mamomyaの観てきた!クチコミ一覧

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超鋼祈願ササヅカイン~新たなる脅威~ 

超鋼祈願ササヅカイン~新たなる脅威~ 

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

ゲスト 千葉繁さん回
いやー楽しかった!
色々な形の芝居があるかと思いますが、自分の観たい芝居はこれだ!
と思う一形態だなと。

当日パンフにもちらと書かれていたのですが、芝居でしか観れないもの、を意識してつくられていると感じました。
こちらの劇団はDVDも積極的に販売していますが、劇場で観るべき!
(過去作品買っちゃいましたけど)
と言っても自分は前回アベンジャーズから観はじめたのではじめてみたいなものでしたが。

会場入ってすぐ、丁寧に席を案内していただいて○。
席の割り振りが結構複雑な感じでしたが見せてぱっと案内できるのは地味ですが素敵です。


劇場出た時、明らかににやけた顔で出てきた自分に笑う(笑)

ネタバレBOX

オープニング好き。
観ててワクワク感をがんがん刺激してくる。

変な言い方ですが、舞台上で肉体がこれでもかと動いているのが本当に良い。
人の形、動きって美しいなぁ。

アテレコしてる人が斬られたり、千葉さんがちょこまか動いてるのが面白かったり、パワーマイムの空中戦表現のところが凄い好きだったり、エトセトラ、エトセトラ。


多分、この芝居はとても分かりやすい面白さで、書こうと思うと陳腐なほめ言葉になりそう。
(ちなみに分かりやすいから簡単に作れる、ではない)
特に終演後、紙媒体に感動を残す事が苦手なので、アンケートには「楽しかった!」ぐらいしか書いてこなかったのですが。
なのであまり語らずに。
行け!花岡星児

行け!花岡星児

 StageClimbers

劇場HOPE(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

満足度★★★

色々惜しかったかなぁ
開演前の影ナレ、神宮球場に見立てたのは面白いですが、内容が全く球場に合っていなかったのが残念。
(要は球場のアナウンス体ですが、内容はよくある観劇の諸注意)

「鳴り物での応援はダメ」とか、野球になぞらえてやってて言うのはマイナス表現。
そもそも芝居中に盛大に携帯鳴らしてしまった人がいたので、伝わらないならばふざけてはいけない部分かなあと。
鳴らしたのは開演後に入ってきた人っぽかったですが。

ネタバレBOX

繰り返しモノって結構よく見るネタだと思いますが、作り手側を魅了するポイントはどこなんだろう?
とふと頭に浮かんだ。
客側からすると「繰り返しモノの芝居が観たい!」と積極的に思う人っていない気がするのですよね。
そう考えると客が観たいモノを意識していないのかもなと思ってしまった。
正直、集客の結果に出てしまっているのではないかと。。

勿論、単純な繰り返しにならないように工夫はされてたと思います。

いわゆるSFの部類に入ると思いますが、「繰り返し」という一番の肝以外の部分では嘘を排除してくれないと観てる側は小さい事でも気になってしまう。

ウグイス嬢がワイヤレスマイクで話しながらグラウンドに降りてくるとか。
シチュエーション的に有り得ないと言うこともありますが、ウグイス嬢の使ってるマイクってそんな引っ張り方をできるのか?と。
好意的に考えてインタビュー用のモノという解釈もありかと思いますが、モノが違うのを勝手に使っているということに??
ウグイス嬢一人では無理だよなあ。
多分どうでもいい部分(笑)
でも考えてしまうんですよ。
その他にも細々と。

笑わせるのが主題ではないかと思いますが、笑わせたいだろう場面で笑わせられていない空気もあった。
NO GOAL 【ご来場ありがとうございました】

NO GOAL 【ご来場ありがとうございました】

青春事情

駅前劇場(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

満足度★★★★

毒の無い人の良さ
が劇団の色として出てて自分は好きです。

題材面白いです。
こういった実際にあるモノに目を向けさせてくれるのは単純に良いと思います。

ちなみに開演前の客席の暗さを指摘されているかたがいましたが、もしかしたら気持ち明るくする様に改善してくれたんじゃないかと感じました。
比べてはいないので感覚ですが。

ネタバレBOX

物語は全てロッカールームで進行するので少し物切れ感はありましたが面白かった。

大会当日までの時間軸が数ヶ月単位で飛んでいくので、もう少し見たかったと思う場面もありました。
監督と選手のコミュニケーションとか。
最初あんなにギスギスしていたのにどう歩み寄ったのかとかはなかったので。

選手の話に主眼を置きたい、という現われかと思いますが、監督と押村サイドの話が弱く感じた。

これも余韻をという事かもしれませんが最終試合後の話も少し欲しかったです。
基本、王道的な展開なので、そこまで見せてもよかったかなと。

とまぁ、ネガティブな感じではなく、もっと欲しい!
と思わせてくれた内容なのでやはり良い作品ではありました。


途中の転換は何気に良い。
転換してる事を感じさせずに変わってたのでやるう。
少年王マヨワ

少年王マヨワ

ニットキャップシアター

座・高円寺1(東京都)

2013/06/28 (金) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★

伝わりにくい意図
また芝居以外の部分から。。!

こんな事を思ったのははじめてなんじゃないかといったくらいなのですが、客席案内の人をうるさく感じてしまった。
声も良く通るし、できる方なんだと思いますが。
先ず「奥側が空いている」という情報を発信していくのは必要な事ですが、前の席が見やすいと固定概念を持ってやるのはよろしくない。
ワイドの広い舞台なので前は前で全体を目に入れにくくなるので、見やすいかどうかは客次第。
だからそれを聞いてもスルーする人ばかり。
もっとシンプルに案内する方がいいのでは。

何より、客が入ってくると都度全体に発する高い声で案内していたので、トーンが大き過ぎた。
そのがんがん耳に入るアナウンスは既に座っている客には必要無い情報であると思い至って欲しい。
特定の席を進めるならば対象の客を定めてやる方が良いと思う。
開演間近はそうしてたけど。

座ってもらいにくい席を埋める為にわざとやっているのかとも思いましたが、前の席が埋まった後「後ろの席になってしまうのですが。。」
と申し訳無さそうに言っていたので、あ本気なんだと。

ネタバレBOX

客が入り込めるかどうかによる万人向けではない印象を受けた。

演じ分ける必要は感じていないのかなと。
役者がその時々で色々な役を演じますが、それぞれの役者ごとにどうしても演じられない役というものがあるのではないか。
例えば女性が老人の男性役をやったりしていたが、年齢も性別も違う人を演じるのは無理がある様に見えてしまった。
同じく女性が子供の男の子を演じるのも。
役が場面によって変わって行くので服装何でもいい様なものだけど、老人男性がスカート履いてたらやっぱり女性にしか見えない。

アフタートークで混乱させる意図があった云々と言っていましたが(女の幽霊が兵隊の役をやっている??らしい)、演じ分けられていないとなってしまうと意図ともずれる気が。。

仮面を着けたり外したりしていましたが、仮面を着けた状態が何を表しているか謎だった。
仮面を着けた人、着けていない人が一緒の動きをしていたりとかだったので。
そこまで好意的に観ていない不真面目な客にとってはある程度、筋道を示してくれないと観てても端からこぼれ落ちていくのみ。。

そもそも自分は仮面は役者の顔が隠れるのであまり好きではないです。
よっぽどの理由が無ければそれ、表情で演じるわけにはいかないの?
と意地悪な事を思ったり。


途中から集中力が切れっ切れになっていたのでなんですが。。


色々な表現方法をとっていたのは面白かった。
ただ、人形を使って引き裂かれる人を表現したりとか、芝居としてそれでいいのか。。と感じてしまうレベルのものもあってうーん。
あれだけはやめた方が。。
え、みんなあれでいいの?


アフタートークがありましたが、やっぱり観てる人に意図が伝わっていないと強く思ってしまった。
演出と同じ意識を持っていないと楽しめない、なのかな?
「ラフ~絵のある風景」

「ラフ~絵のある風景」

[DISH]プロデュース

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ラフに観る作品
短編集というと3~4本のイメージがありましたが、20本ぐらいで短編集と言うより断片集?
特にオチめいた事のない話もあったりしました。
狙い通りだ思うのですが、リラックスして観るのが正しい作品だと思う。

楽しかったです。


スタッフワーク○。
開演押した時に、一言、ごめんなさいが言えるところは総じて他の部分も良い。
前説していた制作のかた、やけに存在感があったなぁ。
客席案内をしていたかたも丁寧で良かった。

ネタバレBOX

何でも無いような日常の一風景の様な話しから気軽に笑える話しまで、結構楽しめた。
こういった役者が何度も着替える作品では舞台裏のドタバタを想像するのも面白いです。
冒頭、その部分をネタにしてたりもしましたし。


話数が多かったのでいくつか少なくして、掘り下げる作品がもうちょっとあった方がなお良かったかも。
てかお話によっては、「これ続き見せてよ」と思う作品も(笑)
でもオチの無い話の方が難易度高いんでないかいとも思ったり。


画廊とかで、絵画を見る時、全員かなり絵に近い目線になってたのだけ気になった。
絵の見方知らない人でも本能的にもう少し離れて見るんじゃないかなと。


話の中でとはいえ、役者の役、に見立てた人たちを「もう呼ばない!」と言ってしまったのは美しくなかった様に思った。
しあわせの支度

しあわせの支度

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

家族モノ良作
今年に入って月一くらいのペースで公演してるみたいなので気になっていました。
正直、作品によってクオリティの振り幅がでかいかもしれないとは思ったのですが(まあ失礼な話ですが、過去の感想とか見るとそんな雰囲気があったので)、とりあえずこれは当たりだったかと!

あ、作品によって作・演出が違うから、かな?


空・鈴とWキャスト体制で、アンケートには観た日時の他、どちらのキャストだったか書かせる欄があったが、客全員がWキャストの違いを気にしているかと言ったらそうではないです。

日時が分かった時点で団体側には分かると思うので、その欄は蛇足だと思います。


家族モノなのですが、何か独特の雰囲気があった。
自分は家族があまり好きではないのでなんですが、自身の家族に思い入れのある人ほど響くんじゃないかなあ。
逆にいうとそんな自分でも楽しめた。

ネタバレBOX

大黒桂とか、三兄弟の順番とか、押し通されると明らかな間違いでも観てる側はスルーするものだなと。
何気にそれが一番感心しました。

たまに家族モノだと登場人物が多すぎると感じる事もあるのですが、おおいけど気にならない、の枠に収まってたと思う。

父親をばっさり切ったせいだったり?


話の執着は結構オーソドックスなところに落ち着いたけど、儀式とかにカモフラージュされて序盤で気づいてしまう、とかは無く良かった。


ラストの花にスポット当たっていたのは見えない人もいた様な気がする。
恐怖が始まる

恐怖が始まる

ワンツーワークス

劇場HOPE(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

ネタバレかー
パンフレットに各役者の恐怖体験が書かれており、今回の舞台内容とそれを同列に見ていいものなのか気になった。
色々な形の恐怖がある中、たまたまこの題材が選ばれた、とも取れてしまう気がする。
ただ、そうだとするとこの題材が選ばれている意味合いが薄くなってしまうのではないかと。

ネタバレBOX

震災当時(と言うかそこから1年くらい)、芝居を観に行くとかなりの打率で予告無くその手の題材が盛り込まれていてさすがに辟易してしまった記憶があります。
今回の作品はチラシの絵からぎりぎり予告をしている形と取れるし、「身構えていない人にこれを観せたい」という覚悟の元やってるのが何となく分かるので有りか。
どこまでどう予告するか、難しい問題であると思う。
ネタバレは避けたいというのも確かにあるだろうし。
ただ、宣言無しに震災ネタを見せるのは下手すると暴力に等しいと思った事があるのは事実。

「そうは言っても実際に起きてるんだ。目を背けててもそうだろ!」
と首根っこ掴んで突きつける様なモノを目指したんだろうな、そう思えたのでただの暴力には感じなかった。


なかなか当事者でないと考えても見ないことが沢山ある。
人間はそういう風に出来ていると思う。
ましてや当事者でも考えられなかったりするのだから。

話のネタ的にはちょっと特殊な例ではあるけれど、過労死と考えた時、他の仕事をしていても当てはまる事なのかなと。
目を背けがちな身近な恐怖と言ったらそこまで噛み砕いた方が分かりやすいと思った。
さよならの唄

さよならの唄

企画演劇集団ボクラ団義

六行会ホール(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇団として好き
こちらのスタッフワークは他の団体と比べると頭一つは抜け出していると思う。
「芝居だけ面白くても仕方ない」
の自論で観ている自分にとって実に好みであるのだ。
芝居も好きだけど、先ず制作のかたがたのファンです、と言ったらひね過ぎだろうか(笑)

ネタバレBOX

超大作。
他の方もちらほら触れている通り、かなりの情報量、複雑過ぎるくらいの内容でした。
3時間弱と言う時間にむしろよく詰め込んだなと。

一人の人物を複数人で演じるのお手の物ですねぇ。
まだ何本かしか観ていませんが(DVD含む)物語の作り方の根幹が確立されている様に感じています。

ちなみに一回観ただけだと全てを把握しきれない、と言う感想もやはりちらほらありますが、
自分は把握する必要はない、と考える性質です。
細かいところが分からなくても面白いと思わせたら勝ちなんだと。
例えば推理モノで活字媒体ならば矛盾が少しでもあったらダメですが、芝居媒体であればその劇場の空間内で騙せ切れればOKみたいな。
活字ならば疑問に思った時点で思考する為に止まる事が出来ますが、芝居は流れていきます故。

なのであまりにパズルのピースが合いすぎて、「いや、ここまで綺麗に収まらないだろ」と思いそうではあるのですが、芝居としてやっぱりこれは有りなんじゃないかなぁ。

ところでツアー参加者が全員(一人まぁ、なんですが)事前に死んでいる事になりますが、
関係者の殆どが同時期に死んだという事になりますよね?
これは何か同時に死ぬ要因があったという解釈でいいんのでしょうか。。?
これって何か回答めいたモノ提示されてましたっけ。

。。。という具合にやはり拾いきれていなかったりはします。


バスの手作り感に笑った。
バスの周りにいる時、よく傘が突き抜けていたりとか、折り畳み傘ばかりなのは進行させやすい様になんだろうなぁとか、気になったのは多分割りとどうでもいい部分ばかり(笑)

沖野さんの病的な雰囲気はメイクだよね?だよね?
役の上でも元気なところ、観たいです。
チェンジ・ザ・ワールド

チェンジ・ザ・ワールド

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

二回目ですがファンです
前作、ズーキーパーズから二回目。
前作が非常に自分好みであった為、とても楽しみでした。

そして今回も楽しかった!
ここまでゲラゲラ笑えるとこはなかなかないような。

受付時に「前回来ていただいてありがとうございました」
と言われてびっくり、そして感激しました。
そんな事まで把握してくれてるのか。
知り合いが受付にいるような芝居以外では初めてかも。

芝居以外の部分が気持ち良いと芝居も間違いなく面白いという法則が自分の中で確立されています。
始まる前からウキウキテンションあがりました。

演前の影ナレで携帯電話等の音の鳴る機器のオフについてのお願いの意味付けで「何より鳴らしてしまったかたの精神的ダメージにもなるから」と言っていたのは良い表現だと思った。

ネタバレBOX

兎に角笑えた。
前回は反復の笑いの扱いが絶妙に感じましたが、今回はストレートな笑いが主だった気がします。

妊婦のあの動きは面白過ぎるだろ。。
力強い笑い。
笑うゼットン

笑うゼットン

トツゲキ倶楽部

王子小劇場(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/05/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

アンケートへの姿勢
劇団初見。
ああ、理想の観劇が出来たと思います。
もっと馬鹿っぽいというか、力技の芝居を予想していたのですが、かなり一本筋の通った台本でした。

舞台を挟んで客席が二分割される形で、たまたま手前の最前列となりました。
ここまで至近距離は久しぶり。
体感、手前側のテーブルで役者が動く事が多かったので手前側個人的にオススメ。

終演後、アンケートを大事にしていることを明言、一曲かけて時間をちゃんと作ってくれた事に感激。
面白いところは芝居以外も素敵なんだよな!

ネタバレBOX

寒いギャグを笑わせる形で使ってきてずるい。
笑えるのがずるい、好きだ(笑)


あの全員で議論してる時の雰囲気を「いじめ」と表現したのは素晴らしい。
大人なので確かにいじめとは違うのたけど、いじめというのが無自覚なもの、雰囲気に流されてという感覚をはっと思い至らせた。

ラスト間際のあの踊りはなんだ(笑)
新・贋作水滸伝

新・贋作水滸伝

スタンダードソング

あうるすぽっと(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

水滸伝は学生の頃読んでいました
ウェブのストーリーのところが公演期間中に入っているのに
「現在、執筆中。今しばらくお待ち下さい。」
のままなのが残念。

こういったツールを使えこなせていないと途端にプロフェッショナルではないな、と思われてしまうので勿体無い。
再演モノなのだから前の載せておくだけでも体裁整うのに何故??

ネタバレBOX

先ず、客席に座ると客席に向かってライトが直で当たっていて目に痛い。
開演直後もこの直ライトの演出があって、まさかずっと続くの?と慄く。
結局それ以後はありませんでしたが。

一緒に観たかたの解釈では「客も登場人物(108星の仲間)と思わせる為」と言っていて、なるほどと思った。
ただ、それ伝わる人の方が少ないよね、と言う話にもなりましたが。

ストーリーはかなり大味。
とても長大な物語が題材なのでこれは仕方が無い。
合流の仕方が不自然な登場人物がいたりとか。
その流れで仲間になるのでいいの!?
とか思ったりして、楽しみながら観てはいましたが。

「俺は風呂屋!」→仲間にしますか?→「はい」みたいな(謎)

正直、殺陣はもっとばんばんやるものと想像していました。
一人一人、型が違うのは面白かったけど。

カーテンコールでの並びがちょっと不自然に思った。
この人たちはセットでないの?と言う人たちがばらけてたり(山賊3人組みとか)
特に水滸伝を知っているとより不自然を感じるかも。


割と原作水滸伝に忠実ではあったと思います。
ただ、本当にはじまりのエピソードをいくつか取り入れているだけなので、突き詰めれば何で水滸伝を題材にしたんだろう?
と言うところまで行ってしまう。
本当の頭領すら出てこないもんなー。


あと、高俅が何度も前線に出てくるので「今、刺せ! 今、殺せ!」と何度も思いました!
『ルカルカナイトフィーバー』

『ルカルカナイトフィーバー』

劇団たいしゅう小説家

萬劇場(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★

5分でよかったような。。
劇団初見。
かなりハイペースで公演しているので気になっていました。

うーん、全員ハイテンションで分かりやすいオーバーアクションばかりだった印象。


これはいちゃもんのレベルかもしれないが、まず、開演前に「照明機材に引っかからないようにご協力ください」と言っていたが「危ないのでご注意ください」の方が美しい。
芝居ではそういったニュアンスも大切にして欲しい。

また終演後すぐに「客席は面会のみ、アンケートは外に書く場所用意しているのでそちらで」という主旨のことをアナウンスしていたが、書く場所なんか用意されておらず、殆どの人が書いてなかったぽいけど、それでいいの?
長々とは言わない、もうワンテンポくらい客席で書かせてもらえないものだろうか。
面会に使う余裕があるならば尚更。

ネタバレBOX

主人公の「ダルい」とか「周りにバレバレの恋愛感情」とか言っているだけで感情の動き、半年間の変化が全く感じられなかった。
裏切られたのに何も感じてなさそうだったり。

音声を使いすぎ。
皆を説得する流れの時に「説得しましたとさ」と音声だけで済ませた段階で、完全にこちらの集中力が切れてしまった。
説得するシーンのストーリーを書く力がない、もしくは面倒くさいんだろうな、と見えてしまった。

話に関係のない小ネタは基本好きですが、ストーリーが全く動いてない最初の段階で持ってくるのもうまくないと思う。

定時制側に手を出させれば勝ち、と言う流れの中で、折角手を出させたのにしゃしゃり出てくる展開が謎。
普通に一本のストーリーを作るのが下手な印象を受けた。

ラスト敵味方入り乱れて踊り出した部分はボカロの動画っぽくて良かった。
ただ、それならば5分の動画を作ればいいわけで、芝居にしてるからにはその状況に持って行くストーリーを作って欲しい。
ロボティクス・ノーツ

ロボティクス・ノーツ

トライフルエンターテインメント

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/05/03 (金) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

原作知らず
原作も何も知らず、初見です。
多分、細かい設定は全て理解できなかったとは思いますが、熱い展開は感じる事ができた。
こういった作品は当たり外れが激しいが、普通に楽しめました。

原作ちょっと気になりました。
原作有りの作品は観た事無い人に興味を持たせたら成功だと思います。

ネタバレBOX

ロボットの表現が実は場面場面によって違っていたので多少の混乱を与える気がしました。
(実際のロボを使ったり、人で表現したり)

オープニング、コロスの人たちをロボに見立ててメインに置く演出好き。
全身黒尽くめのこのかたがた、主にロボを表現する事が多かったですが、色味は考えた方が良かったかも。
主人公たちのブレザーと色が被るので、埋もれてしまう場面が何度か。

また、ロボ対戦の時、黒対黒になるのでどっちがどっちか見失いそうにもなったので、その辺りのケアはもう少しあった方がいいと思う。
(色そのままだとしても操縦者と完全シンクロさせるとか)

ゲストのコーナー(実際のロボで戦う)、本物のイベントの雰囲気っぽくて何気に面白かった。
あんなイベント本当にやってそう。

ちなみに主人公はオタクに見えなかった。
単に不良っぽい(笑)?
先行してビジュアルがあるので仕方ないと思いますが、
「世界を救うのはヒーローじゃない―――オタクだ。」
と言われた時、ビジュアル的に日高と言うメガネの方だとしっくり来た気がする。
CLOUD NINE

CLOUD NINE

Func A ScamperS 009

シアターサンモール(東京都)

2013/05/01 (水) ~ 2013/05/05 (日)公演終了

満足度★★★

ファンタジーのさじ加減
題材としてはファンタジーに入るんでしょうか。
ファンタジーのさじ加減は難しいと思います。

単に趣味に合わなかっただけかも知れませんが。

※追記
ところでここ今回はたまたま観に行ったけど、ウェブやチラシに全く内容が書かれてない。
ブログを辿るとわかるのかも知れませんが。
まぁ、普通だったら選択肢には入って来ませんね。

ネタバレBOX

多すぎる登場人物がストーリーに関係ない事を延々とやっている印象がありました。

箱の中に丸々部屋が入った舞台装置は面白かったです。
ただ、開け閉めが多すぎた様に思うし、セットも進行中に何度も変えていましたが、邪魔をしながらの割に効果的には見えず。
何を狙ってうごかしてるのかが、分からないと思ってしまったのだよなあ。
白いセットはどう動かしても見え方には限界があるかと。

殺陣やダンスが散りばめられていましたが、これも多すぎてぼんやりしてしまった印象。
高いレベルを保てるならばともかく、絞った方がいいと思います。

特に前の方で座ってたかたがたから終演後も拍手が鳴り止まなかったので、前の方では見え方が違ったかもしれない。
斜い人 (はすいひと)

斜い人 (はすいひと)

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/08 (水)公演終了

満足度★★★★

観てどう思うか
前回のゲズントハイトはひたすら優しさに溢れた作品でしたが、今回は「これを観てどう思う?」と問われるような作品でした。

ネタバレBOX

本人の努力ではどうにもならずにゲームオーバーになってしまう子がいる、というのは考えた事がある。
ゲームオーバーだけにはならないように。。
ただそれだけを願うだけでこんなに大変なんだよなあと。

観念的な部分が多かったので答え合わせが欲しくなってくる。

今回、前説だけなのかと思ってたら前説という役なのですね、なるほど。

題材的にちょっと面白い部分も笑うに笑えない雰囲気はあった。
オープニングの辺りの完成度はなかなか。

客席の通路をすごい使う芝居だった。
場面の切り替えが多かったと言うことかもしれない。

少年が一人参加していたが、ラストには彼だけ出てこなかったのは意味があったんだろうか。

多分、こちらが意図を全て把握できていなさそうなもどかしさがある。
アベンジャーズ

アベンジャーズ

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

ヒーロー愛
劇団として初見。
これは面白かった。

からくりサーカスの舞台版をやっているとこという認識でしたが、取り合えず今回のでヒーローモノの扱いはお手の物なんだろうなと。
ヒーローモノへの愛さえ感じた。
次に予定されている笹塚のヒーロー、ササヅカイン2が香ばしく面白そう。

会話劇と言うことで、動きの激しい本公演とは一線を隔す様。
開演前、過去の公演の映像が流れていましたが、本当にバシバシ動いていた。

だが、この動きの無いのが面白い。
ヒーローの葬式と言う一場面モノとしての題材の勝利。
ヒーローモノのあるあるが織り交ぜられていて、結構ディープな感じなんだと思いますが、「子供の頃見てた」程度で十分笑えるのが素晴らしい。

ネタバレBOX

何気にタバコを本当に吸いながらの喫煙所の雰囲気作り良かった。
臭いのある芝居。
※非喫煙者の為にマスクのサービス有り。

自分はゲストのX-QUESTのトクナガヒデカツさん回狙いでした。
数合わせではないと思いますよ(笑)
あの一瞬で汗だくになるのがX-QUESTクオリティだったと!
こういった日替わりゲスト部分って扱い間違えるとだらけるだけになってしまう事もありますが、有りだったと思う。
それで来る初見の客もいるので重要だ。
まぁ、だらけたっぽい雰囲気はあるけれど、手を叩いて笑うだけの面白さはあった。

会話劇としてはある程度テンポがあった方が良いと思う。
長台詞過ぎたとこが1、2箇所くらいあったかなと。
と言っても1、2箇所だからなぁ。
自分で難癖の部類に入ると思ってしまう(笑)

病欠の代役で入った青木清四郎さん、良かったと思う。
最近、そんなの多いな。。くれぐれも皆さん、体調お気をつけて!
降板の発表は4月21日付けになっていましたが、どれくらいの練習量だったんだろう。
現代ヒーローのちょっとちゃらい感じ、それっぽくて好きでした。

物販で「燃えよ映画魂!&燃えてヒーローショー」のDVDを買ったら対応してくれたのが青木さんでした。
(一番気になったのはササヅカインでしたが、これは夏の公演に向けて上映会もあるみたいなので)
握手をして〆てくれましたが、あ、ヒーローショーっぽくて良いね!
HIKOBAE

HIKOBAE

HIKOBAE実行委員会

天王洲 銀河劇場(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★

芝居として評価すると。。
大変意義のある公演なので心苦しいのですが、芝居として評価するとこうなってしまいます。

入り口で当日パンフとはわざわざ分けて、変体仮面のチラシを配っていましたが、さすがにそれは無いだろう。
この芝居の客層で、あれを撒くのは(パンフに挟んであるならば兎も角)マイナスでしかない。

率直な感想。
「なに考えてんだ」

客席もだいぶスカスカでしたが、ちゃんと宣伝はしているのでしょうか。
チラシが全然挟まれていなかったって事は対外的に全然動いてないのでしょうかね。

ネタバレBOX

ハコが大きいのは仕方ないのですが、それに合わせて舞台を広く取ってしまっていましたが、動きの殆ど無い芝居だったので、もう少しコンパクトに中央寄せした方がよかった様に思う。
英会話用の字幕が出ていましたが、これも表示位置が高すぎた。
2階席からもそう感じたので1階席はもっとだと思う。
また、難しいのは分かりますが、字幕のタイミングも雑でした。
喋り始める前に次の台詞が出てしまっていたり。
複数人英語で喋っている時ごちゃごちゃになるので、何らかの変化をつけて分かりやすくする工夫とかも出来るはずでは。

笑いを差し挟むのが下手でした。
無理に笑いを入れているので、不謹慎な笑いになっていたのが気になった。
医者と看護師が患者の前で英語で話して不安にさせる、と言うネタがありましたが、あれは事実に基づいてやっているのでしょうか。
フィクションなのだとしたら削って貰いたい。
さすがに医者と看護師を舐め過ぎだと思う。
その後、家族を失った少年の前でやはり英語でその事を話してしまっていたのも気になった。
言葉が通じていないとしても気にします。。よね。?
あの外人医師の個性なんだと言ってしまえばそれまでですが、少年の怪我している足にちょっかいをかけて笑いに繋げていたりとか。
自分で治療していてあれは無いよなー。
なんでそんなのを何度も重ねていたんだろう。

この題材ならば無理な笑いは入れない方が良い。
不謹慎な笑いにならない様に作れる人は居ますが、知っていますが、出来ないのならば。

当時の空気は本当にあんな感じだったのでしょうか?
震災の非常時の光景にはどうしても思えず、登場人物が全員、日常の平常運転の様に見えてしまった。
実は本当にあんなだったんですよ、と言うならば目から鱗ですが。。

HIKOBAEの話もちょっと唐突でした。
んー部屋の中で話してる様に見えたけど、その場面だけ外だったんだ。
そんな遠くの見つけたのおばあちゃんなんだ、と。


この芝居で伝えたい事は何か。
もっとストレートに伝わる様に作って貰いたいと感じました。
近未来パーク

近未来パーク

とくお組

吉祥寺シアター(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

とくお組 らしさ
他のかたの感想でも出てきていますが「安定」「安心」まさしくといったところ。
面白いものを観れるに違いない。
こう思って来れるのが素晴らしい。
終始くすくす笑いで観れる作品です。

ところで新作DVDの他、「まんじゅう」の1作目が再販になったそうです。

ネタバレBOX

「近未来パーク」は、世間になじめない未来人たちが井の頭公園に集まり、ほそぼそと身を寄せ合いながら暮らすお話です。

この設定いいなぁ。
戦国時代に料理人が飛ばされる、みたいな話は色々なバリエーションであるかと思いますが、飛ばされた先が観る側にとっての現代社会って面白い。

リメイク?モノらしく、元ネタがちょっと当時を感じさせる部分がありました。
リニアモーターとか。

飛ばされた理由がほぼ皆、恋に破れてってのが何ともまた。
一応、お話し的になんとか自分たちの時代に戻ろうと頑張っていますが、この辺りは実は割とどうでもいいんですよね。
多分、本当に戻ったとしても困った具合は変わらないだろうし。
話の焦点はやはりそこではなく、もう面白ければ細かいところはいいんだよと。
なのでストーリー部分は結構パワープレイだったと思います。

役者の面白さを引き出した作品だと自分は感じました。
特にレギュラー陣のバタバタした時の動きが大好きです。
マジ切れしてるのを必死で止めるコント?とか。

それぞれの方が面白いのですが、鈴木さんの存在は奇跡だと思う。
そういえば、鈴木さん、本折さんがいつの間にか改名していた。


徳尾さん、北川さんは※出たり出なかったりします。

と書いてありましたが、北川さんはあの水の役で出てたのでしょうか?
それとも回によって徳尾さんのやってた役で北川さんが出てくるのかしらん?
ディス・ワンダーランド

ディス・ワンダーランド

innocentsphere

青山円形劇場(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

舞台高い 首痛い。。
青山円形劇場はなくなる前に出来るだけ観ておきたい。
ということで平日ではありますが、友人に誘われて行ってきました。

まず、舞台面が円形にしてはだいぶ高い。
前から二列目で見ていましたが、終始見上げなければいけない形で、見終わって本気で首が痛い。
何か意味のある造りかとも探ったのですが、うーむ。
視線を上げなくてはいけないということは、舞台の圧迫感があって奥側も見にくい。
円形の良さを消してる気がするのですが。
アフタートークで「見えにくいと思いますが舞台に亀裂とかあるんですよ」と言ってしまっていましたが、いや、わかってるなら見易く作ればいいのに、と。。
そういった作り手側の自覚ない発言は辛い。
一言で言うと、客の半数が見にくい舞台でした。

円形で指定席の必要があるのかと毎回思う。
「是非、何度も色々な角度から観て欲しい」とも言っていましたが、リピートしようとした時に違う角度から見れる様にはなっているのだろうか。

ネタバレBOX

キャラクターが多すぎたかと。
この人たちがメインキャラなんだなあと見ていたら、途中で半数は脱落して混乱。
ラストは本来であれば小気味良い展開なのでしょうけど、活躍する前に消えていったキャラが戻ってきてもなあ。
いてもいなくてもなキャラクターが多く感じてしまったのも残念。

また、あの女の子が主役の一人なんでしょうけど、やはり途中不在が多すぎたのがマイナス。

地下のあの世界をもっともっと掘り下げたほうが面白くなったように思います。
遠慮がちな殺人鬼

遠慮がちな殺人鬼

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/08 (月)公演終了

満足度★★★★

沖野晃司さん降板
ということで今回、感想を控えている方が多いですかね。

4月1日(月)というタイミングでメインキャストの沖野晃司さんが急病で降板となりました。
実に本番の2日前、よりによってエイプリルフールに被せての嘘ではない本気のトラブルだった模様。
本当にびっくりしました、本当に残念でした。

ただでさえ、きついペースで公演打ってるのに、これは本当に大変ですよね。
勿論、本来出来ていたであろうクオリティからは下がるかと思います。
でも自分は評価します。
あえて言えば、楽しめました。
次も本当に期待しています。
自分はにわかではありますが、ここの芝居に対する姿勢が大好きです。

ネタバレBOX

手帳の工夫は好きです(手に持った手帳に台本が書かれていた様子)苦肉の策だよなぁ。
ふと思ったのですが、あの役だけ開き直って「朗読劇」にしたら良かったかも(素人考え)
ただ、2幕入って別役のライターの人も手帳を読んでしまっていて(あれは何故だろう?)、そこからやっぱり気になってしまった。

遺影と棺が観客側にある想定、面白かったです。
ただ、何となく落ち着かない気分にはなるので、棺を指さすのは避けた方がよかった様に思います。
棺を指さすと、前列のお客さんを指す形になってしまい、指された方は気分よくないんじゃないかなぁと、後ろから見てて気になりました。


オープニング面白い。
おもちゃのピストルをパンパン打ちながらダンスしていたのですが、狭い劇場でやってるのが活きた様な気がしました。
でもピストル本編にはあんまり関係無かったのは残念。
人が出てきたと思ったらCGで、崩れて消えたんですがあんな風に見えるものなんですね、感心。

一生懸命(舞台)転換中。
やっぱり狭い中、皆で一生懸命回転させていると思うと面白い。
「え、一人一人やる度に転換するの?」
とドキドキして見ていたので、自分は転換回数多いとは感じなかった。

題材としてはサスペンス、シリアスなもののはずですが、ちょいちょい笑いをはさんでくるのがうまい。
場違いな笑いと思わせないのは大したものだと。


「私が殺した」「私も殺した」
そこに集まったほぼ全員に 彼の殺害について身に覚えがある


この目一杯広げた大風呂敷をどうやって畳むのか、本当に楽しむことができました。
厳密に追っていったらおかしい部分がもしかしたらあるんだと思いますが。
芝居に成立させていたのは素晴らしい。

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