員。
もう、まさに、私の大好きなシチュエーションではないか!
そんなヒーローたちの日常は実に生活感がにじみ出ていて、話の内容も、やっていることも、何とも言えないリアルさに思わず吹き出してしまう。
そのさりげなさ、間の良さ、テンポの良さに、役者さん達の底力を感じたりもした。
本当に、それぞれが普通でさりげない。なのにやたらとおかしい。
前半はとにかく面白く進み、後半にかけて少しずつ何かが変わっていく。
それも、ここで終わるかな、と思っていると、おお、そうくるかと驚き、これで終わりだろうと思っていると、いやいやまだと肩透かしを食らわされる。
そして最後に見えてくる、彼らの普通の生活とは・・・最後まで、まさに釘付けの状態で観入ってしまった。
観終わってすぐに、もう一回観たいと思った舞台は、いつ以来だろう(そういう公演に限って、たった2日!)
あの立体的なセットで、どれほど全体の動きがダイナミックになっただろうとは思うが、仕込み日合わせてたった3日の公演、その大変さを想像するとめまいがする。
そんな火事場の馬鹿力を発揮できる団体さんだから、あんなパワーを凝縮したようなお芝居ができるんだろうか。

なお、全く違う話なのだが、シアタートップスの帰りの階段で、踊り場ごとに人が立って流れを誘導している、その中になんと本多さんがおられた。
昔からどんな小さな仕事でも率先してやって下さっていたけど、今やあの本多グループ総支配人。それでも普通に踊り場で誘導しているって・・・普通やらない、絶対に。
本多グループのスタッフさんにいい方が多いのは、こういうトップの姿を見ているからじゃないだろうか、と思った。

『深沙大王』

『深沙大王』

遊劇体

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

難しかった。歴史的背景や現代にも通じる県会議員等政治家の威厳が入り乱れ、結局は僕らみたいな平民が不幸になる。格差と没落・愛が入り混じる感慨深い作品でした。もう一度見ないと、すっきりしない。

ホシノヒト

ホシノヒト

演劇企画アクタージュ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ありえないと思うことを、あっさり受け入れてしまう主人公の母、
凄いな〜と思いつつ、面白かったです!

ネタバレBOX

タイムリープに宇宙人、ファンタジーではあるのだけれど、
家族の愛があるからこそ、心地良かったです。
川岡が来ないZ!!

川岡が来ないZ!!

スズキプロジェクトバージョンファイブ

テアトルBONBON(東京都)

2021/09/15 (水) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

川岡さん結局(笑)
皆さんの悪戦苦闘っぷりが本当に面白かったです。
まさしくヒーロージョーの舞台裏なハプニングが臨場感があって良かったです。

Musical「SMOKE」

Musical「SMOKE」

株式会社atlas

浅草九劇(東京都)

2021/08/28 (土) ~ 2021/10/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

公開から1か月近くがたって、役者さんの熱量がどんどん上がってきているのを感じます。
ただでさえ、役者さんが近くて熱量の多い作品が、より熱くなっています。
コロナ対策を逆手に取った演出も素晴らしく、この時期に小劇場の舞台にどっぷり漬かれるのはある意味凄い贅沢とも感じます。

熱海殺人事件

熱海殺人事件

文学座

ピッコロシアター (兵庫県)

2021/09/18 (土) ~ 2021/09/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

鑑賞日2021/09/19 (日) 13:30

嫌ならやらなきゃいいのに。
つかこうへいの芝居を観たこともないような連中が文学座のために書いたということと、儲かりそうだという打算だけで作り上げた芝居(確かに、満席だったし、貸切公演もあったみたい)。
キャストは酷いし、音楽は訳分からないし、昭和感を出したつもりなのなよく分からないスライドプロジェクター、そして、変な幕。
この演出家には当時つかが舞台装置などなしにやった意味が分からなかったんだろうな。いや、もしかしたら、文学座は同じようなことをやったのかもしれないけど……。
最近の若手演出家がやっているのも何かを付け加えようとして失敗しているという気はするが、今回の演出はその最たるものだった。
元の上演から1年もあったんだし、嫌なら、やれないならやらなきゃよかったのに。
ホールの入口で怖い顔で立っていたのはなんだったんだろうか?
今年観たサイテーの芝居だったな。

危ういながらあなたと、

危ういながらあなたと、

モミジノハナ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/09/24 (金) 14:00

100分。休憩なし。

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