
おとし屋 -SEDUCTRESSES- EPISODE2
SMASH ENTERTAINMENT
上野ストアハウス(東京都)
2022/03/04 (金) ~ 2022/03/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
フライヤーから受けた印象通り、カッコイイ舞台でした。
テンポも良く楽しく観られました。
難を言えば、終盤を急ぎすぎたのかターゲットを“おとす”方法が
安易且つ乱暴すぎる。もう一工夫欲しかったところ。

光垂れーる
ぽこぽこクラブ
紀伊國屋ホール(東京都)
2022/03/03 (木) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

どッきん☆どッきん☆メモリアルパレード
東京にこにこちゃん
シアター711(東京都)
2022/02/16 (水) ~ 2022/02/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/02/18 (金) 14:00
恋愛シミュレーションゲームをプレイする主人公の(ゲーム内)体験。
初期(?)のPCゲームのチープ感(爆)が随時投影される背景画像のドット絵だけでなく芝居本編全体に漂って愉快。
特に終盤の「あの表現」は小劇場ならではの「開き直り(爆)」でもあり、やったモン勝ちではなかろうか?(笑) こんな風におバカを本気で演るの、好きだなぁ。
作・演出の萩田さんはときメモのプレイ経験がなく想像で創ったそうだが(18日昼のアフタートークより)だからこそ「経験者限定」ではないものに仕上がったのではないか。←プレイ経験のないσ(^-^) でも共感(?)できたのが証左であろう。
また、同じくアフタートークによると本作は「万人にウケる笑い」を中心に時々「一般ウケはしないかもしれないが一部の人には伝わる笑い」を入れたとのことだが、作品全体のタイプとしては、昨年1月のバックステージ系の「さよならbye-bye、バイプレイヤー」が後者で本作が前者かもと思った。

夜叉ヶ池
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2022/01/22 (土) ~ 2022/03/05 (土)公演終了
実演鑑賞
ふじのくに21→22最後を飾るのは宮城聰演出、棚川寛子音楽のこの演目。泉鏡花の著名な作品だから以前読んだアレ、と思って見始めたが、小説「高野聖」と勘違い。「その口になってた」のでやや落胆であった(勝手にしろという話だが)。
長の別れを惜しみつつの観劇(また訪れるとは思うが..)。さすがと言える出来ではあり、あっと言わせる演出、小気味よい場面、溜飲を下げる場面とポイントを稼いでいる。だが「厳しいな」と感ずる部分もあった。
第一はこれ、マスクの着用。ステージと客席の距離からすれば通常はマスク無しで問題ないはず(厳密には、発声により微小飛沫が生じれば2m離れてようが飛んでは行くのだが)。「表現」の点からすると、マスクをつけても声はよく届くものの、障害は半端でない。言葉は正直聞き取りづらく、それ以上に表情が見えないのは決定的だ。本当は見てほしいんだけど・・と目が言っているのが悲しい。
以前も書いたが地方における対コロナの許容ラインは恐らく都会よりシビアに違いない。だが感染リスク・ゼロ信仰を乗り越える事なしに日本の今後は無い、という事を考え合わせつつ、また客席はディスタンス無しに入れている事も考え合わせれば、別の判断は十分にあり得る。
感染防止の最大の武器は換気で、これによってマスク縛りを乗り越える事を考えてほしい。観客・市民と話合いを持つことができないのかとも思う。
たきいみき演じる池の白雪姫だけは、艶やかなマスクを外す時間がある。だが、チラ見せでも相貌が見える事が「貴重」という価値観は妙なものだ。マスク無しで一しきり動きを演じた後、台詞のある場面に戻り、思わず喋ろうとして従者に止められ、「そうじゃった」という無言のやり取り、マスクをつけ直して台詞を言う、というくだりが笑いを取っていたが、私は笑えなかった。演劇人の「敗北」に見えてしまうのである。
第二は、最終場面からコールに行く所。私は宮城氏はどうかしてしまったのかと思ってしまった。
純潔な二人の男女が最後に非業の死を遂げ、舞台中央で折り重なるが、紗幕の向こうにスポットで二人を照らす中、フェードアウトせずに舞台前部分に白い明りを入れて、二名以外の役者が登場し拍手となった。だが一旦そうした後、役者がはけると明りが落ちて、元の暗がりが出来、奥の光だけうっすらと照っている。つまり、コールを挟んで本当のラストは次に来る、という雰囲気になる。当然二人を照らす明りがついに落ちて終幕、となるだろうと思っていると、またコール用のまぶしい明りが入り、「同じように」役者が袖から、2コールを呼ばれたような顔で出てくるのだ。え?と思う。まだスポットは二人を照らしている。「頼むから終わらせてくれ」と思い、もう一度待つ。ところがやはり消えない。
拍手をする観客の側から言えば、最初に役者がコールに応じて登場した後は、拍手をしていた手は当然止めず、「本当の終幕」を待っている。ところが役者が満面の笑みで出てくるものだから、ああ、と思って拍手をしてしまう。それで引っ張って引っ張って、結局4コールぐらいやった後、二人を照らしたライトが消える。
演出としては紗幕の向こうを時間の止まった「絵」のようなものにしたかったのだろうが、私には「絵」に見えなかった訳である。絵画化するにはもう一つ何かが欲しく、それが無くちゃ認めないぞ、というつもりはないのだが、動き出しそうな感じがするものだから、そういう形は早く闇に溶かして欲しいと思ったのだな。恐らく「形」の問題だろう。

おとし屋 -SEDUCTRESSES- EPISODE2
SMASH ENTERTAINMENT
上野ストアハウス(東京都)
2022/03/04 (金) ~ 2022/03/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/03/05 (土) 19:00
劇の始まりが、秋葉原のアイドルカフェのアイドルライブのシーンから始まり、その後OL二人の他愛もない会話や、ヤケになって新宿?のショッピングビルで買いまくって手荷物が多い女性と、それを怜悧に眺め、冷たく突き放す友達らしき女性との会話、グルメレポーターをしている姉と、最近看護師を始めた世間知らずで、人を疑うことを知らない無邪気でマイペースな妹との会話など、他愛もない日常のシーンを最初の方で続けざまに、それでいて丁寧に細かく描いていて、その後の実はそれまでのたわいもなく見えたシーンが、おとし屋に所属する女性たちの普段の姿だと言うことが明らかにされる展開が、お見事だと感じた。
あと、落とすターゲットの篠山ファンド社長を演じる俳優が、いかにも裏がある感じの雰囲気と偽物感のある怪しい雰囲気を漂わしていて適役だと感じた。ただし、俳優だけじゃなく、これは脚本にも問題があるのかも知れないが、表の顔よりも裏の顔の雰囲気が目立ちすぎて、人当たりが良い好青年な感じが全然出ていないのには強く不満が残った。
敵役が裏表がある設定の割には、部下との信頼関係がかなり危ういところを強調しすぎ、女垂らしであることもあまりにも分かりやすく描いている上に、おとし屋のメンバーの葛藤も多少は描かれるが、全体としてはおとし屋の側を完全に正しい絶対正義として描き、篠山ファンド社長の側を典型的な女の大敵として描く脚本の単純さが目立ち、キャラクター個人としては魅力あるキャラもいるものの、脚本全体としては、単純明快過ぎて、これでいいのかという相当な不満が残った。学生演劇ではあるまいし、もっと深みのある脚本にしなくては駄目だと思うし、脚本が駄目ならば役者と演出家で脚本の欠点の部分を補強しないと駄目だろうと思う。また、役者も全員ではないが、主役と主役級の役者3、4人が台詞を何度も噛んだり、噛むレベルどころか、台詞を忘れて思い出すために何分か無駄な時間が過ぎていったり、ある役者などは台詞が思い出せない空白の時間を埋めるために急遽アドリブを入れて誤魔化そうとしたが、そのアドリブが上手いどころか、取ってつけたようで、あまりに下手なアドリブ過ぎて、場が持たなかったりといったことが何回となくあり、それでも、それが新人の役者だったらまだしも、20代後半〜30代ぐらいの男性や女性だったりするものだから、余計に見れたものではなかった。
最後のマツケンサンバの曲に合わせて盛り上がり、役者は歌って踊り狂い、観客は手拍子をして上野ストアハウスという小さな会場が一体となり、熱気が溢れたのは良かったと思う。色々、改善点は上げれば切がないが。

ジャバウォック【3月2日~3月3日公演中止】
劇団肋骨蜜柑同好会
小劇場 楽園(東京都)
2022/03/02 (水) ~ 2022/03/06 (日)公演終了
実演鑑賞
シンプルに物語が楽しかったですし、人物も乱れ飛ぶ口語も好き好きでしたが、とびきりは、肋骨さんの演劇スタイルなら確かにこれかあ!しかしなあ!それにしてもよお!!っていう、怪獣に纏わる理への興奮でした。
超面白かったです。

、恋をする
肉汁サイドストーリー
荻窪小劇場(東京都)
2022/03/04 (金) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

おとし屋 -SEDUCTRESSES- EPISODE2
SMASH ENTERTAINMENT
上野ストアハウス(東京都)
2022/03/04 (金) ~ 2022/03/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
板上はシンプルな作り。奥に段差を設け大きな衝立を上・下手にそれぞれ設え真ん中を開けてメインの出捌けに用いる。更に上手衝立の手前、段差の客席側下手に出捌けを設けてある。

光垂れーる
ぽこぽこクラブ
紀伊國屋ホール(東京都)
2022/03/03 (木) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

ジャバウォック【3月2日~3月3日公演中止】
劇団肋骨蜜柑同好会
小劇場 楽園(東京都)
2022/03/02 (水) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

、恋をする
肉汁サイドストーリー
荻窪小劇場(東京都)
2022/03/04 (金) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

甘い傷
一般社団法人横浜若葉町計画
WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ(神奈川県)
2022/03/03 (木) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

おとし屋 -SEDUCTRESSES- EPISODE2
SMASH ENTERTAINMENT
上野ストアハウス(東京都)
2022/03/04 (金) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

ミモザウェイズ1910-2020~わたしたちの道【2月18日(金)公演中止】
日仏女性の人権架け橋 ミモザ実行委員会
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2022/02/18 (金) ~ 2022/02/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇
女性3人を軸に、愉しく、でも史実に基づきしっかり描かれた女性史:
1910)平塚らいてう「青鞜」から
1970)ウーマンリブ
そして現代へ!
永い年月かけて勝ち取ってきた不自由·不平等の解消に敬意!

光垂れーる
ぽこぽこクラブ
紀伊國屋ホール(東京都)
2022/03/03 (木) ~ 2022/03/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初紀伊國屋ホール上演おめでとうございます。
力強く、祝祭感にあふれた舞台でした。
誰も知らない世界なのだから、想像の翼に任せて描いて良いのだと思いました。

ミモザウェイズ1910-2020 ~わたしたちの道~
日仏女性の人権架け橋 ミモザ実行委員会
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2022/02/18 (金) ~ 2022/02/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇
女性3人を軸に、愉しく、でも史実に基づきしっかり描かれた女性史:
1910)平塚らいてう「青鞜」から
1970)ウーマンリブ
そして現代へ!
永い年月かけて勝ち取ってきた不自由·不平等の解消に敬意!

光合聲
劇団光合聲
SPACE9(大阪府)
2022/02/19 (土) ~ 2022/02/19 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
3st目の『オン・マイ・ウェイ!!』を観劇
ファンタジ研1年生の前に妖精リャナンシーが現れ「小説を書け、そして私と恋をしよう」と…
突然始まった恋は、突然…
人生は短く、託された想い、甘酸っぱい恋とリャナンシーに幸あらんことを願う!
ちょっとキュンとするラブコメ良かった!

光合聲
劇団光合聲
SPACE9(大阪府)
2022/02/19 (土) ~ 2022/02/19 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2st目『Trial and Error』を観劇
友達を作りたい!
皆に好かれたい!
そんな願いを叶えるゲーム?!
そしてそして試行錯誤しゲームに満足したら…
そう言うラストなのね。
先月の「あゐ ばさみ」とは一転、#三楽 にあった、かなりコミカルな公演になってて、愉しかった。
前説,後説撮影OKも愉し。

東京ローズ
劇団六風館
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2022/02/17 (木) ~ 2022/02/19 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇。
英語による対敵宣伝放送。
放送を通じて、日本に残された日系2世と、夫を徴兵された日本人が心を通わせ…
戦時下の国を越えた友情?!
ウィットに富んだ展開と怨念?!
愉しいのに切ない!
怨念の力か? 何かが心に引っ掛かり、残る公演。
「私の言葉に翼が生えて」思いの伝わる内容だった。
良かった!

おとし屋 -SEDUCTRESSES- EPISODE2
SMASH ENTERTAINMENT
上野ストアハウス(東京都)
2022/03/04 (金) ~ 2022/03/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
肩の力を抜いて見られました。善悪が分かりやすくて、安心して見てられるパターンでした。ちょっと最後の方は急いだ感じがありましたが、元気で楽しいお芝居でした。最後のダンスも良かったです。