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パチパチ

パチパチ

シリコン

「劇」小劇場(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/07/30 (水) 14:00

価格3,900円

見てきた!書くの初めてです。
めちゃくちゃ面白かった。松尾さん素晴らしいセンス。

犬の刺客 2025

犬の刺客 2025

友池創作プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

自分は千穐楽観られることってあまり無いのですが、諸々の兼ね合いで、今回は千穐楽の観劇になりました。
作・演の友池さんが、今回で一区切りって言ってるので、初演から観てますので千穐楽観られたのは、逆に幸運だったかも。
色んな要素のバランスがとても良い、再演を重ねて洗練された”犬の刺客”の完成形を観られた気がしてる。
終盤は、舞台がぼやけて見えて、何回か眼鏡をはずして拭う必要があった。

個人的には、この作品はずっと続けて欲しいのですが。
友池さんが一区切りと言うなら。
本を外部に貸し出して欲しいなって。
優れた戯曲は、たくさんの演出家、座組によって再演され続けるのも演劇の魅力だと思うんだ。
シンプルなワンシチュエーションなので、美術などの物理的なハードルは低いと思うしね。
逆に言えば、良いものにするには、誤魔化しが効かないってことなんだけど。

Drifter

Drifter

Ghost Note Theater

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/31 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/30 (水) 19:00

価格3,800円

95分。休憩なし。

犬の刺客 2025

犬の刺客 2025

友池創作プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

#犬の刺客25
面白い、お薦め。
何度か再演している公演だが、今回初めて主人公の年齢設定をアラフォー世代にしたと。作/演出の友池一彦さんと同年代ということもあり、より思い入れが強くなったという。芸人として売れるまでの努力や苦労、一方 人間の性格や気質のような違いが歪みを生む。漫才コンビというだけではなく、人間関係の複雑さ難しさが浮き彫りになる。不惑の年代という設定が妙(芸能界に留まるか否かの見極め)。

何のために芸人になるのか、もちろん売れて有名になり といった夢があるだろう。華やかな世界の裏にある現実を面白可笑しく紡ぐ。人を笑わせ楽しませる、そんな気持がしっかり描かれている。本公演 たった二日間4公演、期間限定の掘り出し物市のような希少なもの。激情と性情のような感情をキャスト5人の熱演で観(魅)せてくれる。
(上演時間1時間40分 休憩なし)㊟ネタバレ

ネタバレBOX

舞台美術は、楽屋ということで 剥き出しのコンクリート ほぼ素舞台。上手に衣装掛け、中央に折り畳み式の長テーブルと丸椅子、下手は忘れ物が入ったダンボール箱等。

「笑いの神様」というイベントで漫才をしている場面から始まる。1人は犬の被り物をして吠え、もう1人は犬が吠えた理由について補足する。お笑いブームに乗ろうとするが、一発屋にもなりきれず解散した2人、実はライブハウスの楽屋にいる他の人たちの人間模様も重ね合わせ 滋味溢れる物語になっている。劇中 漫才シーンがあるが、そこには笑いではなく 漫才ネタを考え稽古してきた苦労が浮かび上がる。一方、マニア(ファン)にとって(漫才の)笑いは癒され勇気づけらる、という相乗効果に繋がっている。その双方を巧みに結び紡いだ好作品。

漫才師2人…小山亮介(原口誠サン)は漫才ネタを書いていたが、周りからは面白くないと酷評。相方である植田稔(後藤真一サン)はスタッフや先輩・同輩等と親しくし、情報を駆使し業界内で上手く立ち回ろうとする。養成所時代はそれほど親しくもなく、稔はピン芸人として活動しようとしていた。ひょんなことからコンビを組んで少し売れるようになってきたが、壁にぶつかった。稔はネタを作家に依頼することも視野に入れたが、亮介はあくまで自分が書くと主張。亮介の理屈というプライドと融通の利かなさ、稔の気配という拘りのなさ 流される性格、その相容れない気質と激論。コメディとシリアス場面を交錯するように描き、メリハリを付け 飽きさせない。

2人の考え方や生き様といった違いを際立たせ、それぞれのリアルな人物像を立ち上げる。なぜ漫才コンビを組み そして解散に至ったかを激白していく、その過程が肝。漫才コンビ「犬の刺客」を解散して8年。今ではYouTuberとして細々と活動している。久し振りに雑誌の取材ということで、亮介が懐かしい楽屋にやってくる。実は取材する記者は来れず、政治部から転属してきた垣田朝子(児玉アメリア彩サン)が興味本位から色々詮索し始める(政治記者を干された足掻き)。同じ時に楽屋にやってきた女 宇田川陽子(香苗サン)、何者で何のために来たのか謎めいている。当初来る予定だった記者とはメールでの遣り取りのため誰も顔を知らない。誤解、勘違い、人違い、成りすまし等 楽屋は混乱。

「犬の刺客」の笑いによって救われたのが陽子。上司からパワハラまがいの行為を受け、精神的に参っていた時に聞いた漫才が忘れられない。今では稔のマネージャー的なことをしている。何とか「犬の刺客」を復活させたいと…。漫才で人の役に立つ、そんな熱い気持を2人にぶつける。楽屋には、後輩芸人 南由良(茉月りりこサン)もおり 2人の動向を気にしている。芸人の不安と希望といった 複雑でリアルな気持が犇々と伝わる。そして朝子・陽子・由良の喜劇的な役回りが、漫才師2人の衝劇というか突劇を引き立てており実に巧み。ラスト 薄暗がりにピンスポットと優しいピアノの音色が印象的だ。
次回公演も楽しみにしております。
犬の刺客 2025

犬の刺客 2025

友池創作プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

杮落とし回観劇
今回は4公演のみの再演です
ベテランコンビVerらしいが
どのへんがとかはわからんかったけど
芸人さんの日常的な話とか
業界内の雰囲気とかが理解できる
90分強の作品

ネタバレBOX

開演15分前には友池氏が前説で賑やかに
入ってきて盛り上げるのが楽しめました
話は説明通りで
舞台はライブハウスの楽屋。素舞台に
小道具が机とか椅子ぐらいです。
一部のお笑いマニアで評判だった漫才コンビ「犬の刺客」。シベリアンハスキーの
着パジャマ着たポチと飼い主が、
吠えるポチの理由と説明する飼い主が、
吠えろ、噛んでよし。と進める漫才。
お笑いブームに乗ろうとするが、
一発屋にもなりきれず解散した二人。
数年後、YOUTUBEで一日限りの
「犬の刺客 復活企画」をファンの女性が
立ち上げて動画配信しようとするが。
その配信とインタビュー記事を書きに来た
記者とコンビの二人とシアターのバイトさんが織りなす会話劇。
それは、満月の夜のことでした

それは、満月の夜のことでした

WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ(神奈川県)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/07/30 (水) 14:30

40分。休憩なし。

犬の刺客 2025

犬の刺客 2025

友池創作プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前回も観劇したが、新鮮な気持ちで楽しむことができた。
個性的で魅力的なキャラばかりであっという間の90分ちょいでした。
次の舞台が楽しみです。

犬の刺客 2025

犬の刺客 2025

友池創作プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 初日を拝見。

ネタバレBOX

 三度目の再々演ということだが、表現する者総てに係る生活と芸道への忠誠心(自らの主張を世界に敷衍しようとの希み)の葛藤を描く。芸道(表現する者の表現したいもの・ことが在る以上、それを受容する側(観客)なり支持者、ファン等と介在するメディアも関係するし制作スタッフや音響・照明・出演者の男女関係や衣装・舞台美術、演出等々との関係。表現する者同士の関係(コンビ、香盤表内位置づけ等)も総て絡んでくるのは当然のこと。一筋縄ではゆかぬ。興行を打つには金も掛かる。客を呼べねば金は入らぬ。金が稼げるようになるには芸達者であることは当然のこと乍ら、人気も必要。様々な要素が相反する現実が錯綜し競合するのが実際に起きることだ。このような状況で表現する者として何を要求し、アピールするか? それが実際観客に受け、採算ベースに乗るのか? これは現実が当事者達に要求してくる逃れようのないリアルだ。そのような中で藻掻き打開策を見付けようとぶつかり合い、誤解しあったり、意地を張り合ったりしつつ生きることの生々しさを描く。なかなか心に残る作品だ。これに作品を如何に評価し観客と演者たちを繋ぐか? に関して重大な役割を果たすプロメディアが絡み、ファンが高じたユーチューバーの画策が絡んで週刊誌政治部に居て有力政治屋と大企業の結託の証拠を掴み暴いて掲載直前に上から取材データを没収され干され芸能部に強制移籍された有能記者の顛末が絡んで、よくある事実を、そして日本のマスメディアがマスゴミに変質した大問題を突きつけて、リアルな側面を垣間見させ突きつけつつ、新たな流れであるユーチューブやSNS等素人やセミプロ絡みの閲覧者数ベースの「表現」が混じりこんがらがって展開する物語。尺は95分。
 個人的に気に入ったのは週刊誌記者役の女優さん。プロとして当然のことである取材をする為の事前の下調べをキチンとやっていることが過不足なく表現されているシーンで、プロ記者としての腕を演じてグー。
或る阿呆ゥの終活

或る阿呆ゥの終活

らむらどぅプロデュース shared with 怪奇月蝕キヲテラエ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

燃え尽き症候群的なものか現世に「飽きた」男がVRゲーム内で様々な死に方を試して……な物語。
終盤で生きがいに関してシリアス(悲観的?)にもなるが2人の男(主人公/裏主人公)が前向きになったことを示して終わるのが優しい。
また、アフタートークでらむらPの「幸せの絶頂を感じた時に死にたい」という考え方が本作の原点と聞き、その考えには賛否両方感じつつ三浦さんがそれをくみ取ってこういう形に昇華させたことに感心&大いに納得。
さらに怪奇月蝕キヲテラエのホームグラウンド的な新宿眼科画廊よりもシカケを使うことができるこの会場では「こんなこと」もできるんだ、と感心。
今後の怪奇月蝕キヲテラエの劇場公演への期待を煽ることでも有意義な公演だったのではあるまいか?

犬の刺客 2025

犬の刺客 2025

友池創作プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!
個性あふれる登場人物のリアクションや会話が可笑しくて、ずっと口元が緩んでいました。
笑いの中にリアル感があり、何だか切なくもなりました。
役者さん達の演技や表情、すごく良かったです。
あっという間の楽しい時間でした。

チト

チト

かわさき演劇まつり実行委員会

川崎市多摩市民館(神奈川県)

2025/07/26 (土) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

児童文学で有名な作品でしたのね
イメージは 星の王子さまに似てるかな
じょうろ組観劇
原作よりも良くしようと
メタ的な展開で楽しませてくれた
休憩15分入れての
2時間20分の作品

ネタバレBOX

チトの親友が子馬のジムナスティクで
馬と喋れる事も普通の子とちゃうね
みどりの手も何も無いトコから花を咲かせて
種蒔きも必要無いファンタジーでした
大きな舞台を用いて
初っ端に大人数を出してくる演出は巧かった
驚かされました

チトの誕生を見守る白服の集団が
初っ端から多人数で登場して
「原作では」のフレーズで
色々と言いたいこと言いながら進行してゆく
メタスタイルです

8歳になったチトが学校に入るのですが
寝てばかりで勉強にもついていけなくて
学校から出されて鉄砲工場を営む父から
色々な人に学んで手帳にその学びの修了を
書き込んでもらうのを勉強にしなさいと言われる
そしてまず庭師のムスターシュじいさんと
園芸について学ぶと みどりのてを発現し
見事な花を咲かせます
=カラフルなビニル傘で表現
そして刑務所やスラムで花を咲かせて
人々に心の安らぎを与えてゆくのですが
何処の国のモノでもない砂漠の所有を巡り
2つの国が戦争を始めます
砂漠にある石油を求めての事でした
チトの住む町ミルポワルではてっぽうを
作っているので2つの国両方に武器を売り
工場がフル稼働します
でも戦争は良くないと考えたチトは
武器から花が出るようにして使えなくして
戦争できないようにして
何とか戦争は停戦となり
チトの説得で父が変わって
町は花づくりをしてゆくようになるのでした
ここで終わっていればハッピーエンドで
よかったのにと周囲の白い人々が言います
庭師のムスターシュじいさんが亡くなり
天に召されたという説明で
チトは天に向けて梯子を掛けて
のぼって行ってしまうのです
どうやら原作では人々が見上げる梯子から
白い羽根が降ってきてチトは天使だったと
皆が思い チトは戻ってこなかったみたいですが
舞台ではチトが地上に戻ってきて大団円
白い人々はチトの先輩天使達の
表現だったのかなぁと 巧いメタ表現かしらと
庭師のムスターシュじいさんは
岩波文庫の挿絵を参考にされた
海賊白ひげと言おうかターンAガンダムみたいな
見事な髭のお爺さんでした
馬のジムナスティクは馬の首のみ棒に刺した
擬人表現で割とシュール系だったかな

原作者のモーリス・ドリュオンはフランス人で
その生涯に一冊だけ子供向けに書いたのが
「みどりのゆび」だそうです
1965年に翻訳されている古典作品ですが
メッセージ性も強く良い作品だったなぁと
寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」

PSYCHOSIS

ザムザ阿佐谷(東京都)

2025/07/24 (木) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これほどアングラらしいアングラを見たのは久しぶりな気がします。
何も考えず、目の前に繰り広げられる世界を楽しみました。
ご案内にあったように黒い服で行きましたが、ソワレにしておけば良かったと思った待ち時間の炎天下でした。

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」

PSYCHOSIS

ザムザ阿佐谷(東京都)

2025/07/24 (木) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

昨日に引き続いて、公的な助成機関である劇団協議会の後援の(詳しい後援の内容は知らない)舞台である。寺山が亡くなって年にもなる。今や、若者の中には唐と寺山の区別も出来ない(同じような作家と理解している)人も少なくないと聞くが、そのような年月の流れを感じさせる上演でもあった。
もともと、戯曲としては形が整っていなし、演出がダンス系の女性なのでいからやむを得ないが、やはりこういう風に劇場で上演を試みるなら、書翰とした寺山の言葉を意識して上演台本を作ったらいいのにと思った。シーンそれぞれの作りの意図は分るが、それがどう繋がなっていくのかがわからない、乱歩の少年探偵団はアングラ時代以降人気があって、いろんな扱い方をされてきたが、この作品の盲目の小林少年の置き方などはちょっと無理筋の感じがする。演出もシーンのなかで何か、一カ所決まりの形を舞台で見せればいいと、理解しているようなところがある。そこが、アングラ演劇でめずらしく「(詩の)言葉」を重視した寺山らしくなくしてしまったのではないか、とも思った。なんだか、ファッション化しているのは時間の流れでやむを得ないのだろうが。


犬の刺客 2025

犬の刺客 2025

友池創作プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/29 (火) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すばらしかったです。知っている俳優さんばかりでめっちゃホーム感がありました。脚本もバッチシで俳優さんの演技もバッチシでほんと言う事無しです。これだけ脚本と演技がしっかりしていると逆にシンプルな舞台が映えますね。それにしても友池創作さんのポテンシャルにびっくりです。ワンシーズンごとに舞台をされているかと思いますが、基本はずれがありませんし、ほんと、友池さんの才能とバイタリティに感服です。次作も勝手に期待させてもらいます^^

パビリオンをください

パビリオンをください

電動夏子安置システム

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/07/25 (金) ~ 2025/07/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

(笑えた度)4(今感)3(完成度)5

ドタバタスラップスティック色濃厚なナンセンスシットコム。

最近は夜間も暑くてソワレだったため、頭が回っていないが
かなり高度なことをやっていると思料。
25周年おめでとうございます。
客席もほぼ常連さんなのかな。

ネタバレBOX

前説から観客を温めるも、ちゃんと温まっていないのを想定してスロースタート。
比較的わかりやすい笑いから、客席のヒートアップに呼応するかのように後半からマニアックな笑いを多用していく。
ロジックを拗らせていく設定も秀逸。
結果、120分があっという間。個々のネタは多すぎるので割愛。
さすがです。

個人的には、誰にもツッコまれないで放置されるナンセンスが大好きなので、
しっかり用意していただけて感激でした。
パビリオンをください

パビリオンをください

電動夏子安置システム

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/07/25 (金) ~ 2025/07/29 (火)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/07/28 (月) 19:30

面白いので2度目の観劇。やはり良くできている。(後説2分込み)122分。
 2080年の万博の開幕を目前に控えて、とあるパビリオンに同居する人々のあれこれ…。2度目なので慎重に観ていたんだけど、よくできた脚本に脱帽。ヒューマノイドとか未来を見るメガネとか、科学の発展はそこそこあるんだけど、人間のやることは変わっていないよね、というメッセージが伝わる。と同時に、近年社会性ある作品が目立つ同劇団らしいメッセージもいっぱいある。客演陣がしっかりハマっているのが見事。

ミュージカル 『阿修羅城の瞳』 / ファンタジック・タペストリー 『エスペラント!』

ミュージカル 『阿修羅城の瞳』 / ファンタジック・タペストリー 『エスペラント!』

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2025/06/28 (土) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

こりっちに宝塚も登録されていることを初めて気づきました(笑)
あちこち色々行ってたのでしたが宝塚は初体験でした!
チケットが高いし、取るのが大変とかハードルが高くて行ったことがなかったのです。
それが今回、友人が貸切公演の招待状を頂いたのでと誘ってくれて初宝塚でした。
演目が大好きな劇団新感線の「阿修羅城の瞳」と言うのはなんだか縁を感じました。
同じ演目と思えないくらいみなさんお綺麗でしたが、所々新感線のテイストというか、ギャグも入っていて面白かったです。
第二幕のレビューはもうキラッキラで素敵でした。最後の大階段は映像では見たことがありましたが目の当たりにすると感激ものです!最近はプログラムは買わないことにしているのですが、1300円と言う値段にまた感激して(最近は2000円は普通、3000円以上だったりもするので)初宝塚の記念だしと買ってしまいました。
今度気になる演目があったら後ろの方の安い席でもいいのでまた行ってみようかなと思った次第。

キャプテン・アメイジング

キャプテン・アメイジング

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2025/07/26 (土) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初は場面と登場人物がうまく区別できず戸惑った。ある程度ストーリーというか設定が頭に入っていたほうが把握しやすいかも。物語自体はシンプルでそれなりに面白いが、なぜ一人芝居でやるのかを含め作品の解釈は少々難解となるのではないか。3人の演者を全部観たらそのあたりの答えが浮かび上がってくるのだろうか?

キャプテン・アメイジング

キャプテン・アメイジング

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2025/07/26 (土) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

劇場企画の一人芝居である。夏らしい勉強会、という企画でイギリスの知らない作家の新しい作品だ。労働者で、一人娘と暮らしている冴えない中年男が、スーパーマーケットの清掃係、あるいは案内係をスーパーマンの衣装でやっている。そのアメイジングなヒーローの日常と心象風景、寸足らずの赤マンとを羽織って演じる。主にモノローグと、娘らしい女性(出てこない)を相手に二役で話す、そのなかで日常が見えてくる。ここだけ書けば、おおよそ見当は衝く内容で、赤堀雅秋のイギリス版である。
内容は1時間10芸術監督と演出のトークが付いている。驚いたことに満席。これは酷暑36℃になると脅されている中で冷房の利きがいいからかもね、という意地悪を言いくなる。総体としては演出、演技ともⅠ時間15分、出ずっぱり、しゃべりぱなし、動きっぱなしで、似ているシーンが多いのによく取り違えをしないものだと感心してみたが、それ以上のこともない。私が見た回は松尾諭の回だったが、舞台をよくつとめたというところか。
注文。ポスターもチラシも三人の共演者を並べているが、はっきり(注意深く見ればそうともとれるが)出るのは三人の内一人だけ、と分るように表示すべきだろう。そろそろ三年目の白井晃医術監督白井晃らしい企画を出して欲しい。いかにも、のいいこちゃんの企画はつまらない。

パビリオンをください

パビリオンをください

電動夏子安置システム

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/07/25 (金) ~ 2025/07/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

途中から謎解きみたいな気持ちになりました(笑)

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