満足度★★★★
確りとした作品でした。
リーフレットに導かれて、の拝観でしたが・・当初の目論見が良い意味で大きく外れ、とても良い作品を観させて戴きました。
8人で演じる多重人格者を題材に、舞台設営もGoodで社会派の作品の要素も折り込まれていました。作・演出の”金房さん”が実際に3年前に当事者である一人の女性に出会い、「想像を絶する世界を内側に抱えながら、彼女たちは実際に現実を生きている・・私たちと同じ普通の人間でした。なぜかそのことが逆にとてもショックがったのを覚えています。」、「芝居にするね」の約束を果たされたとの事。噂の”心日庵さんも”協力されてました。とさ。。
然而、女医役の“北嶋さん”とても重要な場面で・・2回、台詞忘れの窮地?も、精神科医ならではの独り言と捉えれば・・良しとしますか・・。(失礼しました。)