miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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「Kojiki」

「Kojiki」

Tokyo Dolores

d 倉庫(東京都)

2012/12/10 (月) ~ 2012/12/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題548(22-291)
21:00の回(晴)。20:13着、受付、20:50開場。昨晩、予約できるか問い合わせするも返信がなかったので、そのまま会場へ…で説明し受付。21:00ということと帰宅方面でしたのでやってきました。途中、京浜東北線の人身事故で遅れ、山手線に4本ほど抜かれ…。ロビーに入ると前の回が終わったところで、役者さん、お客さんでいっぱい。しばらく待っていると「20:50開場」の案内がありました。ぼちぼち受付するお客さんも増えてきました。来年、古事記を題材としたお芝居をみる予定で、1300年の今年中に何かないかなと思っていたところです。内容は「説明」にある通りです(エアーダンスという言葉は知りませんでした)。正面いっぱいの映像、音量大BGM、3本のポール。ポールダンスは一度だけみたことがあります(いろんな踊りの一つとして)が開演前の舞台を眺めながらどうも想像できず…前説に続き21:13開演(暗転)〜22:12終演。時々、ダンスをみますが、本作はみたことがない構成。高さを自在に操っているかのように、それもBGMにあわせながら。

ネタバレBOX

初めてみたので過去の公演のことなどわからず記しています。もし、天女がいたらこうみえるのかなと思うほど。衣装もよく、地に舞い、天に舞う姿が麗しい。激しい闘いを組み込んだ演目はスピード感に溢れ、あっという間の1時間でした。

少しだけ気になったことを。開場時間が20分遅れる、開演も遅れました。予定時間前にアナウンスが必要だと思います。
ホルスタイン

ホルスタイン

プロジェクト大山

あうるすぽっと(東京都)

2012/12/08 (土) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題547(12-290)
14:00の回(晴)。13:30会場着(全席指定)、13:35中へ、ここは初めて。プロジェクト大山は3作目。最前列は「B」、ここから「G」までの席が前方のブロックで席をずらして配置してあり、前の人の間からみることができるようになっていました。後方に撮影用のカメラ。14:06前説(場内アナウンス)、14:08客席右ドアから登場、横切って左側から舞台へ~15:12終演。今日も奇妙な動き、調和のとれた動き、「青い衣装」のほかにも。振り付けがとても安定し揃っている。なんとも楽しいダンス。

ネタバレBOX

ダンサー7名。ソロ、複数人。全員が最初から同じフリということではなく、二つに分かれていたり、順に揃っていったりとみていてとても美しい。今日は牛が登場、「ミス牛乳」はのどごしの良さをアピールするのかマイクで「ごくり」と響かせる。牛の乳搾りでは胸にトイレットペーパーを備え付けたダンサーが登場、白いトイレットペーパーを繰り出す...などなどその発想に感心。
グッバイ、マザー(たくさんのご来場&コメントありがとうございました!)

グッバイ、マザー(たくさんのご来場&コメントありがとうございました!)

劇団ズッキュン娘

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/12/07 (金) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題546(12-289)
12:00の回(快晴 暖)。11:31受付、開場。ミラーボールが回り、正面にはハートに包丁マークが映っています。12:00前説、4月公演のCM〜12:05開演〜13:12終演。母と娘(高校3年生)、クラスメート、先生、6人が、教室、家庭で展開する物語。学校の机と椅子とセーラー服&鍋。小さな会場ということもあり、猛烈に近い。あやかさん(娘)と藤吉さん(母)のツッパリあいが実にいい味。あやかさん:踊れ場、シンクロ少女、でも見ていて個性的で好きな女優さん。藤吉さん:あゆみTOUR、青春事情。

ベルリンで『雲。家。』をやってきた件について

ベルリンで『雲。家。』をやってきた件について

かもめマシーン

若山美術館(東京都)

2012/12/07 (金) ~ 2012/12/08 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題545(12-288)
15:00の回(晴)。14:30受付、14:40開場、靴を脱ぎスリッパに履き替え中へ、最前列のみ座布団席、舞台には黒いスピーカー(2つ)、ここは4回目。前半:長内さん、後半:清水さんと林さん(かもめマシーン)。

ダンスは時々みているので興味深くみました。(照明は)暗いほうだと思います。「開座」の舞踏で、蝋燭の灯り、ほとんど闇、という演目もありましたが、本作、ゆっくりとした動きが多く少し難し感じたのは、12/6(木)、玉川大学芸術学部のダンスをみていたからかも。壁が黒く、ダンサーの陰影がより浮き立つようなものだともっと鮮明になったのでは。みえている動きとダンサーの息遣いは真逆、ひとつひとつの動きに込められた力が伝わってきます。

かもめマシーン。「物語」というよりは「コミュニケーション」なのかなと感じました。水切りの石が跳ね、進むように、「何か」が刺激してきます。五感がそれを識別、分類する間もなく石はもっと先まで跳んで行きます。もともと私の中に「私たち」という発想があまりないみたいなので、一生懸命考えながらみていました。

『雲。家。』は、『4時48分サイコシス』と並んで難解度、断トツ。先日、別の劇団のものをみに行きました(ちょうど萩原さんもいらしてました)が、さらに混迷度は深まるのでした。

黒赤黄のリストバンド、首から下げたパスポート、キャリーバッグ、お土産、スタンドマイク、重なるセリフ。

14:55前説、15:03~15:32、休憩、15:38~16:17終演。

「ベルリン」で思いつくのはベルリン・フィル(C.クライバー)、Take my breath away、オリンピック(ヒトラー)、The Wall Live(ロジャー・ウォーターズ)

次回は「スタイルカウンシル@ST」。このバンドはLiveに行ったことがあるのです。85/8/10(土)、DIO(Gはヴィヴィアン・キャンベル)、Sting、Foreigner他 土砂降り、泥地と化したお台場のただの広場、徹夜の野外Live、とっくに日付はかわっていて、8/11(日)、終わって一旦帰宅、着替えてすぐ横浜スタジアムへ、「Rock in Japan'85」The Style Council。雨降る中カッパを着てステージをみる、他にCulture ClubやGo Westなど。怒涛の2日間でした。

ママチャリ☆ロック

ママチャリ☆ロック

しむじゃっく

劇場MOMO(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

無題544(12-287)
19:30の回 (晴)。19:02会場着、チケットは郵送されるとのことでしたが届いていないのでその旨申告。舞台は「研修所」の一室、ママチャリが左右に一台ずつ。中央にはソファー、クッション、奥に棚、カップ、ずっと回り続けるオブジェ、雑誌(?)。上手は、バスルームと玄関へ通じ、奥は各人の部屋へ。手前はどうやら屋外の路上。裁判員制度に倣って抽選で選ばれた日本女子代表の合宿、監督…こちらも抽選、怪しい外国人コーチ、この施設のオーナー。一度入ったら期日にならないと出ることができないので、日々、厳しいトレーニングに明け暮れ…ない物語。「説明」では選考会が行われるように書かれていますが、選考されて集まったところから始まります。

ネタバレBOX

題材は面白いと思いますが、女性陣に比べ男性陣の設定が弱く感じました。またあまり意味がないシーンの繰り返し(風呂に入る…)をやめてお話に肉付けするとか。セリフにもあるように自転車をこいでいる理由はなんだろう?

面白いところ、笑ってしまう場面があるので悪くはないのですが…それが続かない。バラバラなようでどこか共通のものがあるとか、ママチャリが五輪の種目に選ばれた真相とか、物語の中心になる筋だてが欲しい。

場転でかかった曲…Zeppelinの3曲しかわからなかった。
Performing Body 2012

Performing Body 2012

玉川大学芸術学部

玉川大学 大学3号館 演劇スタジオ(東京都)

2012/12/06 (木) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題543(12-286)
19:00の回 (晴)。遠い…隣駅は町田だ。正門から入り、工事中なのでぐるっと回って3号館へ、途中、案内スタッフがいるので迷うことはないです。18:06会場着、受付(整理番号付)。ロビーにスタッフがたくさんいるので外で待つが風が強くなるとやはり寒い、18:30開場、ここは初めて、赤が基調、椅子、床、緞帳。客席後方にカメラ。18:58男女のペアで前説(1年生らしい)。19:00開演〜21:17終演。ダンサー10組+スタッフ陣総がかりの公演。3組→休憩→3組→休憩→3組→休憩→1組。和洋混成、時々ダンスをみますが「和」は初めて(手のひらの動かし方、足の運びなどが面白い)。どの組もよかったと思います(1組、あまり動かない演技がありましたが…)。クスッと笑ってしまうもの、気持ちが伝わってくるもの、しなやかなもの、小道具も一緒に舞っているもの…と多彩、ダンサーの表情がいい。またみたいと思う…。帰るときスタッフの方にお願いし小島さんを呼んでいただきコメント(予約の件)のお礼を述べる。

ネタバレBOX

大学の構内で行われる公演ですと学生さんが多く、結構気おくれするのですが、一方では案内や誘導が丁寧ということもあります。その点では、今夜、とてもいい感じでみることができました。

撮影したものはどこかにアップされるのだろうか。


当パンはカラー印刷、よい出来だと思います。

こりっちは、重複登録...ですね...

遠いので、会社帰りにというのは難しいのですが、機会があればまたみにいきたいと思います。
Zero Plus

Zero Plus

白狐舎

シアター711(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題542(12-285)
19:00の回 (曇)。18:37会場着、受付。質素な舞台、腰掛け用のベンチがあるだけ…一時帰宅者のためのツアー、4組の男女、それぞれの10年と今、そしてこれから。最前列はパイプ椅子、2列目から備付の椅子。上演時間2時間の予定。18:57前説(場内アナウンス)、19:02雨の音、暗転、いくつもの傘が拡がる〜20:54終演。選挙になり原発に関してさまざまな政策が語られています。本作、4組の登場人物、同じ時間を共有しこの「場所」にいながらも、違う想いが舞台上を彷徨っているようでした。想いを引き裂くようなヘリの轟音、激しい雨がもたらすもの、足元の大地に染み込んだもの。
終演後、吉水さん、白石さんにご挨拶。白石さんは青果鹿スタジオで一人芝居を見ていたのに最初わかりませんでした(すみません)、この方しかいないとはわかるのですが、声を聞くまで何となく(メガネ、帽子、役柄でずいぶん変わるものです)。

ネタバレBOX

『故郷を失った人々』と記されています。当パンにある(左)女性と(右)男性のペア、時間を図っていたわけではありませんが、一組15分×2、同じ時間を4組が共有しています。
雨があがったり、ヘリが飛んできたり、それによってこのツアーの参加者たちは、個々の事情でこの地にやってきて、それぞれの物語をみせてくれるということです。

兄妹、同級生、婚約者、父娘...髪を整えてもらう父..私も娘にやってもらうことがあり、少々感じ入るところがありました。

お話は、一人の男性を通じて繋がり、その「将来」については誰も語れないのかもしれません。
『ガラクタとペガスス』

『ガラクタとペガスス』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ワーサルシアター(東京都)

2012/11/28 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

無題541(12-284)
19:30の回 (曇)。19:05会場着、受付、「スーパーエキサイティングシート」に座ります、確かに場面によっては真正面から見つめ合う距離感…。

舞台は古い日本間、畳、大きなテーブル(もちろん座って使うので低め)、上手、襖、手前は縁側、落ち葉や蟻の巣、客席は庭。ダンボールがあり、部屋の整理中。
私自身、先日、実家の整理をしてきました、不要なモノはすべて処分し、「実家(という場所)」はなくなり、たくさんのモノを記憶の中へと場所を移しました。

すべてのものに魂があるのでしょうか、見失っていたことに気がつかせてくれる招き猫、鳩時計、星座早見盤…猫、鳩、馬たちのすったもんだで台風一過。思い出、それがつまったモノ…どうしようというお話。

週末たち(満員御礼で終幕。ありがとうございました。御感想お待ちしています!)

週末たち(満員御礼で終幕。ありがとうございました。御感想お待ちしています!)

MU

BAR COREDO(東京都)

2012/12/01 (土) ~ 2012/12/04 (火)公演終了

満足度★★★★

無題540(12-283)
19:30の回(小雨〜終演後、何とかあがっている)。19:05会場着、靴底の雨を拭き取るようタオルが敷かれています。入ると左手はフリマ開催中で椅子がない…ので、右を向くとお客さんいっぱい。予約席(名前入)、カンフェティ席と書かれた紙が貼られていない席に座ります。入口から見て正面のピアノ右横からぐるっと壁沿いに椅子席、右、1/3ほどが客席で、中央、左が舞台。 5つの短編、冨坂さん「ナイゲン」2回、西山さん「熱の華」、ニシオカさん「狙い(関口さんの一人芝居)」。お客さんが遅れているそうです。会場のテーブルの組みあわせを変えたり、ちょっとした小道具でシーンに区切りをつけています。それぞれのお話…かなり笑ってしまいました。軽い突っ込みの応酬などではなく、テンション高めで押しあい、引っ張りあいます。ネタがわからないものもありましたが日常ネタでよく笑ことができました。19:22フリマ閉店、19:33開演のお知らせ、ドア閉まり〜21:16終演。

余談ですが、PMC小岩崎さんのブログが大好きで毎日見ていまして、そこに出てくる人たち…目の前の人たちですが…写真に付けられたコメントの鋭さ、劇中思い出し笑ってしまうのでした。 

ネタバレBOX

ここのお芝居は役者さんと近いと思っていたのですが、今夜は座ったのがいつもの両横ではなかったからでしょうか、相当近かったです。

セリフのやりとりが小気味よく、リズムに乗っているように感じました。

幕張にブックオフはなさそうだ。

ディープラッツ=die pratze?
エリックはどこからきているのだろう...クラプトンかアンダーソンか...

きなこ大豆、グリーン豆、こだわりのバタピー、ピスタチオ・・・豆工場
青のはて ―銀河鉄道前奏曲(プレリュード)―

青のはて ―銀河鉄道前奏曲(プレリュード)―

てがみ座

吉祥寺シアター(東京都)

2012/11/30 (金) ~ 2012/12/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題539(12-282)
18:00の回(曇~雨)。17:30開場(全席指定)、ロビーには長田さんとパルバース氏。奥へ進み、会場内へ...送られてきたチケットが違っていた(よくみていなかった...すみません)ので交換していただく。舞台はここでは初めての対面式、Aからは通常の客席側、横いっぱいに敷かれた3本の緩やかに傾斜した坂道の向こうに客席がみえます。天井からは椅子、葉、チェロ..宮澤賢治に関係のあるものなのか..読んだことがない私にはわからないが、銀色に輝く細いパイプ、裸電球などが吊られています。坂道には、キャリーバッグ、デイパック、ノート、デジカメ、目覚まし時計、ポーチ、服、旅行関係の本...と文庫本(賢治のものか確認できず)。BGMとして作品の朗読が流れています。18:04開演~20:18終演。台本を購入、DVDを予約。福田さん、尾崎さんに感想をお伝えし...傘をさし駅へ...寒い。

ネタバレBOX

大きな会場でしたが、伝わってくる物語の濃さは今までとまったく変わっていませんでした。「線のほとり~」からで5作目、長田さんの脚本では「くれない坂の猫(福田さん、尾崎さん、和田さんがご出演)をみているので6作目。ベートーベン、夜空を彩るような照明の色使い、足元に拡がる銀河、時間が重なり合う物語、自分を探し、賢治を探す2時間の旅。

図書館で借りる本、自然科学系が多く、宇宙、星、地球の誕生、時間、次元のお話など好きでよく読みます。晴れた夜、大きく輝く丸い月、あるいは小さく瞬く星々、何人も何人もの人びとが見上げた世界にふさわしい、今夜のお話。

「大六交響曲」...田園ですね。


当パンに、来年8月、「空のハモニカ」再演と書かれていました。またみに行きましょう。
アイ・アム・アン・エイリアン

アイ・アム・アン・エイリアン

学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2012/12/01 (土) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題538(12-281)
13:00の回(晴、終わったら曇っていて寒い)。高田馬場駅から歩きます。途中、ブックオフに寄って椎名麟三を探すが、ない、ふとみるとこの前来た時にはあった書店が閉店になっている、学生時代、書店と古本屋をハシゴする毎日だったので寂しい。この頃買った本で未読のものがそれなりにある…。
12:13門の前に着く、スタッフの方がいらしゃるので受付しているかお聞きする、ここはたぶん4回目、門、途中の道、ホールへ曲がるところにスタッフ(学生さん)がいて案内をしてくれる、いつも丁寧、下へおりる、ドアを開けていただき(流石にここまでやってくる風は冷たい)、受付、開場は12:40と告げられ、待つ、飴をいただく。

「観劇市場」は昨年に続いて2回目。ユニークポイントは「白痴」と本作、3月の公演はみていません。

脳死やそれによる臓器移植については何冊か読んだ程度、でも「ラザロ徴候」のことは知っていた。審議員7名と職員2名と、(準)審議員であろう観客で進められるお話。

舞台、正面にテーブルと椅子(2脚)、左右に椅子が4脚ずつ(1名欠席という設定)。下手に観葉植物、長テーブルにはペットボトル(お茶、オレンジジュース)、紙コップ、クズカゴ。

13:05(準)審議員への説明(前説)、客席後方より役者登場、舞台へ〜14:23終演。

ネタバレBOX

ドナー(4歳、男子)、レシピエント(A 4歳8ケ月女子/B4歳5ケ月男子)。

登場人物、9人の個性(公的、私的)が対立しながらAorBに対して「決断」「逡巡」する過程、対立すればするほどみている者としても考える。頭で考え、同時に利己的にも考える。

教室でみたかった。

最後の姉が聞いた「声」、人々はこれをどう受け取るのだろう。

個人的にはもっと重い話かと思いましたが、そうでなかったのはどうしてだろうと考えてしまいます。初演時のコメントにも裁判員制度に触れるものがあり、そちらとの比較は妥当でないのかもしれませんが、結構、消化不良。あと、進行上そうなっている、ということでも、この審議会のルールはすべて開示したうえで、ストーリーを創り上げないと…例えば「同意を撤回することができる」、これを知っていても唸るしかない物語(やっぱりそうきたか…ではなく)であったら…

審議会の運営ルール…誰が、誰を、どんな基準で、どうやって選んで、了解を得て、みたいなところは現実的ではなかったように思うが…

医学が発達したからできること、それでも「子供がまたいなくなります」というセリフ、考えながら駅へ。
甲斐のくのいち

甲斐のくのいち

Unit Blueju

座・高円寺2(東京都)

2012/12/01 (土) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題537(12-280)
今年も残すところあとひと月。14:00の回(曇、家を出る時は雹が降り、雨〜終演後は晴…)。こちらは初めて。13:25会場着、13:33受付(全席指定)、13:50前説。舞台正面、大きく上下に仕切られ、上:青い空に白い薄雲、下:茶色の塀のような、左右に梯子。下手にピアノ、シンバル、パーカッション?。床は膝高。14:07開演、空の部分に文字が映されこれがなんと飛び出して見える。いよいよ舞台でも3Dかと思ったほどですが、よ〜く見れば手前に薄いスクリーンがあり、ここと奥の壁と、2重に映っていたので飛び出しているように見えたようです。昨晩みたお芝居にも「くノ一」が出てきました。こちらは刀があり殺陣もありますが、衣裳は今風…終演後にみるとかなり鮮やかな色使いでした。お芝居+殺陣+ダンス+歌(ソロ、コーラス)+映像+音響+ピアノ演奏と贅沢な構成。

ネタバレBOX

殺陣はもう一つだと思いました。刀を振り回して相手を「切る」のですからもっと動きを早くするなど「見栄え重視」でやったほうが良かった。ダンスはいいのでどうしても比べてしまいました。

あと、コメディタッチ…のシーンはどうかな…

611部隊って聞こえたけど、6ナンバーの部隊ということか…な
元禄ヨシワラ心中

元禄ヨシワラ心中

「元禄ヨシワラ心中」製作委員会

SPACE107(東京都)

2012/11/27 (火) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題536(12-279)
19:00の回(曇)。18:40会場着、受付(全席指定)。ここは初めて、前列から「い~ほ」がパイプ椅子席で平地。Aからが段差ありの席、「ほ」だったので平地...舞台みえませんでした。とくに、座ってのシーンは前の方の間からちょっとだけ顔がみえるくらい。事前に説明をよく読んでいないので始まってどうなるかと思いました(時代劇のお芝居はまずみないので)が、面白かったです。結構くだけた前説(場内アナウンス)、19:02開演のお知らせと諸注意、ブザーが鳴り19:03三味線の音~暗転~20:59終演。途中の暗転、三味線の演奏が聴こえてきました。スピーカーから届く音と直接楽器から届く音は違うので、生で聴くことができたのはよかったですし、普段みないのでそういった点でも個人的にはよかったです。

ネタバレBOX

劇中「忘八」というセリフ。「忘八武士道」という映画があります。丹波哲郎さん主演、アンヌ隊員(ひし美ゆり子さん)がでている映画で、銀座のシネパトスでひし美さん特集をやったときにみました。「仁・義・礼・智・信・忠・孝 ・悌」を忘れること。

あまり「くノ一」っぽいところはありませんし、最初、目的を持って下働きにきたことがわからなかったので、ここらもう少し脚本に工夫があったらと思いました。
SKY RUNNER

SKY RUNNER

SPINNIN RONIN

d-倉庫(東京都)

2012/11/28 (水) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題535(12-278)
19:30の回(曇~終演後は雨)。今日は特に予定がなく、帰宅方向でどこかないかなと思って、当日券でみました...と、これがとても楽しい内容でした。開演時間は少し遅れ19:35前説、19:42暗転~21:46終演。d-倉庫に大空が現れ、滑空する飛行機たち、勝敗を争う飛行機乗りたち。スピードあるダンス、シーンに見事までハマッている「効果音」。

あかつき

あかつき

劇団匂組

アトリエだるま座(東京都)

2012/11/28 (水) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題534(12-277)
19:30の回 (晴 )。19:02会場着、受付始まってます。ここは初めて、フロア中央に正方形の舞台、板の間(1階)、1段高くなって畳部屋(2階)、一つの角に細目の柱(能舞台の柱みたいな)、客席はほぼ2面(対面)、役者は入口と奥の2ケ所から。舞台向かいのトイレも使用(ですので上演中は使用不可です)、その左にはピアノがあり生演奏。原作がSFだと読んでいることもあるのですが…。三浦さん演出ということでみにきました。19:30女性がお一人、ピアノの前へ、譜面をみると「ひるの夢」、19:31開演(暗転)~21:26終演、前説では上演時間1時間45分。舞台に仕掛けがあり、巧いこと情景を変えていました(初日はハプニングあり)。終演後、三浦さんにご挨拶。続く


ネタバレBOX

調べてみると昭和23年6月、河出書房からの書き下ろし…図書館で借りてみよう。原作ものは事前に読むか概要くらい知っていたほうがいいのではないか、終わってからよく思う。お芝居にはストップボタンがないので、気がつかずや勘違い、あるいは、伏線を見落としたまま終演、後で気がついても記憶はドンドン薄れる。

当パンを読むと、原作に忠実(再現)であろうということではなく、2012年の今、この作品をみるということ、脚本家によってデザインされ、演出家の手で動き出したこの作品に触れるということを考えなければ…ということでいいのかな。

昭和20年代、20年とは…1945年、終戦の年。私にとっては、映像や写真で見ただけであっても、平成24年もあと少しという「今」、につながっている時間。2つの時間を重ねる演出は好み。

板がはがれるというアクシデント。せっかく面白いセットだったのに。

気になった点。食事のシーンが何回かありますが、(左手)食器の持ち方がヘン。昔もこうだったのだろうか?
動物たちの冬

動物たちの冬

時々自動

調布市せんがわ劇場(東京都)

2012/11/24 (土) ~ 2012/11/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題533(12-276)
20:00の回(晴)。19:31会場着、受付、19:34開場。今夜は椅子席の前に1列桟敷席ができてます。連夜の観劇、同じ(椅子)席に座る。正面に映し出される映像と、手前の演技「等」が微妙にシンクロ。2回目でも面白かった。歌は上手いし、ダンスは本格or変格みたいに幅広い、ホンの数秒(舞台を横切るだけ)出てくるダンスでも楽しい。

ネタバレBOX

冒頭の走りは昨晩「ダチョウ」と聞いているので、あの石は捕まえるためのものだと理解…。

クチパク街頭インタビューは、最初、分からなかった…が笑った、本人か、と思うくらいはまっている。

漂うスモークを掃除機で吸い取る、扇風機で撹拌する。

素っ頓狂な歌詞なのに真顔で歌い上げる。

ボディペインティングはサバンナかな。

バンド…よくこれだけできるメンバーが揃ったものだ。個人的には電気系のGとBはもう少し音量が欲しかった。

こんなのって他ではないんだろうと思いながら駅へ。

カメラ収録してましたがDVDになるのか、それとも資料用なのか…欲しい。
朝にならない

朝にならない

チタキヨ

新宿歌舞伎町 ATTIC(東京都)

2012/11/23 (金) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

無題532(12-275)
16:00の回 (晴 )エレベーターで4階へ。この時間、まだかろうじて姿が見えていた陽が西口のビルの向こうに落ちると寒さが迫ってくる。受付少し前、名前を聞かれる。15:30受付、開場。入ると左手にカウンター(腰の位置より低い)、奥には…ギターやベース、楽器だ。フロア中央にテーブルとソファー、取り囲むように椅子席。色紙に絵とサイン(左はメーテルか)。奥、丸椅子に座ります。店内を眺めると、カウンター右の壁にチケット…近づけばBeatles来日公演のもの(1966/7/2 6:30ということは最後の公演)、聞いてみたら本物ではなく、元ガロ、大野さんが持っているもののレプリカ。BGMはニール・ヤング。壁にたくさんのサイン。16:04前説で笑う、一旦はけ、開演〜17:09終演。米内山さんのものはエビス駅前バーで何回か。終演後、台本を購入。

ネタバレBOX

3人の性格設定、心情を吐露する場面、見所多く楽しんだのですが…「やっぱ頭おかしいんだ」というセリフはいただけない…心療内科に通っているであろう婚約者…まだ治療中らしいのにこのコトバはどうだろう…と思いながら外へ出る。

カフェやバー、住居での公演には「生の時間」を感じるのです。何回も繰り返される(リアルな)物語がグラスの中のアルコールに溶け込んでいるかのように。

フェンダーやレスポールは年代モノだろうか。VOXのアンプもあった。
動物たちの冬

動物たちの冬

時々自動

調布市せんがわ劇場(東京都)

2012/11/24 (土) ~ 2012/11/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題531(12-274)
20:00の回(曇、雨はあがりました)。19:30受付、19:33開場。こちらは初めて...ですがみてびっくり!なんて面白いのだろう。なのでもう1回みにいくことにしました。20:04開演~21:17終演、アフタートーク(白神さん)21:20~21:49。パフォーマンス、寸劇、ダンス、バンド演奏、歌、コーラス、口ぱく街頭インタヴュー、食事風景、映像...でてくるものすべてが(わたしに)新鮮でした。

マクベス

マクベス

劇団わらく

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/26 (月)公演終了

満足度★★★★

無題530(12-273)
13:00の回(晴天…のどかだ)。12:00受付整理番号券あり、12:30開場。場内、暗めで床の中央は赤、奥に一段あり、扉、その枠にも赤が使われ、模様(何かの記号?)が描かれ、左右の壁は深紫、両の床は黒。風が鳴り響き不安に陥れる。12:45前説(1時間20分)、この回、子どもさんが多くその中のあるグループの方々、早めに来たからか、一度外へ出たようで、それがまた開演時間に遅れる…戻ってきてもしばらくざわついて…そんなもんかと思いました。12:58スモーク濃いめ、13:07開演〜14:33終演。マクベスは読んだことがない。その前にシェイクスピアを読まないのですが、ちょっと前、オセロをみて少し方向転換をしました。(お話はつまらなくとも)どんな表現をするんだろう…と。で、みにきて正解、面白かったです。

ネタバレBOX

能のすり足でいいのでしょうか(能は「道成寺」しかみたことがない)、少し前かがみの姿勢、「魔女」の異様さ(魔女はマイクで声を拾っていたので)、闇の深さが、また、「手先」の動きは地を這うようであり従うものらしさが出ていました。

ひとつ不満点をあげると、男性陣はもう一つ。どんなお芝居でもそうだし、ましてやシェイクスピアでセリフを噛んだりとちっちゃ…。それに声が通らないのと、特に長ゼリフになると棒読みに近くなって悲劇らしさが喪われている(と、個人的に感じました)。

黒い鴉のような衣装、鍋、動き、間合い、セリフ…魔女たちは新鮮でした。衣装替でのStand by Meはどこから思いついたのだろう。みんな揃ってのパフォーマンスも好き。
雲。家。

雲。家。

重力/Note

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/24 (土)公演終了

満足度★★★★

無題529(12-272)
14:30の回(曇)。受付が少し遅れ13:40、14:00開場。客席は3列目からで左右の一部の席は除外されています。受付から上がると女性がおひとり鼻歌でしょうか...立っていらっしゃるのでこういった演出かと思いながら会場に入ると数人の方が座っていました。ずっとそこにいるのではなく歩き回り、舞台へあがり、また客席を回ってみたり、小声で何かを呟いたり..別れの曲..?。舞台、黒い床面、黒い椅子が8脚、下手にひとつだけ紅色のもの、上手には譜面台があって乗っているのは台本でしょうか。奥には白い敷物4枚が一見洗濯物のように掛けられています、これは雲なのかというやりとりがアフタークークでありました。天井には蛍光灯が2列、客席のほうまで吊らされ劇中、点いたり消えたり。四方に支柱がありコの字型にロープ、舞台そでには仕切るものはなく、床の一部が緑色になっている(芝生?)だけであとはみんな見えています(サンプルの舞台でもこのような設定がありました)。時々、ブザー音が鳴りますが、開演のお知らせではないようです。

14:32扉が閉り、14:33前説(場内アナウンス 100分)、14:36ブザー、6人は客席に背を向け椅子に~16:23終演~16:53トーク終了。劇中、少し寒かったです。

やはりワカラン...「4時48分サイコシス」と並びワカランですが、もしまたどこかでどこかの劇団が上演すればみに行くでしょう...とりいそぎ。

ネタバレBOX

セリフの中に散りばめられているという引用そのものは意味を持たず。なので「物語」ではなく、時間もない、ただ、動きとトーン、物の配置、照明、これらの変化だけが舞台に集中できるかどうかの要素。

それぞれに作家と演出家、役者の意図なりがあるとしても、残念ながら私には届かない領域のことのようです…いかんせん遠すぎる。

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