ハナミズキの観てきた!クチコミ一覧

41-60件 / 125件中
天使は瞳を閉じて

天使は瞳を閉じて

虚構の劇団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/08/02 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

「第三舞台」さすがの代表作でした
7年ぶりの再演。その当時 本作は構想が広大で、3D/TVを予見させる様な独創的な演出もありで、大変大きなインパクトを与えた作品であったと思われます。今の観客はピンと来なかった様に感じましたが“電通太郎”も大いに受けたものと思います。テンポもストリーも面白く、間違いなく前作より役者さん目は生き生きと輝いていた様に(も)、観えました。
とても便利な「中二階の部屋」(ドラエモンのポケットの如しorブラックホールの様に便利な空間)の中で一体何が起こったのか?気に成った儘の終幕、客席の想像力に任せる・・もありかと思われますが、部分的ぶち抜きで(公演時間に影響無き様、本編並行進行にて・・)多少チラリズムのサービスがあってもと・・、贅沢を言わせて戴けたら・れば・・。。☆4.4

範宙遊泳の宇宙冒険記3D

範宙遊泳の宇宙冒険記3D

範宙遊泳

新宿眼科画廊(東京都)

2011/08/13 (土) ~ 2011/08/17 (水)公演終了

満足度★★★★

へぇ~3Dだぁ~。。?
ナビゲーター役のアンドロイド、異次元での冒険が行き詰ると、伝家の宝刀「リセット」ボタンで、前のセーブポイント場面迄、遡る事が出来るゲーム感覚での進行・・。途中、宇宙生物との戦闘シーンあり、透明な宇宙人との戦闘・融和・共闘場面あり、床に横たわり(寝そベティー)壁面に両足を着け、歩き、回る(?)、正に“3D”シーンあり、の範宙らしい作品でした。
“埜本さん”が演じた「アンドロイド」⇒他人家のを観ている分には楽しいが、我家に入らないかなぁ。。 ☆3.5

さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/08/14 (日) ~ 2011/08/16 (火)公演終了

満足度★★★★

これぞ「ブラジル」さんなのでしょう。きっと。。
この箱で「ブラジル」さんの公演?と思いましたが・・。舞台に目をやると、人気の無い廃工場、中央にテーブル、下手壁面の縦長ロッカーがやけにタッパがあって、奥壁面は下手側に出入り口、右手に工場窓が連なり、外は雑草の生い茂りが視界の一部を遮り、屋外の陽差しの眩しさと相まって、工場内へは陽がささない為、存在(アジト)そのものの隠微さが更に強調され・・セットはシックリと収まった感あり・・。お芝居は4(?)年前、盗みに失敗し、仲間の一人が捕まり・・服役後に、廃工場に召集がかかり、それぞれの思惑・経緯に駆り出され、結果欠員無く懲りずに再集結した7人に加え、新たにムショ仲間と、現金輸送車の運転手を巻き込み、再びの強奪計画へ・・。幸運にも比較的前の席で、緊迫感・臨場感、心理戦、「静」から「動」への転換、大どんでん返し等々・・芝居の醍醐味を共有出来、正に『悪事身にとまる』これぞ“クライムサスペンス!”「ブラジル」さんらしさが際立つ作品を堪能・・大満足の巻きでした。(ここは「鰻の寝床」故、後方列で観た場合、作品の印象が全く変わって感じ、過去遠巻きに眺める感・・の作品も・・。)
“信國さん”の危うさ、“服部さん”の無念さ、“中川さん・高山さん”クールな かっこ良さ、が印象に残りました。

問題のない私たち

問題のない私たち

“STRAYDOG”

テアトルBONBON(東京都)

2011/08/09 (火) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

改めて問題提起を受けた、作品でした。
【Aチーム拝観】教育の現場は、その時代(社会)の鏡でもあり、実際この作品の様に子供達ルールの下、自浄作用が出来ていて、言葉としては良くないのですが、凌ぎを削って自分たちで(割切りながら)解決されている事も多々あるものと思われます。三昔前、子供の喧嘩に親が出るって、有り得なかったのですが・・、我身大事の大人達(教育関係者・父兄)の介入で子供の世界をもっと歪なものにしてしまっている現実。。不登校で、難を逃れる、も十分あり◎な時代・・。何とかしなくては・・。。いやぁ~、改めて問題提起を受けた、作品でした。(原作は未読です。)
重めの作品ではありましたが、その中でトップアイドルを目指す役者さん達の「迫力あるダンス」・「根性」・「やる気」等、もの凄く伝わり、今回もエネルギーを分けて戴きました。
住吉さんのコンビニ店員さんもGoodでした。
それに引き換え大人役の役者さん方は・・、育成中?・・・“重松さ~ん“、”中原さ~ん“!

ホントウの間柄

ホントウの間柄

シアターまあ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/08 (月)公演終了

満足度★★★★

まぁ~さか!の”秀作”でした。
正直、あまり期待感を持たずに、伺いましたが・・。
【”性同一性障害” ⇒ 性転換手術 ⇒ カミングアウト ≒ コメディー 】
舞台セット、キャスティング、物語の展開、個性あふれる役者さんの生き生きとした演技、「性同一性障害」をまともに真正面に取上げながら、しかも他人が寄合う下宿屋「田中荘」を舞台に・・、アットホームでユーモアにもあふれ、&ホットな涙もチョッピリ誘われ・・まぁ~さか!の秀作でした。
次回作「何かの美味しい喫茶店」も必ず伺います。。

ネタバレBOX

出だし”丸山さん(SET)”SET本隊”三宅団長”の仕切り口調に若干似てる?様に感じましたが、下宿屋の名主格、絶妙な回し役を果たす占い師、“エリザベス麗子(通称「リズ」)”の設定でオリジナルキャラを好演。それに大学の先輩役“上杉さん(聖ルドビコ学園)”[元柔道部主⇒留学時性転換手術を終え帰国 ⇒凛とした女性に・・難しい役柄]、その先輩に憧れを抱く、けな気な後輩(OL/業界AD?)に“河本さん(SET)”、久々に2人で町を歩いた時に先輩が度々ナンパされ・・、先輩は初の体験で恥ずかしくもあり・・、女性として生きていく事に自身を持つが、後輩の心情は複雑・・。
田中荘の世話人さん“難波さん(SET)”と出稼ぎタクシードライバー“小磯さん”のお二人、泥酔状態を介抱し部屋へ送り届けた際に・・<まぁ~さか>の展開、男・女の中に発展・・。
田中荘名物の「バカヤロウごっこ」、小道具人形(未だ買いに行ってませんが、ソニープラザでゲット予定です。)の扱いの妙ありで・・、作・演出の“妹尾さん”「熱海五郎一座」の作品より気合の入り方が違って、とても面白い作品と感じ、・・如何なものかとも思いました。
追伸、役者さん皆さんは、リーフレットの写真より、数段かっこ良かったです。
マラカイト

マラカイト

め組のよぎんち

劇場MOMO(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★

無難な船出、次回作期待。
地方の場末のキャバクラで巻き起こる騒動・・「夜の衣装・化粧」はうら若き女性(役者さん)を妖艶な大人びた女性に変化させてしまう・・を再認識、恐ろしやぁ~。。
AKBの歌と踊り、キャバ嬢間の軋轢、常連客さん間の指名合戦、結果、内気な御曹司さんが傲慢で無理難題門な上場企業部長(御曹司さんの印籠に退散)からヒロインさん救う事に・・、途中キャバクラでの抽選会がリアル客先を巻き込んだ抽選会に・・等々、最後は親子人情劇へ。。

『ナツヤスミ語辞典』

『ナツヤスミ語辞典』

演劇集団キャラメルボックス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

「キャラ箱の 中敷詰める 柿尽くし」かな
「かき(柿)氷 キャラツブ乗せて いと旨し」
“柿さん’s”の特徴 リズムのある台詞回しでのリフレイン攻撃に加え、ついにBGM(リズム低音)との融合による“ビートの利いた芝居”を確立させてしまった感ありで、略全編リズムに乗って観る芝居って!最初はとてもチャレンジングで大変であったと思料される分、もの凄さを感じます。
個人的にはサブリミナル効果のある“最終ウエポン村上さん”の不意打ち攻撃が好物で、本作「ポップコーン」の台詞(正確には台詞の後 文脈の繋がりが全く無い、只の突拍子に発する奇声です。)が頭に残り、観劇後、気が着いたら行き付けのスーパーでポップコーンを なぜに2袋 無意識の内に買ってしまってました。(あな、恐ろしや!)又、長台詞の台詞回しは、古くはなりますが“4代目 柳亭痴楽師匠”「七・五調」の新作落語「痴楽綴方狂室」を彷彿させるもがあります。
“柿さん’s”は未だ日が浅く初観は、「露出狂」で、“深谷さん”“熊川さん(範中遊泳)”に注目、インパクト面では“七味さん”“あがささん(劇団零式?)”でしたが、今回、特質すべきは間違いなく“深谷さん”滑舌も良く、女性で無理なく あれ程声の通る役者さんは稀で、表情・表現も豊か、全編全力で演じきり役者である事をとても楽しんでおられる姿は、好感が持てます。
<客席ウォッチング>
開演直前“村上姉さん(ホチキス)”と“片桐さん(箱庭)”が来られプライベートでの仲の良さも垣間見えました。仮に御二方が、“柿さん’s”の舞台に上がったとしたら・・??
<追伸>
天下を往く“水戸黄門様TV版”の如くマンネリ傾向故、一旦卒業しましたが、22年前の作品(成井さん27才時)は、斬新でさすがに“本”は良かった。原作の枝葉を大胆にシンプルに切取り、内に育まれた原木を無垢(予見不可能)な姿で取り出す、天才“中屋敷さん”を以ってして熟慮の結果「真正面からぶつかる」・・にせざるを得なくさせてしまった。。正に“アナザーフェイス”間違いなくとても面白い作品でした。機会があり、時間巻き戻しネタでなければ久々に“キャラメルさん”観に行こっと。。
「【佳作】正統派 かき(柿)乱だされて 新機軸」

ドールハウス

ドールハウス

THE REDCARPETS

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★

確りとした作品でした。
リーフレットに導かれて、の拝観でしたが・・当初の目論見が良い意味で大きく外れ、とても良い作品を観させて戴きました。
8人で演じる多重人格者を題材に、舞台設営もGoodで社会派の作品の要素も折り込まれていました。作・演出の”金房さん”が実際に3年前に当事者である一人の女性に出会い、「想像を絶する世界を内側に抱えながら、彼女たちは実際に現実を生きている・・私たちと同じ普通の人間でした。なぜかそのことが逆にとてもショックがったのを覚えています。」、「芝居にするね」の約束を果たされたとの事。噂の”心日庵さんも”協力されてました。とさ。。
然而、女医役の“北嶋さん”とても重要な場面で・・2回、台詞忘れの窮地?も、精神科医ならではの独り言と捉えれば・・良しとしますか・・。(失礼しました。)

毒と微笑み

毒と微笑み

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/10 (水)公演終了

満足度★★★★

「国民の映画」他のパロディ作?⇒「B・Hの演劇」
プロローグで行き成り『私たちは上手、ランディさんは下手!』と、余程比較された事がしゃくに触ったのか(同意しますが)・・。隣国との臨戦態勢下、軍部の上下関係が駐屯する家族間にも反映され、夫人・子供のコミュニティにも例外なくイジメ等の問題が蔓延る軍部群像劇、途中何気に高校演劇部&芝居小屋での芸人コントが乱れ入り、加えてワルツにミュージカルナンバーにゴルフにマジックに、考えられる全てのエンタメを放り込んだ約3時間の物語、上演時間が長いと感じなかさせなかった事は、ある意味見事でありますが・・。エンディングは第二次世界大戦時下の人たちに希望を与えた、“ベラ・リンさん”のミュージカルナンバー「We’ll Meet Again」で終幕。最後の合唱は口パクでは無く、是非とも歌って貰きたかったなぁ~。。
【大変申し訳ありませんが】3人の芸人さんのくだり<笑を取る>のレベルが「ウンチ(最多登用ワード)」、「オシッコ」、「オナラ」、「衣装(背中・お尻)側切込入り丸出」、「スカートの中に数分間潜む」では・・今日日の小学生でも・・、更に追い討ちをかけ「・・というギャグ」「全部ギャグなのに、笑えもっと。」「まさかの投げっぱなしの、相撲ネタ?」ますます凍りつく、リアル客席・・醒めた表情の“喜安さん”が逆に客席の反応を確り確認されておられた様に観え・・。(+ローソンの制服を着ているのにファミマでバイト・時給¥50とか)今回は実験的演劇の位置付けか?上部メジャー本隊さんの次に控えし「B・Hの演劇」、“有能な役者さん達”の運命を担う“喜安さん”の「微笑み」が観られるのは・・次なる、一手は・・。☆3.5

ゼブラ

ゼブラ

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

”滅び行くものシリーズ(+1)”No1作品
本作の舞台となる”手塚家”母親の葬儀(賑わい)が過ぎ去った後、四人姉妹の中で最後に未婚の三女がたった一人残され、家を守って行くシーンで終幕。ある意味、この”手塚家”も『滅び行くものシリーズ』の番外編と取れ、実際、本シリーズ3作(+1)を含め、一番出来の良かった作品では・・と思える程の秀作でした。
”田村さん”の本、”鈴木さん”の演出、に加え研修生御一行様の勢いのある演技も冴え・・、想像ですが厳しい演出家さんのノックに耐え凌んだ結果で、(研修生の立場故)カーテンコールでの再登場は叶いませんでしたが、偽りの無い鳴り止まなかった拍手を糧に、今後の御活躍を期待致します。次回作「牛山ホテル」、作・演出が変りはしますが、大きな期待を持って伺わせて戴きます。

弁護士バイロン

弁護士バイロン

劇団東京都鈴木区

遊空間がざびぃ(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

待望の初観!秀作でした。
やっと拝観出来ました。
前回、「(初)遊空間がざびぃ」さんの前を何回も通り過ごしてしまい、開演時間15分後位に辿り着き、(予約済でしたが)結果満席でSOLD OUT!とぼとぼと帰った分の万感の思いもありましたが、評判通り、の劇団さんで大満足、秀作でした。法律事務所の引越しの最中、新人さんの教育を兼ねて他の登場人物(フリーライター、ビルの清掃員さん、豆腐屋さん他)を捲き込みながら模擬裁判を行なう事となり・・題材に、かの「熱海殺人事件」を選び・・、笑いもあり、後半の事件を再現する場面の緊迫感もあり、役者“鈴木さん”の控えめさ加減にも好感が持て、筋の通った観応えのある作品でした。
<・・拝観切欠・・>
少し前に“戸田さん”を、とある劇団(団員さんがやたら多い分 集客力は、あるが、時に前説を含め不得意?と思われる<圧倒的コメディー>も上演される劇団)の番外編公演(本作は○)で拝観、バタ足+早台詞が聴き取り難いものの、なにげに一生懸命さに好感が持てた役者さん・・の印象、後に退団されたと知り暫くして「東京都鈴木区」への参加を偶然知り、劇団の評判を聴き拝観の機会を窺っていたところ、他団体公演で“鈴木さん”の演出作「アメノクサリ(ELEGY KING STORE)」を観て更に期待が増し、今回の本公演へ・・、もっと早く他の作品も観に伺っていれば・・。加えて本作品で役者“長治さん”を再認識、とてもユニークな存在の役者さんで、複数の作品拝観の記憶が甦った次第。他の役者さんも個性豊かで次回本公演半年後がとても待ち遠しい限りです。
<拝観後・・>実は、前回観逃した際、スタッフの方が下り坂を駆け足で追いかけて来られ、なんとか席を用意しますので、と好意でおっしゃって戴いたのですが、公演の途中で席の準備と入場では迷惑がかかってしまうので、(本位に反し)丁重にお断りしてしまいました。今回、終演後一旦帰路に着きかけましたが、下り坂の途中ファミレスに立ち寄り、暫くして意を決し連れ合いさんに待ってもらい、一人劇場まで戻り前回追いかけて来られたスタッフさんから台本(CD)を購入させて戴き、何となくの“もやもや感”が消え心晴れやかに帰路に着けました、とさ。。
<ハナミズキさんのコメント>
役者さん、テンポ、そして脚本・演出も良く面白かった。☆5

果樹の在処

果樹の在処

集団as if~

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★

失礼ながら<グロイ・サイコホラー>の印象でした。
・・何が言いたいかと言うと、特にありませんってことを言いたいのです。(主宰者に同じ・・)
目の前の物語は、全くもって楽しめなかったです。(主宰者と、ちと違う・・)
<ハナミズキさんのコメント>
本編の前半は・・?。即興芝居は面白かった。後半の流れは、ちょっときつかったです!☆1

ニッポン無責任新世代

ニッポン無責任新世代

東宝

シアタークリエ(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★★

王道喜劇への果敢な挑戦も・・。
所属事務所の創業社長の次は、大先輩の代表作を演じた“原田さん”プレッシャーを物ともせず等身大の演技で難なくこなし切る、ある意味凄いコメディアンさんと思います。“若大将・青大将”の上司と部下の親父ギャグ、“友和・百恵”の奇妙な親子、“黒部さん”の懐かしのハヤタ隊員がフラッシュビームと取違えた儘、カレースプーンでの変身・・、全国のちびっ子が真似た名場面も織り込まれ、楽しい時間を過ごさせて戴きました。“ひろひと大王様”ありがとうございました。次回は、オリジナルの新作を・・。それにしても“佐土井さん”の懐の深さ・広さには感服、これが本物の凄さなのかも・・。
<ハナミズキさんのコメント>
温かいハートを持って人と関わり合い、仲間を大切に思う心があれば、忘れてかけていたチームワークを呼び起し、同じ目標に立ち向かう事が出来る時代もあった。これからの日本が良くなって行って欲しいと思える様なお芝居でした。☆4
<ハナミズキ>
人との係わり合い方、心の温かさで、チームワークを大切にし、これからの日本が良くなって行って欲しいと思えました。☆4

岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】

岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★

なんとなく眺めて来ました。
相変わらず生真面目な劇団さんの印象です。久々に“チョビさん”のロックが聞け、“オレノグラフティさん”の肉体美も見れましたが・・、「鹿殺し」さんは、いつか何かが起こるかも!?との期待感を持って見に行っていますので、睡魔には襲われませんでしたが・・。唯一の救いは、小劇場時代から兎に角一所懸命に踊る姿のみが印象的だった“山岸さん”が大活躍され一皮剥けた感があり(客演出演もあり)、“ケコ美さん”“うにさん”“チカさん”“戦車さん”をもっとイジッて【別キャラの可能性を引き出す・・】なんていうのはどうでうしょうか?(外野席の戯言です。失礼。。)
<ハナミズキさんのコメント>
3姉妹の着物姿が面白くて印象的でした。☆2

TRAIN-TRAIN

TRAIN-TRAIN

LEMON LIVE

駅前劇場(東京都)

2011/07/16 (土) ~ 2011/07/27 (水)公演終了

満足度★★★★

流石”野口さん”大爆笑!の巻
<< TRAIN >-<ガールズ>-<バージョン>-< TRAIN >>
久々の“野口さん”破天荒な弾けキャラで観客&出演者の爆笑を取り、お腹の脂肪の燃焼度も高まり、大満足の巻でした。後は、白一点”山本さん”の七変化の大活躍(2.5枚目役)、好感が持てました。
<ハナミズキさんのコメント>
弾けていて、面白かったです。 ☆3

リタルダンド

リタルダンド

キューブ

PARCO劇場(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

音楽劇?
演出”G2さん”、役者はオールスターさんの中、”山崎さん”と”高橋さん”は、とても美味しい役柄であったと、思いました。「音楽劇?」ってところ以外は、そこそこ満足で、安心して観られた作品でした。
<ハナミズキさんのコメント>
役者さんの演技は、さすが良かった。
同じ様な問題が起こり現実として受け止める事となった場合、どうかかわりを持っていったら良いのか考えさせられました。☆5

LOVE

LOVE

三ツ星キッチン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/07/17 (日) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

無難に・・初ファンタジー?
途中から登場した”高田さん”・・端役かな?と思ってましたが、やはり常人とは違った感性の持ち主、今回は”移動型恐山”に進化し、物語の重要な役割を担う事になるとは・・。
対処すべき事案が多く、後半多少間延びしかかってましたが、とても良い作品でした。”中川さん”の御尊顔を拝する事が出来なかった事が少し残念でした。

ごんべい 江戸版/平成版

ごんべい 江戸版/平成版

ゲキバカ

吉祥寺シアター(東京都)

2011/07/14 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

江戸版
ありがちな・・が満開で、客演さんがもったいないの印象。。たぬき故”淡々”と見させて戴きました。・・たぬきは「ポ~~ン」ではなくて、台詞的にも(リズム的にも)、やっぱ「ポンポコ・ポ~ン」で、がしょ!? -以上-

愛情爆心地はボクのココ

愛情爆心地はボクのココ

ぬいぐるみハンター

王子小劇場(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★★

拝観切欠 爆心地は”桐村さん”
開演直後、舞台のあちこちで役者さん達がバラバラに演技をし始め、どこをどう観て良いのやら。キョロ目になり、大変な空間に来てしまった!・・オープニングの騒ぎが収まって、本編に入って少し落ち着き、ホットしたのも束の間・・。ありえ無い舞台設営といい、テンポもストーリー、キャラ設定も奇抜で、良い意味で“大人っぽさ(常識?)”の入り込む余地を許さない程のパワーを感じました。
“片桐さん”短パンが大きいのか?華奢~!最初は、ハイテンションに合わせてましたが、後半は「箱庭さん」っぽく、お姉さんらしい落着きのある台詞回しで・・“ぬいぐるみ班”になりきらなきゃ~ダメじゃん。“笑笑さん”もホームではgoodで、“トープレ”でお見かけした“八幡さん”の蹴りは半端無く、エグかった・・しかし乍、後ろ向き正座でお弁当を食べるシーンに、もう一工夫が欲しかったかな(もったいない)、蹴られた“神戸さん”のリアクション・アドリブは流石!・・、結果、<爆心地>はイラストの“桐村さん”(always do good job!)って事で。。
ところで、終演後、“二重まぶたの三太さん”と“異国人さん”とのトーク?があり、三太さんって、<女子?>エッ~!ぶったまげた!!
その後、知人から“三太さん”は男だよ(まさか異国人さん?)、って聞いて未だに混乱してます?見事に、してやられたのかも?・・はて?一緒に住んでいる“○○さん”は<ルームシェアー>なのか<同棲>なのか?・・“爆心地!”どっちゃでもエエか・・。
<ハナミズキさんのコメント>
変わった芝居で、まあまあの面白さでした。☆2

東北の心に灯りをともそう!シアターライブ vol.2

東北の心に灯りをともそう!シアターライブ vol.2

一般社団法人 日本演出者協会

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/07/08 (金) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

エンタメ観賞バロメーター補正完了
【 臨海幻想 】
1981年青年劇場にて初演、労働者被爆で亡くなった息子さんの死の真実を知りたいが為の母親、疑問から疑念・追求へと変り、行政・大手企業は、自らの立ち位置を死守する為、小手先で誤魔化し、マスメディアを取込み正当化を図る・・・、今も昔も全く変らないものが、人災をも招き入れ、この国をかくも可笑しくしている・・。。久しぶりの“お芝居らしい”優等生的なお芝居でした。
<ハナモズクさんのコメント>
初リーディングでしたが、かえって想像力+イメージ広がり、新しい芝居の見方として十分堪能できました。良い芝居でした。☆5
【 ダンス 】
「私達は眠らない」”東野さん”の個性的なダンスには、衝撃を受けました。
[ 2作品目終了時に退席→”ゲキシネ”へ移動。。☆5 ]
<ハナモズクさんのコメント>
いろんな表現の仕方が伝わって来て良かった。☆4です。

このページのQRコードです。

拡大