
売春捜査官
KURAGE PROJECT
高田馬場ラビネスト(東京都)
2022/03/16 (水) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

リムーバリスト―引っ越し屋―
劇団俳小
萬劇場(東京都)
2022/03/12 (土) ~ 2022/03/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/03/17 (木) 18:30
3/17の夜の部観て来ました。
とにかく内容が凄いですね。
パワハラ。セクハラ。ドメスティックバイオレンス。暴力と全てが話しの中に含まれているので、観ていて大変でした。
チラシを読むと、1970年代のオーストラリアの社会問題だったとか。
連日いいお芝居が観られて大満足です。有難うございました。
#斉藤淳
#八柳豪

リムーバリスト―引っ越し屋―
劇団俳小
萬劇場(東京都)
2022/03/12 (土) ~ 2022/03/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
期待外れの一言。
バイオレンスもパワハラもセクハラも薄くて味がない。
女性二人は何か別の劇をやっているかのように混じり合わない。
昔のオーストラリアも関係ない。
引越屋の存在も調味料でしかない。
数年後に「当時は観る目がなかったなあ」と振り返ることになるのだろうか。

サヨナフーピストル連続射殺魔ノリオの青春
オフィスコットーネ
シアター711(東京都)
2022/03/11 (金) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
永山則夫は十三歳年下だが、私が社会に出て仕事を覚え始めたころにこの事件が起きたので忘れられない犯罪事件だ。昭和三十年から四十年にかけて、高度成長驀進中の社会で、経済による階層分化は、音を立てて、日々進んでいった。当時を知らない今の人びとも記録を渉猟すればその実態のすさまじさは理解できるだろう。
現在は、「ノリオ」の直接原因となった貧窮の実態は当時とは変わってしまっているが、今もなお、社会に巣くう様々な形の階層分化はいまを生きる人間の宿痾の源になっている。
この芝居のテーマは確かに今も生きている。満席の客席が粛然となったことも肯ける。
舞台ではノリオ(池下重大)の軌跡が、犠牲者四人が、紀夫の家族(母・水野あや、姉・清水直子)のもとに集まってくるという巧みな相対化の仕掛けの中で演じられる。どのようなテキストレジがされているかは知らないが、過不足ない演出だ。711の狭い劇場の観客に、網走の氷の海に浮かぶ氷山でひとり遊ぶ幼いノリオを眼前に見せてくれる。
俳優も全員が、よく演じ切っている。幕間なしの1時間45分。
現実の本人の犯行からその後の獄中の変遷まで、事実はセンチメンタルな悲劇やプロバカンダ劇に流れやすい素材だが、そこをよく押さえ、現代の社会がもたらす普遍的な差別の社会劇にまとめた見事な舞台であった。見た回にはオマケで、母親が事件後に取材を受ける短いひとり芝居〈15分〉がついていて、濃い内容の芝居を見た後、劇場を出るまでの短いブリッジになっていたが、やはりこれは蛇足だろう。観劇後そのまま今の世の中に放りだされたほうが心に響いたと思う。

だからわたしたちは今日も
三栄町LIVE
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2022/03/17 (木) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

マリーバードランド
やみ・あがりシアター
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2022/03/17 (木) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/03/17 (木) 19:00
南極であげる結婚式💒 愛し合う二人が帝国ホテルよりも高い費用をかけてここで結婚式をするのには、色々な大人の事情があるわけです。
設定、展開、回収ととても巧みで、最初から終わりの少し前まで、終始ニヤニヤしながら見続けられました。
ただ巧みさよりも、やっぱり熱量がハンパないお芝居だったと思います。汗ダラダラだったし💦
そして見終わった後の満足感も十分
とても楽しいお芝居でした🐧

売春捜査官
KURAGE PROJECT
高田馬場ラビネスト(東京都)
2022/03/16 (水) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/03/17 (木) 19:00
男女比9:1、ほぼ満席、席は自由席、ただ前から三番目はご自身の座高に余程自信がない限り座らない方が良いです。前の人の頭で見えないところがたくさんある!
あと冷房がすごいきいてる!体を摩擦してどうにか寒さを凌ごうとしてる人が気になってしまった!役者さんのためだから客は羽織るもん持ってきて!
みんな声が大きくてよいです!声が大きい人は大好きです!パッション感じました!
もう一回見に行きます!そのくらい素晴らしかった…!お時間がある方も是非!

リムーバリスト―引っ越し屋―
劇団俳小
萬劇場(東京都)
2022/03/12 (土) ~ 2022/03/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
説明で気になっていた伏字はだいたい分かった。ところが、今度は何故「リムーバリスト ー引っ越し屋ー」というタイトルなのか。確かに引っ越し屋は登場するが、多くは語らない。表層的には、暴力と隠蔽、貧富格差、愛憎と崩壊といった嫌悪内容を、圧倒的な迫力(演技)をもって描いている。嫌悪の中心的人物・シモンズ巡査部長は、その地や環境にいることによって得た権力であり、それを背景に やりたい放題の悪行が透けて見えてくる。人は一度権力という甘い蜜を味わうと感覚がマヒするのだろうか。1970年代 オーストラリアが舞台であるが、現代日本にも通じるところがあるような…。
(上演時間2時間 途中休憩なし)

売春捜査官
KURAGE PROJECT
高田馬場ラビネスト(東京都)
2022/03/16 (水) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/03/17 (木)
価格4,000円
17日19時開演回(105分)を拝見。
終演時、木村伝兵衛役の月海舞由さんの顔が、湯上りみたいに火照っていた。
ただでさえ熱量の高い『売春捜査官』を、より一層ヒートアップさせた105分。
初めは大人しかった観客席も、次第に舞台の熱気にあてられたのか、反応が大きくなり、終盤は、まるで芝居小屋にいるような雰囲気に!
舞台と客席、双方が共鳴し合った、贅沢な時間を過ごすことができた。感謝!
【追記】
リーフレットに、配役表は載せて欲しかったなぁ。

「悠久に遊ぶ」
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2022/03/15 (火) ~ 2022/03/17 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
邦楽器とダンスのコラボ、とても良かったです。音楽もダンスも、熱く美しく迫力がありました。
贅沢な時間を過ごせました。

リムーバリスト―引っ越し屋―
劇団俳小
萬劇場(東京都)
2022/03/12 (土) ~ 2022/03/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
先ず驚かされたのは常打ち小屋での公演では無かったことである。下落合では無かった訳だ。理由は、舞台美術だろう。それがどんな舞台美術であったのかについての詳細は観て頂くとしてコンセプトはネタバレに記すのでそちらを見て頂きたい。この演劇集団のキチンとした姿勢については自分如きが今更申し上げる必要もない。何れにせよ、ラストシーンには背筋が震えた。(華5つ☆追記後送)

「悠久に遊ぶ」
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2022/03/15 (火) ~ 2022/03/17 (木)公演終了

EZO
きのこの木
CAFE ENZO(埼玉県)
2022/03/14 (月) ~ 2022/03/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/03/17 (木) 14:00
『CAFE ENZO』を舞台に、個性的な女性3人が謎のアーティスト『EZO』の話を中心に、取り留めもなく、時々お互いの認識のズレによる笑いや勘違いや思い込み、視点のズレによる笑いなどもありつつ、話が展開していき、劇の終盤で観客にだけCAFEの店員自身が実はという展開になっていて、その種明かしまでの持って行き方が非常に見事で、観ていて飽きないと感じた。
また、演劇の会場がCAFEの2階と、今まで観てきた劇の中でも、客席との距離が非常に近く、さらに飲食しながら観れるということで、劇世界に入りやすい上に、気軽に肩の力を抜いて観ることができたこの体験は、なかなか経験することが出来ない上、私にとって非常に新鮮だった。
ただ、強いて言うなら、4人の役者のうち、2人の役者が表情やリアクションに乏しいので、そこをもっと掘り下げてくれるとありがたいのと、観る側がマスクするのは良いとして、演じる役者の方は演じる際に、マスクを完全に外してやったほうが絶対に良いと思った。実生活の延長線上ではなく、演劇は嘘をさも本当のように見せるのが仕事の筈ですし、そういう信念を持ってやらないと、絶対にいけないと思います。

白片つぐつぐ
アナログスイッチ
駅前劇場(東京都)
2022/03/16 (水) ~ 2022/03/22 (火)公演終了

「悠久に遊ぶ」
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2022/03/15 (火) ~ 2022/03/17 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
邦楽器の奏でる音にフラメンコな踊り、音色はインドを感じさせる、
ボーダレスな不思議な空間でしたが、迫力ありました!

「悠久に遊ぶ」
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2022/03/15 (火) ~ 2022/03/17 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
フラメンコと邦楽器とのコラボ、多少の違和感を覚えながらも、迫力ある舞台に圧倒されました。ルーツは同じという解説には納得できますね。

リムーバリスト―引っ越し屋―
劇団俳小
萬劇場(東京都)
2022/03/12 (土) ~ 2022/03/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「狂」と「笑」は紙一重なのか…背筋が一瞬ブルッとくる作品。
舞台となる70年代当時のオーストラリアは社会問題になるくらい警察の質が悪かったらしく、全編にわたってシモンズ巡査部長の狡猾節が炸裂。
大きくガッチリした体躯で物凄い威圧感(名演技でした)
長年培ってきた独自の警官論もなかなか堂に入っておられ、こんなパワハラな指導を受けなければならない新米警官がマジで不憫。
とにかく全てが彼の胸先三寸で、DV夫から奥さんを逃す引越し作戦にもちゃっかり下心が。
ただし早々から引っ越しは妙な雲行きになっていき・・・
この引越し風景がボリューム的にも内容的にもメインとなるのですがジリジリするというか、ヒリヒリするというかバイオレンス&何とも異様な光景なのでした。
そして破滅の美学とも言える驚愕のラストシーン
結局、引越し屋が一番の強者だったのか
何をもって強者とするのか分からんけれど、感慨深し。
これだけハードな海外作品をガッツリやってのける俳小さん、「殺し屋ジョー」での超興奮は未だに冷めやらず、今後の作品も期待しています。

売春捜査官
KURAGE PROJECT
高田馬場ラビネスト(東京都)
2022/03/16 (水) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/03/16 (水) 19:00
3/16の夕方の部観て来ました✨
面白かった。
やっぱりつかこうへいの芝居は見応え有りますね。
見終わった後、なんか泣けてくるんですよね。もう高齢者になってしまいましたが、ビンビン来ました✨
月海さん格好良かったです。
有難うございました。

君に会いたい
しゅうくりー夢
ザ・ポケット(東京都)
2022/03/02 (水) ~ 2022/03/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/03/03 (木) 19:00
座席I列4番
元公安の刑事居在家が主人公の犯罪サスペンス最新作(3作目)だが今回は従来以上に登場人物それぞれにしっかりとドラマがあり居在家は狂言回しの役どころ。そうして描かれるのは人の多面性や家庭内暴力が引き起こす悲劇、愛など盛り沢山でシッポまで餡の詰まった鯛焼きの如し。
そんな風に最後まで緊張を維持して観客を惹きつける展開の一方、人物同士の関係が偶然も含め近すぎる感が無きにしも非ずだが、不自然さや強引さはなく「芝居のウソ」の許容範囲内に留めているのもまた上手い。
次回公演(1年後)はハートウォーミング路線のようだが、さて、居在家シリーズ第4弾はいつかあるのか?

横濱短篇ホテル
劇団青年座
紀伊國屋ホール(東京都)
2022/03/09 (水) ~ 2022/03/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/03/11 (金)
すごく良かった。ほろっと泣けてアハハと笑えて。今観ても新鮮で面白い。また何年後かに観て見たいな。