
犬の刺客 2025
友池創作プロジェクト
OFF OFFシアター(東京都)
2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
前回も観劇したが、新鮮な気持ちで楽しむことができた。
個性的で魅力的なキャラばかりであっという間の90分ちょいでした。
次の舞台が楽しみです。

犬の刺客 2025
友池創作プロジェクト
OFF OFFシアター(東京都)
2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

或る阿呆ゥの終活
らむらどぅプロデュース shared with 怪奇月蝕キヲテラエ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
燃え尽き症候群的なものか現世に「飽きた」男がVRゲーム内で様々な死に方を試して……な物語。
終盤で生きがいに関してシリアス(悲観的?)にもなるが2人の男(主人公/裏主人公)が前向きになったことを示して終わるのが優しい。
また、アフタートークでらむらPの「幸せの絶頂を感じた時に死にたい」という考え方が本作の原点と聞き、その考えには賛否両方感じつつ三浦さんがそれをくみ取ってこういう形に昇華させたことに感心&大いに納得。
さらに怪奇月蝕キヲテラエのホームグラウンド的な新宿眼科画廊よりもシカケを使うことができるこの会場では「こんなこと」もできるんだ、と感心。
今後の怪奇月蝕キヲテラエの劇場公演への期待を煽ることでも有意義な公演だったのではあるまいか?

犬の刺客 2025
友池創作プロジェクト
OFF OFFシアター(東京都)
2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです!
個性あふれる登場人物のリアクションや会話が可笑しくて、ずっと口元が緩んでいました。
笑いの中にリアル感があり、何だか切なくもなりました。
役者さん達の演技や表情、すごく良かったです。
あっという間の楽しい時間でした。

チト
かわさき演劇まつり実行委員会
川崎市多摩市民館(神奈川県)
2025/07/26 (土) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
児童文学で有名な作品でしたのね
イメージは 星の王子さまに似てるかな
じょうろ組観劇
原作よりも良くしようと
メタ的な展開で楽しませてくれた
休憩15分入れての
2時間20分の作品

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」
PSYCHOSIS
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/07/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
これほどアングラらしいアングラを見たのは久しぶりな気がします。
何も考えず、目の前に繰り広げられる世界を楽しみました。
ご案内にあったように黒い服で行きましたが、ソワレにしておけば良かったと思った待ち時間の炎天下でした。

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」
PSYCHOSIS
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/07/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
昨日に引き続いて、公的な助成機関である劇団協議会の後援の(詳しい後援の内容は知らない)舞台である。寺山が亡くなって年にもなる。今や、若者の中には唐と寺山の区別も出来ない(同じような作家と理解している)人も少なくないと聞くが、そのような年月の流れを感じさせる上演でもあった。
もともと、戯曲としては形が整っていなし、演出がダンス系の女性なのでいからやむを得ないが、やはりこういう風に劇場で上演を試みるなら、書翰とした寺山の言葉を意識して上演台本を作ったらいいのにと思った。シーンそれぞれの作りの意図は分るが、それがどう繋がなっていくのかがわからない、乱歩の少年探偵団はアングラ時代以降人気があって、いろんな扱い方をされてきたが、この作品の盲目の小林少年の置き方などはちょっと無理筋の感じがする。演出もシーンのなかで何か、一カ所決まりの形を舞台で見せればいいと、理解しているようなところがある。そこが、アングラ演劇でめずらしく「(詩の)言葉」を重視した寺山らしくなくしてしまったのではないか、とも思った。なんだか、ファッション化しているのは時間の流れでやむを得ないのだろうが。

犬の刺客 2025
友池創作プロジェクト
OFF OFFシアター(東京都)
2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すばらしかったです。知っている俳優さんばかりでめっちゃホーム感がありました。脚本もバッチシで俳優さんの演技もバッチシでほんと言う事無しです。これだけ脚本と演技がしっかりしていると逆にシンプルな舞台が映えますね。それにしても友池創作さんのポテンシャルにびっくりです。ワンシーズンごとに舞台をされているかと思いますが、基本はずれがありませんし、ほんと、友池さんの才能とバイタリティに感服です。次作も勝手に期待させてもらいます^^

パビリオンをください
電動夏子安置システム
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/07/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)4(今感)3(完成度)5
ドタバタスラップスティック色濃厚なナンセンスシットコム。
最近は夜間も暑くてソワレだったため、頭が回っていないが
かなり高度なことをやっていると思料。
25周年おめでとうございます。
客席もほぼ常連さんなのかな。

パビリオンをください
電動夏子安置システム
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/07/29 (火)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2025/07/28 (月) 19:30
面白いので2度目の観劇。やはり良くできている。(後説2分込み)122分。
2080年の万博の開幕を目前に控えて、とあるパビリオンに同居する人々のあれこれ…。2度目なので慎重に観ていたんだけど、よくできた脚本に脱帽。ヒューマノイドとか未来を見るメガネとか、科学の発展はそこそこあるんだけど、人間のやることは変わっていないよね、というメッセージが伝わる。と同時に、近年社会性ある作品が目立つ同劇団らしいメッセージもいっぱいある。客演陣がしっかりハマっているのが見事。

ミュージカル 『阿修羅城の瞳』 / ファンタジック・タペストリー 『エスペラント!』
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2025/06/28 (土) ~ 2025/08/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
こりっちに宝塚も登録されていることを初めて気づきました(笑)
あちこち色々行ってたのでしたが宝塚は初体験でした!
チケットが高いし、取るのが大変とかハードルが高くて行ったことがなかったのです。
それが今回、友人が貸切公演の招待状を頂いたのでと誘ってくれて初宝塚でした。
演目が大好きな劇団新感線の「阿修羅城の瞳」と言うのはなんだか縁を感じました。
同じ演目と思えないくらいみなさんお綺麗でしたが、所々新感線のテイストというか、ギャグも入っていて面白かったです。
第二幕のレビューはもうキラッキラで素敵でした。最後の大階段は映像では見たことがありましたが目の当たりにすると感激ものです!最近はプログラムは買わないことにしているのですが、1300円と言う値段にまた感激して(最近は2000円は普通、3000円以上だったりもするので)初宝塚の記念だしと買ってしまいました。
今度気になる演目があったら後ろの方の安い席でもいいのでまた行ってみようかなと思った次第。

キャプテン・アメイジング
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2025/07/26 (土) ~ 2025/08/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
最初は場面と登場人物がうまく区別できず戸惑った。ある程度ストーリーというか設定が頭に入っていたほうが把握しやすいかも。物語自体はシンプルでそれなりに面白いが、なぜ一人芝居でやるのかを含め作品の解釈は少々難解となるのではないか。3人の演者を全部観たらそのあたりの答えが浮かび上がってくるのだろうか?

キャプテン・アメイジング
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2025/07/26 (土) ~ 2025/08/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
劇場企画の一人芝居である。夏らしい勉強会、という企画でイギリスの知らない作家の新しい作品だ。労働者で、一人娘と暮らしている冴えない中年男が、スーパーマーケットの清掃係、あるいは案内係をスーパーマンの衣装でやっている。そのアメイジングなヒーローの日常と心象風景、寸足らずの赤マンとを羽織って演じる。主にモノローグと、娘らしい女性(出てこない)を相手に二役で話す、そのなかで日常が見えてくる。ここだけ書けば、おおよそ見当は衝く内容で、赤堀雅秋のイギリス版である。
内容は1時間10芸術監督と演出のトークが付いている。驚いたことに満席。これは酷暑36℃になると脅されている中で冷房の利きがいいからかもね、という意地悪を言いくなる。総体としては演出、演技ともⅠ時間15分、出ずっぱり、しゃべりぱなし、動きっぱなしで、似ているシーンが多いのによく取り違えをしないものだと感心してみたが、それ以上のこともない。私が見た回は松尾諭の回だったが、舞台をよくつとめたというところか。
注文。ポスターもチラシも三人の共演者を並べているが、はっきり(注意深く見ればそうともとれるが)出るのは三人の内一人だけ、と分るように表示すべきだろう。そろそろ三年目の白井晃医術監督白井晃らしい企画を出して欲しい。いかにも、のいいこちゃんの企画はつまらない。

パビリオンをください
電動夏子安置システム
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/07/29 (火)公演終了

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」
PSYCHOSIS
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/07/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
同じ演目でも劇団によって色々な表現あるものだなと思わされました
因みに前回見たのは月蝕忌実行委員会の盲人です
今年は念願の万有引力奴婢訓見てしまったので、以後どれを見ても霞んでしまう気が…申し訳ない
公演とは全く関係ないが
先払いと予約済み当日払いの入場に何の意味があるのか理解出来ない
要するに当日清算だとドタキャンとかするからなのか?
よく考えると他の劇団ではあまりないので不愉快になるかも
この劇団自体は北斎とこれで2回目
3回目見たいかと聞かれたら、もういいかなって感想ですね

vol.41 「廃墟」、vol.42 「そぞろの民」
TRASHMASTERS
駅前劇場(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/08/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「そぞろの民」
2015年初演作品を30分削っている。2015年9月19日、新安保法案が成立。「平和安全法制整備法」と「国際平和支援法」。外部からの武力攻撃に対し日本を米国が防衛する義務、日本の領域内で米軍が武力攻撃を受けた場合、日本が防衛を負う義務。解釈次第では日本は戦争に巻き込まれ加担する可能性の法制化。自衛隊を正規な日本軍と認めさせたい流れ。リチャード・アーミテージ元米国務副長官はかねてから日本に有事法制の整備を迫っていた。
介護施設に入居している元大学教授の父(中嶋ベン氏)、勝手に抜け出して深夜実家でTVを凝視する。新安保法案が参議院本会議にて可決、成立。武力放棄、外交による平和維持を日本国の柱として訴え続けてきた人生の敗北。父は庭先で首を吊る。
通夜が営まれる。
次男、星野卓誠(たかのぶ)氏は新聞記者。その妻の週刊誌編集者、川﨑初夏さん。三男、倉貫匡弘氏は元AIエンジニア。その恋人、フリーライターの杉本有美さん。父の教え子だった週刊誌記者、寺中寿之氏。従兄弟のTV局勤務のみやざこ夏穂氏。沖縄からやって来る再従兄弟(はとこ)の長谷川景氏。介護施設の副施設長、小崎実希子さん。フィリピン滞在の外交官である長男、千賀功嗣氏はまだ到着しない。
寺中寿之氏はスリムになった中西学っぽいゴツさ。
千賀功嗣氏は舛添要一と中畑清を足した感じ。
みやざこ夏穂氏は政治家顔、海部俊樹の若い頃みたい。※松本龍か?
杉本有美さんは綺麗。
同時に二作品公演するのだから配役を上手く分担するのだと思っていたらほぼ全員ガッチリどちらをも演らせていた···。狂ってる。何かの実験か?
台詞が飛ぶ危ういシーンもあったがすかさず共演者が口を挟み成立させていく緊迫感。観てる方もビクビクする。
父は何故自殺したのか?通夜の席で息子達兄弟を中心に責任の追求が始まる。敗戦の焼跡、瓦礫の山から国を再建し築き上げた戦後日本社会。何処で間違えたのか?何を間違えたのか?三好十郎の『廃墟』への70年後の返歌。
是非観に行って頂きたい。
※寺中寿之氏の負傷の為、7月30日14時の『そぞろの民』は中止。19時の『廃墟』から千賀功嗣氏が代役に入る。8月1日14時の『そぞろの民』から中津留章仁氏!が代役に。マジか!?観れる方は是非!

懺悔室に手向ける花
劇団澄清
大手前大学 CELLフォーラム(兵庫県)
2025/07/28 (月) ~ 2025/07/28 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
旗揚なのに良く出来ていた!
役者のカミカミは置いておいて、泣けました!
3プロットの話が最後に上手く重なり終わりダーからのあの展開は神業かも
次回も楽しみです!

vol.41 「廃墟」、vol.42 「そぞろの民」
TRASHMASTERS
駅前劇場(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/08/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/07/28 (月) 13:30
座席1階
「そぞろの民」との2本立て。自分は「廃墟」を鑑賞した。
原作者・三好十郎を演じてきた劇団では文化座が思い浮かぶ。「廃墟」は数年前に上演されたはずだが、今回はトラッシュの中津留章仁演出で、しかも下北沢・駅前劇場という濃厚なスペース。あの激しいバトルがどのように眼前に現れるのか、わくわく感いっぱいで猛暑日のシモキタヘでかけた。
終戦直後、配給はストップし闇市で食料を得るしかない毎日で、焼け野原のバラックに大学教員の一家が身を寄せている。主人公の歴史学者は、日本がなぜ破滅的な道を選んだのか、明治維新以降の歴史を再勉強するとして大学を休んでいる。そこに、彼の教え子の学生が「ぜひ、講義を再開してほしい」と貴重品の芋を抱えて訪ねてくるところから物語は始まる。会話の中で、この先生は闇市で食料などを調達することを良しとせず、やせ細っている。この来訪を皮切りに、彼の息子や娘たちが次々に登場する。
場面は夕食のだんらんとなるはずだが、食卓に出るのは菜っ葉が少々、塩で味付けしたおつゆだけだ。学生が持ってきた芋は先生の家を建てた建築屋のおかみにかっさらわれ、畑に植えていた野菜も実をつける前に盗まれる有様。左翼の編集者の長男、元特攻隊員の次男などが登場し、そこから先は簡単に言うと「こんな国民生活に誰がした」という会話、バトルとなる。
10分の休憩をはさんで後段は、この圧巻のバトルで客席はくぎ付けになる。やはり小劇場。その迫力はものすごい。特に栄養失調気味の先生を演じた北直樹の鬼気迫る演技に客席は静まり返った。文化座の舞台よりも激しかったように思う。
日本人にとっての戦争責任(戦争に巻き込まれた責任とも言ってよい)を強烈に描いたものは、三好十郎の「廃墟」が最もインパクトが強いのではないか。軍部が独走して国民はただ巻き込まれただけという歴史感覚が多数だと思うが、三好はこれに強烈な異議申し立てをしている。オリジナル作品で通してきたトラッシュマスターズがなぜ、この作品を取り上げたか。客席に座った一員として十分に反芻し、考えてみたい。

ミッドナイト・ブルー・モーメント
劇団音速蛹
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2025/07/26 (土) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
劇団初見。とある無人駅の待合スペースでの会話劇。45分の短い尺でしたが、感情移入できる内容で、若い頃を思い出しながら、なかなかに楽しめました。

KYOTO
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2025/06/27 (金) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと、難民問題など世界の対立構造に目を向けてきた芸術団体グッドチャンスによる共同製作で、2024年英国での初演作を日本で翻訳上演。1997年京都議定書の採択までの衝突を駆け引きを描く160分。7月13日までザ・スズナリ。
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