後日連絡します。~喜劇工房 2~ 公演情報 produce unit 大森そして故林「後日連絡します。~喜劇工房 2~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    切なくも悲しいお話を・・笑いで斬る。
    世相を反映した切なくも悲しいお話を・・単純明快に笑いで斬って戴いた作品でした。実社会同様、女性のポジティブな逞しさを脅威に感じました。。
    就職氷河期に業績不振に苦しむおもちゃ業界の中で、ネット販売に特化する事で生き残り中途採用を目論む企業に、それぞれの事情をかかえた面接者が挑む物語・・果して、後日、誰の下へ良い連絡があったのやら・・。
    <次回>客演参加の“本田さん”は負担が少ない分、生き生きと楽しそうに観えました、次はペテカン待望の再演「彼のことを知る旅に出る」(なしおさん客演参加)で、“大森さん“は「アパッチ砦の攻防」で、そして”三好さん“は「ドールハウス」で、次回拝観させて戴きます。

    ネタバレBOX

    <面接受験者>待合室で、他者に面接の極意を伝授し、実際は、間逆の対応を行ったり、無職の同棲中(紐状態)の彼氏が付き添いとして面接途中に加わったり、内偵者が紛れ込んでいたり・・で、最後に遅れてやって来た一人の熟年男性・・借金返済の負担を掛けまいと母子の下を離れていった父親が成長した娘(面接官)を一目見る為、面接者として近づく事を思い立ち・・。
    <面接官>本社人事部から今回の面接立会いに大抜擢された女子社員(成長した娘)が加わった中(中途採用に合わせリストラ候補者の見極めに来たとの噂が・・)、縁故採用でお気楽な御仁や、おもちゃ屋を廃業し中途採用され今回仲間よりリストラ対象の本命と見られている者等々も面接官として加わり・・。
    <劇中>唐突に面接者の運を試す試験が・・饅頭を選んで食べ、1個仕込んだ“刺激物(からし?わさび?)入り”を誰かが食べる羽目に、のコント手法・・饅頭の数が多く、面接官も加わる「聞いてないよ・・」のお決まりのパターンでしたが、面接受験者側の“三好さん”が素になり、「・・(その手の座興は)事務所的には・・(NG)」と、一旦拒否する場面が面白く、印象に残りました。

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    2011/08/15 06:17

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