実演鑑賞
満足度★★★★
安部公房「友達」が原作。照明、音響や小道具といった舞台技術を駆使し、台詞の代わりにダンス表現によって情景を観(魅)せていく面白さ。普通に物語として観たら、人(精神)や社会(構造)の断面を直截的に観るといった印象を持ったと思う。確かにテーマもそこにあると思うが、ダンスという身体表現は精神的な面と同時に肉体的な面を強く感じさせる。その表現によって得体の知れない恐ろしさ滑稽さといった抽象面が上手く表出できている。そこに この公演の最大の魅力があると思う。(上演時間1時間10分) 【Aチーム】
ネタバレBOX
0
2022/01/21 15:37
このページのQRコードです。
拡大