ハナミズキの観てきた!クチコミ一覧

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傷-kizu-

傷-kizu-

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

まさに番外公演(巡業?)
それなりに・・・今回は、「傷-KIZU」迄は、負いませんでしたが、練習試合の肩慣らしって、とこでしょうか?本公演「わらいのまち」(会場にて先行良席チケットゲット!の収穫有り)を期待しておりますです。。前説はGood!☆3.5です。
<ハナミズキ>
過去と現在が旨く行き交う宅間ワールド、前説を含め面白かった。☆3.5個です。

幹事長 出番です!

幹事長 出番です!

劇団 東京フェスティバル

小劇場 楽園(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

結果・・“現在版 良寛様”なり
高級官○様の狭い了見(各○庁の利権&出世 争い)で、壮大に仕組まれた面白大茶番劇「日本の政治」の政党プロデューサーを“茶番”にするとは・・。
敷而、災い転じて・・結果オーライの、「子供の純真な心こそが誠の仏の心」と子供達を愛し積極的に遊んだ“現在版 良寛(三百)様”ってか!?でも、目立ち過ぎると、即“官○様”に潰されっぞ~。。
久々小劇場での“朝倉さん”は新鮮でしたが、あまりの近さに(珍しく少し緊張気味?)・・、“綾田さん”は客演での拝観の方が(良いです)・・。“藤田さん”の“花丸代議士”も、ありありでしたが、ヒールを履いてのズッコケシーン(×3回?)は、お気の毒(怪我しないか心配)・・、秘書役の“岡野さん”は、凛としてかっこ良かった~。
エドワード・エルガー作曲「威風堂々」のエンディング曲で、最後の最後に多少威厳を感じる事が出来、なんとなく 一安心。。☆4つです。
<ハナミズキさんのコメント>
旨い役者さんが揃っていて面白かった。☆4つです。

【すくすく】

【すくすく】

タテヨコ企画

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★

大人達の行く末も同様に・・。
幼稚園児の親は大変、増してや中途半端に御近所付合いもあり、子供への期待は「すくすく」で、「ぬくぬく」育ちきったハズの大の大人達の振舞い・言動は、「ひくひく」で、よくも、子供以上に、異常に・・?
”東京タンバリンの青海さん”が際立っていました。公園の主役であるはずの子供達の存在を、全く感じさせなかった程の”こまった”大人劇、でした。

月光インク

月光インク

シアターノーチラス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/07/01 (金) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★

「このお芝居を、獏にあげます。」
最後に・・なるほど。。
夢と夢の中の夢?・・特段お話の進展もなく・・、睡魔に負け、レム睡眠に・・お見事!おもわず「(このお芝居を)獏にあげます」と唱え(Wikipedia より)・・我に帰りけり・・。

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

とても面白い試みであったと思います。
今、伝えられる事をあえて後日伝える問題の先送りがあり、翌日それを華麗に翌々日にスルーパスし、3日目に芝居のトーンそのものが急転・・、最終四日目はパワープレーで・・なんとなく終幕。
喫茶店マスター“渡辺さん”の日替わりキャラ・・、ありでしょう!
“ワダ・タワーさん”でかっ!身長195cm趣味プロレス観戦(good!)
“勝平さん”・・「ナツひとり」「めぐるめく」「明るい表通りで」での好演を思い出しました。えっ!“森田さん”・・しかし総勢18名の役者さんが・・贅沢で勿体無い気がしましたが、稽古場、楽屋はさぞ・・。劇団さんそれぞれのダイジェスト版を拝観し、個別に伺わせて戴こうと思いました・・とさ。

似非紳士

似非紳士

Unit Blueju

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★★

“広光さん”次第・・。
度胸とチャレンジャー精神は立派!然而・・準備期間(時間)との勝負は・・。
<拝観前>
[1]過去2回の公演と違った点(=懸念材料)①キャスティング:“小俣さん・堀井さん・高橋さん”の役者3人さん以外は初メンバー、&ダンサーさんは総入れ替えで、手慣れたメンバーさんから、初起用組が多かった事②ストーリー:女性主体から、男性も主役に起用する展開へと切替た事③箱(会場):大きくなり公演回数が増えた事[動員数×第二回公演の2.5倍]
[2]期待材料①第一作目に比べ第二作目の出来が良かったので、本作更なる飛躍を・・。②期待の持てる役者さん等を起用した事③舞台スタッフさんが手馴れて来た事。
<雑感>
一機にステップアップを・・のチャレンジャー精神は立派!
便利屋さん主体のストーリの方がスッキリした様な気がします。
次回公演「ザムザ阿佐ヶ谷」は、更に充実した作品を観させて戴く様、期待してます。僭越ながら、制作・企画、ボランティアスタッフの充実化が急務と思われますが・・(失礼しました)。

後日連絡します。~喜劇工房 2~

後日連絡します。~喜劇工房 2~

produce unit 大森そして故林

駅前劇場(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

切なくも悲しいお話を・・笑いで斬る。
世相を反映した切なくも悲しいお話を・・単純明快に笑いで斬って戴いた作品でした。実社会同様、女性のポジティブな逞しさを脅威に感じました。。
就職氷河期に業績不振に苦しむおもちゃ業界の中で、ネット販売に特化する事で生き残り中途採用を目論む企業に、それぞれの事情をかかえた面接者が挑む物語・・果して、後日、誰の下へ良い連絡があったのやら・・。
<次回>客演参加の“本田さん”は負担が少ない分、生き生きと楽しそうに観えました、次はペテカン待望の再演「彼のことを知る旅に出る」(なしおさん客演参加)で、“大森さん“は「アパッチ砦の攻防」で、そして”三好さん“は「ドールハウス」で、次回拝観させて戴きます。

ネタバレBOX

<面接受験者>待合室で、他者に面接の極意を伝授し、実際は、間逆の対応を行ったり、無職の同棲中(紐状態)の彼氏が付き添いとして面接途中に加わったり、内偵者が紛れ込んでいたり・・で、最後に遅れてやって来た一人の熟年男性・・借金返済の負担を掛けまいと母子の下を離れていった父親が成長した娘(面接官)を一目見る為、面接者として近づく事を思い立ち・・。
<面接官>本社人事部から今回の面接立会いに大抜擢された女子社員(成長した娘)が加わった中(中途採用に合わせリストラ候補者の見極めに来たとの噂が・・)、縁故採用でお気楽な御仁や、おもちゃ屋を廃業し中途採用され今回仲間よりリストラ対象の本命と見られている者等々も面接官として加わり・・。
<劇中>唐突に面接者の運を試す試験が・・饅頭を選んで食べ、1個仕込んだ“刺激物(からし?わさび?)入り”を誰かが食べる羽目に、のコント手法・・饅頭の数が多く、面接官も加わる「聞いてないよ・・」のお決まりのパターンでしたが、面接受験者側の“三好さん”が素になり、「・・(その手の座興は)事務所的には・・(NG)」と、一旦拒否する場面が面白く、印象に残りました。
アメノクサリ

アメノクサリ

ELEGY KING STORE

高田馬場ラビネスト(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

羨ましきは、真摯な取り組みと若さなり・・。
未観の『劇団東京都鈴木区』“鈴木さん”の演出作という事で、伺いました。「劇団鴉霞」からの派生ユニットで、再活動第一弾作との事、初観会場のラビネストが学生街にあった事を含め、真摯に芝居に打ち込む若人と、その芝居に観入る若人との緊迫した空気に触れ、自然と気持ちが若返り、次の世代を担う芝居人の存在に安堵しました・・が、最後に思わぬ見せ場がやって来ました・・カーテンコールと共に主催主演探偵役の“伊智さん”が体全体を床に貼り付けての最上級の土下座、理由はオープニングの第一声でセリフを噛んでしまった事に対するお詫びで、再チャレンジを懇願、客席も異常に盛り上がりで容認・・他の役者さんは唖然としながらスタンバイで一端舞台から掃け、何の打ち合せも無く再スタート、冒頭の台詞が・・そして右手奥に探偵に相談に来られる方[衣装を着替え+鬘装着(記憶では?)]が、登場しようとした矢先に・・“伊智さん”当人が御納得されたのか突然の打ち切り・・で、ジ・エンド(登場者さん、微妙に“つんのめった”さんとなりにけり) 若さの特権か、異例な事が起こるから芝居(ライブ)は面白い。。後は、照明と音が良かったです。“鈴木さん”万難を排して「がざびぃ」伺います。

標本

標本

乞局

リトルモア地下(東京都)

2011/06/22 (水) ~ 2011/06/30 (木)公演終了

満足度★★★★

可も不可思議もあり“R指定 奇譚衆”が送る「混虫頭感」/byカフカ
“岩本さん“客演を拝観し、「乞局」初観となり、いきなり奇譚集・・で、もって・・結果、次回”王子“の通常公演?も観に行こっと!その前に「不都合な4日間」で“下西さん”ワールドの一端を伺いに・・。拘りの『チケット』も記念になりました。“高尾さん“次の出演作、新国立劇場の楽日伺います。

ネタバレBOX

「蜂」 記念すべき奇譚集 オープニングを飾った石田さんには申し訳ないですが、サークル合宿の余興ってとこですかね・・でもトップバッターの重圧にもめげず・・演じきる役者さんはやっぱ、凄い!
「蠅」 女子に殺され死んでるはずの男子が語りかけ・・。⇒“標本”にされた昆虫も、まるで生きている様に今にも鳴きだし飛出しそうに観える・・。
「蜻蛉」 大人になりきれていない兄妹が手短なところで、互いに異性を感じあって・・。“岩本さん“は危うさ漂う普通の人を演じさせるとピカイチ!映像とのコラボも面白かった(R指定と思いきや、ズームアップの後は、トホホ・・)。
「蝶」 化粧を落としながら、=あえて“ぶちゃいく(芋虫状態?と解釈)・・男子が部屋を訪ね次第に化粧を拭い落とし、スッピンを曝してから女子(蝶)らしくなり、鱗粉(香も放つらしい)をかけ始め・・。“島田さん”の楽屋トークの様な出だしも面白図鑑でした。
グッドモーニング・ブルーバード!

グッドモーニング・ブルーバード!

P・Q・R

ザ・ポケット(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

結局“重松さん”を・・?
“宮地さん”予想以上のTALL &SLIMな日本人離れした容姿【ザ・八頭身】に驚嘆! ある程度、史実に則ったストーリ故、大変勉強になりました、が・・客席の雰囲気に呑まれ注力点変更を余儀なくされ、結果客演の“重松さん”の『だんす&演技』に釘付けとなる羽目に・・トホホ。他では、“真心さん(Giant Grammy)”がいい味を醸し出し妙に面白かったし、ダンサー役“井上晴賀さん(夏木プロダクション)”のダンス、切れがあって良かったかなぁ・・ってとこです。。挿入歌バラード『ドリーム・メイカー』はキッチリとハモッテいてとても良かったです。
<客席ウオッチャー>
“重松さん”の応援に(?)”住吉さん”他“STRAYDOG“軍団さんが客席のあちこちに襲来・・真面目なダンスシーンで仲間内の一部から噴出し笑いが・・。
<ブログ チェック>
“メルヘン重松(37歳・独身)”さん、キティちゃん人形貰ろうて・・喜んで・・。
「ええ、おっさんが、何ゆうてんねん」って突っ込みを入れてみたくなりました。(失礼!)

遠くから見てるだけ

遠くから見てるだけ

パセリス

サンモールスタジオ(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/27 (月)公演終了

満足度★★★

大変、失礼しました。
<言い訳・・四の五の・・>いやぁ~単身者の前夜略徹夜状態での溜り物洗濯の影響か、客席で遠くへ行きつつある意識を必至で戻そうとする熾烈な戦いを演じながら~の状態で、拝観させて戴きました。
前の席でしたが、略“遠くから見ているだけ”状態となり、あいすみません。大変、失礼致しました。
ゆったり(まったり?)、 淡々とした流れの中、時にリズミカルな動きで変化をつけ・・、神様は、人間にとってそんなに都合よくない事と・・、男子役“小澤さん“が”こんな男子生徒いるいる“を好演されていた・・との記憶があります。。
次回おじゃまの際は、体調を整え、確り拝観させて戴きます。

ペノザネオッタ

ペノザネオッタ

ONEOR8

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/06/18 (土) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

懐かしか~エガッタ~・・。
なんとなく、便座とか?呪文とか?のイメージを持って観に行きました。
弄られ(虐められ)易すかった人を周りの人が心温かく、愛情を持って接したりしていた時代があった事を・・、“男熟”という、なんとなく硬派な野合で戯れ、一線を隠す女子とのコミュニケーションがぎこちない青臭ささといい、“ドラクエの電子音”といい、レトロ感たっぷりで、“徹夜で語り明かし”たり“ゲームにのめり込んだ”りした良き時代・・思い出させて戴きました。
役者さんでは、【この親にしてこの子あり】、【良くも悪くも子供は親の影響を受ける】を感じさせ、自らも大人になりきれていない“如何わしいさ漂う ゆるい大人&つっけんどんでありながら、本当は良い父親になりたかったが術が判らない父親”を自然体で好演されていた“白州さん”で、過去何かの作品で拝観させて戴いた?聞いた(声優)?が思い出せなかった事もあり、非常に気になりました。観終わって暫くした後「サスペンデッズ」での出演を思い出した次第、次回出演作『g』は、日程が合わないのと、(下名個人的に)相性の良くない劇場故、見送りますが、暫し注目です。
“矢部さん”は昨年2月の「飛龍伝(新橋円舞/黒木さん主演)」以来で、演技は殆ど変っていない様に見受けられましたが、本作は“田村さん”が最初から“矢部さん”のキャスティングをイメージして書かれとの事で・・適役であったのでしょう。。ムックさんは、自らの劇団の活動停止発表(6/19 解散ではないとの事)で吹っ切れたのか、さすがの存在感を醸し出し、“広澤さん”も難なく演じ、今後の活躍プチ期待です。
<【禁断の?】客席ウオッチャー/藤田記子さん似の・・>
開演前トイレから戻ったら、いつの間にか、お隣にOL風の“藤田記子さん”似の・・緊張の中、終演を迎え・・やはり“藤田記子さん”で、おじゃりました、「ドロシー」も良かったですが・・「水際パン屋」の“スキンヘッドのカラス天狗(プロマイド持ってます。)”方が“らしく”生き生きしてて良かったです。“とってもチャ~ミングな方ですね”っと心の中で囁きながら・・帰路に付きました。・・7月初、下北に観に行こっと。。他にエビビモの“山増さん”の御尊顔も拝する事が出来、とても良い一日となりました。

一輪の、華をはなむけ・手向けることも赦されず★無事終演。ご来場どうもです。

一輪の、華をはなむけ・手向けることも赦されず★無事終演。ご来場どうもです。

劇団ING進行形

タイニイアリス(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★

重い・・
思いが、重い・・。ふと“劇団アロッタファジャイナ”を思い出しました。。

ワールドエンド、スーパースター。

ワールドエンド、スーパースター。

劇団エリザベス

タイニイアリス(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

つづきを観たい・・
面白かった。つづきを観たいです。
3人の役者さん(省エネ)で、現時点の話と、少し過去の話を織り交ぜ、透明(ゾンビ?)人間から逃れながら、他の生存者を探す冒険活劇の序曲・・。
唯一ネットが繋がった“小笠原課長(?)”気になる人の登場を待たずして、終幕。。
脚本・演出さんが替わる次回作、既にチケット押えてますので、伺います。

あのぅ・・・・・・

あのぅ・・・・・・

劇団スタンド・バイ

劇場MOMO(東京都)

2011/06/14 (火) ~ 2011/06/21 (火)公演終了

満足度

あのぅ~記者会見は。。
セットの壁材、ホテルの宴会場の1室を再現する為、高級建材を使用されたものとお見受けしました。
記者会見会場セッティングの際のパイプ椅子の執拗な位置決めコント、昔のアイドル親衛隊時代の”合の手振付”旧友との再演等、レトロ感満載、歴史と伝統は・・。・・・結果、記者会見は開かれず・・何事も勉強です。。・・しかし、セットの壁材は・・。

気分屋

気分屋

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/06/17 (金) ~ 2011/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

これからも頑張り続けて下さい。
同じ一人の役柄を複数の役者が入替り立代り交替しながら進行し、男・女間での役替りも、時に入替りもぜず一役を2~3人で演じたり~ので、“(主題は確か)母を尋ねる冒険活劇?”のストリー 正に『気分屋』、然乍、流れ・場面展開はスムーズで「ライポップ感覚の変幻自在コメディー」・・の印象(残像?)、そう言えば信長も出ていた様な気が・・。
DVDが出たら再チェックしよっと。。
<“鹿目さん①“>
文化辺境の地「名古屋(下命の出身☆)」で若人を芝居に導く「伝道師役」を担って戴き、又、毎回東京迄、お越し戴き本当に頭が下がります。
あおきりさんの東京公演は、たまたま土曜日が重なり、劇場では珍しいのですが、NHK「中学生日記」の脚本の影響かと思われますが、毎回学生服姿の若人客人をチラホラお見かけ致します。11月の「とよたこども創造劇場(小・中学生)」を含め、底辺拡大をも担って戴き恐縮ですが、頑張って下さい。12月公演、待ってます。
<“鹿目さん②”劇団の「お母さん」を辞めて、「お母さん」役に・・>
劇団の中での「お母さん」役を辞め役者さんと対等に向き合う様になってラクになり、それ以降演出が面白くなって来たとのインタビュー記事を拝見しましたが、本作では「お母さん」役としてカムバックされ、多少テレもあり上滑り気味にも観えましたが、役者さんの中では適役では、ないかと・・。(失礼)
<客席にもドラマが・・>
開演前にBGMが無く、唐突に芝居が始まるパターンは、きっと何か狙いがあるのでしょう?
目を閉じ、開演をジット待っていると、お客様の様々なお話が聞こえて来て・・徐々に鮮明に聞き取れる様になり、中には、それはそれで面白く、得した気分になる時もあるのですが、ごく稀にあからさま過ぎて、お芝居よりドラマチックな・・。(今回ではないですよ)

雨

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

観に行って本当良かった。
迷いましたが、“永作さん”“市亀さん”に導かれ、結果、行って本当に良かったと思えた秀作でした。
“永作さん”は今回も文句なし完璧!“市亀さん” 前観作「狭き門より入れ(PARCO)」の近未来へのナビゲーター役も良かったですが、今回の時代劇は適役で、特に第二の犯行の後、俯きかげんで、小刻みに震えながらの2ステップ毎の早送り逃げ足の場面(歌舞伎・引き込み六法の陰バージョン)と、第三犯行時の一人二役(独演)場面が印象に残りました。
本作を観ながら九州の、とある盆地で入り口の温泉地を利用し、役人を接待付けにし、不毛の土地故、年貢の取立てを抑え込む様 誘導し、奥地の肥沃な農地を見せる事なく比較的安定した生活を維持し続けた地方の事を思い出しました。その昔、年貢の取立てをかわす為、各地で命がけの「知略戦」が行われ、それに巻き込まれた民の生き抜く力強さに勇気付けられ、又、分不相応な事は、心底控えた方が良いとの教訓・・。。
<中劇場での・・>
台詞の通りも良く、難易度の高い中劇場で栗山さんの演出、それに答えたスタッフ、舞台展開もワクワクもので劇場関係者の連携・総合力を観せ付けられました。他の中劇場を含め下名が今迄に観た中で、一番(中劇場を制したとの印象)の作品となりました。
<井上作品の拘り>
「ブンとフン」「青葉繁れる」「モッキンポット氏の後始末」・・作家として大ファンになり、後に放送作家での活躍を知り、劇作家作品(芝居)へと興味が 移り・・年を重ね慣れもあり、お決まりのコミカルに歌って踊っても、歌詞が判りづらく、くどく感じる様になり、昔の様に何度でも同じ芝居に通う事も・・もう卒業してもいい頃なかぁ~と思いつつ、役者さん、演出家さんの好みでたまに観るパターンへと・・そして昨年の東京裁判渾身の3部作へ。。本作「雨」は井上さんの故郷を愛する気持ちが十二分に伝わり、台詞も、歌詞も方言をその儘使われてましたが(勿論方言は殆ど理解できませんでしたが)、全く気にならなかったです。特に最後の”市亀さん”を看取った際の永作さんの台詞・・何を言ったのか全く判らず・・気にはなりましたが、判らなくても、十分伝わって来ました。台詞や歌詞に拘っている様では、まだまだ修行が足らず、一生懸命「聞く姿勢」そして「観る姿勢」を養い、全てを体感する事が大切であると思いました。”喜左衛門”本人確認の際の下ネタ“印籠もどき”のくだりは、容認します。
<朗報!>
2012年4月新国立劇場「まほろば」再演決定!作:蓬莱さん、演出:栗山さん、メインキャスト“秋山さん”、“中村さん”。「焼肉ドラゴン」等、他の再演物は全く興味が湧かなかったのですが、本作は観逃す訳には行きません。

天守物語

天守物語

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇場を制した段階で勝負あり!
劇場に一歩入った瞬間、聳え立つ天守閣、手前の白色L字動線(90度より間違いなく少し鋭角)、見事な舞台セットに圧倒され!・・更に照明、衣装、音楽(和洋折中コーラス込み)も良く、特にその中で、心揺さぶる和楽(龍笛・篠笛、琴、和太鼓)更に、お祭り型円舞により、血が湧きたち肉が踊らされました・・正にジャパニーズ・エンターテイメント、圧巻でした。
”主役鷹匠役の甘浦さん"の大抜擢、”妖艶なあずみさん”、”鷹役の中村さん"の為に用意されたL字動線を颯爽と飛び駆け回る勇美な鷹もカッコ良かった。”岩田さん・大竹さん・井俣さん・堀池さん”は、皆さん適役でした。贅沢を言えば、もっと悲恋的なものを折り込んで戴きたかったのです・・が、時間的な制約か?”毛利さん”の”あずみさん”に対する遠慮なのか?・・そういえば・・”毛利さん”の描く恋愛描写/場面って・・苦手なのか?経験不足なのか?元々の素養が・・?、本作も”少年社中”らしくて、大満足に終わりましたです。
終演後、恒例の劇場からの留意事項、周辺住宅街への影響を配慮する為、役者さんの見送り御容赦願いの告知があり、珍しく吉祥寺シアター1Fホールに人が溢れ出ていない状態でした。”少年社中さん”はマナーを含め劇場さんの評判も良い劇団さん、なのかなと思いました。その中、物販コーナーに遠慮気味に唯一井俣さんが出ておられ・・前作「ネバーランド」のDVD購入した際、声をかけて戴き+握手をさせて戴きました。基本役者さんとは会話を含め、(のめり込まない様)あえて交流をしない事を心がけていますが、今回は握手をさせて戴きました。(モダンスイマーズ自称“名も無き役者Fさん”に次ぐ2人目です。)次回作、一年後との事ですが、期待して待ってます。

ピーチボーイズ

ピーチボーイズ

天然工房

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/08 (水) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

終わりよければ・・。
客演参加で2度(ゆるキャラ系のお姉様役)拝見した事のある“元田さん”のホーム劇団公演、一度観ておきたかったので伺いました。リーディングアクターの松田さんを中心に10年以上続けて来られた劇団さんの中で、チャキチャキと献身的(終演後を含め)に動き回る“元田さん”を観させて戴きました。
終演後劇団恒例の「ソッキョー二人芝居(5分間?)」があり、“松田さん”とコラボ競演されたのは、客席に見に来られてた「劇団6番シード」リーディングアクトレスの“宇田川さん(元田さんの盟友?)”で、『真夜中の牢屋』 という設定の中、お客さんが記入した台詞用紙が舞台上に伏せて乱配置され、“宇田川さん”は、用紙を一枚一枚をピックアップしながら、その台詞以外喋れない・・“松田さん”のアドリブ力頼みの企画。途中ウダウダになりかけ絶体絶命となり・・、最後の“宇田川さん”の台詞が、奇跡的にその窮地を救い目出度し、目出度し・・。計算されていない分、当日一番受けた場面であった様に思います。安心して観られ、アットホームでチームワークの良い劇団さん、の印象を持ちました。

気分屋

気分屋

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★

”あおきりみかん”らしい喜劇?
<ハナモズクさんのコメント>
役者さん関係者の皆様お疲れ様でした。m(_ _)m
今回は、“あおきりみかん”らしい、少し笑える喜劇かなぁ~?って感じました。
具体的には、長くなるから言いませんが、もっとひねりを利かせた笑いを混ぜた方が、良いと思います。私の中では、満点ではなく、今回は☆2個です。
次回の作品も拝見します。

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