最新の観てきた!クチコミ一覧

201-220件 / 180702件中
第37回公演『ライダー』

第37回公演『ライダー』

激団リジョロ

シアターシャイン(東京都)

2024/04/12 (金) ~ 2024/04/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/12 (金) 14:00

135分。休憩なし。

ノゾミのない

ノゾミのない

プテラノドン

シアター711(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/11 (木) 19:00

115分。休憩なし。

東京の恋

東京の恋

劇団道学先生

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/09 (火) ~ 2024/04/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/11 (木) 14:00

座席1階

100年前、50年前、そして今の東京を舞台にした3本立て。1作目が岸田国士、2作目が別役実という演劇の教科書に出てくる劇作家による原作で、3作目が深井邦彦によるオリジナル。3作目が一番、道学先生らしい舞台で、この一作だけでも十分に見る価値がある。あえて言えば、3作目をもっと作り込んで上演してくれたらいいのに、と思った。

3作目は、亡き妻への忘れ得ぬ思いを描いた作品だが、これがなかなか面白い。妻が亡くなった後父と娘の二人暮らしだったが、いよいよ娘が結婚する。家を出て行くことになり、冷蔵庫から娘が「これ、捨てていい?」と持ってきたタッパーには、妻が生前に作った肉じゃがが入っている。妻が死んでから6年。ずっと捨てられずにいた。なぜなら、食べてしまうと、もう同じものをつくってくれる人がいないから、ということだった。
これだけでも、ちょっとパラノイアかなと思うようなエピソードだが、本作のメーンテーマとなる物語はもっとすごい。ちょっとたそがれ気味で生気がない感じの初老の父を、青山勝がうまく演じている。
自分的にはもう一つの注目が、娘役を桟敷童子の大手忍がやっているところ。いつも、桟敷童子での迫力ある舞台を見ているせいか、今回の物語での役割には少し物足りない感じもした。だが、人間の理解できない行動の裏に隠されている心の動きを描き出している今回の物語は、やっぱり観てよかったと思う。
おまけ、ではないけれど、2作目の別役作品は、かんのひとみのさすがの演技が見られる。お見合いをテーマにした別役の不条理劇を初めて見たが、やっぱりくせになる面白さだ。

エージェント・クリミナルズ

エージェント・クリミナルズ

劇団ペガソルProject

王子小劇場(東京都)

2024/04/11 (木) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/04/11 (木) 19:00

B班を観た。本作が旗揚げのユニットで、アクションをメインにしているみたいだが、いろいろな意味で若い芝居だと思う。(2分押し)50分(10分休み)84分。
 犯罪者を集めて特別捜査チームを作り、医療メーカーの軍事産業進出を調べるが、…という物語。アクションを軸に構成しているが、一応興味深く観ることができた。ストーリーはご都合主義的だが、マンガチックな演出もあるので、あまり気にならない。場面によってセリフが巧く言えなかったり、アクションの効果音が合わないところがあったり、技術的にはまだまだな感じもあるのだが、若さで押し切っているという感じか。ただし冗長。フライヤーでは120分、3日前のXで140分と予告して、実際は146分。その長さが必要だとは思わない。セリフフェチの私としては「闇献金」「ワクチン」という用語に違和感を覚えた。舞台美術ももう一工夫が欲しかった。天才科学者を演じた演出兼務の塩澤くらい振り切った演技を見せてほしい。

S高原から

S高原から

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/22 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

青年団で「今的にgood」という意味で評価したのは、いずれも新作の「ニッポン・サポート・センター」「日本文学盛衰史」で、他の旧作再演は興味深くは観たが淡泊さが勝ち、ぐぐっと差し込んで来るものが無かった。
だが今回は(本演目は二度は観ているが)意固地に淡泊、と以前見えた印象がなくなり、実にハマった俳優とその演技が最大の貢献であるが、刺さって来た。何度か観た演目だから、確かこの人はこの先痛い目に遭うのだっけ、とか、先を楽しみに観られた面もあるし、アゴラでの最後(大規模なのは)のステージという事が俳優もそうだろうが自分も喰い気味な眼差しを送っていたかも知れぬ。
が、やはり、「死」と直面している場所である事と、その事実を踏まえての敢えての「意識してなさ」という微妙な線が、微妙に絶妙に出ていたから、と思う。
最も印象的であったのは、「死」に近いだろう存在として、中藤奨演じる福島が、友達三人(内一人が恋人、他二人が別のカップル)の訪問を受けて対応するエピソード。他の訪問者や入院者のエピソードの合間に、観客は断片を眺める事になるが、彼らは散歩から戻った所での会話で、じゃテニスをやろうとなり、福島当人は医者からストップが掛かっているので「見てるよ」と言い、皆が一旦部屋のほうに下がって後の展開。
どうやら当人は眠くなって暫く部屋で寝ちゃってた、と後で分かる。その前に三人組の一人の男が先にラケットを持って降りて来て暫~く滞在し、お喋りに参加するのだが、「見て来る」と絶妙に去る。やがて降りてきた福島と、三人が又喋ってる間、福島はまたソファに横になり、「すぐ行くから」と追いやる。恋人が気にして「寝れば」と告げ、他の二人(カップル)は先に行く、と去る。和田華子演じるその恋人も絶妙な距離感を出す。彼女も去り、その後他の人物が登場したり、最後は医師と連れだった看護師が、ある話の続きを「ここでいいから」と話して聞かせるも呆れられる、というくだりを二人は福島の様子を見ながらやるのだが、まだ起きない福島に部屋で休むようたしなめる。スタッフもこの場所が「死」と隣り合わせである事を一切おくびに出さないよう慣らされているらしい節度で、入院者に対している。その眼差しの奥を、観客は想像するしかない。
相変わらず寝ている福島。先の別のメンバーとの場面でも、話しかけられて返事をせず、寝ていると思わせて肝心な所では「違うぞ」と口を挟む。顔の前で腕を乗せて休んでいて、顔は見えない。
観劇中の居眠りに掛けては人後に落ちぬ自分だが、体内のコンディションによって睡眠量にかかわらず「どうしたって眠くなる」事は、それなりの歳になれば心当たりがある。福島の様子は、「横になる」という控えめな行為によって内臓がそれなりにやられてるだろう事をリアルに告げており、にも関わらず、認知的不協和を嫌う空気感も手伝って、あたかも何も起きていないかのよう。音楽もなければ劇的に不安を煽るような台詞もない。だが・・一つの肉体が滅びようとする時も、多くの人たちの生活の時間は刻まれ、淡々と流れて行く。
他の主なエピソードとして、恋人が訪ねて来たと喜んだのもつかの間、同伴したという友人から別れの通告を代弁された青年の背中が語るダメージも、かつての婚約者の訪問を受けた青年画家の語らない内面と表面的な対応の「大人」感も、味わい深かった。

平田オリザ氏が(恐らくは新劇や過剰なアングラへの「アンチ」として)日常性、現代口語へのこだわりをもって演劇を始めた事を、いつも念頭に青年団を観劇して来たんであるが、いつもそれを裏切って非日常が高揚をもたらす瞬間こそ面白いと感じ、感動を覚えてきた。
さて今後青年団はどういう変遷を辿るのか、未知数だけに楽しみである。

三人姉妹

三人姉妹

ハツビロコウ

小劇場B1(東京都)

2024/04/02 (火) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「ワーニャ伯父さん」に続いてのチェーホフ作品公演。今回は異色であった。というより、ハツビロコウの真骨頂はこれなのか。古典・名作の上演ではテキレジが優れていると感じたのだが、今回の「三人姉妹」は場面の構成、つなぎも含めて大胆な展開であった。特に私にとっては「こんな三人姉妹は初めて」な部分は、チェーホフ作品の厭世観、救いの無さを前面に押し出したようなラスト。軍楽隊の音を聞きながら、不幸と不運にまみれた姉妹らが「それでも生きて行く」意思を確認するような堂々としたラストが、今作では力なく弱々しい、没落し行く人間の等身大の没落ぶりがあった。ただしその事を強調したというよりは、三人力を合わせれば・・と希望がのぞく青春物語のラストを止め、淡々と終わらせる事を選んだようであった。普通ならとうに別れを告げたはずの軍医がまだ居て、最後のニヒリズムな台詞を、長女オーリガの「それが分かったらねえ」の直前に持ってきて、去らせるテキレジである。
私としては、地元の学校長に担ぎ上げられた事でモスクワが夢となった長女、恋する軍人と永遠に別れしょぼくれた夫の元に残された次女、本物の愛の到来を諦め誠実な結婚生活を選んだ矢先に夫が殺された三女。等しく不遇に置かれた事で三人が漸く手を取り合う場面でもあり、劇的なラストなのだが、今舞台はそれを敢えて回避した。
要は、「変えた」所がはっきり見えてしまった。そこがこれまでの古典の舞台化と異なる点(といってもどの程度知っているかで「分かる」かどうかも決まる訳であるが..)。ラストの手前までは出はけを壁際の椅子で処理したのも含めて華麗な捌き方を味わって観ていた。私的には「危うい」挑戦であったが、ハツビロコウの志向がもたらした必然であれば、また前進して頂く他はない。

世迷子とカンタータ

世迷子とカンタータ

9-States

駅前劇場(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今までに複数回拝見してますが、モニターで紡ぐ言葉にも慣れて、内容も心に響く内容でとてもよかったです。演技も脚本も期待どおりで2時間を超える上演時間もあっという間でした。ラストもよかった。押しの団体さんです。20周年も納得です。優しく有意義な時間ありがとうございました。

La Mère 母

La Mère 母

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/29 (月)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★

「父」をやった頃は公演情報にも触れなかった(多分現代翻訳劇にさほど食指が動かなかった)が、「息子」は観たくなって岡本父子共演を観た。息子が亡くなったという事実に直面できない父が最終的に死と向き合う話だったか、逆だったか・・実際には分かり合えなかった息子と「出会い直そうとする」父の姿があったと朧げに記憶する。
生活問題・金銭問題を捨象した近代的な室内で、家族の「関係性」のみを描写対象としたドラマであった点に、当時私は限定的な評価をしたように思い出しているが、観劇日はそんな事は一切忘れ、今回のゼレールの家族シリーズ第三作という事と、目玉である俳優・若村麻由美ともう一人いた(舞台上で伊勢佳世だったと確認)を観に行った。
若村氏の役者力炸裂であった。遅く戻った夫を迎える彼女が、認知の障害が危ぶまれるかと思うような応答をする。夫を翻弄するために敢えて演じている(身体をコントロールしている)のではなく、コミュニケーション意欲満々でいながら「そうなってしまう」内的必然性が「ある」と感知させる演技の流れがあり、圧倒され始めるのだが、その序盤はそれを受ける側の夫の当惑を想像して笑ってしまいそうになる。
そこで例によっての話だが、隣に地声の大きな、笑いが声に出る(しかも1テンポ遅れて次の台詞にかぶせて来る)男性がいて、「まじか・・」と自分の不運を嘆きそうになったが、何度目かの笑いのタイミングでため息と同時に姿勢をぐいっと変えるアピールした後は、どうやら自制をして下さった。さすがに入場料の額が札ビラの画像と共に頭をよぎったが・・助かった。
演技モードと照明と、若干の台詞の変化のある同じ場面が、不規則にリプレイされる構成が意味深で、今は何の場面なのか、訝りつつも場面の(日常性豊かな場面でさえ)張り詰めた空気に目が釘付けになっている。現実の場面なのか、彼女の想像なのか、実際の場面の回想(再現)なのか、彼女の記憶の再現なのか、あるいは上書きされた記憶なのか・・。
さほど違いのない(若干のニュアンスの違いはある・・淡泊だったり明るかったり)シーンの繰り返しは、彼女の認知と記憶は正確だが主観が反映されてる、という事が示されてるのか、法則性のある展開のされ方でないから、観る者にとっての拠り所もない。認知症患者の心情を想像した事があるが、自分の認知と記憶がブレている事それ自体に、彼らは不安を覚えている。パーになった訳ではないのだ。それゆえ、とも言えるが感情が増幅したり、逆に無気力(諦め)になったりする。
話は子供が自分の手を離れた寂しさから、不安定になった母の内面のループ化した変化の軌跡のようでもあり、現実での変化のようでもある。
後半になるとエッジの鋭い場面が訪れる。人生の目的を見失った母は、あろう事か息子の彼女をあからさまに敵視し、排斥して息子を自分の物に(まるで恋人のように)しようとするが、これに対しその恋人はあっさりと明るく「自分たちは若くて先が長い。貴方は残り少ない」と母に死刑宣告をする。また明らかに母の妄想だろう、夫とその愛人が妻の前で平気でジャレつつ出発していく場面。すなわち同じ場面の中で両者の認知がズレを起こしている。
だが認知の混沌は、主体が湛える感情の真実性を壊すものではない・・人は理解の壁に対面した苦しみを超えるため、そう信じようとする。感情は嘘がつけず、人はそこに真実の効能でもある信頼と安堵を見出す。
母は自身の人生への嘆きを、心を委ねる者の腕の中で、心を込めて嘆く。その姿を残像に最終暗転、芝居は終わる。

前公演と同様、本作も仏の演出家と装置家により作られた。発語のニュアンスの違いを、場面の変化に反映させ、構築する作業が、異言語によって進められた事に素朴に感心する。作為のない瞬間が一瞬もない精緻に作られた芝居。

世迷子とカンタータ

世迷子とカンタータ

9-States

駅前劇場(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

暗転多いがそこで映し出される短文に「うんうん」と。
様々な対人関係における心情を緻密に紡ぐストーリーがとても良い。
あの土下座、ジーンときた。
終盤の3人の生き方の対比が胸を打ちじわっと涙。
あっという間の2時間、観て良かった。

世迷子とカンタータ

世迷子とカンタータ

9-States

駅前劇場(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

私を殺して...

私を殺して...

東京ハイビーム

地中海料理&ワイン Showレストラン「ガルロチ」(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/12 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

会場ならではの演出に、二転三転する展開、面白かったです!

ノゾミのない

ノゾミのない

プテラノドン

シアター711(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

文句なしに最高の舞台でした。演技も演出も脚本も申し分ないクオリティでした。久しぶりに両手を上げてブラボー!と言いたくなる舞台でした。どの役者さんの演技も神がかっていましたが、母親役の役者さんの演技には度肝抜かれました。本当に最高の舞台でした。観劇好きはみんな見るべし!と思える舞台でした。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/11 (木) 19:00

ちょ〜〜〜〜〜〜〜面白かった‼️
め〜〜〜〜〜〜〜〜っちゃ面白かった‼️
やっっっっっっっっばい面白かった‼️

何も言えないですよ。
純粋に純粋に純粋に面白かったので。

電撃メトロ

電撃メトロ

ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日を観劇
総勢18人による群像劇
大人数にもかかわらずひとりひとりの人間模様がしっかり描かれてて良かったです
連日ほぼ満席も当日券は出すそうです
お時間ある方はぜひ

夢の泪

夢の泪

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2024/04/06 (土) ~ 2024/04/29 (月)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/11 (木) 14:00

座席1階

テーマは先の戦争の戦犯を裁いた東京裁判。国際連盟を脱退した時の外相松岡洋右の弁護団に参加している夫婦が主人公だ。ミュージカル仕立ての二幕もの。

物語の本筋とは関係ないが、ヤミ米を取り締まる日本の経済警察が乗客のリュックに小刀を突き立て、コメが流れ出たら検挙という取り締まりでリュックの中に入れて背負っていた赤ちゃんを刺し殺してしまったのに、「恨むならヤミ米を買っている奴を恨め」と捨てぜりふを残して立ち去った、という小話がとても印象に残った。戦後の混乱期ということもあるが、警察の上から目線、庶民いじめ、責任逃れの「おいこら警察」は今も変わっていない。声高に反戦を唱える部分はこの戯曲にないが、こうした小話一つに井上ひさしの思いが込められていると思う。

あまり仲が良くない弁護士夫婦だが、「この裁判は、どうしてこの国が進路を誤ったのかを記録する大切な裁判」と力説する妻に引っ張られる形で弁護団に加わっていた。だが、松岡洋右の結核が悪化して、弁護団の補佐役は解散の憂き目に。この弁護士事務所を中心に新橋でのヤクザの抗争など多彩なエピソードが盛り込まれる。

桟敷童子の板垣桃子がこまつ座に初参加。桟敷童子のイメージとはまったく違った感じなので、見慣れているファンとしては若干の違和感があった。彼女の良さが生かされていないというのは言いすぎか。半面、夫婦の娘役を務めた瀬戸さおりはせりふも明瞭で歌唱力も高く、とてもいいと思った。主役のラサール石井はさすがの老練さだが、ちょっと疲れている印象も。相方の秋山菜津子は切れもよく、ラサール石井を飲み込んでしまったようだ。

個人的趣味では、ミュージカル仕立てとするより純粋なストレートプレイで見たかった気がする。

私を殺して...

私を殺して...

東京ハイビーム

地中海料理&ワイン Showレストラン「ガルロチ」(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/12 (金)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった

PureMarry

江東区文化センター(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

王道ミステリーを正統派の演出、安定の演技力でじっくりと見せてくれる本格推理劇
孤島にポツリと建つ高級別荘に招かれた8人の客人
使用人とその妻が迎え入れてくれるも主宰者は不在
計10人、1人ずつ殺されていく中、誰も別荘から逃げ出す術もなく、まさに疑心暗鬼の人間模様
昔、観たことのある演目ではあったけれど、このヒリヒリ感をもう一度
初見ではなく犯人に目星がついているので、ナルホド犯人っぽく見えないよね、うまく立ち回っているな、と先見の明で観進めていたのだけれど、なんと別の人が犯人でした
記憶違い?なんか騙されました(笑)
そうかなるほど あなたでしたか、全くの予想外
犯行動機にも納得しながら、これまた予想外のエンディングへ

欲を言えば王道枠からちょっとはみ出したキャラクターの冒険があっても良かったかも
今もってスタイルも美貌も全くお変わりない夏樹陽子さんもまたミステリーなのでした

ハナコトバ -朗- for spring

ハナコトバ -朗- for spring

Daisy times produce

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 出演者全員女子、Aチーム初日を拝見。

ネタバレBOX

 朗読劇で「青春カルペディエム」と「魔女のお茶会」2作を上演。この2作は関連している。何れもナレーションをも担当する役者が1名ずつ居り、他の役者が登場人物個々の台詞を担当するが、描かれる登場人物のメンタリティを上手く掬い上げる脚本家と朗読する役者陣の感性が光る。かてて加えて「青春カルペディエム」ではラナンキュラスの花言葉、続く「魔女のお茶会」ではスノーフレークの花言葉が巧みに織り込まれ興趣をそそる。
生きる為には君が邪魔だった

生きる為には君が邪魔だった

劇団水色革命

新宿スターフィールド(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 身内に知的障害を持つ長女・奏を抱える家族の話だ。必然的にこの家族の生活は奏を中心の生活となる。(追記後送)

ネタバレBOX

父は研究者、長男は長じて医者、次男は定職にも就かずに暮らしていたが、或る時父が失踪、一家の暮らしを一人で支えなければならなくなった兄は責任の重さや様々なストレスから奏が宝物の貯金箱を振って騒音を出すことに苛立つようになっていった。そして奏を庇う剣佑と事あるごとにぶつかるようになっていた。剣佑の片耳の聴こえが悪いのは兄の打擲のせいだった。
 さて、こんな家族生活に嫌気が差して剣佑は家を飛び出し子供の頃から良く行っていた山に入った。そこで彼が出会ったのは何と山賊を名乗る奇妙な集団と山賊について何かを調べるこれも矢張り奇妙な集団であった。
私を殺して...

私を殺して...

東京ハイビーム

地中海料理&ワイン Showレストラン「ガルロチ」(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/12 (金)公演終了

実演鑑賞

 タイトルに惹かれて出掛けた。

ネタバレBOX

 然し前説の物言い、挙措を見ているうちに失望に変わった。演劇の体を為していないどころか、エンターテインメントとしても徹底性に欠けギャグの質は低すぎるしハナシの外。

このページのQRコードです。

拡大